2023/06/09 ラスボスとの戦い。

カナダでの生活。英語での生活。戦っている。
毎日もどかしさと混乱との戦い。

でも、ずっとずっとこの環境で戦いたかった。

日本で英語を話せるようになる人もいるけれど、そこまで追い込めない私はずっと環境を変えたかった。

英語以外使えない生活。逃げ場のない生活。

伝わらない、聞き取れないもどかしさに爆発しそうになるけれど、トーナメントを勝ち上がらないと戦えない強豪校とやっと戦えたような、何個ものステージをクリアしてラスボスにたどりついたような感覚。ボーナスステージ。

強敵相手にめっためたにやられるけれど、倒れない限り終わらないこの試合。と思っている。

わたしの英語にはいくつか段階があって
聞き取れない
聞き取れたけど、意味がわからない
聞き取れて、後から意味がわかる
音とと共に意味も理解できる
意味の理解ができて、考えて言葉が返せる
意味の理解をして、すぐに返答できる

大人数での会話だと聞き取れない割合が増える。

1対1だと聞き取れなかったら何回も言ってもらうけれど、音が聞き取れて、頷いてしまって会話が進んで、意味が後から頭の中に浮かんで、これ言いたかった!ってなる事が多々。

音とか意味じゃなく、英語と日本語じゃなく、言葉のひとつとして私の感覚に染み込んでくれー!と思いながら吸い込んでいるところ。

ただ聞いていてわからないのも、自分の言いたいことが言えないのもなかなかのフラストレーション。

聞き取れないのが1番、その次にSound first, meaning later. によるフラストレーションが大きい。後から話題を戻して、話したり、意見を言ったり、弁解したりが難しいから。

昨日の朝、バーンの仕事チェンジしたのを忘れて終わった2人をみて思い出して謝りに行った。

I’m sorry I forgot the barn was changed. I remember it now when I hear your voice. と言ったら、(正しくないかもだけど伝わった。)

I told her you might not understood. You can say I didn’t understand to excuse. と言われて音が聞き取れてわかった感じで笑って流してしまった。(全部正しくキャッチできてないかもだけど)

数分後、待てよ…to excuseって言ったな。私はしない!したくない!英語力を言い訳に使うなんて!そんな風に思われたくない!笑って流した自分と、それを言った相手にフラストレーション。

朝ごはん中、これは伝えたい…と頭の中で伝えたい事を準備する。少しの会話の隙を狙って、躊躇いと戦いながら、I can understand what you said in the porch before breakfast. I need time to understand. Even if I can catch it, I couldn’t understand the meaning at the time. I don’t want to say excuse. I don’t want to use my English level to excuse. と伝えられた。

Just kidding. と言われ、I know. だったけど、I know. って言ったけど、言いたかったのよ!そのまま流してしまっていたら笑えないジョーク。私はそんな事しないと伝えたい。それをわかってもらえているか、いないかの違いは大きい。今回言えたのは成長。そしてモヤモヤがなくなった。

これに加えて、センテンスを最後まで言い切れない問題。

朝のミーティングの後、ヘルプを求めた。I couldn’t understand what should I do first. のfirst が抜けてしまう。そうすると最初にすることだけじゃなくて全部わかってないみたいになった。違うの!って後から思う。なぜか言い切れない。言葉足らず。優しいからみんな助けてくれるけど、モヤモヤ。

今日の朝も手伝いが必要、必要じゃないって話しをしていて、曖昧だったからDon’t (doesn’t) she need a help?って確認。3回聞いて、3回No. って言われて、???の私。必要じゃないよね?にNo. あれ、どっちだ…。ヘンリーがShe doesn’t need. って言ってくれて、理解。会話の後、否定の疑問文の返しって日本と違った気がする…と調べると案の定。こんなもんです、私の英語力。

1場面ずつストップして、全部をキャッチして、吸い込みたい気持ちだけど、そんな事はできないので、Little by little. Step by step. 

倒れないで続けていくのが目標です。

人が繋がる場所に居たいんだ。言葉の壁はできるだけなくしたいんだ。できるなら間を繋げる人になりたいんだ。Cozyfare をそんな場所にしたい。今は奮闘する時。

この言葉との戦いは一生だと思っている。おばあになっても戦っているだろう。ベースを作り上げておきたい、今。

2023/06/07 力仕事、キッチン仕事

最近はまたシャベル仕事が増えている。道の舗装用の砂利運び、いらない土の運び出し…etc.

