旅Diary 2023/3/30ブラジル国内飛行機旅

フォズドイグアスから、サンパウロ-リオデジャネイロ-ブラジリアと乗り継いで、首都ブラジリアに。トランジット含めて9時間のブラジル国内大移動。

この旅はじめての雨の朝。フロントのチェックインの時にお世話になったお兄さんにObrigado, chao!と伝え、風がバーバー、嵐のような雨に打たれながらタクシーに乗り込む。

飛行機が飛びますように、乗り継ぎ上手くできますようにと願いながら空港へ。問題なくチェックインして、カフェで朝ごはん。

サッパリ済ませたいね。なんて話していたのにケースに並ぶパンやケーキを見るとついつい食べたくなってしまう。マフィンとパンオショコラ、ポンデケージョを3人でわけて食べる。

注文時、やはり言葉がちゃんぽんになる。ポルトガル語のみの店員さんに友達がスペイン語で話す。伝わらないことが多くなると英語を話せるおばちゃんがでてきて、英語でドリンクを聞かれる。スペイン語の頭が少し残っている私がスペイン語で答える。もうよくわからん!笑 ただみんな優しくて笑顔で最後まで聞いてくれる。最後にObrigado,chao!というと笑顔でサムズアップしてくれる。

このカフェで旅行者らしいお兄さんが、ずーっと英語で店員さんと話してたのに最後にObrigado, chao!だけサラッとポルトガル語で言って去って行ったのがかっこよくて、去り際だけは私もそれする!とその人の真似っこ。

イグアスの飛行場は検査場内の方が充実していて、中で食べた方がよかったかなと話しながらお土産をみる。三国国境は行けなかったけれど、もうここまで来てるし、グッズが可愛くてそれぞれでTシャツとキーホルダーを購入。地球の裏側記念。

今回もLATAM航空にお世話になります。フォズドイグアスからサンパウロまでは1時間半くらいのフライト。非常口席に指定され、ポルトガル語か英語はできるかと確認される。英語と答えたけれど、緊急時瞬時に理解できる自信はない…座席指定に言語も考慮しておくれ…と思いつつ、呑気にサービスのクッキーを食べていたらサンパウロ到着。

サンパウロでの乗り継ぎ50分!やや短めでドキドキ。スタッフにターミナルを英語で確認すると、I don’t speak English. と返される。しゃべってるやないかーい!と思いつつ、日本と同じ現象に少し親近感。ここですぐDonde esta?に切り替えられたの、心の中でガッツポーズした!少しずつでも慣れてるフレーズからスムーズに出るようにできたら嬉しい!もしかしたらDe donde esta って余計なDeつけてたかもだけど、伝わって、求めてた答えをもらえたからオールオッケー!

ターミナルが同じ事を確認して、ゲートを確認できたら一安心。トイレに行ってゲートオープンを待つ。サンパウロ空港は大きくてスタバもフライデーズも、現地のカフェもアイスクリーム屋も中に揃っている。12時前でお腹が空いているけれど、私たちのご飯は次のリオで。

サンパウロからリオデジャネイロまでは約1時間。飛行機に乗り込むと前の席の親子に話しかけられる。Coreanas o Japonesas? Japonesa.と答えると、キラッキラの笑顔で拍手される。”こんにちは、Me gusta 呪術”と。アニメ漫画文化の世界的影響がすごい!アルゼンチンからの家族旅行だったみたいで、周りの家族にJaponesa!と話しかけはじめる。それを聞いた周りの人も”日本好きだよ、5回も行ったよ”と話しかけてくれたり、みんなに見られるからみんなに手を振る。アイドル気分。このフライトの1時間、”una pregunta.”と質問されたり、スペイン語の発音を口を見せながら教えてくれたり、ずーっと前の親子と話していた。友達がスペイン語わかる子でよかった。日本の事をもっと知ってもらえたと思う。桜や着物、袴の写真を見せた時のキラキラした顔が眩しくて、嬉しい。友達が持っていたおにぎりせんべいも嬉しそうにみんなで分けて食べていた。飛行機を降りてから、カバンに入れていた日本のお土産になりそうなJapan と書いてあるハンカチと知り合いの手作り巾着袋とガマグチポーチをあげると、すごく喜んでくれてハグしてくれた。陽気で明るい家族。楽しかった。飛行機でできた新しい友達。素敵な出会い。Obrigada,chao!

