2023/05/21 小さな命とお別れの日。

日曜日おやすみ。日曜朝恒例のパンケーキはヘンリー忙しく、wwooferみんなで作る。

バターとヨーグルトも作らなきゃで、初めてステラなしで挑戦。まさかの教える側に!

ヨーグルトは成功したのだけど、バターはバターミルクとバターの分かれ目を見た時すぐに止めなかったら行き過ぎて液体化…冷やして、冷やしてながら絞ってなんとかなんとか形にした…失敗からのリカバリーと、止めるタイミングを学びました。

そんなバターがー!!ってなっていた時、、パンッッと銃声が。

あ、今だったのね…。と。元看護師のステラと2人で毎日ケアをしていた病気のベイビーカウ、Jellybean. 傷は治らず…ハエとウジ虫の季節に入り、毎日傷を洗っても追いつかず。今週末は親戚の獣医さんが来てくれて、診てくれたけど、これは良くなるのは難しいとの事で昨日殺す事に決まった。

臍の緒の感染から腫れたところが裂け、後ろ足とお腹に大きな傷があった。暖かくなってウジ虫との戦いに。後ろ足の傷は小さくなってきたけれど、お腹の傷は排泄物の影響もあり、なかなか変わらず…細い身体だけど、大きくなってきてはいて、食欲もあって牧草を食べられるようになってきていたところ。少しでも状況が良くなったら、悪くなるのを阻止できたらと、今できる唯一の事、傷を毎日洗っていた。難しい状況なのはわかるから、その決定も理解できる。けれど悲しい。

バターを作っていた時、リビングでJellybean の事について話しているのは理解したけど詳細までは理解できていなかった。そしたら聞こえた銃声。あ、今か…。窓からみえる倒れた姿。あぁ、最後に一回ハグをしたかった…気にかけていたのよ、大切に思ってた人がいたのよを伝えたかった…。自分の英語力と会話の内容の確認をしなかった事を悔やんだ。亡くなってしまった悲しさもあるけれど、最後に近くに行けなかった事が悔しい。涙が溢れた。

看護師としていろんな場面でお見送りをしてきたし、いろんな命の場面に立ち会っているけれど、やはりお別れは悲しい。そして人間が決断し、人間の手で動物を殺す。銃で撃つ。という光景は衝撃的すぎた。地面に倒れた後、数秒だけ動いていた脚…駆け寄って抱きしめたいけど、私には遠くから見ている事しかできなかった。泣きながら目に焼き付けた。横にいてくれたナオミが抱きしめてくれた。

土に埋められたあと、ナオミと花をもいでJellybeanのところへ。もう痛みもなく、自由になんでもできる所で思いっきり駆け巡っていて欲しい。そんな思い。

決断したファミリーも、撃って埋めてくれた人も、それを見守った人もみんな悲しいけれど、寂しいけれど…みんなとJellybeanや命の選択の事を少し話した後は、違う事を考えよう!と。

そんな時、弟が島から大好きな歌声の方の動画を送ってくれていて少し元気になった。そのあと、カードゲームをしてハイキングへ。

ハイキング途中で食べられるらしい植物を口に入れながら昨日見たin to the wildを思い出す…これまた命について考える。

ハイキングの帰り道、オイスターマッシュルームをとりながら帰宅。通常はそこら中にあるらしいのだけど、今年は雨が足りなかったのか数本の木しか見つけられなかった。それでも夜ご飯には十分。帰ってきてハイキングメンバー4人で共同ごはん作り。バター炒めに。

夜ごはんのあとは、VISA手続きをアレシアと一緒にやってもらった。ワークパーミット。窓から見える夕日がきれいで、一旦湖に行って撮影会。空がきれいすぎて、Jellybeanに捧げたくなった。

書類を一通りアップデートした後、支払いフォームを入力したらエラーがでて、そのあとからリンクが消えてよくわからない状況に…VISA申請のサイト、エラーでてやり直しが多くて嫌いだ。とりあえず一晩様子をみてみて、また明日みてみよう。

2023/05/20 週末Seafood festival. 

