今週はフウカちゃんとモンサンミッシェルへ冒険の旅。モンサンミッシェルは最寄駅から10キロほどあるので、自転車が便利だとおすすめしてもらい、ファームの自転車を連れていく。ヨーロッパの電車は自転車が乗せられるため、電車で最寄りまで行って、自転車で動く。ヨーロッパ自転車旅したかったの…嬉しい。
今滞在しているサンローはモンサンミッシェルと同じ州、ノルマンディー。サンローからモンサンミッシェル駅まで直通電車に乗る。自転車専用車から乗り込み、係の人に自転車をお願いして、席に着く。テーブルつきボックス席で包んできた朝ごはんを開ける。クリスのサワードウブレッドで作ったきゅうりのサンドイッチ。バターと塩もみきゅうりを挟むだけで美味しいのだけれど、今回は水曜日マルシェでもらったフロマージュブランと庭のディルも挟んだ。
電車に揺られ1時間半くらい、最寄りのモンサンミッシェルに到着。ここから自転車の旅。海にあるモンサンミッシェルまで続く川沿いの道を行くことにする。川沿いに行くまでが街で車通りが多く、道は狭く、自転車難しく歩いた。川沿いの道は歩行者、自転車専用で走りやすい。
緑に囲まれ気持ちがいい。川沿いを30分ほど漕ぐと遠くにモンサンミッシェルが見えてきた。モンサンミッシェルへ向かってサイクリング、ワクワクした。そこからもう10分ほど漕ぐと川沿いに自転車置き場。モンサンミッシェルには70台しか置けないらしく、ここで置いていくことに。
ここからは歩いて近づく。モンサンミッシェル周りは何もない平野。羊がいる。空が広い。たくさん咲いている黄色い花越しにみるモンサンミッシェルいいな。歩いて近づく特権の景色。この辺りの地面は白く乾燥してひび割れている。なんてことにも気付ける。
橋を渡り、近づいてきたモンサンミッシェル。着いた時は潮が引いていて、まず周りを散歩する事に。海に聳え立つ大きな壁。これを建てたの本当にすごいねと歴史に思いを馳せる。
門をくぐると左右にお店が並ぶ道を登っていく。まず目指すはガレット屋さんCrêperie la Clocheへ。種類が多すぎて選べない…私はカマンベールとソーセージ、フウカちゃんはりんごと内蔵ソーセージ。
店を出てさらに登る。モンサンミッシェルの入り口へ。チケットを買って、日本語ガイドを持って中を巡る。歴史的建造物観光、部屋ひとつひとつガイド読みながらちゃんとまわるようになってきた。飾りのいみとか歴史とか…ヨーロッパに来てからもっと歴史を知りたいと思っている。
ゆっくりモンサンミッシェルを楽しんだのち、自転車でサンマロへ向かう電車にのる駅、Dol de Bretagne へ自転車で向かう。モンサンミッシェル周りは何も建物がないため、畑道を漕ぎながらモンサンミッシェルのシルエットがずっとみえている。畑の土が白く乾いてるようにみえるのはなぜか、育てられている野菜たちはどんなものが多いか、そんな話をしながら漕ぎ進める。2時間程漕いで到着した駅から電車にのりSt Malo着。駅からそう遠くないホテルに自転車を泊めて、今日は来る道のスーパーで買ったレバーパテとキャロットラペ、持ってきたパンで夕食。