最近は牛舎:Barnによく行かせてもらう。
ベイビーカウが1匹大きな傷があるので、元看護師というのを買われて処置担当になったところから、他のお仕事も手伝うように。
ファームに来た目的が、ローカルの生活の体験と、食がテーブルに届くまでの過程を学ぶ、体験するだから良い機会だ!とDo you want to go? Yes! Do you like it? Yes! If you don’t mind, can you…Yes, I can go together!と参加させてもらっている。
Barnでは、牛舎掃除と牛の移動と搾乳とベイビーカウの傷ケアが主な仕事。
大きな身体の牛にビビりながら近づいて、追いかけて、恐る恐る乳搾りをして、てんやわんやしていた最初…この2週間くらいで慣れてきた。
牛舎掃除は牛のpooをフォークですくってWheelbarrowにのせてポイッと外にだす。重いのね…と思いながら運び出す。
春になって暖かくなったので、日中は外で過ごすようになった牛達。牛舎と森の牛の移動は、進行方向の逆に立つ。後ろ脚より後ろに回れば良い。(蹴られないように注意しながら)はっ!はっ!みたいな、Go!Go!みたいな、合わせて短く大きな声を出すと牛達も進んでくれる。それでも動かない子はお尻をちょんちょん押してみる。
最初は怖くて遠巻きに。でも牛が違う方向へ行こうとした時には身体で止める勢いで道の真ん中で通せん坊してしまい、危ないよ!1番に自分の安全を考えなさい!と注意をされた。今は牛が違う道に行くのにも慣れて、そんな時は遠回りにまた後ろに回ればいいというのも覚えて、衝動的に動く事がないようになりました。
搾乳というのがなんとなくモヤッとするので、ミルキングと言う事にする。ミルキングは乳牛が2匹しかいないので、手で。今はベイビーがいる時期だから、ベイビーの分を考えて行っている。
ミルクカウはもういつもの習慣で慣れていて、自分の場所に自らスタンバイしてくれる。グレインを食べてもらっている間に、させてもらう。
まずタオルで乳をキレイに拭いて、手を洗って、ミルクジャーにフィルターをセットして足元に座る。このファームで1番清潔を気にしているパートだと思う。
足元に座るのって怖いよね…と思いながら、ビビりながら座った最初。牛の横に座り込み、後ろ脚に身体の正面を向けて、後ろ脚側の乳を搾る腕でガードをつくりながら搾る。牛が動きそうになったら反対の手でジャーを瞬時に持ち上げ、場所から離れる。(文章だと説明難しいね。)
上からスクイーズするように、乳の先端に牛乳を集めるようにして、水風船を搾るような感じに押し出す。最初はどれくらいの力でやっていいものかと全然搾れなかったけれど、痛くないのよと言われ、それを信じてギュッとやるようになってからスムーズにできるようになってきた。
牛によって乳の大きさが違くて、手が小さいと大きな乳はなかなか搾れないというのも学び。ファームのファミリーが搾るときと、私が搾る時のミルクが出てくる勢いが全然違う!ジャーがいっぱいになるのが早い…
この牛乳を1晩置くと、上に濃厚なクリーム成分がたまる。それを分けて、クリームはバターに。下のはヨーグルトに。ありがとう牛さん。
ベイビーカウは今5匹。そのうちの1匹が臍の緒の感染。具合が悪くて座り込んでいる事が多いから、後ろ脚に潰瘍ができ、排泄物の汚染と湿潤環境で悪化して今はパックリ開いてしまっている。最初は感染との戦い。傷の洗浄とお薬。感染が落ち着いたと思ったら…今は暖かくなってハエが活発になって、傷に卵を産み付けるという…虫との戦い。卵と幼虫を洗い流して、ハエよけをする。自然で生きるって大変だ。
ベイビー本人は食欲あり、立つ力も前より出てきて良さそうなのだけど…後ろ側が大変。ファームの中でもケアを続けて治るのか、もう諦めるのか討議。ファームのオーナー、ヘンリーは良くなると信じているので、そのお手伝い。良くなりますように。私も信じたい。
この2.3日で、慣れてきたね!とか、他のファームメンバーに前に動物と働いてた?とか言ってもらえるようになり嬉しい今日この頃。
今日の朝もBarnからはじまります。行ってきます。