昨日、明日は海沿いでお祭りがあるよと教えてもらって楽しみにしていた!朝から自転車で行くか、歩くか、ファームの誰かに乗せてもらうか、ヒッチハイクか…(この島ではヒッチハイクがコモンな移動手段。まだやった事ないけど…)ヘンリーと相談。ヘンリーが周りに自転車や車を聞いてくれた。

週末はanarchy。ごはん担当が決まってない。誰も作ってなさそうだから朝ごはん作って、昨日の残りのweeding. Holeを使ってだから良い。昨日のby handのまだ小さなオニオンの芽まわりweeding が小さな葉のpurslane(スベリヒユ。食べられる)だらけで大変だった。なかなか進まないから、Holeは次の日に回したのです。

午前中に終わらせて、昼過ぎに結局ファームのメンバーさんに乗せてもらってsquirrel coveへ。

海沿いのレストランとショップがある敷地にテントを立ててお店が並ぶ。クリームや香りのものだったり、Tシャツだったり、スイーツだったり…

メインはオイスター。この島のまわりは沢山オイスターが獲れるみたいだ。海岸沿いも貝の殻だらけ。足の裏切らないようにだけ要注意。

お皿を買って、列に並んでフードスタンドで順番に食べ物をのせてもらう。田楽味噌オイスター、バターオイスター、スパイスオイスター、マンゴーソースオイスター、オーロラソースオイスターなどなど。ガーリックシュリンプ、ガーリックトースト、サラダと一緒に。海沿いの石に座って海をみながら食べる。美味しかった。

小さな島だけど、沢山人がきていた。人口1000人だけど、夏の時期だけ約3倍の人になるらしい。隣のクアドラ島まで45分、バンクーバー島までもう15分。そんなに遠くないからみんな来れるの、集まるのかしら。

食べたあとは私は足を海でチャプチャプ。友達は用意周到で水着に着替えて泳いでいた!

お店をふらふらして、ブラウニーとクッキー、ブルーベリーサワークリームパイをゲット。ショップでチップスとサイダーを買ってみんなで帰宅。(島に来てお金払ったの初だ!)

みんなで集まって話して、美味しいもの食べて、景色も楽しんで…こんな場所を作る側になりたい。主催か…出店か…

帰ってきて湖スイム。していたら湖畔にサーフボードを見つけて、使って良いと言われたからSUPもどきを!ちびっこカヌーのパドルを借りて湖の真ん中まで。細いから揺れやすいけど、立って漕げました。やっぱり気持ちがいいなあ。水の中で浮かぶのも好きだけど、上に浮かぶのも好き。

完全に喜界島影響。SUPをやりまくっていた、夏限定受付嬢もさせてもらっていた。喜界島での島生活が好き過ぎて島へ行ってみよう!となったから少なからず同じような物を求めてしまっているのかもしれない。

喜界島生活は私にもこんな生活できるんだ!を実感させてくれた。憧れが現実になった、現実が憧れを超えた時期。なのかもしれない。

中学生の時の山村留学もそうだったけど、まだ自分でコントロールできる時期じゃないから少し感覚が違う。自分で稼いで自分を養える。生活ができる。がベースにあってできた島生活。憧れの環境で私生きていける。を実感したのだと思う。

“自分で稼いで自分を養える。生活ができる。”

高校進路選択からの私のキーワードだった。進路選択でぶつかったお金どうするんだ問題。それを解決して、自分のやりたい事を心置きなくやるための最低基準。(学生時代のフラストレーション)

専門学校卒業してからは、自分で稼げて1人暮らしして尚且つ海外資金のお金を貯められる嬉しさと、英会話やIELTS対策とか海外へ向けて準備してるぞ感覚が楽しくて楽しくて仕方なかった。(職場がよかったのもあるだろう。)

私自分で生活してるぞー!って。

楽しかったけど、ベースは満たされたけどずっと外を目指していた。ずっと住みたい場所を探していた。

海外学校が決まって、日本を出る前に最後に日本で絶対にやっておきたい!(海外の学校でたら、英語ができたらもっと世界へ行けると思っていた。未だに英語と格闘中だけど。)と、飛び込んだ島生活。北海道の山村留学に継ぐ、ここが帰ってこれる実家ならいいのに!の場所。いつでも帰って来れるから。笑

自然に囲まれて、人に囲まれて暮らしたい。空が広くて、太陽浴びれて、町中ですれ違う人と挨拶や立ち話ができる場所?まだクリアじゃないけれど、北海道生活と島生活の共通項を見つけるのが私の心地よい場所を見つけるヒントと思う。

