2023/07/1-2 Canada day weekend. 


パンケーキ朝ごはんをみんなで食べて、少し草むしり。11時からのパレードにみんなでお出かけ。車で街中へ行くと沢山の人。ファミリーの知り合いみんなに声をかけられ、紹介してもらう。他のおうちもWwoofer 受け入れしてるわよと。この島で盛んみたいだ。

バルーンをつけた車や消防、救急車がパレード。キャンディーを窓から投げる。

帰ってからお昼ごはんを食べて、草むしり。夜ご飯はバイソンの肉のチリと今日庭で取れたじゃがいも。

次の日は午前中に古いテーブルを拭き上げてオイルを塗る。お昼ごはんを食べて、公園へ。

マッドボックスと呼ばれる泥道を車で走るタイムレース。途中で動けなくなったら、車は重機に潰されて運ばれてしまう。激しいイベント。

現地に着くと、大勢の人。1人5ドルを支払い手にスタンプを押してもらう。これが賞金になるらしい。ブンブンふかして泥をはねながら走る車に沸く歓声。この街の一大イベント。

終了後に公園内の屋台へ。バーガー、ケバブ、ジェラート、レモネード…それぞれ長い列を作って大賑わい。ここでもファミリーの知り合いと、違うお家のWwooferに挨拶。沢山の人に会いすぎて覚えられない名前…

帰ってからは夜お呼ばれしてる、お庭焚火ごはんの準備。カリフラワーとポテト、ガーリックスケープをバターと塩胡椒とホイルに包む。ling cod のホイル焼きも準備。

車でご近所さんへ。海辺の高台にあるお家は眺めがきれい。そのお庭でみんなで持ち寄りごはん会。焚火ホットドッグ、グリーンサラダ、お肉の煮込み、チップスが並ぶ。焚火を囲んでごはん。こうゆう会がよくあるのだとか。ご近所付き合いが盛んな街です。

バンクーバーや、街出身で、田舎の方が好きだから、自分で家を建てたり畑をしたいから、サーフィンやスキューバダイビングが好きだからとここに移住した人が多い印象。

沢山の人に会ったスペシャルな週末。

2023/6/30 ハイダグワイ到着。


飛行機でバンクーバーから1時間40分ほど。飛行機の隣はそのハイダグワイに住むトーテムポールをつくるおじちゃん。トーテムポールの写真を見せてもらったり、行ってきたという。マチュピチュの写真を見せてもらったり。日本にもなんどか来たことがあると、北海道とか。北海道のアイヌの場所はトーテムポールあったなあと。この島と北海道似ている?と聞いたら、少し似ているねと。北に位置して、シーフードがいっぱいで。これから知るのが楽しみ。

北と南の大きな島、周りを囲む100を越える島々でできるこの諸島。今回は北の島に。空港から北に移動するバスでは、次の船はもう間に合わないからと地元の人の家を回って下ろしたり、この花香りがいいのよとお花が回ってきたり、アットホームな感じ。次の船を待つ間、キャンプに来たと言うお隣のお兄さんと仕事と旅の話。雨が降って来て寒い。

船着場にファミリーが迎えに来てくれて、海沿いの道を進む。岐阜県よりやや小さい程の総面積のこの諸島…大きい!5.6の街があって街と街の間が車で20-30分ほど。何も無い道を走る。北海道みたい!

今回はちびっこが2人いるファミリーファーム。ガーデンと、鶏、鴨、豚がいる。今回もお庭のWwoofer用の小屋でステイ。リビングと寝室が仕切られている広いお部屋。再びのウッドストーブ、コーテスでは夏の火事予防でもう使ってなかったけれど、ここではまだ使える。トイレはメインハウスか、外の倉庫。キッチンはメインハウス、ごはんは家族みんなで。

今週末はカナダデー(カナダがイギリスから独立した日)イベントが盛りだくさん。ごはん食べたらすぐ出かけるよ!と。お庭のグリーンハウスでレタスとパンジーを摘んでサラダを作り、今日はバッファロー肉のラザニア。赤みの脂肪分の少ないサッパリした牛肉という感じ。

食べたらすぐ桟橋に向かってキッズのフィッシュダービー。釣りでゲットした魚の大きさ競争。ファミリーは釣れなかったけど、キャットフィッシュとかカニが釣れていた。お祝いで配られていたホットドッグとケーキを頂きました。

釣りも終わりという頃に急な大雨、横殴りの風。さっきまで青空見えて来たかなって思ってたのに。この急な天気の変化がハイダグワイって。ダッシュで帰ってきて眠った1日目。

Cortes island in Canada.

