2024/07/26 Haarlemの街散策

朝は洗濯をさせてもらって、ゆっくり過ごした。お昼前から友人の住むHaarlemの街散策。アムステルダムよりも落ち着いていて、高いビルがなく、かわいい街。

昨日の夕方、友人妹カップルからおすすめを教えてもらったのでそれを中心に回ろうと思う。駅から街の中心のThe Grote Kerk大聖堂へ向かう途中、沢山の小さなお店が左右に並ぶ道を抜ける。

アフタヌーンティーもやっているbake shopがあったけれど…次回だな。大聖堂周りは広場になってひらけている。どこも人で賑わって活気があり、心地いい。

この街には沢山のミュージアムがあり、オランダで1番古いというTeylers museumへ。美術と科学品を集めて、支援していたという事業家さんのお家。沢山の鉱物、科学的発明品、美術品が飾ってある横に、彼の家も見学できる。ナポレオンとかが訪ねてきていたそうな。展示のひとつの視覚の仕掛け部屋が面白かった。壁一面に映し出される映像と、今のバーチャルリアリティーにも負けないという(説明にそんな感じで書いてあった)いろんな仕掛けがブースごとに体験できるようになっていた。面白い。見つけた人天才!と思いながら回った。

ここも運河の街。運河沿いを散歩して、どうしてもやっぱり食べたい、現地のお菓子。ダッチアップルパイが美味しいらしいお店を大聖堂近くで見つけていってみる。ダッチアップルパイとエルダーフラワー、ピンクペッパーのソーダ。

少しずつ、いつもの10倍の時間をかけて食べる。お腹よ、気づかないでおくれ!と。ダッチアップルパイはパイというより、クッキー生地。ザクザクの生地が食べ応えがあって美味しい。りんごと一緒に挟まれているケーキクラムがリンゴと生地を一体にしてくれる繋ぎ役になっている。ソーダは甘い香りのエルダーフラワーをピンクペッパーの香りがさっぱり爽やかに。

友人宅に行く時間までまだ時間があるので、図書館へふらっと。大きな窓に囲まれた明るい広い空間。どこもキレイな図書館、新しい気がする…オランダのお菓子本を見ていた。

夕方から友人宅で、兄弟姉妹やパートナーが集まるご飯会に参加させてもらう。ハーレムの住宅は全部横繋ぎになっている、テラスハウス式。茶色のブロックのテラスハウスが並ぶ街中、かわいい。お家に到着してタコスの準備に参加。準備をしていたら続々とメンバーが到着。はじめましての中に混ざらせてもらってありがとう。ご飯後のビールカップゲームが楽しかった。パートナーとその兄弟姉妹集まってパーティーできる関係性とっても素敵だなと思った。アリスとカス、マノンは来年日本に来るらしいので、また来年ね!とお別れ。

帰ったらオリンピックの開会式をお父さんお母さんがみていて、ソファー横並びに参加させてもらい、最後の30分くらいみた。セリーヌディオンかっこよかった。

2024/07/22 SCOP Pain Virgule。ラクレット。(更新順番間違えました)

エメリックさんにナントへ行くと言ったら教えてくれたナント郊外のパン屋SCOP Pain Virguleへ。街の中心から2時間に1本のバスで40分、バス停から歩いて30分程。ドキドキしながらワイン葡萄畑の間を歩いてたどり着いた。

メールを送っていたけれど、まだ確認されてなかったみたい。けれど、もちろんいいよ!と見学を許してくれた。薪窯と製粉機とを説明してもらい、窯入れを見せてくれた。

スライダーのついた窯、大きな製粉機はじめてみた。

小麦選別機と製粉機

メモ。
しすそん 6大 nufe小 24plate (70パン10)どぅそん。30様子見
Cat? mini dox mini手前/2窯目以後。出す
Un Kiro(ソンdoux), 中、小しっそん、
パンタイエ、大きいまま入れる前にカットして入れる触るのカットだけ

どぅそんキャトルバンディス型もの、プレート/大どぅそんスエソン直焼

ブラシ

窯担当の人はフランス語しか話せず、私の受け取れる情報は申し訳ないほど少ないのだけど、気にせず沢山話しかけてくれる人だった。メモが酷い笑。音で数字だとわかっても、すぐにどの数字か出てこないから音でメモを残していた。笑

