2023/04/22 Wwoof diary. Cortes島に来て1週間。

こちらはどんより雨模様。Spring rain. 晴れないかな〜と思っていたら、この時期にしっかり雨が降って土地や木が水を持っていると、夏の森林火災が減るという。Welcome! Rain! 島の台風の時も、海水をかき混ぜ温度上昇を緩和して海の珊瑚や動物達のためになっていると聞いて、大変だけど嫌いじゃなくなった。そこで暮らして知る学び。自然の動きには役割がある。

今週は常に誰かについて教えてもらいながら一緒に仕事をしていた日々。でも、今日から少しずつひとり立ち。笑

朝ごはん担当を数回ステラに見せてもらったり、手伝ったりして、今日はひとりで。朝一の薪コンロ火起こしが1番の心配だったけれど、アレッサが家を出る前に着けといたよ!って。助かりました!優しい!

朝ごはんはいつものオートミールポリッジ、シナモンアップル、ヨーグルトとフルーツ。今日は追加で、昨日オーブン使うから何か焼けるよ!と言われて作ったスコーンも添える。ソフトに作ったプレーンと、ライ麦とクランベリーとオレンジピールをいれた少しハードなのと。薪オーブン温度のムラが難しい。ライは少し焦げたけど、プレーンはいい感じに焼けました。ここでとれたミルクで、ここで作ったバターと一緒に食べるとさらに美味しい…

今週はヨーグルト作りを、牛の世話とミルキングから学びました。中学生の山村留学で酪農家さんちにファームステイした時は、商品用だから機械搾乳で人間が一段下に立って、周りに牛が来たら下から機械をはめる式だった。今回は自宅用だけなので、手絞りで。昔は怖くて近づけなかったけど、今回は無事絞れました。バーンの2階に上がって上からハイを落としたり、プープ掃除をしたり。病気のベイビーカウをみんなで心配している今日この頃。

ファームから食卓までが見えるのが楽しい。あ、チャイブ欲しい!ケール欲しい!で庭からもいできたり。毎朝たまごを頂きに行ったり。ここに来れたのは大正解だと思う。

ごはんはみんなで食卓を囲んで大鍋から分けとる式。これだけで家族の様な気持ちになる。この大勢の会話が1番難関で、トピックを掴むのも、会話に入るのもなかなかできないのだけど…ひたすら耳を傾けながらごはん食べている。 英語が出てこない!というより、日本語も英語も言葉が出てこない。これが言いたいのに言えない!もあるけど、大人数の会話では文字がなくなる。本当に知ってる、使える英語以外は音として流れていく。必死に耳を傾けているのに不思議だ。

一緒に英語を学びながら生活をしているイタリアから来たアレッサは、自分の事を言葉で表す力がすごい。頭が白くなっている私の横で、会話の中心になっていく。理解力、英語力もだけど、自分が入れる会話を掴む瞬発力といろんなトピックに対して意見を持っているかどうかも大きいなと思う。たとえフルセンテンスで言えなくても、I…だけ言ってしまえば、みんなが時間を作ってくれる。切り込んで行きたい。私も。

いろんな国から人が来て、入れ替わり立ち替わりでも毎日みんな集まってごはんを食べて、会話して、家族みたいで。これができる場所を作りたいとまた思う。

食以外では切ったり運んだりファイヤーウッドの世話とか、石ころとって道舗装とか、森の中の水道パイプを木の皮で覆って自然に馴染ませるとか。ここで生活を送るために必要な事、生活を整える事。生きるを知る。生きる環境に必要な事を知る。今まで住んできた街の生活では整えられている事が当たり前で気づかなかった事を知る。

いつも午前中は忙しく、午後は残った仕事と夕方の仕事とでゆっくり。ハイキングへ行ったり、湖に入ってみたり、キャンプファイヤー、カードゲーム…毎日に上手に遊びも組み込んで。いい時間の使い方。みんな周りの環境を楽しむのが上手。

優しい誘いにのって、自分では思いつかないプランになって、ちょっと居心地に違和感を感じながらも、良い時間の過ごし方を知っていく。島に入った最初の頃の感覚に似ているなと思う。今はここでの過ごし方を学ぶ時期。

キャンプファイヤーしながらAre you alright so far?と聞いてくれる、いつも助けてくれる仲間がいて、言葉が出てこないこの時期を知って助けてくれる仲間がいて、I’m really lucky to meet you guys. 

コミュニケーションに奮闘しながら、生活を楽しもうと思います。

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