2023/05/25 香りの記憶。食の記憶。

今日は工具を使って、金属ゴミの分別が仕事。錆びれた金属だからネジが全然回らないし、パーツも外れないしで工具苦手や!このくそーとなった今日。タイニーハウス建てて、B&Bやりたいとか言ってるのに…その時は自分でもやるけど助けてもらおう。そうしよう。

その後はスコーン仕込んで、お昼ごはんからのスコーン焼きと夜ご飯担当。

庭にハーブあるから使っていいよ!と言われて数週間。どこに何があるか確認しないまま、ずっと昨年のドライハーブを使っていた。今日の夕方ちょうど庭にでるタイミングでお散歩できたので、種類と場所の確認。

セージ、オレガノ、パセリ、ミント、ローズマリー、コリアンダー端から順番に摘んで口に入れていく。沢山のハーブと、フレッシュな香りが嬉しい!楽しい!

私にとってハーブの香りは祖母の香り。ガーデニング、料理好きな祖母の家の香り。祖母のハイカラな料理は、子どもの私にはおしゃれすぎる味で昔はこの香りを食べるのが苦手だったのに、今は大好き。料理にハーブをひとつ加わえるだけで香り広がり楽しくなる。祖母の料理を今食べたい!

香りの記憶。食の記憶。日常のふとした時に思い出す、なんだかほっこりするこの瞬間が好き。これを食べたら思い出す、そしてちょっぴり幸せになれるそんなごはんが作りたい。

セージの香りってこんなに華やかだったのね!フレッシュだとまた香り方が違うのか。
ドライのローズマリーがなくて、もう無くなってしまったと思っていたから嬉しい!大量にストックのある今の主食、ポテトにガーリックとローズマリーを合わせたかったの!

次のごはん担当では何を作ろうか、今からワクワク。もっと早く聞いてたらよかった。

ミントを数枚摘んで、お湯に浮かべてミントティーに。何だか贅沢な気分。

旅Diary 2023/3/27 地球の裏側で出会った日本の歴史と旅仲間。

朝一でバスに乗り、イグアス日本人居住区に来た今日。おそらく通勤、通学の人達に混じって満員のバスに乗る。

チパソー、カリエンテー!チパソー、カリエンテー!コシードコンレチェ!コシードコンレチェ!
バスの中に商品を抱えて売りにくる。食べ物飲み物から靴下、小物いろいろ。

今日はバスの中で朝ごはん調達。チパソーとコシード。チパソーはとうもろこし粉の粒々ほろほろした生地にクミンの効いた挽肉が入っている。周りのよく焼かれた焼き目が香ばしくて美味しい。コシードはマテの茶葉をお砂糖と炭で煎ったお茶で、コンレチェがwithミルク。炭の香りがする甘いミルクティー。一口でキャンプ気分。笑

写真なく、動画から抜粋。

バスに揺られて3時間、イグアス居住区に到着。松の木、鳥居、ひらがな…パラグアイの風景に時折日本の香り。

イグアス居住区移民資料館でお話を聞く。日本が口減らしをする程貧しかった頃、おしんとかの時代。パラグアイは戦争で人口が減っていた。人口を減らしたい国と人口を増やしたい国の間での移動。45日、船によっては2ヶ月以上かけての大移動。お話を聞いた園田さんは12歳の時に移住してきた。

12歳はもう大事な労働力。木々を伐り倒し開拓するところから、畑をつくり、家を建てた。明るくなってから暗くなるまで働いた。

ここにいようと思えたのは受け入れてくれることと、沢山の友達がいることだと。帰って来れる場所を作りたい私のヒントになると思った。

地球の裏側で生きる選択をした逞しい日本の先輩達。そんな場所があることを知れて、その場所に来て、会うことができて嬉しかった。

そんなお話を聞く場で出会った同じ宿の旅する2人。世界一周後大好きになった中南米に帰ってきた1人と、大学を休学して旅にでてユーラシア周りでぐるっと旅してきた1人。2人も昨日がはじめましてと。

