2023/06/26 Thank you Cortes Island


1ヶ月の予定が、2ヶ月半いさせてもらったBlueJay Lake farm。旅立ちの日。

ガーデンと畑の仕事、動物の世話、牛乳や卵の採取、生活環境メンテナンス、ヨーグルトチーズ作り、クッキングベーキング…いろいろやりました。(牛乳手搾り今なら特技に書ける。笑)私が見たかった、学びたかったファームtoテーブルの過程を知ることができました。食卓に上がっているのものの育った過程や、作られた過程が見えるのが面白く、Pea dayのようなみんなで作業して、みんなで食を囲む時間が大好きで、そんなバックグラウンドがみえる、体験できる食卓を作り、そのストーリーをシェアしながら楽しめる時間や場所を作りたいと改めて思ったのでした。

私たちWwoofer が生活していた場所。Tiny house。居場所。木の中に住んでいるような、ジブリの世界のような、私の城だった。こんなハウスを建てたいなと写真を撮って、私のおうちは計測してみたりして、宿泊場所の参考に。

生活を学ぶ。森の開拓からはじまったこのファームはもう既に20年は経過し整っているとはいえ、メンテナンスと新しいプロジェクトで今も生活を創り続けている。お金を払って手に入れている生活に必要な物を、時間と労働で自ら創っている。他にはない自分たちの生活。自分たちの循環。コミュニティー。お金を払ってやってもらっていた部分の生活を知ることができました。生活の場を作るって大変…すごい。そして、協力し合ってみんなの得意なこと、興味のある事を組み合わせたら、いいように補いあえる事も学び。いいチームを作りたい。

ファームファミリー、ファームメンバー、世界中からのWwoofer と沢山の出会い。一緒に生活し、仕事し、カナダの家族のような場所。また帰ってきなねと言ってもらえる場所がある事が嬉しい。小さなお友達ファミリーが最後お見送りしてくれたのに涙しながらファームをでました。

旅をするWwoofer 仲間たちとは国を越え、いつどこで会えるか楽しみな友達に。ちゃっかりしっかりみんなにCozyfareカードを配ってます!Cozyfare 来てね!みんなで行くね!なんて話をしていたり…ここで出会った仲間と、これから旅で出会う人と、インスタやYouTube、このサイトで知ってくれた人と、日本の友達家族とが混じり合い一緒に楽しめる場所になったらいいな。世界に輪を広げるきっかけになったらいいな。

初の英語環境暮らしに、言葉が受け取れない出ないもどかしさと戦いながら、まわりが受け入れてくれ、教えてくれる事に支えられていた2ヶ月半。まだまだだけど、良くなったねと言われ、私も話せる量が増えたと実感。最初の頃、本当に言葉がでなかった…。帰り道なんて、車に乗せてくれたおばちゃまと、船のデッキで会ったおじちゃまおばちゃまとおしゃべりしながら帰ってきたよ。旅や計画の話はしやすいよのね。自分の考えや、状況説明が難しい。少しずつ少しずつ。いろんな国の友達もできたし、みんなに来てほしいし、Cozyfare ができたとき繋ぎ役になりたいし、みんなのCozyを作りたい。私の生活においての英語の必要度が増してます。頑張る。

最後に”Cozyを考える。”

ここでの生活で私のCozyを作ってくれたものはなんだろう…から、私がCozyを作れるようになろう!の振り返りコーナー。(毎回やっていきたい所存。)

受け入れてくれる、言葉を聞いてくれる、話せる仲間がいる。
言葉が完全に通じなくても、ゲームやハイキングに誘ってくれたり、やり方教えてくれたり、わかりやすい映画を選んで一緒に観れるようにしてくれたり…中にいれてくれる働きかけが嬉しい。一緒にいれる仲間がいる、ここにいてもいいと感じられる。

