2023/1027サプライズお手伝い

今シーズン最後のダウンタウンファーマーズマーケットの前日。モニカのファームでのパン焼きのお手伝いをしたくて、休みをもらった。一緒にパンを焼いていたジェシカは秋は隔週の手伝いだけど、今回は行ける!と車に乗せてもらってダウンタウンから2人で向かう。

朝7時30すぎに歩いてダウンタウンに向かう。息が白いな〜と思いながらひんやり空気の中歩いていると、朝日が山から登ってくる。周りが山に囲まれているから空は明るいけれど、太陽が見えて来るのはゆっくりだ。眩しい太陽に照らされながら待ち合わせの場所へ向かう。

ジェシカの車の中で気温をみたらマイナス4度!太陽パワーのおかげか、動いてたからか、そんなに寒く感じない。車の中で今の生活の話や、日本での話をしながら向かう。

久しぶりに見たモニカのお家はやっぱりいいところ。坂の上から見下ろす赤い屋根が好き。2人でサプラーイズ!!とキッチンスタジオのドアを開ける。喜んで迎え入れてくれた。

モニカはクッキーと、ファーマーズ以外にケータリングが入ったらしく、その準備を。私とジェシカでサワードウブレッドを分割、成形から。物を揃えて、よーいどん。作業を進めていく。3人でいるキッチンが居心地がいい。何かをしながら、英語を話すってまだ難しくて、会話は話を振られた時だけになってしまうのだけれど。動き方がわかっていて、穏やかに着々と作業が進んでいくのが心地よい。

分割成形の後、発酵のために少し時間があるのでランチ休憩。モニカがタコスを作ってくれた。レンズ豆いりのタコミート、フムス、きゅうり、酢漬けの玉ねぎがのった物。フムスが具材達をふわっとまとめてくれて、レンズ豆とフムスの少しホクッとした食感と、きゅうりと玉ねぎのシャキシャキ、玉ねぎの甘酸っぱさが美味しい…。モニカの野菜の使い方が好き。いつもシャキッと爽やかなアクセントがある。

お店の定番ベジケーキが秋バージョンのカボチャになっていたのも1人1つくれた。ほんのりオレンジ色した生地はカボチャの甘みでいつもよりほんのり甘くて美味しい。焼きたての角のカリッとが美味しいのよねえ。それと、いつものチョコチップクッキーが生地に20%のココアを入れてダブルチョコレートだから食べてみてね!と言われたので、お言葉に甘えて。しっとりチューイークッキーだから、ブラウニーみたい。チョコレートは甘いけど、生地はブラックココアのほろ苦もあり美味しいなあ。この時期違い、その週毎に少しずつ変えている商品達が楽しい。

沢山のトリートをもらって、パン焼き。クープを入れてオーブンへ。焼いている間の掃除の時間は、休みの日なんだから座っててと甘やかされる。キッチンの外に出て座っていると、カラッと晴れた青空が、ひんやりした空気が、気持ちがいい。

2ターン目のパン焼きからモニカにパスして帰路に着く。今回のカナダ滞在は、2人の存在に支えられているなあと思う。知っている人が近くにいる事、ファームの外にも受け入れてくれる場所があること、安心感。ありがとうの気持ち。

日付前後するけれど、ここでの仕事の時間の数え方、休みの取り方についての話をしていた時に、”ホテルに滞在した時の事考えて初日からお金かかるでしょう?”と日数の数えはじめを指摘され、場所によってね、数え方違うのはわかるけど、全てをお金換算で話されるのが引っかかる…これがリアルだとは思うけれど。”25-30時間の中で働く時間はup to youだけど、25時間働いたからはいっ!終わりー!だと困るのよね。25-30時間働いて、コーポラティブハウスを一緒に作るヘルプをしてくれてたら、dayoff2日とってとか言えるけど、私達には信頼を作る時間が必要。”と言われて、あー大変だーとなった。それってup to you? 2週間ちょっとじゃまだダメか。言葉が足りない分、仕事はやってるつもりなんだけれど、まあ人となりはまだわからんよね〜慎重だからこその最低3ヶ月からの受け入れなのかもねと思う。

って感じなので、ただ一緒にいられる人がいるだけで嬉しい。冬は落ち着いていて他のWwoofer もいないし…2人が近くにいてくれる事にありがとう。お手伝いという名の私のための時間でした。

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