2023/07/15 

休みの土曜日。ゆっくり自分の小屋で過ごす朝。自分の場所があるって嬉しい。窓辺の机でサワードウベーグルと日本の給食風カレーのレシピを英語にする。ホストが気に入ってくれたから、レシピを置いていくつもり。調理の過程、英語にできなくてキッチン英語と接客英語は働く前に詰めないとなの気持ち。

お腹が空いてきてメインハウスへ行ったら、朝ごはんにパンケーキを焼いているところ。パンケーキを焼く係になる。カリカリベーコンがのったスキレットとパンケーキのスキレットが横並びのコンロの上は幸せの絵。

なんだかパンケーキってワクワクする。お菓子屋で働いていた時は、水曜日のパンケーキdayがあって、前回のファームでは日曜日はパンケーキday。ここではいつは決まってないけれど、定期的にパンケーキ朝ごはんがある。嬉しくなる。パンケーキにそれぞれ好きに、ジャム、バター、ピーナッツバター、メープルシロップを合わせる。どう組み合わせようかな…このパンケーキはどうやって食べようか…小さく焼かれたパンケーキは1枚ずつどう楽しもうか考えて、いろんな味を楽しめる。

朝ごはんを一緒に食べて、今日はハウスの息子くんの誕生日。プレゼント贈呈タイムとおばあちゃん達との電話タイムを眺めながら、お庭で採れたルバーブでクランブル作り。

少し酸味のあるルバーブはアーモンドクリームを和えて底にひく。ちびっこがいるから少し甘みがあった方が美味しく食べられるかな?なんて。クランブルは全粒粉で香ばしく、大小あって食感を楽しめるのが好きだ。ブラウンシュガーとシナモンをパラッと振って焼く。ジワジワトロッとしてくるルバーブが美味しそう…だけどこれは夜用。

午後はファミリーにトレッキングに連れて行ってもらった。車がないと動きにくいからと、予定を立ててくれたり、家族の予定に一緒に連れて行ってくれたり、自転車を貸してくれたり…自然の多い場所、田舎にくると移動手段が問題になる。ありがたい。

Golden spruceというこの街から少し出たところにある川沿いの道。オールドフォレストと言って昔からの木が残るところ。島ではロッギングも産業のひとつで(今は昔より少なくなってはいるみたい)木々が伐採されて昔の木が残っていない森もある。

大きな木が並ぶ道を抜ける。巨木の中を通れる、木のパワーをもらえるという木を教えてもらう。木の中は空洞で上を見ると真っ暗。これでも生きているのだから不思議だ。何百年も生き抜いてきたパワーをもらう。

帰り道、トレッキング沿いの河原の広場で自作の歌を川に向かって、向かいの木にとまるイーグルに向かって歌い出したホストのちびっこ。その時間20分ほど。わたし達の横では弟くんがずっとミニカーをトレイルの上を走らせている。キッズのフリーな感じ、いいなあと思う。がっちがちで話せない私、もっとフリーに表現したい。と羨ましくなったのでした。

帰ってきたらすぐごはん。寿司好きというファミリー。今日は頼まれて私が夜ごはん担当。誕生日だしケーキにも見えなくもない、ちらし寿司をつくる。こっちで言う寿司は巻きが多いらしく、海苔を用意して巻く式が喜んでもらえる。ちらし寿司の盛り付けで、それぞれお皿にとって海苔で巻いてもらう式。

ご機嫌ななめなお誕生日ボーイ。夜ごはんはグランピーで食べられなかったけれど、クランブルは落ち着いて食べてくれて、食べられるものがあってよかったよー!!

トレッキングの時に教えてもらった、私のベッドの頭元にある、ホストが描いたという今日のオールドフォレストの絵を眺めて就寝。ホストが多才なの。この街は小さいけれど、アーティストがいっぱいでワークショップも多くて学べるから楽しいよと。

(ただ日記として書いていると自分の気分によって視点が変わってしまうから、少し流れを決めてみよう。ご飯と日常。こんな感じ。)

2023/7/14 劇的before after. 