手が自由に動くようになって、傷の治りを待つだけになって、動きやすいからよし!なのだけど、大変。重い、重い、力仕事。

力とスタミナと、身長(トラックの荷台が高くて持ち上げ大変)とが相まって大変。なんども言っているけれど、生活の場を一から作るって大変だ。

でもヘンリーは外仕事が好きなんだと。ずっと外を駆け回って仕事している。キッチン仕事はストレスだと。好みは人それぞれ。

私はキッチン1位、ガーデン2位、ミルキング3位。食べ物に関わるところが好き。

10数年前ファームが今よりも未完成前だった時、友人知り合いみんな集めて手伝ってもらうリストを作ったら、それぞれがいいように手分けできたのだそう。

人を集めれば得意不得意と、好き嫌い、良い感じに役割分担できるって。仲間大事。違いをもっと楽しんで、補い合いたい。

パンの中の酵母と乳酸菌のような関係。

2023/06/04 お昼寝Time.

お昼寝する時、私は自分を許すという段階を踏む。日中の使える時間を睡眠時間にしてしまう事に罪悪感がある。動き続けていて私頑張ってる!って思っている時にはご褒美だ!私には必要だ!とベッドに飛び込めるのだけど…

時間に余裕がある時ほど、
英語の勉強もしたいし、誰かと一緒の時間もとりたいし、写真や記録もまとめたいし、ここにる時間でもっとできることがあるんじゃないか、あれもこれもしたい、やらなきゃ。

そんな思いとの葛藤。
眠かったら頭回らないから少し寝てしまった方がいいのにね。わかっているのに難しい。

今日は日曜日。昨日からのキャンプday。ゆっくりめの朝ごはんを食べて片して、洗濯して。眠くなったから、せっかくテントがあるしお昼寝でもしに行こうか。こんな日でも1時間寝てしまっていいのだろうかの少しの葛藤。自分を許して目を閉じる。

風の音とチャックの音で目が覚め、青空と風に揺られる木と影と、テントに入ってきた友達の顔。こんな時間もいいじゃない。

学んでなくたって、働いてなくたって、動いてなくたって、いいじゃない。

子どもの頃、週末お昼ごはん後、家族みんなでリビングの床に寝転がるお昼寝タイム。床に寝転がって見た、窓からの光と家族のシルエット。あの時間が好きだったなとふと思い出した今日。

こんな時間も必要と自分にいい聞かせる。

贅沢な時間だと思っていたけれど、日常時間でいいんじゃないか。こんな日常時間みんなとつくっていきたい。

2023/6/3 お庭でキャンプday.

今週末は、一部のWwooferがボートで周りの小さな島にキャンプに行っているため、残ったWwooferでファームの敷地内にあるキャンプサイトでキャンプ。

前々日からサワードウを準備して、キャンプファイヤーピザの準備。

今週末は他に来る予定の人がいなくて貸切。(ファームの知り合いしか来ないのだけど。)湖畔のプライベートキャンプ場。全部歩いて持って行ける。寝具は自分の部屋から持参。足りない物があったらすぐ取りにいける。夜寒かったら部屋に帰るという選択肢がある。

なんて便利で贅沢なキャンプ…

湖もいつでも入れるし。こんな日常。
今まで想像できなかった。

私にはそんな経験がもうひとつある。
喜界島での島暮らし。底までクリアに見える海まで自転車5分。仕事後に火が沈むまで、海遊び。休みの日の島ドライブと、キャンプと焚火とお話会。

今までの日常とはかけ離れていて、働いていた以外の時間ずっと夏休み気分だった。

やっぱり好きです島暮らし。
こんな日常。

自然の近くにいつでも来れる場所。夏休みのような時間がいつもある場所。そんな場所で、おいでよ!ようこそ!おかえり!って言っていたい。

そして、キャンプでのサワードウピザは大成功!ファームのみんなにレシピ教えてよと言われる大盛況!やった!キャンプファイヤーでの調理も少しずつ上達中。

美味しいものとセットで待ってます。って言いたい。いつかどこかにできる小さな宿Cozyfare.

