Breadメモin San Francisco. 

サワードウの中でも酸味が強いのが特徴だと言われるサンフランシスコサワードウ。今回は3店ベイカリーへ行きました。

Acme バークレー発祥のオーガニックパン屋

○pain au  levan 

他の2店よりも酸味が強くないなと思ったらバークレー発祥だった。サンフランシスコサワードウの酸味の強さを比べられてよかった。生地感はボウディンと似ている、ふかふか。こちらは全粒粉も入っている。

○オリーブロール サワードウ生地に酸味のあるグリーンオリーブがチラホラ。かたくなるの早かった。

○シナモンカランツ シナモンと、カランツが巻き込まれたお菓子パン。6山になっていて少しずつ食べたり、わけて食べやすい。かたくなるの早かった。

○パンオショコラ

サクッと美味しかった。(お裾分けでもらい、あまり覚えていなかった…

Tartine 小麦の研究もするベイカーのサンフランシスコサワードウ。

○カントリーブレッドの3スライス+バター

他の二つに比べて、しっかりと焼き込まれていてダークな色で、クラストは固くバキバキ。クラムは水分が多く、荒い気泡。パン生地の旨味と焼き目の香ばしいフレイバーでパンそのままで、バターorオイルで美味しい。私はオニオンスープに入れたいと思った。

○Bread pudding

ブリオッシュをシナモン香る卵液につけて焼いたもの。生地の間に隠れている酸味のあるハイカカオなチョコレートが嬉しいサプライズ。

○クロワッサン 

サクッと軽く塩っけ感じる。

Boudin サンフランシスコサワードウの代表的なクラムチャウダーボウルのお店。

○Original

 un breachの小麦粉、塩、水で作られたサワードウ。白いクラムの目は細かく、クラストはライトブラウンに焼かれ、サワードウとしては比較的ふわっと柔らかなパンに焼かれている。サワードウらしいキュンと酸味の効いたパンだけれど、馴染みのあるふわっとした食感で、日本の家族でも抵抗なく食べやすいのではと思う。Boudin名物はこのパンをくり抜いてクラムチャウダーを入れたもの。目の細かいクラムはしっかりスープをキャッチしてくれそう。

○クロワッサン 

甘くバターの香り。タルティンよりしっかり生地、ややムギュッとする。

文章から察しているかも知れませんが、私の好みはTartineのしっかり焼き込んだもの。フワッとパンよりもバキッと焼き上げ、しっかり香ばしく旨味があるのがいい。ドリアン仲間のおすすめレシピにも出てたりするけれど、パンから出汁が出るんです…グルテン分解、アミノ酸はドリアンパンよりないかもだけれど、タルティンのパンもスープに浸したい。相乗効果でパンもスープもどちらも美味しくなりそう。

2024/06/04(Tue) 生活の時間と旅の時間。

朝一で空港に送ってもらい、ありがとうとさよならを。今年からアメリカに海外赴任が決まった友人は、小学生の時の学童の先輩。小学生の時は年齢が離れていたから一緒に遊ぶなんて事ほぼなかったけれど、大人になってみんなでキャンプへ行ったのをきっかけに連絡をとりはじめられた。まさかアメリカで会う未来があるとは、小学生の私たちは想像できなかった。面白い。良いパパをしながら、英語を頑張っている姿に、わたしも頑張ろうと励まされた。奥様も会うのは2回目ながら快く迎えいれてくれ、2歳のちびっ子ちゃんを異国の新たな地で育てる姿に励まされた。娘ちゃんにはいっぱい遊んでもらい元気をもらった。素敵ファミリーに混ぜてもらい、連れ回ってもらい、楽しいアメリカ滞在だった。また会える日を楽しみにしている。

カナダに帰ってきてからは、日本から来てくれた先輩と合流。久しぶりに看護師時代の話を沢山した。今もこうして仲良くしてくれる事が嬉しい。明日から一緒にバンクーバー島のビクトリア、ソルトスプリング島の旅が始まる。カナダの旅の中で出会った方々に車で街をアテンドしてもらったり、宿泊先を提供してもらう予定。英語での予定調整にドキドキしている。そして、みなさんの優しさにありがとう。

ファームから外に出て、友人に連れ回してもらっていたところから、カナダに戻ってきて、私がリードして連れ回す方になりソワソワしている。街の中ではじめましての人(店員さんとか、ホステルスタッフとか)との会話のスピード感、早い。慣れた人達と私のペースで話せた環境とは全く違うのを改めて感じている。島にいた時は寄り添ってもらっていたんだなと。また、生活の時の流れと、旅の時の流れの体感も違う。ここからは久しぶりにしばらく旅になる。旅の中のスピード感に着いていけるように、ギアを1段階あげなければ。

2024/06/03(Mon) Local life in The US.  