今日は朝だけでなく、仕事の時間いっぱい草をむしっていた。

今週はほぼずっと同じ区画の草むしり。3m×1mくらいの木々が植わっている根元。一面緑色にノビノビと生える草たちを端から徹底的にむしっていく。頭に流れるのは劇的ビフォーアフターのテーマ。

週の後半やっていた場所は棘ありの木が植わっていて、その木の根が横に広がっていろんな場所からトゲトゲの新しい木の芽が生えて来ているところ。手袋つけても刺さってくるし、素手の方が草抜きやすいから枝なさそうなところ素手でやっていると朽ちた棘の木の枝が転がってたり、以前切られたであろう短くて草に隠れていた棘の木があったり…指や爪の間にトゲが刺さる。

そしてノビノビ育った草たちの根は絡み合ってしぶとくて、他の植物の間に入り込んでてややこしくて…

もう、痛いのよ!なんで抜けないのよ!と植物に喧嘩を売りそうになりながら、いや、売りながら草むしっていた。

その最終日、今日。もうこの戦い終わらせてしまいたい!!と、最終日にするぞ!!と全部の仕事時間をここに費やしたのでした。

そして先日までの自分の行動へのモヤモヤとか、いろいろ考えながら草むしりをしていたら、これも落ち着いて考えられなくなっていた要因の1つなのでは…と思えてきた。

疲れとストレス。棘の痛みとそれに怯えながらやる作業。草むしり終わったらスッキリするぞーと、いい面みようと試みていたけれど、苦痛に感じていたんだな、きっと心が疲れていたんだな。気づいていなかった。

そういえばここ数日の日記も言葉に棘があったなと思う。余裕がなくて心がトゲトゲしていたんだろう。今なら違う言い方するなと思うし、そこだけ見たら嫌な感じだなと思うけれど…その時のまま残しておこう。ここで反省。(と思ったけれど、読み返して自分でも気分が悪くなるので下書きにしました。)

疲れてたり、気持ち落ちてる時って考えられなくなるよね。私の場合は焦燥感に駆られる。なんでこんなに落ち着かないんだろう…ソワソワするんだろう…そんな時って寝れてなかったり忙しすぎたりするんだ。

どこかに一旦この生活から逃げたい気持ちもあったのかもしれない。棘と(とっても一時的だけれど)言葉の話せない自分とが(ここと戦うために来ているのだけれど)ストレスで。その勢いもあったのかもしれない。

いい面をみる、ポジティブに捉えるの反面、本当の気持ちや状態に気づけないことがある。ああ、私これ嫌だわ、早く終わらせてしまいたい…今日中に終わらせてやるんだ!と思ってから、草たちに喧嘩を売れるようになった。笑 負の感情を受け入れるのが苦手だけれど、気づいて外に出す事も、それに対してケアする事も大事よね。と思うのです。何か起こって気づくのじゃなくて、事前対処ができるようになりたい。

そんな事いいながら、終わらせるぞ!と意気込んで仕事した結果、休みを忘れていたのですが…

喜界島でサトウキビ伐採の仕事をやらせてもらっていた時、島には10時さーと3時さーという休憩時間があった。島中のスピーカーから音が流れて、時間を知らせる。20-30分くらいの休憩。畑の端にお菓子と飲み物を出して座り込み、みんなで話す。そんな時間が好きだった。作業に必死になっていたり、疲れてないと思っていても、強制休憩。これって大事だなと思う。

どんなに好きでも、集中していても時間で決めて休みをとる。事前対処。

ホストの仕事リストが、必ずしも一緒にやろうリストじゃない、言っていた事が必ずしもWwoofer の仕事じゃない事を理解した昨日。私これやるね!必要な時呼んで!って声かけて、動けた今日。主語にWeでいわれたり、これとこれやりたいのよねって言われてたから、一緒にとか、よろしく!って意味かと思っていたけれど、(英語のニュアンスが汲み取れていないだけかもしれない)自分でできる仕事進めていいのか!わはは、これは楽。これやりたいけど、あっちやってるな手伝わなきゃかな…を調整できた。コミュニケーション。