見学を終え、パンを買おうとしたら、初めててみたと言ったパンタイエをプレゼントしてくれた。突然見学にきた私がありがとうなのに。今度は研修に来たらいいよと言ってくれた。ナント滞在が長かったらしたかった。みんな優しい。ありがとうございます。

こんなに見学させてもらえると思わず、予定のバスを逃しバス停で、1時間以上の待ち。気まぐれふらの便をいろんなところでちょこちょこ書いています。

ナントの街へ戻り、ナントへ行くと言ったらみんなに勧められたマシンドリルへ。ついた時、ちょうど像が動いていて、ラッキーだった。ミュージアムは並んでいたので、入らなかったけれど、いろんな動物のマシンが沢山並んでいるそう。このリアル感すごい。

帰宅後、夜ごはんにラクレットをしてくれるとキッチンへ。洗濯機を借りに少し早く行ったので、お手伝いさせてもらう。じゃがいもを皮剥き、丸ごとゆでる。茹でを待ちながら、ソシソンをカットし、ソシソンとメロンとクラッカーをつまむ。前菜のように。家庭でも前菜あるのすごいな、文化の違いだなと。

甘いワイン


ポテトがゆであがったら、前菜達をよけてラクレットがはじまった。小さなチーズを乗せたプレートをホットプレートの下に入れて溶かせる家庭用ラクレットホットプレート。

塩気の強いちょっと癖のあるラクレットを、ねっとり系のじゃがいもにかけて食べるの美味しかったなあ。じゃがいも以外にもハムなどシュルキュトリーにも合わせていた。美味しくて友達と食べ進めていたらお父さんにいっぱい食べるねといわれた笑 家族の中に混ぜてもらい美味しいごはんを一緒に食べさせてもらう時間。嬉しかったです。ありがとう。

デザートのコンポートと、塩っけの効いたお父さんお気に入りのビスケット

2024/07/21 ナント散策。お誕生日会。故郷の味。(投稿順番間違えました)

今日は午後に予定があるから朝から街散策。マルシェ、ガーデン、街中アートめぐり。

マルシェでは好みのお菓子屋さんを見つけて、文字通り頭を抱えてどのケーキを買おう悩んだ。

:Floral Cakeしっとり、みしっり系のパウンドケーキにカモミールの香り。一口食べると口から鼻までお花の香りがぶわっっと広がるお砂糖と小麦の緩み作用に加えて、香りでもリラックス。

ノアあずき:タルトカリッとローストされたくるみが、しっとりほろっとなあずき入り塩っけの効いたガレットに載っている。ごはんとして食べても良いと思う程塩気。少しチーズも感じる。豆を甘くってあまりないのかしら。

マルシェのいろんなお店で見かけたガトーナンテは買おうと決めて、量的に大きいのはきついので一口サイズを。同じお店で、ナントがブルターニュだと気づいてクイニーアマンも。

Gâteau Nantes:しっとりアーモンドケーキにシャリシャリアイシング。(後から調べ。ナントの郷土菓子。しっとりと焼き上げたアーモンドケーキ、ラム酒のアイシング。だそう。)

クイニーアマン: 脂控えめ軽い生地に、塩っけがしっかり効いた砂糖のトップ。塩っけがあるから手がとまらん。

見た目にやられたパティスリーのクロワッサンを齧りながらお目当てガーデンへ向かう。

ナントには街中の現代アートを繋ぐグリーンラインと言うものがある。道に緑の線が引かれ、沿って歩くといろんなアートに出会える。

その中でも1番気になった作品のある公園へ。作品たち可愛かった。

鉢の作品は神たちのガーデンらしい。作品の一部にコンポストをつくるところもあり素敵だと思った。

街中を少しあるいて帰路につく。友達と久しぶりの再会をして、家族と共にくるまに乗せてもらい、おじさんのお誕生日会へ一緒に行かせてもらう。

おじさんおばさんのお友達が集まる中に混ぜてもらい、みんな英語で話してくれる。友達または友達の妹さんの横をできるだけキープしながらも笑、いろんな人とお話できて楽しかった。パーティーの雰囲気の中にいれて楽しかった。友達はシェアハウスでソシソンのおいしさを教えてくれたのだけど、ここでもソシソン担当だった。スライスを任されソシソンキングと呼ばれていた。笑

