島みかん収穫。TOBATOBA COLA on Kikai island.

2023/1月、私が大好きな喜界島に再び行ってきました!

今回は、初めて島外の子を一緒に連れていったので友達連れまわし島訪問!(次の記事で。)


しかし、今回の私には裏テーマがある。
「島の食巡り。」
お菓子屋の友達と行ったというのと、コロナが以前よりましかな?というところで、島に住んでいた時(2020コロナ禍真っただ中。)に行けなかったところにも連絡をとらせてもらいました。

その中のひとつが「TOBATOBA COLA」を作るご夫婦、NaoさんとKiethさん。

https://tobatoba.jp/


島に住んでいた頃、このコーラが大好きでいつもみんなで飲んでいた。炭酸で割るのももちろん、ミルク割でチャイにするのも好き!島ではカクテルやビールとも楽しめるお店がある。私はデザイナーであるNaoさんの作る、グッズのトートバックを愛用している。(今までのYoutube動画にも映り込んでいる!笑)

そんな大好きなクラフトコーラ。

お2人とお会いできたのが、島を出た後に遊びに行ったとき。島に住んでる時はただただ憧れの人だったわけです。一度島で少しお話させてもらったあとに、東京の催事でもう一度お会いしてお話させてもらえるようになって、今回お願いしたという運び。島を出た後にも、繋がりが広がっていくのが嬉しいです。

TOBATOBA COLA とは。

TOBATOBA(とばとば)とは、島言葉でウキウキの意味。
ウキウキするコーラシロップをとの思いと、絶滅危惧言語になっている島の言葉を残したい思いから名付けられた。

Naoさんが島出身の方で、島を1度出て東南アジアで出会ったお2人。
島に帰ってきたときに目についた、沢山の自生する在来種のみかん。手つかずで食べられずに朽ちていくみかん達。
それを活用できないかと、東南アジアで親しんだスパイスのアイディアと、喜界島の特産サトウキビを組み合わせて作られたのが、このTOBATOBA COLA。

島には沢山の種類の在来種のみかんがある。そのうち、そのまま美味しく食べられるのは2種類くらいだそう。島の家の庭にはみかんの木が沢山。島でみかんは買うものじゃなくてもらう物だそう。それでも沢山のみかんは、食べきれずにそのままになってしまう。酸っぱくて食べれないみかんは生えていてもそのまま。流通しない。
それを買い取ることで、また次もよろしくね。みかん大事にしてね。の気持ちを伝えている。

今回収穫したのはベルガモットシーク―。
香り成分の70%がベルガモットと同じ。味は酸っぱくそのまま食べても美味しくないが、香りが強い。TOBATOBA COLAのメインのみかん。
以前、学校の授業で日本の柑橘は香りが弱い物が多い。香りを楽しむのに使えるのは柚子くらいと聞いたことがあったけど、ここにあるじゃないか!ベルガモットや、タイレモンにも負けないんじゃない?島のみかんの可能性!
きっともっといろんな種類が隠れているんだろう。知りたい・・・。

島の太陽さんさんの下、みんなでみかん収穫。話しながら、笑いながら、それでも手は止めず着々と。そんな時間に元気をもらう。労働ではあるけれど、それがエネルギーチャージになる。

美味しいのはもちろん、もともとその土地にあるものの価値を見出し、活用して今後も繋げていける取り組みも素敵。

年々人口が減っている喜界島。喜界島だけじゃなく、さまざまな離島や地域がその問題に直面しているだろう。島の人が減っていくにつれ、島の文化も消退傾向。今残っているものを受け継いでいく。
またコーラに使われるみかんは、そんたーガーデンという島の他の会社と共同で、果汁はコーラに、皮はオイルにetc みかんのすべてを使う工夫もされている。

https://hitotsumami.media/post/toba-toba-cola

印象に残った記事。

喜界島の人たちは、これからの島を盛り上げようとしている。島が続いていくように取り組んでいる。住んでいる場所が好きな気持ちと、盛り上げるぞっていう思いが眩しくて大好きだ。その思いを持てる場所があるって、素敵なことだと思う。

外から来た私をも、すっと中に入れてくれる島の雰囲気。その場所の魅力を知っていて、そこでの生活をそれぞれに楽しんでいる。だからこそ受け入れ、伝えてくれるのだろう。
私もどこかで受け入れる側になるときには、そんな場所を見つけたい。

喜界島。私も住んで大好きになった場所。応援したい。仲間になりたい。今の姿のままでいてほしい気持ちもありつつ、いろんな人に魅力を知ってほしい。

その入り口を作っているTOBATOBA COLA。みんなに知ってほしい。

イベント情報

2023/2/16-20 日本橋高島屋 つづくつなぐマーケットにTOBATOBA COLAが出店!
2/16,18 私もお手伝いさせてもらいます!