休憩時間とるね!これやる時呼んで!これができたらもっと楽。少しずつ少しずつ、言語力と調整力と。自分のcozyを作る術。

2023/7/11-13 すべては自分の蒔いた種。


2023/07/11
お金なんてないのに、家族がわたしの大好きな場所に集結するからと帰国予定を立てる私です。頭の中には”おばバカ海を越える!”なんて題名が浮かんでいる。そして、面白いじゃない!と思っている。それに見合ったお金ないのに、楽しんでいる。そして、これを逃したら後悔する!これやったら死んでも悔いなし!と、しっかり飛行機ブッキング。お金はない。ゼロではないけれど、少しでも予定通り上手くいかなかったらゼロになりうる未来が予想できるくらいにはお金がない。笑 20代お金がないのを経験できるのも今のうちか、カツカツも経験してみるかなんて思ったりもしているが、不安はある。先々考えてもしょうがないと、目の前のステップだけみたらいいとついこの前SNSで耳にした言葉を都合良く自分に言い聞かせて、今1番やりたい事、甥っ子姪っ子妹家族と喜界島へいくを優先させた。(私が島に住んでいた時、コロナ真っ只中で誰も呼べなかったんだもの!)でも、帰って日本滞在中、少し稼がないと未来が危ない!看護師としては今は働きたくないな…3ヶ月はちょっと長すぎるな(島派遣看護師は3ヶ月から)…食に関わる農家さんか飲食がいいな…なんてピッキーな事もしながら、短期で働かせてください!短期で雇ってくれる場所知りませんか?なんて知り合いを頼らせてもらっている。まわりのみなさますいません。ありがとうございます。ただ、仕事させてもらえる場所さえあればバリバリ働けるぞと、すぐ学んで動けるぞと、今までの経験から自信を持てているこの時期にこの選択。そして弟が島にいて住まわせてもらえるタイミング。ちょっとクレイジーだなと自分でも思うこのチョイスだけれど、今の私だからできるチョイスで、この普通だったらしないだろのクレイジーさが私らしくて嫌いじゃない。

2023/07/12
と、思っていたら…働く予定していたお店のオープン日とドン被り。ああ、妥協点を見つけなければならない。現実そんなに甘くない…航空券問い合わせをしたら、キャンセル返金不可、変更は差額分で可能と言う返信だったから、変更して日本滞在期間短く、お休みもらえますか?の方向で調整してもらった。よし!

と思っていたら…航空券の規定に関してのお知らせ間違っていましたと連絡が…変更も不可。ちょっと待ってよ!変更する方向で進めてもらっちゃったじゃない!!お金余裕ないんだってば。もう…タイミング。なぜ間違えた…そしてなぜ調整後のタイミング…調整してもらう前に知っていたら、違う選択肢もっと考えたのに…どうして真っ直ぐ進めないのでしょう。嫌になっちゃう。

どうしようかな…どうしようかな…ワクワク楽しいだけで選ぶと、帰国を長期なんだよな…お金の面でも。変更して帰るなら2倍のお金…どうせ必死に働かなくちゃいけないんだ、好きなところにいたいよね。でも新しいチャレンジをさせてもらえるところ、受け入れてもらえるところもありがたいよね。どうしたらいいのでしょう。もう。お金の余裕があったらポンッと変更しちゃうのかしら…いや、変更可能なフレキシブルなチケットを買っていたかもしれない。お金の余裕は心の余裕。こうゆう時に身に染みて思う。余裕がない。ひとりでバタバタしているのならいいのだけれど、まわりを乱して巻き込んでいるのが嫌だ。どうするべきか。

ただ働く予定のお店もまだ予定。カナダのBC州の法律で情報開示は3週間からと決められている…採用確定も。そこまで予定がはっきりしない。

ならば…9月初めからバンクーバーに滞在し働ける準備は進める予定で動いて、今持ってるチケットはいつキャンセル変更しても全額かかるから、採用確定するまでは保持したままにして。3週間前の情報開示、採用確定後の飛行機レートで購入可能な航空券があったら9月の6日間帰国する方向にしようと思う…。もしもお店の予定変更、採用が難しいとなった時は、当初の予定で帰国しよう。母との電話会議結果。

ひとまずはVISA切り替えをして、3週間前の情報開示を待とうと思います。こんな感じに落ち着きました…もう。真っ直ぐ進めない。やんなっちゃう。

でも、このややこしい壁は、私がBC州の3週間ルールを覚えていたら、またはいつ確定するのかもう一度確認できていて、それを理解して日本帰国のブッキングを待てていたら起きなかったであろう事。結局自分が状況をごちゃごちゃにしている。