コルテス島は、カナダのブリティッシュコロンビア州の海岸にあるディスカバリー諸島のひとつ。バンクーバーの西側、バンクーバーアイランドの北東にある。島の長さは25km、幅は13km、面積は130km2。人口はおおよそ1,000人。コルテス島は夏の観光地で、穏やかな雰囲気と暖かい気候、自然を楽しむために訪れ、夏になると3000人近くなると言われている。

周りの海域には、クジラ、シャチ、ラッコ、アシカなどがおり、船からはクジラを見るチャンスがある。陸上にはドライブをしていると鹿に出会う。リスやオオカミ、イーグルやハチドリなどさまざまな動物たちが生息し自然豊か。海鮮はオイスターがよくとれる。

コーテスアイランドに行くには。
BCフェリーを介してバンクーバーからバンクーバー島ナナイモ、バンクーバー島内を北にアイランドリンクバスで移動。キャンベルリバーからアクセスするクアドラ行きフェリーで、クアドラに渡り、クアドラ島内をヒッチハイクか運良ければタクシーで西の港から東のヘリオットベイへ移動。ヘリオットベイから船で45分。コーテストアイランドに到着。

(ヒッチハイクする際は、キャンベルリバーの船に並ぶ車の列で声を事前にかけて、ヘリオットベイかコーテスまで行く乗せてくれる人を見つけておき、クアドラ島の港の駐車場で落ち合うのがおすすめ。クアドラとコーテスの島内はヒッチハイクが割とスタンダードな移動手段の選択肢。)

2023/06/24 隣の島のパブへ

ヘンリーがパブにご飯を食べに行こう!とみんなを連れ出してくれた。

夏になると変わる船タイム。今週が夏至だったから変わったばかり。時間変更を聞いてなくて働いていた私。ダッシュできたヘンリーにびっくり。車に乗れ!乗れ!というヘンリーに、朝から仕事で泥と牛のプープまみれの私はせめて5分くれ!次の船で行くことに。

シャワー浴びて、着替えて車に乗り合って船へ向かう。船付き場に車を止めて船にのる。デッキで写真を撮りあっていたら、クジラを見逃していた…まわりの石崖と、深い緑の森と、遠くに見えるまだ雪残る山々を眺めながら45分の旅。

船着場にあるホテルとパブは、海目の前に広がる広場に沢山のベンチが置かれ賑わっていた。建物にはカラフルな花が吊り下げられ華やか。

パブメニューはおつまみ、サラダ、バーガー数種、フィッシュ&チップス、ドリンク。

チキンウィング(ハニーガーリックソース)、フィッシュ&チップスとビーフバーガーをシェア、アップルジンジャーソーダを頼む。

久しぶりの濃いジャンキーごはん。カリカリの揚げ物。沁みる。ファームごはん、おうちごはんで満足だけれど、時々食べられると嬉しくなるものたち。チキンウィングのソースが照り焼きのガーリックしっかり効いた感じで美味しかった…

ここで今日からのWwoofer カップルと合流。アジアを旅してカナダ帰ってきて、まだ来たことがなかったBCに滞在しているという。初めましてから明るい2人。楽しくなりそうだ。

私が話しはじめると目をしっかりみて、頷きながら、理解してくれようとする姿に頑張って話そうと思う。ありがたい。

2013/06/24 Work in another garden.

