2023/6/3 お庭でキャンプday.

今週末は、一部のWwooferがボートで周りの小さな島にキャンプに行っているため、残ったWwooferでファームの敷地内にあるキャンプサイトでキャンプ。

前々日からサワードウを準備して、キャンプファイヤーピザの準備。

今週末は他に来る予定の人がいなくて貸切。(ファームの知り合いしか来ないのだけど。)湖畔のプライベートキャンプ場。全部歩いて持って行ける。寝具は自分の部屋から持参。足りない物があったらすぐ取りにいける。夜寒かったら部屋に帰るという選択肢がある。

なんて便利で贅沢なキャンプ…

湖もいつでも入れるし。こんな日常。
今まで想像できなかった。

私にはそんな経験がもうひとつある。
喜界島での島暮らし。底までクリアに見える海まで自転車5分。仕事後に火が沈むまで、海遊び。休みの日の島ドライブと、キャンプと焚火とお話会。

今までの日常とはかけ離れていて、働いていた以外の時間ずっと夏休み気分だった。

やっぱり好きです島暮らし。
こんな日常。

自然の近くにいつでも来れる場所。夏休みのような時間がいつもある場所。そんな場所で、おいでよ!ようこそ!おかえり!って言っていたい。

そして、キャンプでのサワードウピザは大成功!ファームのみんなにレシピ教えてよと言われる大盛況!やった!キャンプファイヤーでの調理も少しずつ上達中。

美味しいものとセットで待ってます。って言いたい。いつかどこかにできる小さな宿Cozyfare.

2023/06/01 I’m spoiled.

今週末は、一部のWwooferがボートで周りの小さな島にキャンプに行っているため、残ったWwooferにヘンリーが用意してくれたオプション。

お手伝いがてら、アイスクリームを食べようの会。

お友達のお家から砂を運ぶお仕事。黄色い花がそこらじゅうに咲く砂地のお庭で砂をバケツにつめてトラックに積み込む。

終わったあと、推定80代のおばあちゃまなお友達と共にお家のデッキでアイスクリーム会。外で寝れるベッドもついた広いウッドデッキ。34年物だとか。お花とハチドリに囲まれながら話して食べる。

ヘンリーがお友達と話している間、海岸沿いでアイスと一緒に買ってもらったチップスを食べる。夕日を見ながら…ときどきアザラシの頭がのぞく。

火が沈んでヘンリーを迎えに行ったら、お茶をどうぞと、お家にお邪魔。机をみんなで囲んで、オレンジティーとホームメイドクッキーを頂く。話していたら23時。

おなかいっぱいで帰ってきたのでした。

みんなで甘やかしてもらっています。

2023/5/30-31 No pain No gain

畑の草むしり。とうもろこしの間引き。

午前中にガーデンを終わらせ、お昼ごはん。

豆のスープと全粒粉フォカッチャ。マーガレットが朝から圧力鍋で仕込んで、毛布でくるんで予熱調理された豆のスープは、豆が溶けてトロリとしてポタージュのよう。アレシアと私が仕込んだフォカッチャは太陽エネルギーとの兼ね合いでオーブンに突っ込んだため膨らみいまいちだけど、カリッと食感が美味しいフォカッチャに仕上がった。

お昼ごはん後、薪をトラックに積み込む作業をお手伝い。大きな重いパーツを思いっきり投げ入れようとしたら(下投げ)、手をトラックの荷台の角に思いっきりぶつけた。めいっぱいの力で振り上げたから、痛かった。これは痛いぞ…とグローブをはずしたら、大きくないけどなかなか深い傷。Sorry と言って途中で離脱。

みんなからWhy sorry と言われた。私が自分で受傷して中断してしまったから…と思ったけれど、Sorry じゃないのかしら。

Thank you も事ある毎に言っていたらNo thank you ただ蓋を閉めただけだよ!全部にありがとう言わなくていいよ。と言われた事もあったなあ。言い過ぎ?言わないよりはいいだろう。言っていこう。笑

右手で強く握れない、重い物を持てない生活。

それでも周りが動いていると仕事をせずにはいられない。今までの働き方。Take care of you. 休みなさいと言われる。いつも助けてくれてるから、助けが必要な時は助けるのよと。助け、助けられ上手になりたいもんです。でもソワソワするのよね、ひとり動いてないと。

東洋医学の授業で聞いた、気持ちよくお金を使うと気持ちよいお金が入ってくる循環の話。人の気持ちにも置き換えて、気持ちよく人を助けて、気持ちよく助けてもらおう。いい流れが作れる気がする。

右指に強い力が入れられないので、左手と腕と右の手のひらを駆使して、道具を使ったり物を運んだり、重い物の仕事と水仕事以外をさせて貰っている。

Hoeを使っての草むしり。畑に隙間あれば生えているパースレイン。(スベリヒユ)食べられるのよと言われてから、小さい葉ばかりで挑戦していなかった。今日のコーンの周りは大きく育ったのが沢山!韓国のバックグラウンドを持つステラとナムルにしてビビンバなんていいんじゃない?とビビンバプロジェクト開始!