しかし、大好きな場所を見つけても外に出てしまう私。自分がいたところで新体操がやりたくて(中3までだった)帰ってきて、踊る事は大好きで楽しかったけど…どこでもドアがあったら北海道に住んで週末の新体操だけくるのに…と思っていた。私の東京生活の気持ちと被る。喜界島に住んで、東京のお菓子屋で働けたらいいのにと。この先都会に移動した時にまた、コーツ島で暮らしてここで働けたらいいのに…と思ってしまいそう。

好き!やってみたい!に引っ張られるように外に出るけど、生活の場として好きなのは自然の中の大きすぎないコミュニティ。そんな場所で仕事をゲットするか、作れるか、できるようになる為のトレーニングだと思っている今。自分の好きな分野のできる事を増やす期間。

あと英語ね。もっとコミュニケーション取れるようになりたい!今日は夜、ファームオーナーの家族大集合でワイワイガヤガヤ。雰囲気と会話の勢いに負けた。笑 逃げないでその場に身体を留めておくのは頑張ったけど、心は負けていた。積極的に話す姿勢がなかったもの。

ファーム家族がお出かけした後、Wwoofer達でゲームして、映画を観た。ロミカップゲームは言葉を使わないから素直に楽しめる。

映画は私に合わせて、言葉少なく、映像で楽しめるものを選んでくれた。英語サブタイトル付きで、1人の子が私には難しいんじゃない?って心配してくれて、わからないのあったら止めて教えるよ!って他の子が…優しい。

In to the wild. を観た。サブタイトルのわからないところを翻訳機にかけながら。時々状況やストーリーを周りに確認しながら。ありがとうの気持ち。

In to the wild. 今のこの状況で、旅中の大自然の中で、ここで出会ったみんなと観るのにピッタリだった。アラスカの大自然を求めて旅して生活した人の話。カナダも通るし。あと何回か繰り返しみたい、内容全部理解するまで。今日の夜は忘れられない夜になりそうです。

2023/05/19金曜日のミーティング。

朝から草むしりをして、朝ごはんを食べて、また草むしりをして、会話に入れないもどかしさを感じつつ、伝えたい言いたい情報が思い浮かんだ時だけ声出して、お昼ごはんの野菜摘んで、お昼ごはん食べて、子牛の傷洗浄して、湖で泳いで、金曜日ミーティング、バーンの手伝い、夜ご飯。

インスタとFacebookとwordpressを連携しようとしたら連携が切れてよくわからなくなって、やっと元に戻せた深夜0時…やっぱりオンライン系は難しい。

今日のトピックは、金曜日のミーティング。ファームのメンバーが個々で企画して集まっているものに参加させてもらった。正直全部は理解しきれないだろうなと思いつつ、どんな事が行われているかの好奇心で参加を決意。

ファーム外へみんなで自転車で移動。道端の木陰や川原に座ってapple meadとチップスを囲んで、The value 自分の人生の重要なもの、それはどこかはきたのか。crime crisis地球や環境の話。

Work style, lifestyle 生活と働き方の話。こんな事を話す時間を設けているのが素敵だなと。

環境問題の話題の時に、多くの人にとって環境問題は箱に入っていて、時々覗く考えるでもまた閉めてしまうよね。って話になって、島で生活してるととっても心配なのに、都会で暮らしてるときは忘れている、島の時よりも気にしていなかった事を伝えたら、働き方やライフスタイルの話になった。

主催のカトリンは週3コックさん。このファームで暮らしていると80%がファームの物らしいので、その他の20%と嗜好品、移動費、維持管理費くらいのコストを賄えればいいのだと思う。週3でも働く日数としては多いって言っていたけれど…

その後はひとつの仕事にフォーカスしてる人が多いよね。の話があったからいろんな仕事を組み合わせたい話をした。看護師とベイカーとファームと(B&B言うの忘れた)…いい組み合わせを見つけたい。

救急隊のマックスが看護師は足りないから、好きな日数働きやすいでしょう。ってその通り。日本は高齢者が多いからって。そこから日本の人口の話。イミグレーションじゃない?って言われて、イミグレーション問題の話…説明難しかったなあ…みんながguess してくれていた。

そして知ってる言葉が少ないから強い意見になりがち。例えば地球温暖化で2度気温が上昇してる話で、人間の体温に例えたら熱で病気なのに地球になったらみんな気にしてないよね。(その時スラッと出る言葉がPeople don’t care about that だった)って言ったら気にしてないんじゃなくて、どうしたらいいかわからないのだと思う。って言われてそうそう!ってなったり。自分の身体ほど気にしてないよねとかそうゆう言い方をしたかったなぁと思った。

I just tried saying my opinion. トライさせてもらえた事が嬉しい。

最近使えるようになった便利なフレーズたち。

I just curious.Is it make sense.I’m just wandering.