大旅行をしてきた2人と出会い、話をしていると、私達も旅をしているのだと実感する。(友人のハウスに滞在していたため、暮らしている気分だった笑)

南米の一時帰国と言われているらしい、ここイグアス居住区で、南米一の日本人宿と言われる小林さんにお世話になる。沢山の人懐っこいわんこ達に囲まれて、お庭でみんなと話しながらゴロゴロだらだら過ごす時間。夜ご飯はここの名物すきやきで満腹。どこにいるかわからなくなる。

夕方、車が少なくなると宿の犬たちの散歩へ。門を開けると駆け出していく犬たちの後ろからついていく。夕日に照らされた赤土の一本道が、とてつもなく贅沢に感じる。

夜バルコニーに出ると肉眼ではっきりみえる天の川。島ぶりの天の川、星の多さ。ああ、これを求めていたとしみじみ思う。

私にとっての北海道や島に似ている時間。広い空の下、自然に囲まれてゆっくり誰かと過ごす時間。私の居心地の良いと感じる場所を再認識。

時差ぼけ引きずり、眠いのを我慢して昼寝しなかった今日はごはんを食べてすぐ就寝。ごはんを食べながら寝てしまう子どもの気持ちがよくわかる。体内時計を合わせたい。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

年末年始ゲストハウススタッフ体験記。

ゲストハウスポインセチア
長野県姫木平、標高1400メートル。すぐ横が元ゲレンデで、春は山菜、秋は紅葉とすすき、冬はソリ滑りと近くのスキー場でウィンタースポーツが楽しめる。

2022-2023年末年始、泊まり込みで働かせてもらいました。

行く前に、ここで過ごす間はスタッフ全員が家族だからと素敵なメッセージをもらった。
そうゆう場所を私も作りたいんです!と、仲間に、家族に、なれることが嬉しかった。
また、常連さまが多く里帰りのようにお越しくださると聞いて、これもまたわたしの作りたい場所と重なり、緊張ながらとっても楽しみに向かった。

東京から新幹線で駅から車で1時間少し。
鹿がでてくる山道をナイトサファリみたいと思いながら進んでいく。

1日目12/30 夜到着。
常連のお客さんとスタッフさんに挨拶して
キッチン見学 次の日のパン仕込みとあんこ炊き
お風呂もらっておやすみなさい。

仕事に入る前に教えて頂いた事
お客さん次第で動きが変わるお仕事。
標高が高い場所、滞在時間がながい、お客さんの体調変化に合わせることもあるので、臨機応変を心がける。
アットホームとビジネスのよい塩梅を読み取る。
お客様はみんなお名前を覚えて声かけをする。

1番大事な事は楽しむこと。
やってみたい事遠慮なく言ってね!と。

そして次の日、大晦日からはじまり!

お客様の1日の流れとして
朝8時朝ごはん
10時頃にはお出かけ
15時過ぎから帰ってきて
18時半夜ご飯
その後はお部屋で過ごされている
(コロナ前は食堂でほかの宿泊者さん達との交流も多かったよう。)

ざっと滞在中の私の予定。

12/31
朝ごはん準備
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
掃除
お昼
休憩2時間そり遊び
夜ごはん、おせち仕込み
夜ご飯提供
片付け
夜ご飯
年越しそば
お風呂
キッチンで話しながら年越し

1/1
おせち朝ごはん
朝ごはん
掃除
柚子ケーキ、あんぱん、柚子マーマレード
夜ご飯、まかない仕込み、提供
夜ご飯
あんぱん、あんこ炊き見学

1/2
朝ごはん片付け
洗濯物
朝ごはん
漬物野菜、ザワークラウト
クッキー焼き
夜仕込み見学
柚子ケーキ販売
夜ご飯提供、ハッピーバースデー
夜ご飯
お風呂

1/3
朝ごはん提供
片付け
朝ごはん
チェックアウト後はおやすみ
チーズケーキ、野菜焼き焼き
ドローンそり遊び
ハンモッククッキー
残り物全部使っていいよ夜ご飯