どうにかよく捉えようとするならば…航空券情報の間違えがなければ、そこで働くの諦めて、やっぱり帰ります!としていただろう。待って考えるというこの案はこの状況だから出てきた事。わたしの中で今決めるの選択肢しかなかった。(いつもの傾向…)そして、これが起こらなかったら、オープン月に1週間の休みをもらって帰国する条件付きの雇用はなかったかもしれない。(まだ確定じゃないけれど…)

やる。の選択は得意なのに、待つ。とやめる。が苦手。あと、アスク。確認。コミュニケーション。今決めたくなる。こんな傾向があるのをわかっているから、今はできるだけ友達と母に情報共有させてもらっている。送りつけているが正しい…これが意識できているだけ前よりマシ。他の人の意見を聞いて、一回考える時間を、違う考えをいれるのが必要だと思って。

それでも、止まれない時はある。難しい。恋は盲目と言うように、大きな衝動的な欲望はまわりをみえなくするように思う。

そして、その決め事に1番影響があって、この人に伝えたら私の考えを調整していかないといけないところを避けてしまっているのでは?とも思った。思い通りにいかないのが嫌なのかしら…まだまだです。1番に伝えないと、コミュニケーションを頑張らないといけないところ…もっと心柔らかくオープンにいたい。

どうやって物事を進めているの?とみんなに問いたい。

先日私がやりたい事をやる時はオーガナイズしたいと言ったばかり…私も既にやりたい事やっているし、(事業とかだけじゃなかった。)そしてそんな時、メッシーマインドだわ。人の事言えなすぎる。一歩引いた目でみるって、オーガナイズって難しい。必要なプロセスすっ飛ばしたり、間違えたり…

2023/07/13
そんな自分とお金のダメージに心沈む。気持ちが荒れていると寝れなくなる。寝れないとさらにオーバーシンキング、そして日常もしんどくなる。身体が重い…今日の仕事後、午後はホストたちとお出かけはせず庭とベッドでゴロゴロする。

こんな悪循環を絶つために、自分を許せる言葉を探す本の旅にでた。松浦弥太郎さんの”幸せを生む小さな種”あとがきの言葉。抜粋。

“すべては自分が蒔いた種”どんな事でも原因は自分にある、というのは本当です。まずは素直に自分を省みる心を持ちましょう。苦難の原因が”すべて自分が蒔いた種”であれば、うれしいことやよいことが起きたときも”すべては自分が蒔いた種”のおかげです。

悪いことだけじゃないか…と、もう一度顔あげて、今の日々を生きる。今ここにいるってことだけですごいじゃないと。

ブンブン振り回してごめんなさい!いつもありがとう。とりあえず待ちます。8月中頃予定確定予定。

2023/07/11 Weeding in the morning.

私のリズム、毎日の草むしり。

やっと慣れてきた感覚。ソワソワする感覚が落ち着くまで、与えてもらった場所が私の場所だと落ち着けるようになるまで1週間と4日。

毎朝の草むしりのルーチンが私のリズムをつくってくれる。私のリズムでいられる時間があるのが嬉しい。最初に勇気を出して話してよかった。積極的に伝える、交渉するこっちで学んで、心がけている事。言葉の違いに阻まれることも多いけれど。

ホストの庭は広くて、いろんな植物が植えてあってノビノビしていて素敵だ。素敵が大前提で、きっちり決めないでいろいろなところに植えるのが好きだというホストの畑は正直オーガナイズはされていない。この広さの庭を、ちびっこがいる中管理するのすごいと思う。草むしりは手が届いていない。私の前のwwooferがキャンセルになったからというのもあるだろう。そんな訳で草むしりがとってもやりがいがあるお庭。

最初どこから手をつけたら良いかわからなかったけれど、1箇所ずつやっていってようやく流れが作れてきたところ。一個前のwwoofのときに、きっちり区画分けされていた畑を決められた順に毎回キレイに草むしりしていたから、同じようにやっていたら、こんなキレイに全部取る人は初めてよ!って喜んでもらえた。時間がかかるけど…って言ったら、キレイになるからいいのよ!って。