年末年始ゲストハウススタッフ体験記。

ゲストハウスポインセチア
長野県姫木平、標高1400メートル。すぐ横が元ゲレンデで、春は山菜、秋は紅葉とすすき、冬はソリ滑りと近くのスキー場でウィンタースポーツが楽しめる。

2022-2023年末年始、泊まり込みで働かせてもらいました。

行く前に、ここで過ごす間はスタッフ全員が家族だからと素敵なメッセージをもらった。
そうゆう場所を私も作りたいんです!と、仲間に、家族に、なれることが嬉しかった。
また、常連さまが多く里帰りのようにお越しくださると聞いて、これもまたわたしの作りたい場所と重なり、緊張ながらとっても楽しみに向かった。

東京から新幹線で駅から車で1時間少し。
鹿がでてくる山道をナイトサファリみたいと思いながら進んでいく。

1日目12/30 夜到着。
常連のお客さんとスタッフさんに挨拶して
キッチン見学 次の日のパン仕込みとあんこ炊き
お風呂もらっておやすみなさい。

仕事に入る前に教えて頂いた事
お客さん次第で動きが変わるお仕事。
標高が高い場所、滞在時間がながい、お客さんの体調変化に合わせることもあるので、臨機応変を心がける。
アットホームとビジネスのよい塩梅を読み取る。
お客様はみんなお名前を覚えて声かけをする。

1番大事な事は楽しむこと。
やってみたい事遠慮なく言ってね!と。

そして次の日、大晦日からはじまり!

お客様の1日の流れとして
朝8時朝ごはん
10時頃にはお出かけ
15時過ぎから帰ってきて
18時半夜ご飯
その後はお部屋で過ごされている
(コロナ前は食堂でほかの宿泊者さん達との交流も多かったよう。)

ざっと滞在中の私の予定。

12/31
朝ごはん準備
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
掃除
お昼
休憩2時間そり遊び
夜ごはん、おせち仕込み
夜ご飯提供
片付け
夜ご飯
年越しそば
お風呂
キッチンで話しながら年越し

1/1
おせち朝ごはん
朝ごはん
掃除
柚子ケーキ、あんぱん、柚子マーマレード
夜ご飯、まかない仕込み、提供
夜ご飯
あんぱん、あんこ炊き見学

1/2
朝ごはん片付け
洗濯物
朝ごはん
漬物野菜、ザワークラウト
クッキー焼き
夜仕込み見学
柚子ケーキ販売
夜ご飯提供、ハッピーバースデー
夜ご飯
お風呂

1/3
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
チェックアウト後はおやすみ
チーズケーキ、野菜焼き焼き
ドローンそり遊び
ハンモッククッキー
残り物全部使っていいよ夜ご飯

1/4
パンケーキ朝ごはん
掃除
片付け
帰宅

スキー場が近いこのペンションはこの冬の時期、スキーをしにくるお客さんで賑わっていた。

ゲストハウスで過ごす主な時間は、ごはん、すいみん、お風呂。

休める環境を整え、美味しいごはんを用意する。
わたしの仕事も掃除とご飯の仕込みもそうゆう事だ。

地元の食材を使ってそこの直売所で買えますよとか、ゲストハウスで仕入れて買ってもらえたりとか、ごはんで出た自家製のものをお土産にできたりとか…ゲストハウスのごはんから広がる地域への理解とか、繋がり。また、そこから繋がり広げられる工夫。

裏側に入らせてもらったからこそ
自分の商品を販売させてもらったからこそ
商いをやる側の考え方や思いも知れた。
包装、ディスプレイ、伝え方、買う前に体験できる工夫。

特に食に重きを置いているゲストハウスに行くことができ、お手伝いできたのはすごくいい経験になった。

受け入れているスタッフに対しても「ここにいる間は家族と一緒だからね」と家族に仲間入りさせてくれる暖かさ。
久しぶりに注意されたりもありました。話しすぎてしまう…難しいバランス。

家族のようなスタッフがつくる雰囲気が、お家のようなくつろげる空間なのではないかな。

自分がお宿を作る時、絶対に思い出したいこの経験。また来てねと言ってもらったのと、私の話を聞いて行きたいと言ってる友達がいるから、今度は一緒にお手伝いに行こうかな。

友達やカップルでお手伝いに来る事も多いそう。
そこから繋がり繋がり…本当に大きな家族みたい。

そんな場所が私もつくれたらいいなと思ったのでした。まずは続ける事から。

今までの積み重ね、いつもそこにある安心感、帰って来れる場所になるのだなと思う。

はじめまして。 Cozyfare です。

はじめまして。訪問ありがとうございます。

いつかどこかにできる小さなお宿、Cozyfare。
ホストのふらのです。

宿を開く!を最終目標にオープンするまでの道のりをホームページとYoutubeをメインに発信していきます。

Cozyfare(こーじーふぇあ)とは
「cozy」 居心地の良い
「fare」 旅、暮らしていく、食
を組み合わせた言葉。

宿のテーマ「一緒に食べたい!」
それぞれの誰かと一緒に食べたいごはんを食卓にならべて囲む。 いつもの味でも、旅行にいってみつけた新しい味でも、懐かしい思い出の味でも… 「一緒に食べたい。」そんな思いの集まる食卓。 みんなの食の思い出話に花咲かせ、また加わる新たな思い出。 その料理を食べた時、 ふと思い出して、励まされる、癒される。そんな時間をつくりたい。