とりあえず聞いてみる、とりあえず言ってみる。そんな時に使えると思っている。とにかく怖気づかずに話すにトライしていきたい。まだまだ話せないから。

2023/05/18 わたしの生活にあって欲しい時間。

今週は畑を4パートにわけて、草むしり。前日の夜にスプリンクラーで水を撒いたところは次の日の朝に手で野菜を植たラインと大きな草の草むしり。その次の日はホールという棒の先に金属の輪っかがついてるやつで、野菜のラインの周りを引っ掻いて小さな草を切っていく。これを毎日1セクションずつずらしながらやっている。

畑で黙々と、少し汗をかきながら動いているのは好きだ。道路やフェンス、動物よりも畑がやっぱり好きだなあ。私の生活の一部に少しでもいいからあって欲しい時間。

湖スイムも毎日の日課になってきている。午前中仕事して、お昼ごはん食べて、少し仕事したり他のことして、湖で泳いで、シャワー浴びて、ご飯というのが最近の流れ。

水に浮かぶ時間が好きだ。日常にこの時間があることが嬉しい。桟橋の先端からジャブンと飛び込んで平泳ぎと仰向けでゆっくり進んでいく。最初ビビっていた私も、湖の真ん中までは行けるようになってきた。森の木々に囲まれて水に浮かんで、空を見上げて水の音を聞く。耳を水中に入れた時のこもった水の音が好き。水の中のブクブク上がる気泡とキラキラ差し込む光が好き。なんだか安心する時間。泳げる、浮かべる時間も私の生活の一部に少しでもいいから欲しい時間。

海と湖で違うけど、日本とカナダの島生活に共通する時間。チャッと着替えて、バシャンと入って、そのままシャワーに行ける気軽さ。10分だけ泳いでくる〜ができる環境。嬉しい。

海や湖が近くにない時はお風呂が代わりをしてくれていたように思う。湯船に湯をはって、足を上げて上半身を湯船に浸からせて顔だけ出す。少し水に浮かぶ感覚を感じられる。1人暮らしの時は疲れたら、ごはんと動画を持ち込んでお風呂の中で部屋のように過ごしていた。東京シェアハウス生活は湯船も浮かべる場所もなくて、近くの小さな川を覗きに行って水の音を聞いていた…時々銭湯も行ったり…なかなかハードな時期だった。私の心の健康に大きく影響する気がするポイント。水の場所。

英語は一緒に作業している子と、一緒に泳ぎに行く子ともっと話せたらいいのにといつも思う。1対1の時は少し頑張って言葉を発しようとトライしてみている。グループになると急に難しくなるのよ。

アレシアとステラの時は言葉数がもっと増えるのは、話す事に安心しているからかしら。確かにはじめの頃はもっとただ聞いているだけだったかもしれない。今いるみんなは1ヶ月単位でいる子たちなので、みんながいる間にもう少し話せるように頑張りたいところ。第二言語だけどスラスラ喋るってどんな感覚なのかしら…まだまだ過去だ!やら、語順が!やらで頭がいっぱいの私です。もっと気にせず話したいな。

2023/05/15 the letter of invitationきたよ!

今日、カナダワーホリのインビテーションレター届きました!ミス発覚して、再申請してから1週間と3日。早い…ありがとう。申請時の、500人くらいの候補者が抽選後90人まで減ってたから結構な人数にレター送られるみたいね。その回によってかもだけど。ちゃんと申請できてたら、短期間でちゃんと届くのだと…身をもって学びました。間違ってたから3ヶ月も待ってしまった。

インビテーションが届いた時に、ファームのみんなも一緒に確認してくれて、一緒に喜んでくれて嬉しかったな。

来たぞー!10日以内に承認しなきゃか!と思ってパソコンカチカチしていたら、みんなに”今やるの?もう夜よ?(19時)明日みんなで一緒にやったらいいじゃない!”と言われ、はい。となりました。

10日と言われると焦ってしまう私。すごく急ぎじゃなくても、やらなきゃ!となるとすぐやりたくなってしまう。こうゆう余裕のなさがミスに繋がるんだろう。19時が夜よ、ゆっくり過ごそうよっていう感覚も…私には寝るまでまだ時間ある!の感覚…なんだろう…この違い。