ここのファーム以外でも働いてみたい。違うところをみてみたい。そんな気持ちでファーム内の他のメンバーのお家で1日働かせてもらう。

ハイディーとマックスのお家は、自分達で材料集めからして建てたもの。パーマカルチャー学生が訪問に来たところ。あまりメインハウスに来ることがないハイディーと話せるチャンスにばんざい!クールで美しくてカッコいいの。ヘンリーのお墨付き。マックスのゆったりとした雰囲気もまた素敵。学生を受け入れたり、フライデーミーティングを開催していたり、パーマカルチャーや環境問題に熱い心をもっている。

朝一のバーンに時間がかかり、バタバタと向かう。家の前で挨拶すると、裏から返事が聞こえる。覗いてみると、裏のウッドデッキで朝ごはんを終えたところ。まるで映画のようなシーンにウットリしてしまう。今日のバーンは、訪問に来てるメンバーのお母さんも一緒にやったのよ!って話をして、スムーズに会話ができた…よかった。初めてのちゃんとした会話。ドキドキした…

倉庫の屋根掃除、畑脇の草よけ、Dogという根が強い植物の除去、壊れた屋根の回収、薪の積み上げをして終了。

ハイディーの畑、本当に美しい。1番好きな仕事なのと仕事するハイディーも美しい。今年は初めてフラックスを育ててみてるの、かわいいでしょう。ってキラキラ笑顔で言われ、フラックスのお花にもハイディーにも心撃たれた。隣にはオーツ。メインハウスにはない植物が見られるのも他でお手伝いするいいポイント。

マックスの今の家を建てていた時に住んでいたというタイニーハウスがお気に入り。こんな感じの窓位置と内装でcozyfareの宿泊場所を建てたいなと妄想広げる。

あっという間の4時間半。楽しかった。

2023/06/23 Art gallery 


金曜日夜、お母さんが訪問にきてる他のメンバーに誘ってもらって油絵のアートギャラリーへ。

港の方にある芝生に囲まれたかわいい建物。他のファームメンバーと行ったから、地元の人たちから声をかけられ、挨拶をする。BlueJay ファミリーとして扱われる。嬉しい交流。

Naomi Cairns さんの油絵はコーテス島の島の景色を書いた物。きれいだった。湖面に映る景色の色、遠くに見える木々の表現が美しくて、私も同じ世界を見てみたいと思う。

アートギャラリーはカンパ制。入り口のビンにお金を入れる。ポストカードは1枚7ドル、タックス入れると8ドル少し。ここで気まぐれ便用のポストカードをゲット。

その販売カウンターでカナダに20年以上住む女性に出会った。シーフードフェスで田楽味噌オイスターを作っていた方!最初英語で話しかけたけれど、詰まるから日本語にさせてもらう。ここに来て2ヶ月半、電話の回数5回?それ以外日本語を読む見る機会はあっても、会話をする機会がなかったから不思議な気持ち。考えずに言葉は出てくるのだけど、ここで日本語を話している事に違和感を感じた。英語まだまだだけれど、環境に慣れてきてるって事かなと。コーテスの話、英語の話をした。落ち着いている方なのだけれど、とてもエネルギーをもらった。また会いたい。

そとにはスナックが用意されていた。ポテチ、トルティーヤの並びに人参、セロリ。この人参の甘いこと。セロリのフレッシュなこと。ボリボリ食べてしまった。セロリとクリームチーズを合わせたフードが美味しかった!きゅうりとクリームチーズのバゲットオープンサンド、きゅうりとバターのカンパーニュサンドも美味しかった。シンプルなきゅうりのサンドイッチ好きなんだよな。少し酢漬けにしてバターと挟んだり…シンプル美味しい。

ギャラリー後に、Whale townの港に寄り道。21時すぎの空。青とオレンジの夕焼け。カナダの日の入りは遅くて、時間を忘れる。

長期メンバーだらけだからかファミリー感があって、その中に混ざれているのが嬉しい。よい金曜日の夜。

2023/06/23 Friday market.

金曜日に開催されるフライデーマーケット。ずっと行きたかったのー!

金曜日12-3時で島のコミュニティセンターでオープンする。ファーム、ベーカリー、ベイクグッズ、洋服、バック、アクセサリー、化粧品…いろいろ並ぶ。金曜日と思えぬ賑わい!!