まずは、帰ってきたいと思う場所・居心地の良い場所、Homeplaceづくりと、もっとたくさんの味、食の記憶に出会う旅。国内、海外いろんな場所での旅・暮らしの様子、食べ物、お宿をお届けします。

世界中から人が集まってごはんを囲める、一緒に暮らしを楽しめる場所をつくりたい。

ホスト自己紹介

現在、看護師・お菓子屋・パン学生(製菓学校夜間部・ドリアンパンの学校1期生オンライン)の三足のわらじを履く28歳。(2023年1月時点。)

好きなことは、ごはんを作ること、みんなでごはんを食べること、自然を感じて過ごす事、知らない世界を知る事。

離島看護師として行った喜界島でのゴマ畑の写真。

以下、現在までの生い立ちと、B&Bをやりたいと思うまで。

幼少期。共働き家庭の3人兄弟の長女。よく祖父母宅に預けられていて、料理・ガーデニング好きな母方祖父母、近郊農家の父方祖父母の影響を大きく受けて、畑や庭からとってきた食材でごはんをつくる祖父母の生活に憧れる。子供の頃から食べることが大好き。

また、小学校での学童保育や、中学校で北海道の全校生徒36人の学校へ山村留学し寮生活等で、自然の中で遊びまわり、兄弟のような友達や、親のような姉のような先生や友人家族に出会い、本当の家族ではないけれど、家族のような関係性ができる。

食と、自然と、人が好き。のベースになっている。

現時点での、人生最大のターニングポイントは高校3年の進路選択。
幼少期から、世界の偉人記、ハリーポッターやハイスクールミュージカルが大好きで、海外に憧れ、海外大学進学を目指したいと思うも、挫折。どうしたら自分の力で生きていけるか、海外留学できるか、やりたいことができるかを考え、たどり着いた看護師の道。
「人が好き。いろんな人に関われる。役に立てる。」なおかつ、「田舎・離島での暮らしや発展途上国・海外に興味があり、どこでも生活ができる、いろいろな形で海外へ行くチャンスがありそう、最悪辞めて海外へ行っても資格はなくならない。」と。

看護学校で壁にぶつかり、頑張れなくなり、3年の学校を4年で卒業。
海外への憧れは途絶えず・・・看護学生時代は、小劇場の舞台に出演・ウェディングのインターン・新体操と水泳の指導員・イベントスタッフ等々。バイトでお金を貯め、年1回海外へ。

卒業後、総合病院の救急外来、検査科に従事。この病院、初の救急外来新卒採用。大先輩たちにかこまれ、見守られながら育ててもらう。命の現場を体感しながら学ぶ中で、学校で折れた心は回復し、看護師の楽しさに気づかせてもらう。

看護師1年目から海外に行きます!と生意気に宣言。英語の勉強開始。
2年目の夏休み1週間、ミャンマーの医療ボランティアプログラムに参加し、長期参加は自分には違うかもしれないと思う。
学生の頃の夢だった、海外の学校に行くことを決め、もう一度学校に行くなら違うことを学ぼう、言葉の壁も乗り越えられそうな好きなことにしようと、オーストラリアTAFEのBakingコースを目指す。

看護師3年目の秋、海外留学条件をクリア。3年いっぱいで病院を退職。
海外進学前に日本でどうしてもやりたいことがある!と、離島の病院派遣へ。
鹿児島県奄美群島の喜界島に派遣される。
憧れの島生活。そこで出会った仲間たちと目一杯たのしみ、家族のように受け入れてくれる島の人たちがいて、喜界島が大好きに。

コロナの影響で、留学は延期延期からの中止に。
喜界島滞在を延長。喜界島の特産であるサトウキビ農業に従事したいと思い、看護師をパートに、サトウキビ伐採補助員のバイトと掛け持ちをする。

また、その留学の見通しがつかなかった時期
大好きな東京のお菓子屋の求人をみて、採用してもらえることに。コロナ渦の東京へ。
看護師は完全に離れ、お菓子屋に。
留学受け入れ再開見通しがつかないため、東京の夜間の製菓学校パンコースに通い始める。

そして、現在。
海外へ行くのが諦めきれず、資金と時間の工面のため、看護師を再開させてもらい、
お菓子屋と看護師とパン学生の3足のわらじとなる。

2023年3月製菓学校卒業予定。
卒業後は海外へ。詳細はまた追ってお話しますね。

こんな私の人生の中で重要なのは、やはり食と、人とのかかわりと、自然の中にいること。
好きなことを全部をひっくるめたら行きついた、田舎につくる小さな宿の目標。

いろんな場所で生活をして、いろんな家族みたいな人がいて、いろんな帰れる場所ができて、そんな場所や人、そこでの思い出に励まされてきた。
私も誰かが帰ってこれる場所、エネルギーチャージの場所を作る側になりたい。
家族じゃないけど家族のような、そんな仲間を増やしたい。

最後まで見ていただきありがとうございます。
オープンまでの道のりを、一緒に楽しんでもらえたらと思います。
そして、実現した際にはぜひお会いしましょう。
おかえりなさいと言える日を楽しみにしています。