旅Diary 2023/3/26 日曜日の香り

朝ごはんを食べて洗濯のために外に出ると、肉を焼く香りが街に広がっていた。

パラグアイの日曜日はアサードの日。大きな肉を炭火でじっくり焼いて、家族みんなが集まって食べる日。

ホストのおうちの洗濯機を借りにいくと、お庭のアサードの窯で骨つきの大きな肉が焼かれていた。

肉のいい匂いが染みつきそうだけれど、洗濯物を庭に干させてもらう。

庭には、マンゴー、パパイヤ、レモン、アセロラ実のなる木が沢山。季節毎にお庭でもいで楽しんでいるらしい。楽しいお庭。ブランコ、滑り台もあって、お孫ちゃんがきて遊んでいたり、いつもより賑やか。

お昼におにぎりを作ってお裾分けにいくと、アサードのお裾分けをもらった。大きな肉の塊を切り分けてくれる。ホストのママパパと庭のテーブルに座って、アニス入りのパンといただく。炭火の遠火でじっくり2時間以上かけて焼くのがキモだそう。アサードを美味しく焼けるのがパラグアイでのステータスのひとつ。

友達とホストファミリーのスペイン語の会話を聞きながら、細々やってきた拙いスペイン語で友達のサポートをもらいながら時々仲間に入れてもらう。 日本に住んでいるのを知るとQue bueno. とスペイン語を誉めてもらえた。聞き取りは友達任せで、単語も友達に確認しながらだったけど…お話できた事が嬉しい。

派遣されてもうすぐ1年になる友達は、ほぼほぼの会話を聞きとり、自分の言葉で返している。本当にすごい。今回はその友達のパラグアイでの生活に参加するように滞在。地元の人との交流や生活、生活の工夫…現地の暮らしが見えて面白い。そして、地球の裏側で頑張っている姿をみれて嬉しい。いつも明るくHola!Hola!と誰にでも挨拶している姿が眩しい。街の人達に愛されているのがわかる。最高にかっこいい Mi amiga. ありがとう。

時差と季節の違いにまだ身体が調整つききっていないので、今日のお昼と夜は日本食を作って身体に優しく。昼のおにぎり、肉じゃが、味噌汁と、夜のうどん、きゅうりもみ、ピーマンおひたし。やはり出汁最強。日本食が、いままで食べてきた食が味覚的にも身体的にも合うんだなあと実感しているところです。

キャッサバのデンプン粉、アルミドンを使ってわらび餅を作った。パラグアイでやりたかったことのひとつ。嬉しい!

明日はまた移動日。まだ時差ボケを引きずって昼寝なしでは生きれない。しっかり寝て整えてます。旅人ってすごいんだなというのも今回の旅でひしひし感じています。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

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