自分のペースでできる、そしてそれを許されていて尚且つ喜んでもらえる仕事ゲット!ずっとこれをやっていたい。笑

草むしり、みなさんも知っているように根っこからしっかり抜くと生えてこない。それを繰り返していると、草は減って草むしり仕事量も減っていく。テンポラリーで来ている私がここの畑の未来に少し貢献できているのも嬉しい。キレイになるとスッキリもするし。好きだ。

2023/07/09 お誕生日会。

一大イベント!ホストのキッズとそのお友達のお誕生日会の日。前日から準備が始まっていた。カップケーキをやいたり、買い物したり…

当日は朝からカップケーキのアイシングを作ってぬりぬり…お菓子屋の時を思い出す。クリームチーズ、パウダーシュガー、ミルクを混ぜて、最後にベリーのジャムでマーブルに。お菓子屋の時と同じくナイフでぬるっていうので、お店と同じ塗り方をしてみる。ハウスのちびっこが庭のお花をデコレーションしてくれる。かわいい…

そのあとわたしからのプレゼントのつもり、チョコチップクッキーを焼く。いつもの配分に朝ごはんの残りのオーツ出してみたら、チューイーではなくザクッとしてしまったけれど、これはこれでよし。

スナックのりんごやチーズも切って、キッチン仕事は終わり。

庭のファイヤーピットの周りに机や椅子をセッティング。いつものご近所さん達、ちびっこのお友達が集まる。25人くらい。

お父さんたちが火の周りを囲んで座り、ホットドッグのウインナーを焼いてくれる。ここではパーティー、焚き火にホットドッグが付きものみたい。

子どもたちは各々庭の砂場や部屋で遊んでいる。他の大人たちは焚き火横の広場で、持ち寄りのスナックの机を囲んでワイワイ。

私は他の家のWwoofer と話していた。車を車中泊旅できるように改造中だそう…羨ましい!かっこいい。カナダの後は、ヨーロッパに戻ってヨーロッパをその車でまわるのだそう。素敵プラン!

みんなでランチにホットドッグを齧り、カップケーキでハッピーバースデーをして、夕方まで外で話している。この時間好きだ。言葉が足りなすぎるけど…どこでも言葉の壁。頑張る。

ハイダグワイ?ここの街?は外から住みたい場所を求めて引越してきている人が多く、家族は海を越えた本土にいて近くにいない事が多い。ご近所さん達が家族のよう。誕生日もキャンプもディナーも。

SUPが大好きなのとはじめに話していて、私はもってないけど、借りれると思うよ!と言っていたのを、確認してくれていたホスト。今度はパドリングパーティーだね!なんて言って、解散。たのしみたのしみ。お天気であれー!できますように。

ホストとご近所さんとみんなに中に入れてもらって、ありがたい。もっと話せるようになりたい。ここに落ち着く、いつも。頑張ろう。

2023/07/08 Day off cycling.


初の自由日。おやすみ。

朝はゆっくり動き出す。8時起き。

少し溜めてしまった英語日記を書いて、英語の勉強。そんな事をしていたら、キッズが朝ごはんだよー!と呼びに来てくれる。

パンケーキと目玉焼きを食べて、洗濯。

そして、今日はサイクリングday! 到着した日からお願いしていた。自転車を借りて街中を巡り、この街にあるトレイルと図書館に行く。

昨日の残りの魚を漬けにしておいたのを、海苔巻きに。ホストがくれたキヌアで作ったグルテンフリーチョコカップケーキを持って出発!

街の端から端まで行っても自転車で15分かからない?な、小さな街。人口200人。ここ誰の家だ!とホストの友達の家の前を通りながら、トレイルに向かう。

この街にあるサンセットトレイルは、2キロ歩いて20分ほどの短い簡単トレイル。海沿いの木の中を通る。木々に囲まれ、木の間からは海が見える。気持ちがいい。終点には公園と、展望台と、キャンプ場。展望台でお昼ごはんをして引き返す。

街に戻って図書館へ。小学校と一体になったコミュニティーセンターの一部屋。無料Wi-Fiが使えるのです。DVD、まんが、雑誌も揃う。今後の計画立てをして閉館時間に帰ってくる。

