バンクーバー滞在記②2日目のバインミー

いろんな手続きのドキドキと、少しのお金の心配とで、食べたいものがない…スーパーで買ったバナナと持ってきたもので過ごしていたけれど

携帯契約の帰り、ふらりと途中下車。Google mapで気になった。バインミーのお店に寄ってみる。数人のお客さんが途切れなく出入りする活気のあるそのお店。レモングラスポークのバインミーを頼む。

30cmはあるのでは?という長いバゲットに、中華ハム、レモングラスポーク、にんじんラペ、きゅうり、パクチー、ハラペーニョ。辛いの得意じゃなくて、辛さで味が感じられなくなるからハラペーニョは抜いた。

パリパリのバゲットにかじりつく。パリッとしたクラストに、歯切れのよい軽い生地。中華ハムの香りが広がる。フレッシュ野菜のシャキシャキ、パンのパリッと食感が楽しい。

けれど私は発見した。2日目のバインミーが美味しい事を。大きいからと半分、次の日に残しておいたバインミー。次の日の朝に食べたら、パリパリシャキシャキの食感はないけれど、強かった中華ハムの香りは控えめになり、野菜とお肉全体がしっとりとして、香りが、味が、馴染んだのか…一体感。パンの存在感もパリパリがなくなり(でもベシャっとなっているわけではない。)、調和して美味しい。いろんな味が、食感が楽しめた昨日。今日はひとつの物として楽しめる。美味しかった、好きだ。

全体が馴染んで完成された味。美味しい。サンドイッチの具、混ぜて1晩置いてから挟んでみようかな。パンに挟んで少し置いてみようかな。そんなワクワクに出会えた日。

次の日、前を通ったら沢山の人が待っている姿が!人気店だったみたいです。それは美味しいや。

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