朝、友人宅を出発。南ドイツへ向かう。友人のお父さんお母さんに駅まで送ってもらい、また会いましょう!と別れの挨拶。また来てね、何かあったら遠慮なく頼ってねと言ってもらった。とても心強い。
ここに来たらこの人に会える。そんな場所が増えているのが嬉しい。学生の時、絶対一度は長く海外に行きたい!と目標を決めた。お金も言葉もない…自分の力で行ける力をつけようと意気込んでいた。でも蓋を開けてみたら、友達やその家族、現地で出会った人、まわりの人に助けてもらいまくっている。その意気込んだ高3の夏から今日までの出会いの中で、いろんな人に甘えさせてもらって、ひとりで踏ん張らなくてもいい事、頼らせてもらっていい事を教えてもらった。”自分でやらなければ。”の雁字搦めで苦しかったあの頃の心の重さはもうない。ずっと頼らせてもらう側、受け入れてもらう側でいる事に罪悪感もあったけれど、今はありがとうと頼らせてもらおうと思う。この旅が終わったら、めいっぱい私にできる事で返していきたい。
さ、ここから乗り継ぎ乗り継ぎのドイツまでの旅。移動は毎回ドキドキ。無事に辿り着けますように。最後に駆け込みストロープワッフルゲット!やっぱり美味しい…とろけるシナモンキャラメル。
オランダ抜けるまでは予定通りだった電車。ドイツに入り、乗り換えのDüsseldorf の3つ手前でなぜかみんな降りて、車内真っ暗に。アナウンスがドイツ語だけでわからない…ひとまず降りて電光掲示板をみにいくと、BUSと横に書いてある。どうゆうこと…?パトロールのおじちゃんに聞くと、床にあるフットスタンプを辿れといわれて、従ってみる。
駅の外へ繋がり、そこには人集りのバス停。電車が止まって、バスの振り替え輸送になった事を理解した。
バス停もバスもドイツ語のみの情報のため、人に尋ねまくり、GPS機能に頼りまくり、なんとかついたドゥッセルドルフ。
大きな街の大きな駅は電車が多くて、複雑で、電光掲示板と睨めっこ。
南へ向かう電車に乗り込み、シュトゥットガルトで乗り換えて最終目的地Tübigenへ。車内で乗り換え表示してくれるのありがたい…。ドイツの駅は改札がないので、ホームで待ってくれていたナオミと合流。
カナダのファームで出会った私たち、約1年ぶりの再会!今日はもう暗いので、おうちへ向かって、ナオミのグリーンベジカレーを夜ごはんにもらい、シャワーを浴びて、ベッドに入る。大きなベッドを半分こ。ナオミのお部屋は彼女の大好きなクジラモチーフのグッズと、小さな植物たち、小さな光が連なる電飾でかわいい。昨年のファームの後行ったwhale research center がすごく楽しかったようで、今も研究所のライブカメラを見ているそう。