2024/06/15(Sat) -16(Sun)イベントお手伝いの週末。

イベントお手伝いの初週末。朝一で、イベントのお菓子に使う花びらをつんで、少し外出。日本人Wwoofer フウカちゃんとSt-lôマルシェへ自転車で。図書館横の駐車場いっぱいにテントとキッチンカーが並び、沢山の人が来ていて活気に溢れている。

野菜、チーズ、バター、パン、ノルマンディーは海側州なのでカニやオイスターなどの海鮮も。フウカちゃんが前回買って美味しかったというパン屋さんの蕎麦粉パンと、いつも行列だという人気なチーズ屋さんのバターを購入。ノルマンディーとブルターニュはガレット発祥の地で、蕎麦粉も特産。

ファームに帰って、お昼ごはんの準備を。イベントのケータリングメンバーが来ているので、大人数。wooferでたっぷりスープと、サラダを作り、ケータリングチームからタッティフレット、トマトのクスクス。タッティフレットはスライスじゃがいもを重ねてクリームと焼いた郷土料理らしい。

デザートに出してくれた、ベイクドアプリコットのコンポートが美味しかった。焼いてから煮たのか、香ばしい香りにまったりこっくりした甘さと酸味。パラッとトップにかけられたタイムが爽やかな華やかな香りを添えてくれる。たったの2切れアプリコットだったけれど、鮮やかにギュッとランチを締め括ってくれた。

夜のイベントは、ここのファームオーナーのフィリップさんが主催するcollectif 10 à tableのもの。ローカルフード、季節の食材、畑からテーブルまでの最短の循環、料理や食を通した交流の場つくりなど、食の側面から社会的、環境的問題に取り組むシェフや農家さんの団体。声を上げて抗議しなくても、このような集まりに参加する事が”これを支持しています”の意思表示になると。Wwooferはメニューボードのお手伝い。

ケータリングメニューは、キャロットベースのスープにペストを合わせたもの、koukouという卵とチックピーをオーブンで焼いた物、スライスチーズ、サラダ、このファームの兄(セルジュさん)のパンとバター、デザートのTeurgouleとルバーブコンポート。Teurgouleはノルマンディーの伝統菓子のライスプディング。生ミルク、米、砂糖を大きな耐熱ボウルにいれて、低温でじっくり焼く。昔はパン窯の余熱で焼かれていた物だとか。

ケータリングはカウンターから自分でとる式で、お皿カトラリーは使い捨てではなく、食べ終わった後に個々で自分で洗うスペースがあった。エコと手間の削減になりコストを下げられると。素敵なアイデア。

夜、ケータリングメンバーの1人が私の部屋にお泊まり。彼女は双子ちゃんの母で、移民の多いフランスで移民の人たちと母国の料理をフランスの食材や環境でどうやって代替えして作れるかまとめたものをつくるプロジェクトをしていると。

2024/06/16(Sun)

朝ごはんに昨日買って来たものと、ファームにあったパン、バター食べ比べ。

今日は駅の近くの広場でオルタナティブライフイベント。今日もメニューボード担当。書き終わったらイベント会場へ自転車で。川沿いの広場にテントが立てられ、賑わっていた。初めのうちは手伝いはいらなそうで、イベントを回る事に。

ファームのワンプレートや、クレープなど食べ物から、自転車の旅推奨、ノルマンディーの動物たちの住むところまとめなどなど。薪火で焼くクレープ機があった!これが元祖かと感動。

クレープは日本のようにクリームやアイス、フルーツがモリモリではなく、砂糖、ヌテラ、コンフィチュールから選ぶシンプルな物。全体に塗られたペーストたちが逃げないように四つ折りにされ、ペーパーと共に手渡しされる。もっとカジュアルなものなんだなと。私たちはガーデンを五感で感じようブースで、香りを嗅いで何か当てたり、何のハーブティーか当てたり、椅子に座ってガーデンの音10分聞いたり…

ファームのワンプレートをお昼ごはんにもらった。今日のメニューは、焼いたポレンタ、ロースト野菜、ひよこ豆のガレット、ペスト、ピクルス、サラダ、チーズとパン。色んな食のチョイスに対応できる動物性食品が少ないメニュー、野菜モリモリ。サラダに自分でハーブちぎって入れられるようになっているの楽しかった。

そのあとは街散策。サンローの城壁に登り、街の大聖堂へ。

戻ったらケータリングは終わり、お菓子売りだけ。ケータリングメンバー休憩中に店番お手伝い。てんでだめなフランス語を横のフウカちゃんに教えてもらいながら、会計係。お金も数字も慣れてないけど、必然的にコミュニケーションが取れるのが楽しかった。

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