年末年始ゲストハウススタッフ体験記。

ゲストハウスポインセチア
長野県姫木平、標高1400メートル。すぐ横が元ゲレンデで、春は山菜、秋は紅葉とすすき、冬はソリ滑りと近くのスキー場でウィンタースポーツが楽しめる。

2022-2023年末年始、泊まり込みで働かせてもらいました。

行く前に、ここで過ごす間はスタッフ全員が家族だからと素敵なメッセージをもらった。
そうゆう場所を私も作りたいんです!と、仲間に、家族に、なれることが嬉しかった。
また、常連さまが多く里帰りのようにお越しくださると聞いて、これもまたわたしの作りたい場所と重なり、緊張ながらとっても楽しみに向かった。

東京から新幹線で駅から車で1時間少し。
鹿がでてくる山道をナイトサファリみたいと思いながら進んでいく。

1日目12/30 夜到着。
常連のお客さんとスタッフさんに挨拶して
キッチン見学 次の日のパン仕込みとあんこ炊き
お風呂もらっておやすみなさい。

仕事に入る前に教えて頂いた事
お客さん次第で動きが変わるお仕事。
標高が高い場所、滞在時間がながい、お客さんの体調変化に合わせることもあるので、臨機応変を心がける。
アットホームとビジネスのよい塩梅を読み取る。
お客様はみんなお名前を覚えて声かけをする。

1番大事な事は楽しむこと。
やってみたい事遠慮なく言ってね!と。

そして次の日、大晦日からはじまり!

お客様の1日の流れとして
朝8時朝ごはん
10時頃にはお出かけ
15時過ぎから帰ってきて
18時半夜ご飯
その後はお部屋で過ごされている
(コロナ前は食堂でほかの宿泊者さん達との交流も多かったよう。)

ざっと滞在中の私の予定。

12/31
朝ごはん準備
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
掃除
お昼
休憩2時間そり遊び
夜ごはん、おせち仕込み
夜ご飯提供
片付け
夜ご飯
年越しそば
お風呂
キッチンで話しながら年越し

1/1
おせち朝ごはん
朝ごはん
掃除
柚子ケーキ、あんぱん、柚子マーマレード
夜ご飯、まかない仕込み、提供
夜ご飯
あんぱん、あんこ炊き見学

1/2
朝ごはん片付け
洗濯物
朝ごはん
漬物野菜、ザワークラウト
クッキー焼き
夜仕込み見学
柚子ケーキ販売
夜ご飯提供、ハッピーバースデー
夜ご飯
お風呂

1/3
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
チェックアウト後はおやすみ
チーズケーキ、野菜焼き焼き
ドローンそり遊び
ハンモッククッキー
残り物全部使っていいよ夜ご飯

1/4
パンケーキ朝ごはん
掃除
片付け
帰宅

スキー場が近いこのペンションはこの冬の時期、スキーをしにくるお客さんで賑わっていた。

ゲストハウスで過ごす主な時間は、ごはん、すいみん、お風呂。

休める環境を整え、美味しいごはんを用意する。
わたしの仕事も掃除とご飯の仕込みもそうゆう事だ。

地元の食材を使ってそこの直売所で買えますよとか、ゲストハウスで仕入れて買ってもらえたりとか、ごはんで出た自家製のものをお土産にできたりとか…ゲストハウスのごはんから広がる地域への理解とか、繋がり。また、そこから繋がり広げられる工夫。

裏側に入らせてもらったからこそ
自分の商品を販売させてもらったからこそ
商いをやる側の考え方や思いも知れた。
包装、ディスプレイ、伝え方、買う前に体験できる工夫。

特に食に重きを置いているゲストハウスに行くことができ、お手伝いできたのはすごくいい経験になった。

受け入れているスタッフに対しても「ここにいる間は家族と一緒だからね」と家族に仲間入りさせてくれる暖かさ。
久しぶりに注意されたりもありました。話しすぎてしまう…難しいバランス。

家族のようなスタッフがつくる雰囲気が、お家のようなくつろげる空間なのではないかな。

自分がお宿を作る時、絶対に思い出したいこの経験。また来てねと言ってもらったのと、私の話を聞いて行きたいと言ってる友達がいるから、今度は一緒にお手伝いに行こうかな。

友達やカップルでお手伝いに来る事も多いそう。
そこから繋がり繋がり…本当に大きな家族みたい。

そんな場所が私もつくれたらいいなと思ったのでした。まずは続ける事から。

今までの積み重ね、いつもそこにある安心感、帰って来れる場所になるのだなと思う。

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