湖とキャンプサイト、昼寝できる庭。
自然にはとってもとっても癒された。言葉にへこんだ時、人と話すのがしんどくなってしまった時の逃げ場になってくれたのが自然。自然の中で力を抜いて、自分だけの世界に入ると心落ちつく。何も考えなくていい時間ができる。自分との会話をして整理できる。リセット時間。

みんなとの作業。
仲間がいると共通するのだけど、みんな総出でワイワイやる作業が好きなんです。よっしゃーやるぞー!とにぎやかに、おつかれー!と労って最後に一緒に美味しいものを食べるまでがセット。この時間が幸せで、こんな時間を作りたい。

美味しいごはん。
食はやっぱり私の中心で、美味しいごはんをみんなで食べられたら、そんな時間があれば幸せ。ここでは鐘を鳴らしてごはんだよ!全員集合!な感じが好きでした。

自分の場所がある事。
かわいいタイニーハウス。ここが私の場所だなんて心踊った。毎日眠る場所、自分だけの場所がある事に安心感。この私の場所っていう特別感と安心感を感じられる場所を作りたいね。

2023/06/25 Pea day

年に一度のえんどう豆の収穫day。畑のpeaを全部引っこ抜いて、冷凍保存する。

メインハウス全員総出の一大イベント。前日から9時集合ねー!と。

当日はえんどう豆を引っこ抜いて手押し車で運ぶ係と、鞘をツルから外す係と、機械で鞘から出す係、茹でて袋に詰める係に分かれて作業する。いいお天気の外に座り込み、みんなでする作業たのしい。

回転するカゴに鞘ごと豆を入れると、カゴの網目から豆達が飛び出して、坂を転がり、バケツにジャンプイン!かわいい。

2分茹でて、冷水に入れて冷やして、袋詰め。水に浮かぶ姿がかわいい。大きな冷水バケツから豆を掬い取っているとスーパーボール掬いを思い出した。夏だ。

途中からスナックスタンドが出来上がり。私が焼いたサワードウブレッド、ファームのピクルス、チャツネ、チーズ、グリルドガーリック、市販のアーモンドとチップス、clabber cheeseと自家製チリオイルのディップ。つまみながら作業が進む。

昼ごはんも外で。パンをつまんでたので、サラダ。デザートにステラの作ったチョコチップクッキー。いつもオイルでつくるけれど、バターで作った今回は生地がかためで外のザクッと感が強くて美味しかった。

終わったあとはみんなで湖。各々泳いだり、ドックで寝たり、話したり、飲んだり。私は小さなお友達と泳いではしゃいでおりました。よい時間。

今日がこのファーム最後だからとちびっこに会いにお家にいったら、中に入れてもらえて初めてラウンドハウスの中がみれた。昔、島にいたヒッピー達が作って暮らしていたおうちを移動させて、修繕して住めるようにしたという、名の通り円形のお家。中心に階段があり、ロフトに繋がる。上は寝室、下はキッチン、リビング、子どもの遊び場になっている。オープンなカウンターキッチン、ラウンドの壁沿いにある棚に食糧ストックのジャーや、本が並べられていて素敵。子どもたちは円形だから永遠に走り回れる。はしゃぎすぎは大変だけれど…

ファームでは?ここでは?毎日食べ物を育て、収穫し、加工し、調理し…毎日の仕事が食に関わっていて、毎日食べ物のことを考えて、話している。食に興味が強い私は元々ずっと食を考えているような感じだったけれど、ここでは周りもそうだからずっと食の話。

毎日のごはん。どこからきてるの?どんな過程なの?を見れる、知れる面白さ。みんなで外で作業する楽しさ。今日に詰まっていた。

2023/06/24 隣の島のパブへ

ヘンリーがパブにご飯を食べに行こう!とみんなを連れ出してくれた。

夏になると変わる船タイム。今週が夏至だったから変わったばかり。時間変更を聞いてなくて働いていた私。ダッシュできたヘンリーにびっくり。車に乗れ!乗れ!というヘンリーに、朝から仕事で泥と牛のプープまみれの私はせめて5分くれ!次の船で行くことに。