2023/06/01 I’m spoiled.

今週末は、一部のWwooferがボートで周りの小さな島にキャンプに行っているため、残ったWwooferにヘンリーが用意してくれたオプション。

お手伝いがてら、アイスクリームを食べようの会。

お友達のお家から砂を運ぶお仕事。黄色い花がそこらじゅうに咲く砂地のお庭で砂をバケツにつめてトラックに積み込む。

終わったあと、推定80代のおばあちゃまなお友達と共にお家のデッキでアイスクリーム会。外で寝れるベッドもついた広いウッドデッキ。34年物だとか。お花とハチドリに囲まれながら話して食べる。

ヘンリーがお友達と話している間、海岸沿いでアイスと一緒に買ってもらったチップスを食べる。夕日を見ながら…ときどきアザラシの頭がのぞく。

火が沈んでヘンリーを迎えに行ったら、お茶をどうぞと、お家にお邪魔。机をみんなで囲んで、オレンジティーとホームメイドクッキーを頂く。話していたら23時。

おなかいっぱいで帰ってきたのでした。

みんなで甘やかしてもらっています。

2023/5/30-31 No pain No gain

畑の草むしり。とうもろこしの間引き。

午前中にガーデンを終わらせ、お昼ごはん。

豆のスープと全粒粉フォカッチャ。マーガレットが朝から圧力鍋で仕込んで、毛布でくるんで予熱調理された豆のスープは、豆が溶けてトロリとしてポタージュのよう。アレシアと私が仕込んだフォカッチャは太陽エネルギーとの兼ね合いでオーブンに突っ込んだため膨らみいまいちだけど、カリッと食感が美味しいフォカッチャに仕上がった。

お昼ごはん後、薪をトラックに積み込む作業をお手伝い。大きな重いパーツを思いっきり投げ入れようとしたら(下投げ)、手をトラックの荷台の角に思いっきりぶつけた。めいっぱいの力で振り上げたから、痛かった。これは痛いぞ…とグローブをはずしたら、大きくないけどなかなか深い傷。Sorry と言って途中で離脱。

みんなからWhy sorry と言われた。私が自分で受傷して中断してしまったから…と思ったけれど、Sorry じゃないのかしら。

Thank you も事ある毎に言っていたらNo thank you ただ蓋を閉めただけだよ!全部にありがとう言わなくていいよ。と言われた事もあったなあ。言い過ぎ?言わないよりはいいだろう。言っていこう。笑

右手で強く握れない、重い物を持てない生活。

それでも周りが動いていると仕事をせずにはいられない。今までの働き方。Take care of you. 休みなさいと言われる。いつも助けてくれてるから、助けが必要な時は助けるのよと。助け、助けられ上手になりたいもんです。でもソワソワするのよね、ひとり動いてないと。

東洋医学の授業で聞いた、気持ちよくお金を使うと気持ちよいお金が入ってくる循環の話。人の気持ちにも置き換えて、気持ちよく人を助けて、気持ちよく助けてもらおう。いい流れが作れる気がする。

右指に強い力が入れられないので、左手と腕と右の手のひらを駆使して、道具を使ったり物を運んだり、重い物の仕事と水仕事以外をさせて貰っている。

Hoeを使っての草むしり。畑に隙間あれば生えているパースレイン。(スベリヒユ)食べられるのよと言われてから、小さい葉ばかりで挑戦していなかった。今日のコーンの周りは大きく育ったのが沢山!韓国のバックグラウンドを持つステラとナムルにしてビビンバなんていいんじゃない?とビビンバプロジェクト開始!

草むしり後、パースレインの葉をむしりながら食べられる雑草の話。たんぽぽとか…

そんな話をしていたらステラが教えてくれた、Sweet to your tone is bad for your health. Bitter to your tone is good for your health.