みんなを見習って、ひとつに一喜一憂して衝動で動くのではなく、ひとつひとつ受け止めて落ち着いて向き合っていけたらいいな。

2023/05/14ファームにきて1ヶ月。

4月15日にファームに来てから1ヶ月が経ちました。当初1ヶ月予定だったけど、ビザとかいろいろあり延長でいさせてもらう事に。

この1ヶ月で冬から完全に春、なんなら初夏に。この土日は湖泳ぎが気持ちよかった。1日目は泳ぎにそこまで自信がないから桟橋まわり15メートルくらいを泳いでて、2日目はチューブがあるのに気づいてチューブを使ってみんなと反対岸まで行きました。本当に本当にビビりなの。ビビりながら自分のできる方法で挑戦する。いいじゃないの物に頼ったって。みんなと同じ景色がみれたもの。

1ヶ月経って、やっと慣れてきた感覚。ステラにはもっと長く一緒にいる感覚と言ってもらったけれど。この週末は自分の時間を取れた。どう動いたらいいかわからなかったはじめの頃から自分の時間を取れるところまで成長。少しずつ、自分のやりたい事もしていきたいと思っているところ。英語の勉強とか勉強とか勉強とか…

話す環境、英語しかない環境だけど、全部インタラプトして会話止めるわけにはいかない。少しでも理解できるように少しずつ持ってない単語を増やしたいのと、ファームにいる間に時制を整えるのを頑張りたい。過去とか未来のこと話してるのに現在形だったり、もう何の時制で話してるかなんて気にしてなかったりするから、せめてそこだけでも整えたい。

あと言葉数を増やすぞの気持ち。増えてきてはいるのだけど、今日気づいたのは、日本語だと口からポロポロこぼれるどーでもいい一言が英語環境になると言えないの。その一言でさえ、すっごい考えるの。

例えば、今日湖を泳いでて、”今湖の真ん中だね!”とか、”泳ぐの上手だね!”とか、”気持ちがいい”とか、”太陽が眩しいね”だとか、日本語だとしょうもないとか思わずに絶対話すのに、英語だと話せなくなる。こんなしょうもない事話していいのだろうか…って。なぜ!英語が合っているかわからないのもあるとは思うけど、その前に言葉を発する事に対して億劫になっている。こりゃだめだ!

それに気づいてから、日本語だったらのシチュエーションを思い浮かべて絶対言うなって思ったものは口に出すようにトライしてる。

イタリアから来てるアレシアは本当にすごい。元々のキャラクターもあるとは思うけど、ずっと話して、話しながらわからないのは周りに聞いて、聞きながらわからなかったらわかるまで聞いて。見習いたい。

今日お母さんから好きそうだから送るねって日本の番組の一部の動画送られてきて、日本語環境が恋しくなった。言葉が通じるって、思うように話せるって素晴らしい。でも、このままだと何にも変わらなくて今までの悔しさも変わらないから。ずっとモヤモヤ抱えてきたできるようになりたいが無くなるように踏ん張りたい。

もっと理解できるように、もっと話せるようになりたい。頑張りどころ。

2023/05/11 学生雰囲気を楽しんだ日。

朝一、ヘンリーに牛の移動は私だけでは難しいという事を伝えられた。伝えるということも、英語も一歩成長。少しずつ。

パーマカルチャーを学んでいるという大学生がこのファームコミュニティーの中のひとつの家を訪ねてきた。Wwooferもお誘いもらい混ざらせてもらう。

マックスとヘイリーの家はメインハウスから少し離れてドライブウェイ沿いの奥にある。自分達で物を集めて作ったというタイニーハウスはロフトベッド付きのワンルーム、10畳強くらいかしら。トイレとシャワーは外。アウトサイドバスタブあり。外にある食糧保存庫は土壁で作られていてかっこいい。周りには野菜畑と果物畑が広がる。

2人のお家に着くと15人ほどの学生達。海外留学したかった私には眩しかった。パーマカルチャーを学んでいるからか、動物、虫、植物の入れ墨をいれている子が多かったな。

ハウスツアーとお話会。全て参加させてもらった。2人の生い立ちから、生活の事、動物ハンティングの話、食糧保存など…約2時間。We are like building dream for 10 years. みたいな事を言っていて、ヘンリーもいつも言っているけれど、生活をつくる事が夢ってすごいなあ。毎日が夢の中じゃない!