シャワー浴びて、着替えて車に乗り合って船へ向かう。船付き場に車を止めて船にのる。デッキで写真を撮りあっていたら、クジラを見逃していた…まわりの石崖と、深い緑の森と、遠くに見えるまだ雪残る山々を眺めながら45分の旅。

船着場にあるホテルとパブは、海目の前に広がる広場に沢山のベンチが置かれ賑わっていた。建物にはカラフルな花が吊り下げられ華やか。

パブメニューはおつまみ、サラダ、バーガー数種、フィッシュ&チップス、ドリンク。

チキンウィング(ハニーガーリックソース)、フィッシュ&チップスとビーフバーガーをシェア、アップルジンジャーソーダを頼む。

久しぶりの濃いジャンキーごはん。カリカリの揚げ物。沁みる。ファームごはん、おうちごはんで満足だけれど、時々食べられると嬉しくなるものたち。チキンウィングのソースが照り焼きのガーリックしっかり効いた感じで美味しかった…

ここで今日からのWwoofer カップルと合流。アジアを旅してカナダ帰ってきて、まだ来たことがなかったBCに滞在しているという。初めましてから明るい2人。楽しくなりそうだ。

私が話しはじめると目をしっかりみて、頷きながら、理解してくれようとする姿に頑張って話そうと思う。ありがたい。

2013/06/24 Work in another garden.

ここのファーム以外でも働いてみたい。違うところをみてみたい。そんな気持ちでファーム内の他のメンバーのお家で1日働かせてもらう。

ハイディーとマックスのお家は、自分達で材料集めからして建てたもの。パーマカルチャー学生が訪問に来たところ。あまりメインハウスに来ることがないハイディーと話せるチャンスにばんざい!クールで美しくてカッコいいの。ヘンリーのお墨付き。マックスのゆったりとした雰囲気もまた素敵。学生を受け入れたり、フライデーミーティングを開催していたり、パーマカルチャーや環境問題に熱い心をもっている。

朝一のバーンに時間がかかり、バタバタと向かう。家の前で挨拶すると、裏から返事が聞こえる。覗いてみると、裏のウッドデッキで朝ごはんを終えたところ。まるで映画のようなシーンにウットリしてしまう。今日のバーンは、訪問に来てるメンバーのお母さんも一緒にやったのよ!って話をして、スムーズに会話ができた…よかった。初めてのちゃんとした会話。ドキドキした…

倉庫の屋根掃除、畑脇の草よけ、Dogという根が強い植物の除去、壊れた屋根の回収、薪の積み上げをして終了。

ハイディーの畑、本当に美しい。1番好きな仕事なのと仕事するハイディーも美しい。今年は初めてフラックスを育ててみてるの、かわいいでしょう。ってキラキラ笑顔で言われ、フラックスのお花にもハイディーにも心撃たれた。隣にはオーツ。メインハウスにはない植物が見られるのも他でお手伝いするいいポイント。

マックスの今の家を建てていた時に住んでいたというタイニーハウスがお気に入り。こんな感じの窓位置と内装でcozyfareの宿泊場所を建てたいなと妄想広げる。

あっという間の4時間半。楽しかった。

2023/06/23 Art gallery 


金曜日夜、お母さんが訪問にきてる他のメンバーに誘ってもらって油絵のアートギャラリーへ。

港の方にある芝生に囲まれたかわいい建物。他のファームメンバーと行ったから、地元の人たちから声をかけられ、挨拶をする。BlueJay ファミリーとして扱われる。嬉しい交流。

Naomi Cairns さんの油絵はコーテス島の島の景色を書いた物。きれいだった。湖面に映る景色の色、遠くに見える木々の表現が美しくて、私も同じ世界を見てみたいと思う。