お宅の庭にセットされたテーブルに並ぶ料理、庭の焚き火で焼くウインナーとお肉。エビのフリット下味にレモンが聞いて美味しかった。最後にデザートまで。お腹いっぱいだ。

夜ご飯には、友達のお母さんがハーブソーセージの中身の肉を、トマトで玉ねぎと一緒に煮込んだ友達の大好物だと言うものを作ってくれた。甘いトマトソースにソーセージの濃いめの味が美味しい。まだお腹いっぱいだったけど食べられてしまった。

友人が実家に帰る時に食べたいものをリストを送るそうで、その中に絶対入っているメニューだとか。友達の母の味、故郷の味がしれて、嬉しかった。

2024/07/24 ベルギーからオランダへ

朝、友達は仕事だから先にでた。ありがとうと送り出した。彼もまた旅をしたいみたいだから、またどこかで会えたらいいな。ヨーロッパの鍵は開ける時に鍵が必要で、閉めるときは要らない物が多く、みんな好きな時に出て行ってと私を残してくれる。

ブリュッセルの行きたかったところのひとつ、fermenthing 発酵食品のお店。やってなかったの。せっかくたどり着いたのに残念。

昨日の夜中から腹痛、お腹下しの体調不良のため、荷物背負って支える紐でお腹ギュッと縛っているのも辛いし、もうアムステルダムへ向かってしまうことに。

電車一本でついたアムステルダムは、中央駅の目の前に自転車専用道路。それを挟んで向かいに海が広がり広場になっている。なんだろうこの解放感。ついた瞬間、好きだ!となりました。

駅構内のHefeで、以前にお土産にもらってはじめて食べた時に衝撃をうけたストロープワッフルを見つけたのだけれど、体調あれなので今日は諦めた。

友達と合流まで、海前の広場で本を読む。つかぽん先輩おすすめの本、英雄の書。もう3週目。旅中に何度も入れ直したくなる言葉が書かれている。海外にきても、日本語の本を読んだり、携帯を触っていると普段日本で生活していた時と何ら変わらないような気がしてくる。特別は特別なんだけど、日常の、今までの毎日の延長線なんだなと思える。そんな変わらない毎日が好きだ。違う場所に来たからこそできない事もあるけれど、違う場所で世界中でいつもと変わらない事をできることが嬉しい。

電池が切れるまえに無事に友達と合流でき、今回泊めてもらうご実家へ向かう。今回の友達は東京のシェアハウスで一緒だった子。ご実家についたら家族ごはんに混ぜてくれた。お姉ちゃんが家を買ったお祝いも兼ねての、お肉の塊をガーデンのバーベキューグリルでやいたものと、チーズ数種類のおつまみ。

お母さんが日本人の方で、ファミリーで魚をメインの日本食の会社をやっているから、日本米と梅干しとキムチとが食卓に並ぶ。梅干し嬉しかったなあ。お母さんが最近塩に凝っていると、持っていた喜界島の塩と喜界島の白ゴマを試してもらった。勝手に親善大使継続中。笑

2024/07/23 Nantes to Brussels 

友人とお母さんにありがとうを伝えて出発。ここのバスは慣れたもの。初日のお母さんのおかげ。いつものバスに乗り、駅へ向かう。一度来た事ある所は、だいぶドキドキせずに動けるようになった。電子掲示板の見方ももうわかる。ギリギリまでホームナンバーが出ないのも学んでるので、落ち着いて座って待てる。

電車に乗り込む。eurailのチケットが上手く出ないトラブルでゴタっとしていたら、お隣のご夫人が声をかけてくれた。これからブリュッセルへ行くと言うと、以前住んでいたと、おすすめを教えてくれた。(後から席が間違っていたことが判明したのだけど…数の見方間違っていた+私の席に違う人が座っていて、一個後ろが空いてたから私の席だと思った。)またゴタっとしたけど、そのまま席交換することに。

パリに着いてから、メトロで駅移動。今回の移動の1番の緊張。なんせオリンピック間近で賑わっているパリ。でもそのおかげでインフォメーションスタッフがそこら中にいて、いっぱい聞けたのはよかった。無事にParis Nord駅につき、電車を待つ。大きな駅は怖い。乗り損ねそうで。久しぶりの心配で吐きそうな感覚。とりあえず電車に乗っている間だけは心落ち着かせていよう。

乗り換えのLille FlandresからLille Europe すぐ隣だから少し歩いてみた。大きな商業施設もあり、賑わっている。電車は既に来ていたから乗り込む。ヨーロッパの座席番号書き方難しくない?また一個間違えてた。