今日はアメリカの大好きなかわいいスーパーマーケットTrader Joes から、Saratogaというおしゃれ小さな街へお散歩、ランチへ。

トレジョは今バックに空きがないため何も買えなかったけれど、かわいくて満足。Sourdough rye bread crackers なるものがあったので試してみたらよかったと後から思う。スライス、乾燥されたパリパリライブレッドチップスのよう。

Saratogaでは、カフェでコーヒータイム。友達の奥様と沢山お話し、そのあとカフェランチ。アーティチョークのキッシュとキャロットケーキを。昨日のドライブで途中大きな農業地帯を通り過ぎ、大きなアーティチョーク畑をみて気になっていた。大きないちご畑や、アボカド10個1ドルで売る直売所なんかもあった。(安すぎて信じられず、4度見した)。

アーティチョークキッシュは、スライスされたアーティチョークとオリーブがたっぷり+マッシュルーム、スピナッチ。オリーブの酸味が効いたキッシュだった。アーティチョークの味は分からなかった…。キャロットケーキはクリームを挟み2段レイヤーにされたホールのカット。オイリーで生地がペタッとジワッとしていた。外周に塗られたクリームにアーモンドダイスがまぶされ食感がたのしかった。

帰ってきて友人宅の近所をお散歩。アメリカのローカルスーパーを覗く。パン売り場のベイクグッズとチーズ、乳製品売り場の豊富さがすごい。アメリカ、カルフォルニアはビーフとフルーツが安く手に入るそう。シリコンバレーまわりは、企業関連の移民も多くインディアン、コリアンスーパーなどもあり国際食豊か。コリアンスーパーでは日本の食材や馴染みの味も手に入るそう。大きな日本人協会もあるそうで、そこからお友達の輪が広がるとか。海外での暮らしを少し覗かせてもらった。

2024/06/02(Sun) West coast driving. モントレー、キャメル

カナダでできた友人ステラおすすめのモントレー、キャメルまでドライブへ友人家族に連れて行ってもらった。西海岸の海岸沿いのドライブウェイとビーチ。残念ながら曇り、霧雨だった。気温も15度程で風も吹き、寒々と砂浜散歩を楽しんだ。キャメルの街はフランスの建物を模しているようで、かわいい街並み。かわいい建物のひとつでお昼ごはんを食べて、カルフォルニアワインのワイナリーへ。

キャロルの街中から車で15分、Falktale winery and Vineyardsへ。葡萄畑広がる中に、白壁に赤い花が咲きアーチを作るかわいい入り口のワイナリーレストラン。ここでワインテイスティングを。初めて訪れる人には3年連続賞を取ったというロゼがサービスされる。甘くが、梅や紫蘇のような爽やかな香りもして飲みやすい。テイスティングセットでは、スッキリとした白のスパークリング、少しスモーキーなナチュールのスパークリング、4種ぶどうを使ったトロピカルな白、軽い赤と、しっかりした赤。気に入ったものを聞かれ、それに合わせて2種の赤をさらにサービスで入れてもらえた。

帰り道は案の定、お酒と車の揺れで寝てしまいました。友人にはありがとう沢山です。

2024/06/01(Sat) パン旅 in San Francisco. 

念願のサンフランシスコ観光の日。友人宅からみんなで車で向かう。土曜日の今日はサンフランシスコで1番大きいというferry building のファーマーズマーケットがやっているとの事で、ファーマーズマーケットへ。柑橘、チェリー、ももやアプリコットなどストーンフルーツが机の上に山になって置かれ、それぞれ試食できる。今年初のストーンフルーツ嬉しかった。今週でラストと書かれたCaraという種類のオレンジが、甘くてジューシーでオレンジジュースをかじっているよう…美味しかった。

他にもお花、チーズ、小麦、海鮮、ベーカリー100店ほどが並んでいるそう。そのferry buildingの中にあるAcme。行きたかったパン屋のひとつ。バークレー発のオーガニックパン屋。ファーマーズにもお店を出していて、pain au  levan を頼む。建物内のお店へ行くと、ペストリーや小さなパンたちがもっと沢山の種類が並べられていた。追加でオリーブロール、シナモンカランツ、パンオショコラを買った。

その次に向かうはTartine。今のサンフランシスコサワードウを牽引しているお店。私がカナダでパンを一緒に焼いていたジェシカのバイブルの本の著者のお店。Tartine Manufactory という2店目に作られたカフェレストランの方へ。Manufactoryというだけあり、倉庫を改装したようなコンクリ、パイプ剥き出しなおしゃれ店内。パンを作っている過程がのぞけるようになっている。ここではBread pudding とコーヒーを頂き、カントリーブレッドの3スライス+バターのセットとクロワッサンをお持ち帰り。カントリーブレッドを持ち帰りたいと行った時に、スライスもあるよ?と提案してくれたり、一緒に行った友達の子が泣いていると帰りにもう泣かないんだよ?約束ね?とペストリーをおまけでくれたりと、素敵な対応をしてもらった。