良薬口に苦し。と一緒だねと。

一緒に教えてくれたNo pain No gain. 
労無くして得るものなし。かな。

チャレンジは痛みを伴うけど、痛みが無いと得る物は無いよ。チャレンジしよう!という意味のことわざ。

この手の傷も、腕の火傷痕もチャレンジをしたから付いた跡だなと。気をつければもっと少なく済むと思うし、、痛みとは物理的な傷だけを意味する訳では無いと思うけれど。良いように受け取ったらいいね。

英語もほっぽりだしたい気持ちになりつつ、ほっぽり出せない環境で奮闘中。

とりあえずどんなハプニングも笑っていられる内はOK. 私の右手を皮切りに、他の子も負傷しだして、お互いできる事とできない事を手分けしないと難しい事だらけ。どう分けられるか話してたら可笑しくなってきて、みんなでケラケラしていたのでした。

ヨーグルトの作り方記録。

最近ヨーグルト作り安定してきて、ステラに頼らずともアレシアと2人で良いヨーグルト作れるようになりました。

●Warm up 180F(82℃) Sanitize

●Cool down 110-118F(43-47℃)Making a good condition for fermentation.

●Keep the temperature in warm water110-120F(43-48℃)Keep the good condition..

無殺菌乳、春ver.

2023/05/28 いつもの朝、いつもの味。

日曜日の朝はパンケーキからはじまる。

ヘンリーがfirewood stove で焼いてくれるパンケーキと、タピオカとストロベリーソース、ブルーベリーソース。いつものやつ。美味しいやつ。

いつもの味。って忘れないよね。

私にとってのおばあちゃんのきゅうりもみだったり、母の豚汁だったり、寮のおばさんの梅唐揚げだったりする。

新しいチャレンジも楽しいけれど、獲得したい私のいつもの味。

私に会うなら、ここに来たらこれが食べたい!これを食べたら思い出す、会いたくなる。そんな一品できたらいいな。

2023/05/27 みんなで囲む外ごはん

今日は午前中それぞれ好きな事して、午後からハイキングのつもりが夜キャンプサイトに持ち寄りごはん!ってなり仕込みを。

私は主催カトリンのお手伝い。サーモン捌いて、ドーナツ2種とパンの生地を捏ねる。魚捌くの慣れてきた!

それぞれが持ち寄りで、

ポテトサラダ、キャロットサラダ、ライスサラダ、グリーンサラダ。サラダテーブルではフレッシュハーブが良い仕事をしていた。香り楽しいサラダ達。

メインはハムと、サーモン。どどんと置かれる豪快さがまたよい。

主食に私のスキレットパンと、ナオミのハーブスティックブレッドwithガーリックハーブバター。キャンプファイヤーの定番スティックブレッド楽しくて美味しくて好き。ここでもハーブがいい仕事。ハーブ上手になりたいな。

デザートテーブルはドーナツにルバーブカスタード、キャロットケーキ、バナナケーキ。

どれも美味しくて、組み合わせて食べるのが楽しくて、手が止まらない!お腹いっぱいだけど、しっかりデザートまで楽しむ。苦しい幸せ。笑 

みんなのアイディアごはん持ち寄って、組み合わせて楽しんで、火を囲んで話す。キッチンよりも大勢で、自然を感じながらノビノビ過ごせるのがいいね。

うわー、こんな外ごはん会つくりたいなと。
こんな時間を作りたいなと。

Cozyfare外ごはんフェスやろう!
帰ったらみんなでごはん食べよう!

みんなと食べるごはんの時間、私の原点。

2023/05/26 My favorite place.

メインハウス前の芝生。
働いた後、倒れ込むように横になって太陽浴びながら目をつぶる至福。

ここでのお昼寝は終わり…最近は暑くて、お昼寝場所が湖の上の丸太かボードか、お部屋になっていたけれど。

途中でお昼ごはんと、休憩を挟んで湖スイムで身体を冷やしながら…。SUPを漕いでいたらみんなで乗り合いになってバランスゲームに。はしゃいで楽しかった。

草がノビノビ育っていたこの土地は、勘弁してくれ!と思うくらい根がはって硬かった。シャベルに飛び乗って全体重かけても沈まない!飛びのりまくっていたら足裏にアザできた。畑を作るって大変。

太陽浴びて、自然を感じて、ゴロリとできる場所、力を抜ける場所。生活の場を変える度にみつけるMy favorite place.

初の1人暮らしは自分の部屋のベッド。喜界島では海横の公園の丘の上のベンチ。東京では学校向かいの公園のベンチとシェアハウスのハンモック。

そんな場所での時間にどれだけ癒されてきたか…

そんな場所を作りたい。私の心も、みんなの心も軽くするfavorite place. 心地よい場所Cozyfare になったらいいな。