草むしり後、パースレインの葉をむしりながら食べられる雑草の話。たんぽぽとか…

そんな話をしていたらステラが教えてくれた、Sweet to your tone is bad for your health. Bitter to your tone is good for your health.

良薬口に苦し。と一緒だねと。

一緒に教えてくれたNo pain No gain. 
労無くして得るものなし。かな。

チャレンジは痛みを伴うけど、痛みが無いと得る物は無いよ。チャレンジしよう!という意味のことわざ。

この手の傷も、腕の火傷痕もチャレンジをしたから付いた跡だなと。気をつければもっと少なく済むと思うし、、痛みとは物理的な傷だけを意味する訳では無いと思うけれど。良いように受け取ったらいいね。

英語もほっぽりだしたい気持ちになりつつ、ほっぽり出せない環境で奮闘中。

とりあえずどんなハプニングも笑っていられる内はOK. 私の右手を皮切りに、他の子も負傷しだして、お互いできる事とできない事を手分けしないと難しい事だらけ。どう分けられるか話してたら可笑しくなってきて、みんなでケラケラしていたのでした。

ヨーグルトの作り方記録。

最近ヨーグルト作り安定してきて、ステラに頼らずともアレシアと2人で良いヨーグルト作れるようになりました。

●Warm up 180F(82℃) Sanitize

●Cool down 110-118F(43-47℃)Making a good condition for fermentation.

●Keep the temperature in warm water110-120F(43-48℃)Keep the good condition..

無殺菌乳、春ver.

2023/05/28 いつもの朝、いつもの味。

日曜日の朝はパンケーキからはじまる。

ヘンリーがfirewood stove で焼いてくれるパンケーキと、タピオカとストロベリーソース、ブルーベリーソース。いつものやつ。美味しいやつ。

いつもの味。って忘れないよね。

私にとってのおばあちゃんのきゅうりもみだったり、母の豚汁だったり、寮のおばさんの梅唐揚げだったりする。

新しいチャレンジも楽しいけれど、獲得したい私のいつもの味。

私に会うなら、ここに来たらこれが食べたい!これを食べたら思い出す、会いたくなる。そんな一品できたらいいな。

2023/05/27 みんなで囲む外ごはん

今日は午前中それぞれ好きな事して、午後からハイキングのつもりが夜キャンプサイトに持ち寄りごはん!ってなり仕込みを。

私は主催カトリンのお手伝い。サーモン捌いて、ドーナツ2種とパンの生地を捏ねる。魚捌くの慣れてきた!

それぞれが持ち寄りで、

ポテトサラダ、キャロットサラダ、ライスサラダ、グリーンサラダ。サラダテーブルではフレッシュハーブが良い仕事をしていた。香り楽しいサラダ達。

メインはハムと、サーモン。どどんと置かれる豪快さがまたよい。

主食に私のスキレットパンと、ナオミのハーブスティックブレッドwithガーリックハーブバター。キャンプファイヤーの定番スティックブレッド楽しくて美味しくて好き。ここでもハーブがいい仕事。ハーブ上手になりたいな。

デザートテーブルはドーナツにルバーブカスタード、キャロットケーキ、バナナケーキ。

どれも美味しくて、組み合わせて食べるのが楽しくて、手が止まらない!お腹いっぱいだけど、しっかりデザートまで楽しむ。苦しい幸せ。笑 

みんなのアイディアごはん持ち寄って、組み合わせて楽しんで、火を囲んで話す。キッチンよりも大勢で、自然を感じながらノビノビ過ごせるのがいいね。

うわー、こんな外ごはん会つくりたいなと。
こんな時間を作りたいなと。

Cozyfare外ごはんフェスやろう!
帰ったらみんなでごはん食べよう!

みんなと食べるごはんの時間、私の原点。

2023/05/26 My favorite place.

メインハウス前の芝生。
働いた後、倒れ込むように横になって太陽浴びながら目をつぶる至福。

ここでのお昼寝は終わり…最近は暑くて、お昼寝場所が湖の上の丸太かボードか、お部屋になっていたけれど。

途中でお昼ごはんと、休憩を挟んで湖スイムで身体を冷やしながら…。SUPを漕いでいたらみんなで乗り合いになってバランスゲームに。はしゃいで楽しかった。

草がノビノビ育っていたこの土地は、勘弁してくれ!と思うくらい根がはって硬かった。シャベルに飛び乗って全体重かけても沈まない!飛びのりまくっていたら足裏にアザできた。畑を作るって大変。

太陽浴びて、自然を感じて、ゴロリとできる場所、力を抜ける場所。生活の場を変える度にみつけるMy favorite place.