これからの時期は特にファーム出店が賑やかになるそう。私の滞在するファームメンバーも毎年出店してるのだとか。店の並びがもっと鮮やかで、賑やかになるのだろう。

今回の目的はファームメンバーのパンとベイクグッズ!!ずっと食べてみたかったの。

12時30分についたのに、既に売り切れ多数…人気。シナモンバンズと、レモンケーキ、ブルーベリーチェリータルト、ソルテットチョコレートクッキー、タヒニセサミクッキーを買ったのでした。

シナモンバンズは甘さ控えめ。フワッとした生地に、シナモンとお砂糖が巻かれて、グレーズがかけられている。大きなポーション、鉄板からどうぞな感じが好き。

レモンケーキはコーンミール入りで食感が面白い。ケーキ自体のレモンは優しく、アイシングがキュンと酸っぱい。お庭のエディブルフラワー付きでかわいい。

ブルーベリーチェリータルト。シンプルクッキー台に、レアチーズとたっぷりブルーベリー、チェリー。シンプル美味しい。

チョコレートクッキーは、薄めに焼かれてchewyさはあるけれどカリッとする感じ。塩っけとスパイスが効いて面白い。甘すぎないペロッと食べられてしまう。

タヒニセサミクッキー。胡麻の香りがよい、おそらくコーンスターチのほろほろクッキー。外周のセサミ部分がしっかりお塩でクッキーの甘さと外の塩っけでエンドレスループに食べられる。モロモロ崩れる、口の中で溶けるような食感も好き。

5ドル10ドルキリ良いねだんで揃えているのも好き。

他のお店のベイクグッズもトライ!見ると味してみたくなるの…

Apple strudel はシンプルなアップルパイ。シナモンしっかり効いたりんご。パイは外側にお砂糖かけて焼かれたのが好き。外側に感じる甘さと少しカリッとする食感と。

チーズクッキー。チーズの焼けた香りと、中に感じる細かいチーズの塊、クランチ。しょっぱいクッキー美味しいよね。チーズとおそらくほんの少しのカイエンかピリッと系のスパイスが合わさって美味しかった。

レモンケーキ。シンプルシンプルシンプル。トラディショナルホームメイドね!って。

カフェのブルーベリーパインマフィン美味しかった!初の組み合わせ。この組み合わせすき。トップのたっぷりクランブルのザクっと甘いのが好みで美味しかった〜

ソーセージロールはフランクフルトみたいなのがクルッとパイ生地で巻かれていただけで、少し残念。

ルバーブアーモンドパイは、パイ生地にルバーブジャムとアーモンド生地の2段構造。酸っぱいと甘いが孤立して思ってたんと違う。私はしっかり焼き込み系が好きなのだと思う。

いろいろ試せて、ローカルな雰囲気も感じられて良い日でした。こんなファームスタンドかマーケットをやりたい。

2023/06/21-6/22 the summer solstice


夏がやってきた!そんな日の私は英語とビザと滞在場所の心配がグルグル巡っていた。

なかなかビザの次のお知らせが来ない!でも街に出るタイミングが近づいている!そこで手続きしたいのに!そんなタイミングで、深夜に目が覚め寝れなくなった。

もともと二度寝が苦手なタイプ。さらにそんなタイミングで深夜起きるとオーバーシンキングがはじまる。いろんな不安が押し寄せて、いろんなオプションを考えてみる。

この先もしビザが取れなかったら…街に留まろうか、他に場所探してみるか、国を移ろうか、日本に帰ろうか etc

実現できるレベルまで頭の中で考えて比較する。いつもの癖。やりたい!気になる!不安!がでてくると、飛行機や滞在先候補まで調べて架空のプラン立てをする。

そんな事をしはじめたら、外が明るくなって朝を迎えた。

寝不足の日はネガティブシンキングになりやすい。昼間も続く心配。得意の無理矢理ポジティブ変換もしんどくなる。身体もしんどいしね。

草むしりをしていたら”最近泳いでる?”とカトリンが。この頃はなんだか寒くて湖の事忘れていた!カトリンが寒くても気持ちがいいよと言うものだから、ちょっと試してみるか。と仕事あと湖へ向かう。