聞き取れたところの方が少ないのだけど、授業に参加できた事が嬉しかった。耳は必死に傾けながら雰囲気を楽しんだ。笑 お話会は外の芝生に座って聞いたのだけど、先生も生徒も靴脱いだり、靴下まで脱いでたり、寝っ転がったり、スナック食べたり、絵の具だして家の絵を描いたり、座る場所を自由に変えたり…話し手も聞き手もどちらも気にしていない様子。とっても自由だった。人の話がはじまったら、きちんと座って前向いて聞く!という私の今までの感覚は壊された。そして真似してみる。郷に入れば郷に従え!芝に座って長靴脱いで足を前に放り出す。携帯出して、音は聞き取れたけど意味がわからない単語を調べてみたり、生徒気分を満喫。笑

不在だったなかなか会えないハイリーに挨拶できたのに、その後英語苦手感覚がまだまだあるので、なかなか慣れてない人と話せない。もったいないなあ。Just keep trying. 

ハウスに戻って、昼ごはん前に少し土堀仕事。お昼ごはんを食べて、ステラとクッキングしながらお話時間。ここでは料理担当も仕事のひとつにカウントされるのがいいところ。

ステラは自分が英語ができない時にカナダに移住してきてるからか、私の英語をすごく汲み取ってくれようとするのと、アクセントが聞きやすい、わかりやすく話してくれる、そして元看護師という同じバックグラウンドもあるからか話しやすい。よく生き方や考え方の話をするのだけど、学生の時の心折れた話とか、おじいちゃんの話とかいろんな話を話そうとトライできる。ただ間違っていても汲み取ってくれるから、とんでも英語なのだけど。練習になる。ひとまず時制をどうにか整えたいと思う、この頃です。

夜ご飯担当でチリビーンズとフラットブレッドを。今日はホームの大人達が外出中で、Wwooferと息子アレイジャだけ。こうゆう日はいつもよりワイワイガヤガヤする食卓。ドイツから来たエリックに日本語を教えて欲しいと言われたところから、言語の話に。ドイツ語、日本語、イタリア語、韓国語、英語、スペイン語…違う言葉の発音難しいよね問題。舌を使ったり、くちびる噛んだり、喉の奥から音出したり…面白い。いろいろあるけど、こうして会話できてるのがすごいよね。

映画観る予定が、みんな眠くてベッドに向かう。枕を変えたら熟睡できた。嬉しい。

2023/05/10 ガーデニングday

暖かくなってきて畑周りの雑草をとって、畑を整え、種や苗を植えだした。今日は1日ガーデニング。

畑の周りの雑草をむしり、なめくじ対策の木の板で畑の外周を囲む。畑の中の雑草とりと、こぼれ落ちて芽生えたじゃがいも掘り。In the right place, it’s vegetable. But in the wrong place, it’s weed. って。

そして、プランティング。

パースニップ。線に沿って植えていく。5センチごとにタネを落として、土をかぶせて、最後におがくずで印づけ。

豆、おそらくインゲン。ツルだから、後から棒を立てる。そのため24センチごとにポールを囲むように6個の種を円形にまく。指で第二関節ぐらいまで押して土をかぶせて、ポールのところにおがくずの印。

ビーツ。線に沿って、少し深めに植える。根菜だからかしら?タネを落として、少し指で押す。土をかぶせて、おがくずマーク。

じゃがいもといちごの周りの雑草とり。いちごの間に生えてるバターウィードがやっかいやっかい。葉っぱがいちごに似てるし、絡むように生えているんだもの。

ヘンリーにちょこっと呼ばれてカートの後ろに付けた線を引くアダプターに立ち乗り。重さがないと浮いてしまうらしい。私の重さで深い線を引く。割と揺れるし、カーブはなかなかのスリル…楽しかった。笑

お昼を挟んで午後にブロッコリー。事前に書いてくれていた線で場所を決め、ライムを撒いていく。(なんぞやと思って調べたら甜菜からの精糖工程で生じる副産物「ライムケーキ」は、砂糖精製に用いられる石灰が主成分です。アルカリ分を多量に含むため、ヨーロッパでは土壌改良剤として、また植物の生育に必要な有効成分を豊富に含む石灰質肥料として広く利用されています。だそう)ライムと土を混ぜて、ホールを作ったところに苗を植えて、水を上げて、ポールを立て、ネットをかけて終わり。