今日の夜はバイソンのロースト、グレイビーソース、ヤム芋、サラダ。赤身のしっかりしたお肉にスパイスを振って焼かれたもの。油分なくヘルシーな感じ。知り合いが本土の北の街から持ってきてくれるのだそう。

夜にキッズとあやとりをして、就寝時間。カナダにもあやとりあるなんて!キャットストリング(猫の抱っこ紐?)と言うらしい。日本の遊びだと思っていた!子供のころにやっていたやつ忘れちゃっていて悔しい…思い出そう。

2023/07/07 私の旅の形。


朝日課の草むしり。朝ごはんにサワードウパンケーキ。カナダの朝ごはんの定番はパンケーキかオートミールみたい。

今日は水やりと、ブラックベリーの除去。(鳥のフンでどんどん増える。棘があって大変。)

仕事後どこか歩いてみようかなと思いつつ、庭のハンモックに落ち着く。せっかく島に来ているのだから出かけた方がよいかなと思うけれど、こんな旅をしているのに出不精。キッチンとガーデンやファームと自然と水辺、ハンモックがあれば満足。時々サイクリングとか計画してみるけれど(明日!)ほとんど連れて行かれないと外に出ない。だからこそこの旅の形が向いているのかもしれない。ホテルやホステル、移動続きの旅は疲れてしまう。新しい事を知るのは好きだけれど、ここが私のお気に入りの場所、落ち着く場所っていうのが欲しい。旅より短期滞在、移住の気持ち。いろんな暮らしに入っていく、暮らすように旅する、暮らしを旅する。旅のようで日常で、日常のようで旅。そんな形が私に合っているのだと思う。

ホストの友達が子どもを預けていて、迎えに来た時に話していたら彼女の生い立ちが聞けて楽しかった。もっと話したい気持ち。口からポンポン英語が出るようにしたい。

ホストから何か私も学びたいと言われ、今日は私が夜ご飯担当。この島ではシーフードが豊富でとれたらすぐ捌いて冷凍できるから生食もするのだそう。SushiとSashimiが通じる。巻き寿司パーティーにしよう。ごはんはパラパラライスだけど、海苔もあるし完璧。持ってきているインスタントの味噌汁も使おうか…と思っていたら、魚の出汁も味噌もある!海藻も、チャイブ(万能ネギ?)もある完璧。

庭にあるライムの木(果物のライムとはまた違うやつみたい)の葉がサラダにできるよと言われ齧ってみたら、しそみたい!刻んで具材にしよう。

サーモン、ツナ、錦糸卵、アボカド、にんじん、ライムの葉を並べ、好きなように手巻きしてもらう。IHだけどパリパリ海苔も諦めず、スキレット温めた上で乾燥させる。パリパリ海苔にどうやったの?ビックリホスト。寿司大好きなの!!と楽しんでもらえて嬉しかった!!

2023/07/06 スペシャルウォータリングday. 

昨日キャンプから帰ってきて、ここに来て初の外出のないノーマルな1日。スペシャルウィークでした。

朝の草むしりから。キレイに区分けしないで、いろんなところに植えるのが好きなのというホスト。何が植わってるかわからないから、どれが雑草なのか見極めるのが難しい!けれど、この涼しい時間に黙々とやる作業好き。そしてルーチン化、プラン立ててやるのが好き。

朝ごはんにオートミールを食べて、今日はスペシャルウォータリングday。コンフィーリーフという葉(何回聞いても覚えられないから曖昧)とトマトの剪定した枝をバケツに水と入れて発酵させたコンフィーティーが出来上がったから、これをまいてと。臭いがキツくなったら完成のサイン。バケツに2スクープのコンフィーティーと、バケツいっぱいに水を入れて撒いてまわる。庭全体にやるとなかなか時間かかるのね。午前中いっぱい庭中をまわった。

今日は自由昼ごはん。冷蔵庫の残りものプレートを作る。昨日のキャンプで食べきらなかった蟹を持って帰ってきて、ほぐした身。ガーリックスケープのペスト。ショートパスタ。サラダ。バターを塗ったサワードウブレッドを添える。外のポーチで食べる。お天気の外ごはん好きだ。