アートギャラリーはカンパ制。入り口のビンにお金を入れる。ポストカードは1枚7ドル、タックス入れると8ドル少し。ここで気まぐれ便用のポストカードをゲット。

その販売カウンターでカナダに20年以上住む女性に出会った。シーフードフェスで田楽味噌オイスターを作っていた方!最初英語で話しかけたけれど、詰まるから日本語にさせてもらう。ここに来て2ヶ月半、電話の回数5回?それ以外日本語を読む見る機会はあっても、会話をする機会がなかったから不思議な気持ち。考えずに言葉は出てくるのだけど、ここで日本語を話している事に違和感を感じた。英語まだまだだけれど、環境に慣れてきてるって事かなと。コーテスの話、英語の話をした。落ち着いている方なのだけれど、とてもエネルギーをもらった。また会いたい。

そとにはスナックが用意されていた。ポテチ、トルティーヤの並びに人参、セロリ。この人参の甘いこと。セロリのフレッシュなこと。ボリボリ食べてしまった。セロリとクリームチーズを合わせたフードが美味しかった!きゅうりとクリームチーズのバゲットオープンサンド、きゅうりとバターのカンパーニュサンドも美味しかった。シンプルなきゅうりのサンドイッチ好きなんだよな。少し酢漬けにしてバターと挟んだり…シンプル美味しい。

ギャラリー後に、Whale townの港に寄り道。21時すぎの空。青とオレンジの夕焼け。カナダの日の入りは遅くて、時間を忘れる。

長期メンバーだらけだからかファミリー感があって、その中に混ざれているのが嬉しい。よい金曜日の夜。

2023/06/23 Friday market.

金曜日に開催されるフライデーマーケット。ずっと行きたかったのー!

金曜日12-3時で島のコミュニティセンターでオープンする。ファーム、ベーカリー、ベイクグッズ、洋服、バック、アクセサリー、化粧品…いろいろ並ぶ。金曜日と思えぬ賑わい!!

これからの時期は特にファーム出店が賑やかになるそう。私の滞在するファームメンバーも毎年出店してるのだとか。店の並びがもっと鮮やかで、賑やかになるのだろう。

今回の目的はファームメンバーのパンとベイクグッズ!!ずっと食べてみたかったの。

12時30分についたのに、既に売り切れ多数…人気。シナモンバンズと、レモンケーキ、ブルーベリーチェリータルト、ソルテットチョコレートクッキー、タヒニセサミクッキーを買ったのでした。

シナモンバンズは甘さ控えめ。フワッとした生地に、シナモンとお砂糖が巻かれて、グレーズがかけられている。大きなポーション、鉄板からどうぞな感じが好き。

レモンケーキはコーンミール入りで食感が面白い。ケーキ自体のレモンは優しく、アイシングがキュンと酸っぱい。お庭のエディブルフラワー付きでかわいい。

ブルーベリーチェリータルト。シンプルクッキー台に、レアチーズとたっぷりブルーベリー、チェリー。シンプル美味しい。

チョコレートクッキーは、薄めに焼かれてchewyさはあるけれどカリッとする感じ。塩っけとスパイスが効いて面白い。甘すぎないペロッと食べられてしまう。

タヒニセサミクッキー。胡麻の香りがよい、おそらくコーンスターチのほろほろクッキー。外周のセサミ部分がしっかりお塩でクッキーの甘さと外の塩っけでエンドレスループに食べられる。モロモロ崩れる、口の中で溶けるような食感も好き。

5ドル10ドルキリ良いねだんで揃えているのも好き。

他のお店のベイクグッズもトライ!見ると味してみたくなるの…

Apple strudel はシンプルなアップルパイ。シナモンしっかり効いたりんご。パイは外側にお砂糖かけて焼かれたのが好き。外側に感じる甘さと少しカリッとする食感と。

チーズクッキー。チーズの焼けた香りと、中に感じる細かいチーズの塊、クランチ。しょっぱいクッキー美味しいよね。チーズとおそらくほんの少しのカイエンかピリッと系のスパイスが合わさって美味しかった。