ベルギー、ブリュッセルに着いた。言語が同じだからか、入国審査がないからか、大きな違いは感じない。街を見ながらブリュッセルmidi駅から小便小僧まで歩いてみることに。ブリュッセルの街坂が多い…荷物を背負って歩くのはしんどかった。駅まわりはあまり人がおらず、小便小僧の通りになると一気に人が増える。オリンピック仕様になっていた小便小僧。

ここからGrande placeへ。様々な彫刻とゴールドが豪華。

ショコラショーはスペキュロスクッキーと、チョコチップがホットミルクに別添えでやってきて、自分で溶かす。チョコレートそのままも食べられて、楽しい。お砂糖も付いてきたけど、ミルクチョコだから十分甘い。四角ワッフルは本来、頬張りすぎると口の中で凶器と化す程ガリッガリに焼かれたワッフル

Gastonメニュー文字だけ、難しい。アイスクリームとソルベと合わせて20くらい。ミルクヘーゼルレモンキャラメル。ゼスト酸味さっぱり、チーズケーキみたい。キャラメルほろ苦い、ソースにあたると一気に味変わる。ヘーゼルナッツは食感、コーン細い色浅め。しっかりザクザクコーン。底までアイスがいて嬉しい。

ここから友達アントワンのシェアハウスへ。カナダのファームで出会ったWwoofer。街の中心から少し離れた住宅街。指定された名前の書かれたインターホンを鳴らすと鍵が開く音とともに階段を駆け降りる音が。外ドアを開けて中に入り階段を上がると、久しぶりの顔。階段の踊り場で久しぶりのハグ。数ことしか話してないのに、英語上手になったね!と言われた。

荷物を部屋に置かせてもらい、リビングで今までの旅のこと、彼の旅後のことを話す。帰ってきたシェアハウスの友人たちと挨拶しながら。前と変わらずというか、前と変わらない空気感で前よりも沢山話せるのが嬉しい。

夜ご飯にベルギーのポテトフライを食べたいというと、シェアハウスの子たちも一緒に来てくれた。Meson Anthoine と言うポテト屋さんにアントワンと。笑 山盛りのポテトとビールのベルギーの夜。

シェアハウスで英語のテストを控えた子とずっと一緒に話していた。それぞれの国の言葉の事を、私たちの共通語の英語を使って。

2024/07/18 Ferme du Bec d’Oisel

4時からひとつめ捏ね、6時頃から他の人が合流し、分割とかが始まるとのことで、朝6時からパン作りに参加させてもらった。見学だけでも十分ありがたかったが、文字通り、参加させてくれた。

分割、成形のやり方を見せてもらい、一緒にやる。一緒にやっていて大丈夫だと思ったら私と岡ちゃんだけでその工程をやり、ジャンブノワさんたちは他を進めていることも。こんなに触らせてもらえるとは!

木桶で手捏ねで作るここのパン。夏のマルシェの忙しい時期は2桶4回捏ねるそうで、3回目に一緒に4回目は自分達だけで私と岡ちゃんそれぞれ1桶ずつ捏ねさせてもらった。端々に粉を置き、真ん中に塩、水、サワードウを入れ、粉の丘を崩して混ぜていく。全体の柔らかさが同じになるように。初めは猫の手で押すように

木桶で休ませて、コンテナに移し替え、分割成形、発酵、焼き。

オーツとチョコチップのたっぷり入ったプチガトー。薪窯の余り火で焼くお菓子。全部で1000個。素朴でガリガリで美味しかったな。

お昼ごはんはジョンブノワさんが育てた小麦のパスタにバターとチーズをかけて。鯖のスモーク。青魚嬉しい!

夕方までお手伝いし、次のファームへ移動のため車でバス停まで送ってもらう。あの道歩かなくてよくなり、ありがたい。またいつでも来ていいよと言われるとまた来たくなってしまう。

同い年だと発覚した、送ってくれた子(なまえ!)の車は後ろを改造して寝られるバンになっていた。ここのパン屋の製造日は木金の週2、それ以外は車の仕事をしているそう。かっこいい。私も車内装変えて泊まれるようにするのやりたい!