どの野菜も今日はここまでね。と畑に引いた線の半分のところでストップ。同じ野菜でも日をずらして植える。収穫時期をずらして食べられる量、手入れできる量にするため。賢い。

野菜やフルーツは収穫できるようになったら食べる分以外は、小分けしてフリーザーに入れて来年までの食糧に。

この植えはじめの時期はフレッシュな食べられる物が少ないから昨年採れたもので賄っている。階段下の涼しい部屋でおがくずに埋まったじゃがいもや根菜、フリーザーの冷凍野菜、フルーツ、肉魚。この時期は食材が切れ始める時期で、人参が終わったー!玉ねぎ少ないから使う量気をつけてー!と、メニューを考えるのに悩む。沢山あるじゃがいもと、ドライの穀物と豆をどうにか上手く使ってみんなのお腹をみたせるように考える。

収穫の時期になると、収穫と加工と消費に追われるらしい。野菜たちも少しずつ育ちはじめて、果物は花が咲き、収穫が楽しみ。私がいる期間で収穫できるかしら…フレッシュベリー類が食べたいなと楽しみにしている、今日この頃。

今日は朝Barnで始まり、夜Barnで終わる。夕方にサイクリングに行けたけど、朝から夜まで働いていた気持ち。そして頼まれた牛を夜に小屋に連れて行く仕事。上手になってきたからBarnは楽しい。だがしかし、ひとりは、Wwooferだけでは無理よ。怖いもの。これを伝えるのが明日の課題。できないを伝える、プラス英語で伝えるの2段階挑戦。難しいけど伝える練習、英語の練習。頑張りたい。

2023/05/9 Barn担当。

最近は牛舎:Barnによく行かせてもらう。

ベイビーカウが1匹大きな傷があるので、元看護師というのを買われて処置担当になったところから、他のお仕事も手伝うように。

ファームに来た目的が、ローカルの生活の体験と、食がテーブルに届くまでの過程を学ぶ、体験するだから良い機会だ!とDo you want to go? Yes! Do you like it? Yes! If you don’t mind, can you…Yes, I can go together!と参加させてもらっている。

Barnでは、牛舎掃除と牛の移動と搾乳とベイビーカウの傷ケアが主な仕事。

大きな身体の牛にビビりながら近づいて、追いかけて、恐る恐る乳搾りをして、てんやわんやしていた最初…この2週間くらいで慣れてきた。

牛舎掃除は牛のpooをフォークですくってWheelbarrowにのせてポイッと外にだす。重いのね…と思いながら運び出す。

春になって暖かくなったので、日中は外で過ごすようになった牛達。牛舎と森の牛の移動は、進行方向の逆に立つ。後ろ脚より後ろに回れば良い。(蹴られないように注意しながら)はっ!はっ!みたいな、Go!Go!みたいな、合わせて短く大きな声を出すと牛達も進んでくれる。それでも動かない子はお尻をちょんちょん押してみる。

最初は怖くて遠巻きに。でも牛が違う方向へ行こうとした時には身体で止める勢いで道の真ん中で通せん坊してしまい、危ないよ!1番に自分の安全を考えなさい!と注意をされた。今は牛が違う道に行くのにも慣れて、そんな時は遠回りにまた後ろに回ればいいというのも覚えて、衝動的に動く事がないようになりました。

搾乳というのがなんとなくモヤッとするので、ミルキングと言う事にする。ミルキングは乳牛が2匹しかいないので、手で。今はベイビーがいる時期だから、ベイビーの分を考えて行っている。

ミルクカウはもういつもの習慣で慣れていて、自分の場所に自らスタンバイしてくれる。グレインを食べてもらっている間に、させてもらう。

まずタオルで乳をキレイに拭いて、手を洗って、ミルクジャーにフィルターをセットして足元に座る。このファームで1番清潔を気にしているパートだと思う。

足元に座るのって怖いよね…と思いながら、ビビりながら座った最初。牛の横に座り込み、後ろ脚に身体の正面を向けて、後ろ脚側の乳を搾る腕でガードをつくりながら搾る。牛が動きそうになったら反対の手でジャーを瞬時に持ち上げ、場所から離れる。(文章だと説明難しいね。)

上からスクイーズするように、乳の先端に牛乳を集めるようにして、水風船を搾るような感じに押し出す。最初はどれくらいの力でやっていいものかと全然搾れなかったけれど、痛くないのよと言われ、それを信じてギュッとやるようになってからスムーズにできるようになってきた。