最後はFisherman’s wharfの方へ。フルハウスのオープニングでみていたゴールデンゲートブリッジをみて、Ghirardelli Squareでカナダ発祥チョコレートブランドGhiradelli Chocolateのお店をみて、お土産屋さんで気まぐれ便のポストカードを購入。Fisherman’sではお馴染みカニのサインの前で写真をとり、お目当てのパン屋Boudinへ。伝統的なサンフランシスコサワードウの店。観光地ど真ん中でもあり、オリジナルグッズからパン焼き器具まで物販も豊富。テーマパークみたい。ここではOriginal の1番小さなローフとクロワッサンを。お目当てのパン屋全部行かせてもらえました。

少し遅くなってしまったので、近所のベトナム料理屋さんで夜ごはんを済ませて帰宅。トロントでbun thit nuongの美味しさを知ってしまい、今回も混ぜ麺に。ミントとパクチー、レタスたっぷりの混ぜ麺、美味しかった。

2024/05/31(Fri)

いよいよサンフランシスコへ!バンクーバーから約2時間の旅。半分寝て、半分ウォンカの映画をみて到着。カナダからアメリカの入国は、カナダ国内で入国審査が済んでしまうためスムーズ。

空港で友達と会って、1日目はシリコンバレーへ連れて行ってもらった。

アメリカらしいものが食べたいとお昼はバーガー。オニオンリング、マッシュルーム、ホワイトチーズ、パテのもの。お肉が肉!で、香ばしい香りと焼く度合いを選べてお肉が美味しい!サイドにTotsとスイートポテトフライを。美味しかった。

観光はスタンフォード大学とアップル本社のビジターセンター。スタンフォード大学は広すぎてもはや街。アップルビジターセンターは、アップル本社のすぐ横にカフェとアップルストアが併設されている。ガラス張りのキレイな建物。ここだけのグッズとかも売っている。

その後はお世話になる友人宅で2歳になる娘ちゃんと遊びまくりました。

2024/05/30(Thu)

朝ごはんに雑穀ご飯、卵入りお味噌汁、卵焼き、納豆、梅干しの完璧ごはんを頂いて、ゆっくり過ごさせてもらった。近くのアイランドリンクバス乗り場まで送ってもらい、ともみさんと別れた。ありがとうございました。

バスでナナイモまで向かい、バンクーバーへ。ナナイモからのフェリーで3匹の鯨がみれた!初!嬉しい!フェリーにドキドキしなくなって、慣れたなと思う。

バンクーバーダウンタウンで外貨交換をして、空港へ。明日の飛行機が早いので空港泊。もう4,5回目かしらバンクーバー空港泊も慣れたなと思う。いつものアメリカ出国チェックインにあるオブジェの横で携帯を充電して、チェックインカウンター前の3人がけの椅子にカバンとタオルケットをセット。コーテスのフリーストアでゲットしたマットをブランケット代わりに。空港泊セット徐々に進化している。笑

2024/05/29(Wed) WWOOF日記

今日の仕事:なし

カナダ生活で1番長くお世話になったBluejay Lake Farm 最後の日。朝ごはん、体調崩して湿疹がでてから味噌汁と玄米を食べさせてもらっていたけれど、今日はファームのヨーグルトとフルーツを。午前中はみんなが仕事の中、私は自分の準備とタイニーハウスの掃除。スーツケースを手放したので、リュックに荷物を詰め込んだ。お昼すぎのフェリーのため、いつもより1時間はやいお昼ごはんにしてくれて、みんなと一緒に食べて出発。トラックで、木の配達とゴージハーバーに寄り道をして、フェリー乗り場まで送ってもらった。

船から見るコーテスは木に囲まれてやっぱりキレイ。みんなでファームで歌っていたカントリーロードを口ずさんでいたら、目頭が熱くなった。コーテスにはまた来る気がしているし、Wwoofer のみんなとも会える気がしている。寂しいけれど、楽しみな別れ。

今日の夜は、お隣の大きな島バンクーバーアイランドに住むともみさん宅へ泊めてもらう。コーテスのシーフェストの列で前に並んでいた日本人の方。話しかけたところから、連絡先を交換して、今回泊めてもらえることに。お子さんの保育園お迎えから、夜ご飯はチラシ寿司と唐揚げとお味噌汁。いくらとうなぎののった豪華なチラシ、久しぶりの唐揚げ、麦味噌のお味噌汁…沁みました。

夜はガーデンを見せてもらったり、ともみさんと沢山お話させてもらえた。今までは生活しているけれどファームを回っているからやっぱり旅人気分で、海外に自分で住むと言うイメージが現実的にできなかったけれど、日本から来て生活している中に混ぜてもらって、前より身近な物に感じられた。国が違うとビザや、文化や言葉が違うという大変な事は多いと思うけれど。自分の生活の場所を築いて、今これを作っていて…ここをこうしたくて…と自分のプランを形にしていっている姿が素敵だった。