バスの時間を2時間間違え、、バス停でノートまとめ。バスにのって着いたファームは日曜日に来た、la ferme de la rive Mer Porbail。

着いたら夜ご飯休憩だったので、一緒に食べさせてもらう。チーズ、パン、サラダ、ここでも鯖。この辺りではよく取れるみたいだ。安いから貧乏人の魚だよと。海岸で青魚食べれるとはで嬉しい裏切り。

前日に生地を捏ねて、翌日焼きの方法のため、生地を捏ねていた。ここも木桶の手ゴネ。見学させてもらう。粉の挽き方、発酵のさせ方の話、詳しくいろんな話をしてくれる。ライ麦とT80の一部の粉は石臼で特別ゆっくりと挽いたものだそう。通常のものより色が明るい。通常除去されてしまう薄い膜も一緒に挽けるからと言っていた。小麦の構造見てみたけれど、アリューロン層だろうか。ここの発酵は種パーセンテージすくなく、発酵長く。理想は1%のルヴァンで18°18時間発酵する”レスペクチュス” (酵母・塩を量を減らし、短いミキシングと長時間発酵により小麦の旨味を引き出す製法)らしい。

メモ。18c 18h メソッド。ガッシュ、ブリオッシュ/フーガスオニオンチーズ。こなひきで色が明るいt80,ライ。カードで生地拾う、ストレッチと同じ向きの力をかけるように持ち上げる、手水でパンチ。

今日は暑いから初めてクーラーをつけて発酵部屋内温度コントロールを試すそう。明日は6時に生地チェックして、生地の状態で作業開始になるそう。

ここではテントでおやすみなさい。寒かったよ夜。特に朝方。一日の寒暖差激しいなあ。

2024/07/16 ありがとうファーム。Caenへ旅立つ。

今日からファームを離れるフィリップさん。私よりさきに出発だから見送ろうと思っていたら、時間を間違えていたみたいで、もう自転車がなかった。7:30だと思っていたんだけど、7:00だったのかしら…7時に部屋を出る準備したからすれ違ってしまったか。残念。

朝、日本から持ってきていたフェイスオイルが無くなったので、ハーブで手作りできるスキントナーを調べてトライしてみることに。庭へ行きハーブを取っていると、フランソワズが来て本を2冊くれた。ソングルテンのパンの本と、キッシュなどがのったレシピ本。フランス語やりたいなら薄いし丁度いいでしょうと。毎朝フランソワが作業するオーベルジュのキッチン横の客席でWi-Fiを借りて勉強していたのを見ていてくれたみたい(携帯の誘惑に負けた時も多々あったけど)

化粧水はジャーマンカモミール肌を保湿して、かゆみなどの炎症を鎮める働きがあり、肌乾燥や乾燥によるかゆみ、ニキビにおすすめです。また日焼け後の炎症を起こした肌を鎮静させ、日焼けによる乾燥も防ぎます。ローズ上品な甘い香りで、肌を若さを保つ働きがあることから、「若返りの薬」といわれています。アンチエイジングや、肌を引きしめる働きから、毛穴の広がりにも使用できます。ローズマリー「若返りのハーブ」とも呼ばれ、血流をよくする働きがあり、肌の新陳代謝を促進して肌の生まれ変わりを助け、美白や美肌へと導きます。タイム強力な殺菌効果で、ニキビの原因菌を死滅させてニキビの治りを早めます。また抗菌作用もありますので、ニキビができやすい肌には、予防として使用するとよいです。(https://www2.j-herbgarden.jp/15843340881674から引用。) を入れてみました。使っていたオイルの瓶に入れて、中のオイルは保湿要員。ハーブももっと詳しくなりたいなあ。

あー守られていたなと思う。居場所があるって、居ていいよって言ってくれる場所があるってありがたい。wwoofありがたい。楽しかったな。母国語が通じたのもあると思うけれど、wwooferとして存在することに慣れてきて、楽しみ方の幅が広がったなと思った今回でした。

セルジュさんの車に岡ちゃんと乗せてもらって、Caenへ向かう。カーンの駅前のホテルに荷物を預けてカナダのファームにいたベイカーのカーリーが教えてくれたPain Viviant へ。街の中にある薪窯パン屋。見学は事前メールで聞いてキッチンが小さくて難しいからごめんねとダメだったけれど、パンを買いに。大きなローフたちバキバキに焼かれてかっこいい。

薪窯パンをファームで食べ、久しぶりにペストリーやサンドイッチを食べたい…サンドイッチ、シナモンロール、クロワッサン、パンオショコラ、ノアゼットとクランベリー入りのサワードウを。大きなパン以外はサワードウではなさそう。サンドイッチのラペとマスタードのソースが美味しい。酸味って大事だなとおもう。