牛によって乳の大きさが違くて、手が小さいと大きな乳はなかなか搾れないというのも学び。ファームのファミリーが搾るときと、私が搾る時のミルクが出てくる勢いが全然違う!ジャーがいっぱいになるのが早い…

この牛乳を1晩置くと、上に濃厚なクリーム成分がたまる。それを分けて、クリームはバターに。下のはヨーグルトに。ありがとう牛さん。

ベイビーカウは今5匹。そのうちの1匹が臍の緒の感染。具合が悪くて座り込んでいる事が多いから、後ろ脚に潰瘍ができ、排泄物の汚染と湿潤環境で悪化して今はパックリ開いてしまっている。最初は感染との戦い。傷の洗浄とお薬。感染が落ち着いたと思ったら…今は暖かくなってハエが活発になって、傷に卵を産み付けるという…虫との戦い。卵と幼虫を洗い流して、ハエよけをする。自然で生きるって大変だ。

ベイビー本人は食欲あり、立つ力も前より出てきて良さそうなのだけど…後ろ側が大変。ファームの中でもケアを続けて治るのか、もう諦めるのか討議。ファームのオーナー、ヘンリーは良くなると信じているので、そのお手伝い。良くなりますように。私も信じたい。

この2.3日で、慣れてきたね!とか、他のファームメンバーに前に動物と働いてた?とか言ってもらえるようになり嬉しい今日この頃。

今日の朝もBarnからはじまります。行ってきます。

2023/05/04 ビザ再申請。失敗から学ぶ事。

大失敗発覚から一夜明け、今日の朝もハグから始まる。一緒に今日の夜やろうと言ってくれる、みんな。優しすぎるみんなに涙する、私。

ああ私も優しくなりたいと、惜しみなく優しくしたいと思うのでした。

自分の失敗や、心折れた時に人の優しさを知って、学んできたな…今回もその機会なのだと思いはじめた。

海外に憧れて、インディペンデントな人に憧れて、自分で自分を養って、やりたい事も自分の力でやるんだ!ひとりでも生きていけるようになる!と意気込んだ高校進路選択。かなり大きなターニングポイントで、いろいろ背負い込んだ。自分で自分に課した課題。引きずり続けたトラウマ期。

そこから、心バキバキ。笑  看護学校で心折れ、みんなに支えてもらって卒業。就職してからはできない自分に泣きながら周りに支えられて働けていた。コロナで急遽予定変更で行った島でも、今その時間を楽しめる仲間に出会い、それぞれの頑張りに心支えられ、東京でも悔し涙やフラストレーションを周りの優しさに救ってもらっていた。最後には実家に転がり込み、生活を支えてもらった。

そして、今回も。カナダにいて1人だと感じる事なく、みんなに助けてもらった。

ひとりで、自分の力で生きていくんだ!という鎧が、若かりし頃の意気込みが、失敗や困難で人の優しさをもらって壊されてきている気がする。みんなと生きていくんだよ。と。

言葉の違う国に飛び込んで、日本よりも人に頼らざるならない環境がもっと人と生きていくを学ぶ機会をくれているんだなと思った。

昔は優しさが畏れ多すぎて素直に受け取れず、ソワソワして人との距離が必要だと思っていた。今は素直に優しさを受け取れるようになってきたと思う。そして、その優しさを何倍にもして返したいとも思う。できるなら。

もっと優しくなりたい。優しさを素直に受け入れて、優しさを素直に伝えられるようになりたい。もちろん自立も大事だけど、頼り頼られを受け入れて、私も優しく生きたい。

夕食後、みんなに画面確認してもらいながら無事に取り消し、再申請終わりました。みんなありがとう。さあ、再び待つだけです。

受け入れてくれる居場所がある安心感。一緒にいてくれる人がいる安心感。遠くにいても気にかけてくれる安心感。ありがとう。優しさに溢れている。

PS 今日、4月に気まぐれ便新しく登録してくれた方へポストカードを書きました!ヘンリーが出かけるついでに投函してくれる。切手代払おうとしたら、娘から手紙が届いたら嬉しいから、その気持ちわかるからいらないよって優しさ。カードも新しくきたエリックが自分の分はとったからってくれたもの。みんなの優しさと共にお届けです。

その少し前に出した3月以前から登録して下さっている方に出したポストカードは、ファームを出た子が投函してくれました。そちらも優しさと共にお届けです。

お楽しみに。