飛行機の中からサッカー場が見えるとディズニーランドが見えたみたいにはしゃぐ女の子、アルゼンチンのサッカーチームは知ってるか?と聞いてくる男性、メッシと誰か(聞き取れなかった)どっちが好きか聞いてくる男の子。南米のサッカー熱がすごい。イトーは知ってるかと聞かれたけれど、わからない…詳しくなくてごめん。

南米に来るとき、というより世界を旅する時はアニメ漫画、スポーツの話題に強いと友達が増えそうです。

リオデジャネイロの空港では一度荷物受け取り場を通りすぎ、再度出発ロビーから保安検査を通る。荷物はブラジリアまでになっているから、受け取らなくていいはずだけど、スルーしていいものかドキドキ。一応出てこないか最後まで見守って出てこない事を確認してから動きだす。

リオデジャネイロの空港は保安検査前がもうショッピングモールみたい。検査場の中に入ると、少しの免税店と軽食のみ。サンパウロでは中にいっぱいあったから、中でいいかと入ってしまった私たち。ごはん難民。

昨日ハンバーガーとホットドッグというジャンキーなごはんになってしまい、朝も小麦いらんと言いながらパン達を食べ、”そろそろおにぎりと味噌汁がいい。冷たいうどんが食べたい。”そんな気分。そんなんないので、1番ご飯っぽいラザニアとバタタロッシ(じゃがいもガレット)があるお店へ。セットドリンクはコーラ固定。笑 コーラの世界的愛され方もすごいよなあ。小麦、芋であれど少しごはん感を味わって満足。ここでも店員さんが優し可愛かった。注文中、私は席で待ってたけどね、友達の笑い声がすごい聞こえてきて、最後には店員さんがウインクしている写真を撮ってきた。キュートな愛嬌。言葉がわからないからこそのコミュニケーションの取り方というか、だからこそできる関係性もあるよなと。それを引き出す友達達の気さくさと勢いと愛嬌も素敵。

最後のフライトはリオデジャネイロからブラジリア、約2時間。ようやく全員横並びのフライト。席指定に追加料金かかったので当日にしたら、こうなりました。

“読みたい本があるの!あーKindleにないから読めないー!また同じスナックだ!違うの出ないか期待してたのにー!1日でこんなに乗り継ぐ人なかなかいないから、そんな文句言う人もいないよ。” 時々こんな会話をしながら、各々好きなように過ごす。そんな感じの私たち。

ブラジリア空港に到着。荷物が待てども待てども出てこない!レーンが止まった!!初のロストバッケージきたか!やばいぞ!とドキドキしていたら、スタッフに声をかけられる。荷物が来ない事を伝えると奥に案内される。あった!!私たちの荷物!!よかった!!ハードケースじゃない私たちの荷物は丁寧に壊れやすいものレーンに流してくれていたのでした。Obrigada, LATAM!ロスバケ疑ってごめん!

ついたブラジリア空港は、また広くて綺麗で素敵。Uber専用の乗降車スペースも用意されていて新しい感じ。

ホテルまではUber移動。ひとり45レアルの安いお宿にしたら、宿はいいが、まわりが郊外の国道沿いみたいな感じ。お店が少なく、人は少なめ。夜ご飯調達にダッシュで付近をまわるも、リカーショップ、ホームセンター、アイス屋さん…。ご飯がない!アイス屋でパソコンの翻訳機を借りて、近くにご飯屋さんがないか聞くと、まっすぐ行くとあるよ!と。夜の外歩きが怖くて、遠くないか、何分で着くか聞きまくっていたら見える場所まで一緒に来てくれた。 Obrigada!

お店で持ち帰りできるか聞くと普段やっていないけれど、やってくれるようなニュアンスを受け取り、サラダと魚を頼む。席に座らされ”Quarenta minutos. “と言ってウェイトレスが離れていく。え!待って、40分!?早く帰りたいんだけど…注文済ませて、お水まで出してくれて、もう引き下がれない。今19時すぎ、もう暗い。帰りは大丈夫かドキドキしながら待つ。翻訳機を使って、夜歩くの怖いから少し早くできないかお願いする。受け取れたのが19時40分くらい。気持ち少し急いでくれたみたい。最後まで言葉の通じない急かす客に嫌な顔せずに対応してくれたおばちゃんObrigada!
(今日の途中で、オブリガードも男性女性で変わるのに気づいてオブリガーダに変えてたの気づいた?笑)

無事ホテルに帰って、美味しくごはんをいただきました。帰り道は歩いてる人がちらほらいて、イヤホンで音楽聞きながら歩いている人もいたりして、そんな感じで歩ける道なのかと少し安心したけれど、これからホテルを取る時はまわりもチェックしようとみんなで誓った夜でした。

今回の旅
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

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