レモンケーキ。シンプルシンプルシンプル。トラディショナルホームメイドね!って。

カフェのブルーベリーパインマフィン美味しかった!初の組み合わせ。この組み合わせすき。トップのたっぷりクランブルのザクっと甘いのが好みで美味しかった〜

ソーセージロールはフランクフルトみたいなのがクルッとパイ生地で巻かれていただけで、少し残念。

ルバーブアーモンドパイは、パイ生地にルバーブジャムとアーモンド生地の2段構造。酸っぱいと甘いが孤立して思ってたんと違う。私はしっかり焼き込み系が好きなのだと思う。

いろいろ試せて、ローカルな雰囲気も感じられて良い日でした。こんなファームスタンドかマーケットをやりたい。

2023/06/21-6/22 the summer solstice


夏がやってきた!そんな日の私は英語とビザと滞在場所の心配がグルグル巡っていた。

なかなかビザの次のお知らせが来ない!でも街に出るタイミングが近づいている!そこで手続きしたいのに!そんなタイミングで、深夜に目が覚め寝れなくなった。

もともと二度寝が苦手なタイプ。さらにそんなタイミングで深夜起きるとオーバーシンキングがはじまる。いろんな不安が押し寄せて、いろんなオプションを考えてみる。

この先もしビザが取れなかったら…街に留まろうか、他に場所探してみるか、国を移ろうか、日本に帰ろうか etc

実現できるレベルまで頭の中で考えて比較する。いつもの癖。やりたい!気になる!不安!がでてくると、飛行機や滞在先候補まで調べて架空のプラン立てをする。

そんな事をしはじめたら、外が明るくなって朝を迎えた。

寝不足の日はネガティブシンキングになりやすい。昼間も続く心配。得意の無理矢理ポジティブ変換もしんどくなる。身体もしんどいしね。

草むしりをしていたら”最近泳いでる?”とカトリンが。この頃はなんだか寒くて湖の事忘れていた!カトリンが寒くても気持ちがいいよと言うものだから、ちょっと試してみるか。と仕事あと湖へ向かう。

久しぶりの湖に深呼吸したくなる。思い切って飛び込むと、ヒヤッと冷たい。冷たーい!と言うと、”太陽サンサンだけれど、風が吹いてるから今日は冷たいね”とカトリン。

こもった水の音。ひんやり身体を包まれるこの感覚。身体の力を抜いて浮かび身を任せる。水に馴染んで少しばかり世界から切り離される、遠ざかる感覚。

忘れていたこの感じ。この気持ちよさ。癒された。

夕食後、そのまま部屋にいたらまた不安に引っ張られそうだったのでキャンプサイトに行く。夏至の今日は日が長い。

キャンプ場でブランケットを広げて、日記と、ことごとく穴が開くズボンの縫い合わせる。自然パワーをもらいながら、電波の届かないところで、手先に頭を使う。

ビザの問い合わせと、先々の滞在先候補にメッセージを送って就寝。

次の日に、ビザの次のステップのお知らせと、数カ所のファームから返信がきて昨日とは打って変わって心軽々。

まだまだ付き合っていかないといけない英語、ビザ、滞在先問題。一喜一憂せずに今を楽しみながら少しずつ進めていきたい。

睡眠大事。心の乱れは睡眠の乱れ。睡眠の乱れは生活の乱れ。こんな時は1番に寝る事を考えよう。

たっぷり食べてたっぷり寝て。それができればオールOK。美味しいご飯と居心地の良い場所づくり。全てのベースになると信じてる。Cozyfare. 私にとってもCozyな場所になる事でしょう。

任されたbaby vege

畑管理担当さんの1ヶ月の旅中に任されたベビーたち。

芽が出るまでは暗所で(Nursery)、芽が出たら卒業して、外のガーデンハウスへ(kindergarten)。ファーマーズマーケットに出店するアンとサムのグリーンハウス生き生きしていて、元気をもらう。