久しぶりの湖に深呼吸したくなる。思い切って飛び込むと、ヒヤッと冷たい。冷たーい!と言うと、”太陽サンサンだけれど、風が吹いてるから今日は冷たいね”とカトリン。

こもった水の音。ひんやり身体を包まれるこの感覚。身体の力を抜いて浮かび身を任せる。水に馴染んで少しばかり世界から切り離される、遠ざかる感覚。

忘れていたこの感じ。この気持ちよさ。癒された。

夕食後、そのまま部屋にいたらまた不安に引っ張られそうだったのでキャンプサイトに行く。夏至の今日は日が長い。

キャンプ場でブランケットを広げて、日記と、ことごとく穴が開くズボンの縫い合わせる。自然パワーをもらいながら、電波の届かないところで、手先に頭を使う。

ビザの問い合わせと、先々の滞在先候補にメッセージを送って就寝。

次の日に、ビザの次のステップのお知らせと、数カ所のファームから返信がきて昨日とは打って変わって心軽々。

まだまだ付き合っていかないといけない英語、ビザ、滞在先問題。一喜一憂せずに今を楽しみながら少しずつ進めていきたい。

睡眠大事。心の乱れは睡眠の乱れ。睡眠の乱れは生活の乱れ。こんな時は1番に寝る事を考えよう。

たっぷり食べてたっぷり寝て。それができればオールOK。美味しいご飯と居心地の良い場所づくり。全てのベースになると信じてる。Cozyfare. 私にとってもCozyな場所になる事でしょう。

任されたbaby vege

畑管理担当さんの1ヶ月の旅中に任されたベビーたち。

芽が出るまでは暗所で(Nursery)、芽が出たら卒業して、外のガーデンハウスへ(kindergarten)。ファーマーズマーケットに出店するアンとサムのグリーンハウス生き生きしていて、元気をもらう。

毎朝と昼過ぎに様子を見に行く。毎朝と暑い日の昼過ぎに水やりをする。

種から芽が出て育つまで乾燥に弱い時期。毎日スプレーで優しく、でもしっかり水やりをする。

私のベイビーベジ以外には、スプリンクラー管理を任されたメンバーもいる。

畑仕事はスプリンクラーの順番でプランが組まれていて、リスト化されている。野菜や畑のセクション毎の注意事項や、手入れ収穫時期のアドバイスも書類化して置いていった。引き継ぎばっちり。長期メンバーと週1でオンラインミーティングもしているそう。

コミュニティファームのいいところ。長期家を空けても、頼める人が常にいる。牛舎など動物達の仕事も分担できる。任せられる。

数ヶ月のアフリカ旅に出る予定のファームメンバーもいる。外から来てステイしてるWwoof やworkaway メンバーの誰かがその期間そのお家に滞在してハウスキープをする予定。

コミュニティメンバーは元Wwoofer の人も多く、中のコミュニティと外から来る人とで、上手くまわっている。

リコッタチーズ 

今回はスローリコッタ。
ファストはホエイが出てすぐ、酸(酢かレモンジュース)を足して固めるもの。スローはホエイが出た後、12-24時間置いて自然のチカラを使うもの。

予定の都合もあり、今回は48時間放置。

ボイルするとモクモクの雲が浮き上がってくる。下に溜まらないからか、焦げないから混ぜなくて良いのだそう。ボイリングがみえたらすぐ火を止めて、10分待つ。

雲が落ち着いて沈んでいく。割れ目からホエイがみえて、チーズのカードとホエイが別れたのがみえる。ホエイが少しクリアに、緑っぽい黄色っぽくなってくる。これが見えたら、濾しはじめ。

シンプルな作業だけど、濾すのに時間がかかる。colanderにチーズクロスを敷いて注いでいく。チーズクロスは目が細かいのがおすすめ。目が粗くて少し流れていった…。フルまで注いでは、待つ。待つのが仕事だね。なんて話しながら、注ぐ待つを繰り返す。

最後まで注ぎきって、水分が切れたら出来上がり。

今回は1日長く置いたからやや過発酵で少し酸味のあるリコッタ。

アレシアが作ってくれたリコッタパスタは、酸味を緩和するために甘味のあるキャラメライズしたオニオンと合わせたもの。サッパリミルキーなリコッタとポイントに当たる玉ねぎの甘み。優しい美味しさ。

私は追いペッパーをして、優しい中に香りのアクセントをつけて食べるのが好き。

これはまた試したい。チーズを作ったらここまでをセットの流れにしたい。