1/4
パンケーキ朝ごはん
掃除
片付け
帰宅

スキー場が近いこのペンションはこの冬の時期、スキーをしにくるお客さんで賑わっていた。

ゲストハウスで過ごす主な時間は、ごはん、すいみん、お風呂。

休める環境を整え、美味しいごはんを用意する。
わたしの仕事も掃除とご飯の仕込みもそうゆう事だ。

地元の食材を使ってそこの直売所で買えますよとか、ゲストハウスで仕入れて買ってもらえたりとか、ごはんで出た自家製のものをお土産にできたりとか…ゲストハウスのごはんから広がる地域への理解とか、繋がり。また、そこから繋がり広げられる工夫。

裏側に入らせてもらったからこそ
自分の商品を販売させてもらったからこそ
商いをやる側の考え方や思いも知れた。
包装、ディスプレイ、伝え方、買う前に体験できる工夫。

特に食に重きを置いているゲストハウスに行くことができ、お手伝いできたのはすごくいい経験になった。

受け入れているスタッフに対しても「ここにいる間は家族と一緒だからね」と家族に仲間入りさせてくれる暖かさ。
久しぶりに注意されたりもありました。話しすぎてしまう…難しいバランス。

家族のようなスタッフがつくる雰囲気が、お家のようなくつろげる空間なのではないかな。

自分がお宿を作る時、絶対に思い出したいこの経験。また来てねと言ってもらったのと、私の話を聞いて行きたいと言ってる友達がいるから、今度は一緒にお手伝いに行こうかな。

友達やカップルでお手伝いに来る事も多いそう。
そこから繋がり繋がり…本当に大きな家族みたい。

そんな場所が私もつくれたらいいなと思ったのでした。まずは続ける事から。

今までの積み重ね、いつもそこにある安心感、帰って来れる場所になるのだなと思う。

はじめまして。 Cozyfare です。

はじめまして。訪問ありがとうございます。

いつかどこかにできる小さなお宿、Cozyfare。
ホストのふらのです。

宿を開く!を最終目標にオープンするまでの道のりをホームページとYoutubeをメインに発信していきます。

Cozyfare(こーじーふぇあ)とは
「cozy」 居心地の良い
「fare」 旅、暮らしていく、食
を組み合わせた言葉。

宿のテーマ「一緒に食べたい!」
それぞれの誰かと一緒に食べたいごはんを食卓にならべて囲む。 いつもの味でも、旅行にいってみつけた新しい味でも、懐かしい思い出の味でも… 「一緒に食べたい。」そんな思いの集まる食卓。 みんなの食の思い出話に花咲かせ、また加わる新たな思い出。 その料理を食べた時、 ふと思い出して、励まされる、癒される。そんな時間をつくりたい。

まずは、帰ってきたいと思う場所・居心地の良い場所、Homeplaceづくりと、もっとたくさんの味、食の記憶に出会う旅。国内、海外いろんな場所での旅・暮らしの様子、食べ物、お宿をお届けします。

世界中から人が集まってごはんを囲める、一緒に暮らしを楽しめる場所をつくりたい。

ホスト自己紹介

現在、看護師・お菓子屋・パン学生(製菓学校夜間部・ドリアンパンの学校1期生オンライン)の三足のわらじを履く28歳。(2023年1月時点。)

好きなことは、ごはんを作ること、みんなでごはんを食べること、自然を感じて過ごす事、知らない世界を知る事。

離島看護師として行った喜界島でのゴマ畑の写真。

以下、現在までの生い立ちと、B&Bをやりたいと思うまで。

幼少期。共働き家庭の3人兄弟の長女。よく祖父母宅に預けられていて、料理・ガーデニング好きな母方祖父母、近郊農家の父方祖父母の影響を大きく受けて、畑や庭からとってきた食材でごはんをつくる祖父母の生活に憧れる。子供の頃から食べることが大好き。