畑用ビニールの穴のあるところを切ったり、追加でベビーツリーの水やりをして、今日の仕事終了。庭のハンモックで過ごす。

夜ごはんは、ヤム芋とキヌア、ココナッツカレー、サラダ。ココナッツカレー、前回のステイ先でも何回か出てきて、ヨーロッパの子も作っていたり、どこでも食べられているんだなあと。キッチン下の大きなオーブンで(羨ましい)芋を焼いている間に、カレーの準備。ニンニクと玉ねぎ炒めて、生姜いれて、にんじんいれて、庭からオレガノとネギと葉野菜たち、白身の魚(オヒョウ、カレイの仲間)を加える。葉野菜をカレーや煮込み料理に入れるの新鮮。ココナッツミルクで煮て、カレー粉と塩で味を整える。シンプル美味しい。キヌアは、ボーンブロスとターメリック、サフランで調理するちびっこが栄養取れるようにと。ボーンブロスは昨年育てていたという、うさぎの。

夜ご飯後が父母一番の戦い時間。ちびっこ寝るまでの準備。私はキッチン担当。キッチンをキレイに整えたら私の1日は終了。自由時間で、おやすみなさい。

2023/07/04 Camp Day2 Crab haunting. 


朝一、蟹ハンティングから始まる。塩が引いた時が狙いどき。朝7時にビーチへ。

今日も風バーバー波は大荒れ、気温12,3度。こんなに寒いと思ってなく、何も装備のない私はズボンから靴からコートから全てご近所さんにお借りして、連れて行ってもらう。

網を持って海の浅瀬に入っていき、歩きながら足元をみる。風が強く、波もあり、冷たい海。膝までね!と言われるけれど、波が来ると腰の高さまでになる。水に浸かりながら蟹を探す。

時間が少し早かったようで、一回寒くなって車で休憩をとって戻ると人がいっぱい。そしてご近所さんがキャッチした蟹もいっぱい。再チャレンジ。

歩いている蟹を見つけたら網で掬う。オスとメスが番で動いていて、オスをゲットし、メスは逃す。オスもキャッチしていい大きさが決められていて、スケールでチェックする。

ご近所さんがふらのーーー!と呼んでくれて、土に半分埋まっているのを掘って大物ゲット!寒いけど、たっのしかった。いい経験になったでしょう?と。優しい。

帰ってきて、トレーラーの暖房をつけてくれてすぐ温まる。朝ごはんをトレーラーのキッチンで作って、(ガスコンロもオーブンも電子レンジもある…)食べる。オーツとベーコンエッグ。

その後、海沿いハイクへ行くと言うのでついていく。波で角が削られたコロコロ丸い石のビーチを歩く。足元をみてsugary stone というグラスのような石を探しながらビーチの端まで。大人があった!みて!と石を探す姿に、この楽しみ方ができる大人素敵だなと思う。(ご近所さん達と大人だけで歩いていた。)この島はWwoofを受け入れている人がちょくちょくいるからか、そしてご近所付き合いが多いからか、すんなりWwooferを受け入れてくれる。本当に!英語が口から出てこないのが、悔しい!!

帰ってきて、蟹を洗う。甲羅を取って、バケツに入れた海水でミソと砂を洗っておく。海水でボイルした方が美味しいよ!と言っていたけれど、波が荒くて断念。塩水で。

夜ご飯前に、山ハイクへ。海沿いにある切り立つ崖に上がれるトレイルへ。歩きやすく整えられている。天気が悪くて上へ上がるとミストの中。白い壁の景色。半島の先端も見えなかったけど、よい運動。

夜ご飯のメインは蟹。大きな鍋でまとめてボイルする。ひとり一杯以上食べられる。ベイクドポテトとソーセージ、コーン、カニ、ガーリックバター。ご近所さんが立派な野外コンロを使って調理してくれる。蟹とガーリックバターで手をベタベタにしながら、みんなで齧りつく。なんだかよい時間。

夜はホストのギターに合わせて、ご近所さんがウクレレ、私はテンホイッスル(リコーダーみたいな笛。)を。どんな音でも鳴らし続けたらそれは音楽になるのよと、ホスト。よいアイディア。私が唯一音がわかるインターナショナルであろう曲、キラキラ星をふく。言葉以外にコミュニケーションが取れる技ほしいなあと思う。