2024/08/02 ベイク小屋、Gehacktes、日本ごはん、Kerwe

今日はこの村のBakenhause見学。

これも村ごとに1つずつある。ドイツの村にはビールのBrauhausとパンを焼くBakehausが1つずつある。パンとビール、ドイツの生活に欠かせないものなのだろう。

Bakehausに入ったら2杯のビールを飲む説明書きの張り紙もあった程。昔は村のパンをみんなで焼いていたけれど、今は毎年1回、村のみんなでKuchenを焼くbaking dayがあると言う。直径75cmの大きな鉄板に広げたケーキを160個以上焼いて、みんなで食べる。

村に1人いるBakehausを仕切るbake masterさんが鍵を開けてくれて、窯や道具の説明をしてくれた。冗談好きなおじちゃんでジェニーンが笑いながらかいつまんで通訳してくれた。

窯のパンを焼く部屋で4日間火を焚く。1,2日目のはじめのうちは甘いkuchenを焼き、後半500度まで上がったらセイボリーを焼くそう。中が2重になっているので、最終日500度まで上げた次の日の朝まで200度以上を保てていると。

隣の村の教会も案内してくれた。鐘の塔まで登らせてもらった。

石の階段を上がると鳩の棲家になりつつある村が見渡せる塔の中。村の13歳は教会の役割を学ぶための勉強会に参加する事が決まっているらしい。村の発展や、生活に深く関わっているのだろう。

教会を出たら、隣町までのハイキング。村のサッカー場を抜け、森の中を歩く。

この道は昔、郵便馬車が使っていた道。森を抜ける直前に昔おじいちゃんが養蜂をやっていた小屋がある。今は貸出中だそうで今も蜂が出入していた。森出ると広がる、小麦畑。この辺りは小麦、大麦、ライ麦の大きな畑が沢山ある。

ジェニーンとは旅の話とか、これからどうしようかなとか、今までどう育ってきたかとか、いろいろ話せて楽しかった。

帰宅後に食べたお昼はGehacktesと呼ばれる、生の合い挽き肉をバターを塗ったブレッドロールにのせて、塩胡椒をしたもの。

脂身のないネギトロのように感じた。冷たい塊がパンの上に乗っているのが不思議に感じた。ジェニーンは大好きだそう。

午後はおばあちゃんの畑のインゲン収穫をお手伝い。畑仕事嬉しい。

収穫した後は細かく切って保存する。一部を夜ごはん用にもらった。

今日の夜ごはんは私のありがとう夜ごはん。ここにあるもので簡単にできそうな日本ごはん、山形ダシ風とインゲンのニンニク炒め。

この日はおばあちゃんもおじいちゃんも一緒に夜ごはん。最後までこれ試してみて!を用意してくれた。ライ麦パンと卵のお酒Eierlikörをwaffelbecher(コーンのカップ)に入れたもの。

おばあちゃんのお気に入りらしい。ごはん後ゆっくりしていたら、ご近所の方が配っていた、この村で結婚式などの招待状とともに渡す手作りのクッキー詰め合わせを見せてくれた。見るだけね!と言っていたけど、1,2個とってもわからないわよと1番伝統的なメレンゲのクッキーをくれた。

今日の夜はジェニーンのお母さんとジェニーンの友達とKerweというドイツの村の1年の繁栄や幸せを祝う伝統的なお祭りに参加する。村ごとに日程が決まっており、毎年同じ8月-9月どこかの1週間で開催される。今日は車で30分程離れたところ。

村の若者たちが準備、ホストし、伝統的な衣装で伝統の踊りを踊る。木を森から一本切ってきて、村独自のデコレーションをして、村の広場に立てるところから準備が始まるそう。

ジェニーンのKerweメンバーに混ぜてもらう。

生バンドの演奏で、ダンスやビールを楽しんでいる。小さな瓶のショットがコモンみたいで、一本だけみんなと。1番飲みやすいというチェリーでみんなとProst!

伝統ダンスの時間になるとステージ前のダンスフロアを観客みんなで囲む。観客は腕を組み、歌を一緒に歌い、横揺れしながらみる。掛け声を挟みながらだんだんと盛り上がっていき、1番の目玉はペアで回りながらダンスフロアを周る、高速になっていくダンス。友達はまだまだ遅いと言っていたけれど…十分目が回りそう。

伝統衣装とペアダンス、とっても可愛くて動画を沢山撮ってしまった。とっても貴重な体験をさせてもらった、良い夜。お祭りの活気は元気がでるなあ。ジェニーンと友達達はそのまま残り、私はお母さんと帰ってきて、ふとんにダイブした。

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