ここからの旅に必要なテントを手に入れるべく、街の中へ。お城などもあり、観光の人が沢山。沢山のお店が並ぶ市街には、大きなアウトドアショップはなく、待ちはずれのモールスポーツアウトドアショップへバスで向かうことに。乗り継ぎバス停で待っていたら、2台同時にきて、後ろに停まるバスに気づかず30分に1本のバスを乗り過ごし、そこかは歩いていける小さい方のお店へ向かう事にするなどバタバタあったけれど、無事にテントをゲット。

近くのスーパーで買い物をし、ジャンボン、バター、キャロットラペ、ビールをゲットしてホテルで夜ご飯。スーパー夜ごはんも十分楽しい。

2024/07/15ノルマンディーWwoof最後の日

仕事:ごはん、間引きにんじんのピクルス、草むしり、タイニーハウス前の庭作り。

お昼ごはん:スープ、ベイクドクミンズッキーニ、チックピー豆腐残りのおからでパテ、オニオンソース、サラダ、フランソワーズのキッシュとビーツパテとライスラザニア

キーランとにんじんピクルス作り。18才のキーランはあまりキッチンに慣れていなさそう。できるだけ、彼にお願いして任せる形をとる。Wwoofで学んで帰ってほしい。フィリップさんもそんな意図で一緒にと指示があったと思って。先輩風吹かせてみる。笑

最後のごはん担当。おからを使う。慣れてないから誰も使ってくれないと思って。パテの繋ぎが上手くいかなくてポロポロに。卵追加したけど、ここは改善点。玉ねぎ、プラム(普段はりんご)、醤油、ニンニクの私のおはこソースは褒められ嬉しい。

お昼後、セルジュさんのとこの研修生おかちゃんと旅程作戦会議。行くはずだったパン屋さんが体調不良で行けなくなってしまったので一緒に旅フィリップさんからテント買って、回るパン屋さんの敷地に泊めてもらった方が安いよと。確かに。その方向で進めることに。おかちゃんがマルシェで会ったパン屋さんにはサーガにお願いして電話してもらった。彼、英語が話せて私も直接話せた。よかった。そしてお伺いさせてもらうことに。この前の日曜日のところはフィリップさんに連絡をお願いした。前日には私からも電話しようと思う。あードキドキ。新たな出発、ここからヨーロッパ旅が本格的に始まる。井の中から外界へ出る蛙の気持ち。

夕方にタイニーハウスまわり最後の庭をつくる。お花をリプランティングした時に切った咲いている花たちを、部屋にあった本に挟んで押し花にする。メッセージカード付きで。気づいた次のWwooferが何かに使ってくれたらいいな。

最後の夕方なんだか切ないなあと思っていたら、外に大きな虹。みんなで眺めて、それもまたいい時間。

2024/07/13,14 ゆったり土曜日、冒険日曜日。

2024/07/13

ここを旅立つ日が近づいて、なんだか不安になり、自分のプランを復習していたら時間があっという間に過ぎていた。旅行のプラン立てって一回始めると時間かかるよね。ずっと旅している人すごいなあ。

今日はフウカちゃんのラストナイト。クリスがサワードウブレッドを私がサワードウクロワッサンをWwoofer ハウスのキッチンで仕込みながら、みんなでアペロタイム。音楽を流しながら、美味しいもの囲みながら、みんなでワイワイ。いい時間だった。パンを作るのを見るみんなは授業参観の熱心な父母のような視線、ちびまる子ちゃんのたまちゃんのパパのようにカメラを向けていて面白かったなあ。

2024/07/14

サワードウクロワッサン、朝ごはんのために仕込んでたのですが、なんだか生地が柔らかく一度冷凍させて、早朝に解凍させるために冷凍庫からだして湯を入れたカップと共に室温おき、発酵間に合わず、オーブンの低温スチーム機能でホイロかわりにしたんです。ガリガリになってしまった。味は良かったけど、食感が思ってたのも違うものになりテンションだだおちも、みんなは美味しいと食べてくれたのでよかったです。

敗因は、生地水分いれすぎ柔らかすぎ、手作りバターのもろさ水分の多さ計算せず、生地内バター割れた、凍らせて発酵間に合わなかった、ホイロガワリオーブン高くて焼く前にバター溶けた。あれま。

今日はフィリップさんが場所を見に行くだけでも価値があるとおすすめしてくれたお友達のファームへ。このファームの次に行く予定だったパン屋さんに行けなくなってしまい、代替え案を出してくれた。ひとまず行ってみることに。

今日ファームを出るフウカちゃんと同じ電車にのり、電車の中でお別れ。またイタリアでねー!