初の1人暮らしは自分の部屋のベッド。喜界島では海横の公園の丘の上のベンチ。東京では学校向かいの公園のベンチとシェアハウスのハンモック。

そんな場所での時間にどれだけ癒されてきたか…

そんな場所を作りたい。私の心も、みんなの心も軽くするfavorite place. 心地よい場所Cozyfare になったらいいな。

2023/05/25 香りの記憶。食の記憶。

今日は工具を使って、金属ゴミの分別が仕事。錆びれた金属だからネジが全然回らないし、パーツも外れないしで工具苦手や!このくそーとなった今日。タイニーハウス建てて、B&Bやりたいとか言ってるのに…その時は自分でもやるけど助けてもらおう。そうしよう。

その後はスコーン仕込んで、お昼ごはんからのスコーン焼きと夜ご飯担当。

庭にハーブあるから使っていいよ!と言われて数週間。どこに何があるか確認しないまま、ずっと昨年のドライハーブを使っていた。今日の夕方ちょうど庭にでるタイミングでお散歩できたので、種類と場所の確認。

セージ、オレガノ、パセリ、ミント、ローズマリー、コリアンダー端から順番に摘んで口に入れていく。沢山のハーブと、フレッシュな香りが嬉しい!楽しい!

私にとってハーブの香りは祖母の香り。ガーデニング、料理好きな祖母の家の香り。祖母のハイカラな料理は、子どもの私にはおしゃれすぎる味で昔はこの香りを食べるのが苦手だったのに、今は大好き。料理にハーブをひとつ加わえるだけで香り広がり楽しくなる。祖母の料理を今食べたい!

香りの記憶。食の記憶。日常のふとした時に思い出す、なんだかほっこりするこの瞬間が好き。これを食べたら思い出す、そしてちょっぴり幸せになれるそんなごはんが作りたい。

セージの香りってこんなに華やかだったのね!フレッシュだとまた香り方が違うのか。
ドライのローズマリーがなくて、もう無くなってしまったと思っていたから嬉しい!大量にストックのある今の主食、ポテトにガーリックとローズマリーを合わせたかったの!

次のごはん担当では何を作ろうか、今からワクワク。もっと早く聞いてたらよかった。

ミントを数枚摘んで、お湯に浮かべてミントティーに。何だか贅沢な気分。

2023/05/23-24 夢を築く。


みんなでトラックに乗り込み、メインホームから少し離れた息子の家へ。今住んでいる湖畔の家の横に新しい家を建てている。周りの土地の整備をお手伝い。

ここに住むみんな土地を開拓して、家を建て、できるだけ自分達で生活を賄う生活をしている。そんなみんなが言っているのが…

We are like building a dream. This is my dream.

転がっている拳より大きな石をバケツに入れる。大きな石と、木の枝は1箇所に集める。小さな石と山になっている土で、地面のへこんでいるところを埋める。

こんなことをしていたら、母から祖父母の家の土地を開拓した話を思い出した。母が小さな頃、祖父と買った土地の森林を切り開き砂利の土地を畑にしたという。そこに平屋の一軒家を建てて、祖父母は暮らしていた。大好きな場所。祖父も夢を築いている気分だったのだろう。

今は誰も住んでいないその家に小さなお店と、泊まれるところを作りたい。こうやって夢を、イメージを現実にしてるのかと、私も私の夢を育てていきたいと思ったのでした。

そんな事を思った夜。
ステラが出先から1週間ぶりに帰ってきて話していたら…
The process is your life. Doesn’t matter if the result is bad or good. All go to die at the end. Don’t rush. Enjoy your life, your way.
と言われて、これも道のり。オープンまでまだまだ時間がかかりそうだけど、今は道のりを楽しもうと思ったのでした。

2023/05/24 Fusion dish. 受け入れられないもの。

イタリアから来ているアレシア。彼女はリゾットを作る時、ソーセージがベーコンに変わるのを心配し、リゾットは出来上がりを食べるものだから事前に作る事はできない!とこだわりがある。パスタがお皿に盛られる前にソースと混ぜられたのを見た時なんて、顔に手を当てて見れていなかった。


そんな彼女と作ったそば。以前、ステラが作ったチャプチェにインスパイアされたもの。
春雨が十分になかったから、これがあるじゃない!と。パスタやリゾットに関しては、いやいやそれくらい大丈夫でしょ!っと思っていた私がちょっと待った!そばよ?と。


いつもすごく気にする彼女が気にしない事も、これは許せないのか!という自分に気づいたのも、面白くなってしまった。こだわりや、普通なんて自分の経験してきた事でしかなくて、結局なんでもありなんだなと。ここから許せる物が、受け入れられる物が増えるかしら。

日本ではスープと食べるから変な感じ。彼女にとってのパスタをスープにつけて食べるのと同じ感じだよ。と話しながら、違う文化の2人から生まれたFusion dishだね!と、炒めそばを受け入れてみた今日のお昼ごはん。