毎朝と昼過ぎに様子を見に行く。毎朝と暑い日の昼過ぎに水やりをする。

種から芽が出て育つまで乾燥に弱い時期。毎日スプレーで優しく、でもしっかり水やりをする。

私のベイビーベジ以外には、スプリンクラー管理を任されたメンバーもいる。

畑仕事はスプリンクラーの順番でプランが組まれていて、リスト化されている。野菜や畑のセクション毎の注意事項や、手入れ収穫時期のアドバイスも書類化して置いていった。引き継ぎばっちり。長期メンバーと週1でオンラインミーティングもしているそう。

コミュニティファームのいいところ。長期家を空けても、頼める人が常にいる。牛舎など動物達の仕事も分担できる。任せられる。

数ヶ月のアフリカ旅に出る予定のファームメンバーもいる。外から来てステイしてるWwoof やworkaway メンバーの誰かがその期間そのお家に滞在してハウスキープをする予定。

コミュニティメンバーは元Wwoofer の人も多く、中のコミュニティと外から来る人とで、上手くまわっている。

リコッタチーズ 

今回はスローリコッタ。
ファストはホエイが出てすぐ、酸(酢かレモンジュース)を足して固めるもの。スローはホエイが出た後、12-24時間置いて自然のチカラを使うもの。

予定の都合もあり、今回は48時間放置。

ボイルするとモクモクの雲が浮き上がってくる。下に溜まらないからか、焦げないから混ぜなくて良いのだそう。ボイリングがみえたらすぐ火を止めて、10分待つ。

雲が落ち着いて沈んでいく。割れ目からホエイがみえて、チーズのカードとホエイが別れたのがみえる。ホエイが少しクリアに、緑っぽい黄色っぽくなってくる。これが見えたら、濾しはじめ。

シンプルな作業だけど、濾すのに時間がかかる。colanderにチーズクロスを敷いて注いでいく。チーズクロスは目が細かいのがおすすめ。目が粗くて少し流れていった…。フルまで注いでは、待つ。待つのが仕事だね。なんて話しながら、注ぐ待つを繰り返す。

最後まで注ぎきって、水分が切れたら出来上がり。

今回は1日長く置いたからやや過発酵で少し酸味のあるリコッタ。

アレシアが作ってくれたリコッタパスタは、酸味を緩和するために甘味のあるキャラメライズしたオニオンと合わせたもの。サッパリミルキーなリコッタとポイントに当たる玉ねぎの甘み。優しい美味しさ。

私は追いペッパーをして、優しい中に香りのアクセントをつけて食べるのが好き。

これはまた試したい。チーズを作ったらここまでをセットの流れにしたい。

レシピメモ Sour dough and chewy chocolate cookie

冬はウッドストーブが使えるけれど…夏はソーラー頼りの電気オーブン。天気がよくてある程度の電気が溜まっていないと使えないオーブン…パンを作るタイミングを考えなくちゃならない。今回は曇りでなかなか電気上がらず…。きゃー、お願い太陽!雲邪魔しないで!なんて騒ぎながらなんとか焼けたけれどダレてしまった。時間あるから作っちゃえでやってしまったから。天気予報もっとよく見てつくらねば。自然と会話。自然と共に生きている。いつでもどれだけでも電気が使える社会から来た私。まだまだですな。生活が地球と自然の動きと繋がっているのを感じられるのが面白い。

余熱にパワーを使うから、パンの後に今がチャンスだ!と超特急でクッキー生地作ってちゃっかりクッキーも焼きました。

Sourdoughライも全粒粉も。 (sourdough50g. water60g. Flour100gでアクティブにしておく。)

Flour 100%
Water 全粒粉70%ライ75%
Salt 2%

チョコチップクッキー
①Granulated sugar 1/2cup
①Brown sugar 1cup
①Egg 2
①Vanilla 1 tablespoon
①Oil 1cup
Flour 2cups
(Quick oats 1cup)
Baking powder 1tsp
Baking soda 1tsp
Chocolate 2cups
①合わせて、他を合わせたところにいれて混ぜる。4センチボールにして、5センチ間隔で置く。190度プレヒート、8-10分until golden. 冷ます。