朝カーンからシャルブールへ電車で移動。シャルブールは海沿いの街。潮の匂いがする。岡ちゃんがセルジュさんとマルシェに来ていた街でもあり、土地勘のある岡ちゃんに連れ回ってもらう。
インフォメーションセンターで荷物を預けられるところを聞いたら、周りになかったらしく、そこで預かってくれた。優しい。
街歩き開始しハーバーとか、ナポレオンの銅像とかを見ながら(ナポレオンがこの港の開発の指示を出したらしい)海洋博物館へ。
水族館、タイタニック号、潜水艦の3つの博物館がひとつの敷地に入っている。ふらっと見つけて面白そうだねと入った博物館。とっっってもよかった。水族館は地球が生まれるところからの海と地球の歴史、海に関わって来た人間と機材の歴史に触れられ、動物たちの特徴や地形毎の動物の棲家の話が体験形で学べ、最後は環境問題で締められる。メッセージ性の強い水族館だった。
タイタニック号はシェルブールも乗客を乗せた港のひとつだったらしい。タイタニック号の中のお部屋や操縦室、船内の仕組みと、乗客の話。タイタニック号が観光船じゃなく、アメリカンドリームを夢見た移住者を輸送する船だったことを初めて知った。
潜水艦も船内見学ツアーのほか、操縦士が聴いている音からなんの音か当てるゲームがあったりと、ここも体験形で楽しかった。
港町ということで夜ご飯はシーフードを。イケメンラベルのノルマンディークラフトビールと共に、オイスター、シュリンプ、ツブ貝、カニを。ひとりだったら食べなかっただろうなあ。一緒に旅してくれている岡ちゃんにありがとう。
バス停までの道なりでアイスクリームを。ほろ苦いキャラメルが美味しかった。
駅前のバス停は乗るところが多くててんやわんや。2時間に1本ほどしかないから逃したら大変と走って乗れた。目的のパン屋まではバス停から川沿い歩き30分。夕方でよかった、まだ涼しい。日が長くてよかった。大荷物を背負っての徒歩はなかなか大変。
あれ?ここ?到着?と思う民家に到着。看板も何もない。でも奥に煙突付きの建物があったからここじゃない?と家の前で座っていたら、子供ちゃんがでてきて、ここだと言う事が確認できた。
お庭にテントをはらしてもらう。夜、帰ってきたお店の店主ジョンブノワに挨拶。今お出かけしてるお子さんがいるからとお部屋を貸してくれた。快適な大きなベッドで寝かせてもらう。はじめましての私たちをwelcomeしてくださって嬉しい。優しい。ありがとう。