また、小学校での学童保育や、中学校で北海道の全校生徒36人の学校へ山村留学し寮生活等で、自然の中で遊びまわり、兄弟のような友達や、親のような姉のような先生や友人家族に出会い、本当の家族ではないけれど、家族のような関係性ができる。

食と、自然と、人が好き。のベースになっている。

現時点での、人生最大のターニングポイントは高校3年の進路選択。
幼少期から、世界の偉人記、ハリーポッターやハイスクールミュージカルが大好きで、海外に憧れ、海外大学進学を目指したいと思うも、挫折。どうしたら自分の力で生きていけるか、海外留学できるか、やりたいことができるかを考え、たどり着いた看護師の道。
「人が好き。いろんな人に関われる。役に立てる。」なおかつ、「田舎・離島での暮らしや発展途上国・海外に興味があり、どこでも生活ができる、いろいろな形で海外へ行くチャンスがありそう、最悪辞めて海外へ行っても資格はなくならない。」と。

看護学校で壁にぶつかり、頑張れなくなり、3年の学校を4年で卒業。
海外への憧れは途絶えず・・・看護学生時代は、小劇場の舞台に出演・ウェディングのインターン・新体操と水泳の指導員・イベントスタッフ等々。バイトでお金を貯め、年1回海外へ。

卒業後、総合病院の救急外来、検査科に従事。この病院、初の救急外来新卒採用。大先輩たちにかこまれ、見守られながら育ててもらう。命の現場を体感しながら学ぶ中で、学校で折れた心は回復し、看護師の楽しさに気づかせてもらう。

看護師1年目から海外に行きます!と生意気に宣言。英語の勉強開始。
2年目の夏休み1週間、ミャンマーの医療ボランティアプログラムに参加し、長期参加は自分には違うかもしれないと思う。
学生の頃の夢だった、海外の学校に行くことを決め、もう一度学校に行くなら違うことを学ぼう、言葉の壁も乗り越えられそうな好きなことにしようと、オーストラリアTAFEのBakingコースを目指す。

看護師3年目の秋、海外留学条件をクリア。3年いっぱいで病院を退職。
海外進学前に日本でどうしてもやりたいことがある!と、離島の病院派遣へ。
鹿児島県奄美群島の喜界島に派遣される。
憧れの島生活。そこで出会った仲間たちと目一杯たのしみ、家族のように受け入れてくれる島の人たちがいて、喜界島が大好きに。

コロナの影響で、留学は延期延期からの中止に。
喜界島滞在を延長。喜界島の特産であるサトウキビ農業に従事したいと思い、看護師をパートに、サトウキビ伐採補助員のバイトと掛け持ちをする。

また、その留学の見通しがつかなかった時期
大好きな東京のお菓子屋の求人をみて、採用してもらえることに。コロナ渦の東京へ。
看護師は完全に離れ、お菓子屋に。
留学受け入れ再開見通しがつかないため、東京の夜間の製菓学校パンコースに通い始める。

そして、現在。
海外へ行くのが諦めきれず、資金と時間の工面のため、看護師を再開させてもらい、
お菓子屋と看護師とパン学生の3足のわらじとなる。

2023年3月製菓学校卒業予定。
卒業後は海外へ。詳細はまた追ってお話しますね。

こんな私の人生の中で重要なのは、やはり食と、人とのかかわりと、自然の中にいること。
好きなことを全部をひっくるめたら行きついた、田舎につくる小さな宿の目標。

いろんな場所で生活をして、いろんな家族みたいな人がいて、いろんな帰れる場所ができて、そんな場所や人、そこでの思い出に励まされてきた。
私も誰かが帰ってこれる場所、エネルギーチャージの場所を作る側になりたい。
家族じゃないけど家族のような、そんな仲間を増やしたい。

最後まで見ていただきありがとうございます。
オープンまでの道のりを、一緒に楽しんでもらえたらと思います。
そして、実現した際にはぜひお会いしましょう。
おかえりなさいと言える日を楽しみにしています。