電車とバスを乗り継ぎ、Porbailへ。途中バスのおじちゃんがフランス語しか話せず、まわりの人に助けてもらいながら、携帯マップに沿って進んだらファームの裏がとかバタバタありながら、なんとかついたのでした。ファームの入り口には、寝ていて動かない豚さん。かわいい…奥にはとっても綺麗に掃除されている小屋でヤギがこっちをみていたり。


着いたらヤギの世話をしていると言うエプリルが声をかけてくれで、パンの見学をしたいと伝えると月曜日か金曜日と。きっと金曜日に来ること、またエメリックさんに連絡を入れる事を伝え別れた。奥に抜けると綺麗な海沿いだといわれ、ファームを抜けると、川のような細い入江に沿った歩道。少し進むと砂浜が。久しぶりの海、砂浜。思わず嬉しくて、靴を脱ぎすて、ズボンを捲り上げ足を入れる。やっぱり海好きだ。ここで海をみた瞬間、ドキンッと好きな人を街中で見つけた時のようなトキメキがあった。

次のバスまでまだ時間があるので、昼寝して、砂浜掘ったら出てきた紺色の層で砂浜に落書きして…ゆっくり過ごす。携帯の充電の余裕もないため、ただゆっくり。

2024/07/12(Fri) ネクタリンチャツネ、梅干し風。沖縄ごはん。ランドリーラック終わり。

今日の仕事:ごはん、ネクタリン仕込み、ランドリーラック調整

お昼ごはん: 沖縄ごはんランチ(にんじんしりしり、にらやちー、ナーベラーニブシー、サータアンダギー、チックピー豆腐)、野菜かき揚げ

お隣、セルジュさんとこの折れていたネクタリンの枝から頂いた青い実を、傷のないものを梅干し風に20%の塩で漬けて、残りの傷物をカシスと合わせてチャツネにした。まだ熟す前の実、食べないものを破棄されるものを食べられるようにする。そんな事ができるようになって、無駄になる食が減ったり、農家さん生産者さんが助かったり、そんな事ができたらいいなと未来を妄想。消化的にはどうなのか、火を通せば、加工すれば飲食可能になるのか…そんな確認は必要だけれど。

今日のお昼はフウカちゃん最後のごはん担当ということもあり、沖縄ごはんを作ってくれた。知らないごはんもあり私も楽しい。まさかアンダギーがここで食べられるとは!嬉しい。

フウカちゃんと調べたチックピー豆腐。にがりなど、固めるものいらないの。一晩つけたチックピーを、倍の水と合わせブレンダーして布で絞り、絞った液体をカスタード状まで火にかけ冷ますとできあがる!とぅるとぅるジーマミーみたいで美味しい。これは海外で豆腐再現する時に良さそう。(冷やし限定)

午後はランドリーラック。滑車を左右変えてみたり、紐が通る金具をひとつ増やしてみたり、いろいろ試して、ようやく完成!動くようになった!おわったー!さっそくシーツを洗濯していたサーガに使ってもらって嬉しい。

夜はQuibo という街のマーケットへ。レミが他のWwoofer を車に乗せてくれた。生演奏の音楽に、踊る人たち。いいなあ。薪窯パン屋さんの気になったキャラメリゼくるみとハチミツのパン、ヤギチーズ屋さんのアペロプレートを買って、音楽を聴きながら食べる。

ジャージー乳チーズ屋さんでバターとチーズを買う。サーガが横についてくれていたからサーガに伝えてもらっていたのだけど、チーズ屋さんが僕に直接行ってみてとフランス語の練習をさせてくれた。 “Je veux manger fromage avec chutney. ”と最大のボディランゲージと共に。言葉が伝えてくれたのか、動きが伝えてくれたのか定かじゃないが伝わった。

買ったチーズの名前を聞くと、”え?俺のチーズかな?”と。それぞれのチーズは工程の違いだけじゃなく、作られた場所などなど決まりがいろいろあるからそれ以外のチーズは名無しなのかもしれない。

最後にサーガがみんなにクレープを買ってくれて、帰宅。ハチミツだけ塗ったクレープ。このクレープのカジュアルさも、フランスと日本の違いだな。