月曜日インターンへ行くナオミを送り出し、私はゆっくりさせてもらう。次はどこで会えるかな。クジラと海が大好きなナオミには喜界島をおすすめしたけれど、来てくれたら嬉しいな。
電車で北上してドイツ中部にあるBambergを目指す。乗り換えの駅シュトゥットガルトへ向かう電車に乗ったはずが、なぜかスキップされてぜんぜん電車が停まらない。3個ほど過ぎた駅で停まり、飛び降りる。他にもそんな人がいたので、私のドイツ語力のせいでは無いと思う。シュトゥットガルトへ戻り、乗る予定だった電車を逃したので待ちの時間。
午後3時到着予定が午後5時到着予定に。これ以上延びないでねー!到着先に迎えに来てくれる友達と連絡を取り合え、”ドイツの電車はそうゆう事よくあるんだよ”って言ってもらえる事で焦らず対処できている。ドイツの電車、旅人にはなかなかハード。
午後5時にBamberg到着。駅の前に車を停めて待ってくれていたジェニーンと合流!2時間遅れならいい方だね!と。笑 ジェニーンともカナダのファームで一緒にWwoofしていた。メキシコにも滞在していた彼女は1週間前に帰国したそう。
Bambergに住むジェニーンの友人宅の駐車場を借りて、街歩きへ。
どこの街も役所の建物は昔の建物で豪華。私が伝統的なものやローカルなものがみたい!とリクエストしていたので、一年中売っているクリスマス飾り、ビールマグ、仕掛け時計を紹介してくれた。
ドイツのローカルなごはんが食べたい!これも叶えてくれた。
Schlenkerla(Smokey beer 飲み物だけど肉か何か食べた気分になるスモーキーな香りのビール)。Klösse(potato dumpling いももちのもっとモチモチ版)。Schäufele(骨つきのpork shoulder)。Sauerbraten(beef with sour source)。Sauerkraut(fermented cabbage ザワークラウト)。Rot Kraut(red cabbage こちらは酸っぱくない)。全部大皿ドーン!でお腹いっぱいになる。
そんな重たいお腹のまま街歩き。教会や、図書館やローズガーデンはもう閉まってしまっていたけれど、建物をみるだけでも楽しい。川沿いに並ぶ住宅がこの街の特徴だそう。川沿いには昔屠殺場所だったという小屋もあった。
ここから車でジェニーンの村に向かう。高速道路を通ると120キロ制限の標識。見たことない。ドイツの高速は速度制限がないのだそう…世界的に有名な大きな車の会社(ベンツ、ワーゲンetc)が多く、政治界にも影響が大きいそうで、規制をかけるのは難しいそう。
高速を降りると、畑の間を抜ける村と村を繋ぐ道を走る。夕日が沈む時間。丘の上の小麦畑がオレンジ色に照らされるのがあまりにも綺麗で車を停めて撮影タイム。
今日は夜に着いたので、家族とあいさつをしておやすみなさい。明るく元気な雰囲気のファミリー。ウェルカムしてくれてありがとう。私はジェニーンのお部屋を借りる。そんなジェニーンは帰国後から庭にテントを張って寝ているらしい。好きだわ。久しぶりのカントリーサイドな生活に、ワイルドなチョイス…嬉しいな。この村での少しの滞在、楽しみ。