2023/05/18 わたしの生活にあって欲しい時間。

今週は畑を4パートにわけて、草むしり。前日の夜にスプリンクラーで水を撒いたところは次の日の朝に手で野菜を植たラインと大きな草の草むしり。その次の日はホールという棒の先に金属の輪っかがついてるやつで、野菜のラインの周りを引っ掻いて小さな草を切っていく。これを毎日1セクションずつずらしながらやっている。

畑で黙々と、少し汗をかきながら動いているのは好きだ。道路やフェンス、動物よりも畑がやっぱり好きだなあ。私の生活の一部に少しでもいいからあって欲しい時間。

湖スイムも毎日の日課になってきている。午前中仕事して、お昼ごはん食べて、少し仕事したり他のことして、湖で泳いで、シャワー浴びて、ご飯というのが最近の流れ。

水に浮かぶ時間が好きだ。日常にこの時間があることが嬉しい。桟橋の先端からジャブンと飛び込んで平泳ぎと仰向けでゆっくり進んでいく。最初ビビっていた私も、湖の真ん中までは行けるようになってきた。森の木々に囲まれて水に浮かんで、空を見上げて水の音を聞く。耳を水中に入れた時のこもった水の音が好き。水の中のブクブク上がる気泡とキラキラ差し込む光が好き。なんだか安心する時間。泳げる、浮かべる時間も私の生活の一部に少しでもいいから欲しい時間。

海と湖で違うけど、日本とカナダの島生活に共通する時間。チャッと着替えて、バシャンと入って、そのままシャワーに行ける気軽さ。10分だけ泳いでくる〜ができる環境。嬉しい。

海や湖が近くにない時はお風呂が代わりをしてくれていたように思う。湯船に湯をはって、足を上げて上半身を湯船に浸からせて顔だけ出す。少し水に浮かぶ感覚を感じられる。1人暮らしの時は疲れたら、ごはんと動画を持ち込んでお風呂の中で部屋のように過ごしていた。東京シェアハウス生活は湯船も浮かべる場所もなくて、近くの小さな川を覗きに行って水の音を聞いていた…時々銭湯も行ったり…なかなかハードな時期だった。私の心の健康に大きく影響する気がするポイント。水の場所。

英語は一緒に作業している子と、一緒に泳ぎに行く子ともっと話せたらいいのにといつも思う。1対1の時は少し頑張って言葉を発しようとトライしてみている。グループになると急に難しくなるのよ。

アレシアとステラの時は言葉数がもっと増えるのは、話す事に安心しているからかしら。確かにはじめの頃はもっとただ聞いているだけだったかもしれない。今いるみんなは1ヶ月単位でいる子たちなので、みんながいる間にもう少し話せるように頑張りたいところ。第二言語だけどスラスラ喋るってどんな感覚なのかしら…まだまだ過去だ!やら、語順が!やらで頭がいっぱいの私です。もっと気にせず話したいな。

2023/05/15 the letter of invitationきたよ!

今日、カナダワーホリのインビテーションレター届きました!ミス発覚して、再申請してから1週間と3日。早い…ありがとう。申請時の、500人くらいの候補者が抽選後90人まで減ってたから結構な人数にレター送られるみたいね。その回によってかもだけど。ちゃんと申請できてたら、短期間でちゃんと届くのだと…身をもって学びました。間違ってたから3ヶ月も待ってしまった。

インビテーションが届いた時に、ファームのみんなも一緒に確認してくれて、一緒に喜んでくれて嬉しかったな。

来たぞー!10日以内に承認しなきゃか!と思ってパソコンカチカチしていたら、みんなに”今やるの?もう夜よ?(19時)明日みんなで一緒にやったらいいじゃない!”と言われ、はい。となりました。

10日と言われると焦ってしまう私。すごく急ぎじゃなくても、やらなきゃ!となるとすぐやりたくなってしまう。こうゆう余裕のなさがミスに繋がるんだろう。19時が夜よ、ゆっくり過ごそうよっていう感覚も…私には寝るまでまだ時間ある!の感覚…なんだろう…この違い。

みんなを見習って、ひとつに一喜一憂して衝動で動くのではなく、ひとつひとつ受け止めて落ち着いて向き合っていけたらいいな。

2023/05/14ファームにきて1ヶ月。

4月15日にファームに来てから1ヶ月が経ちました。当初1ヶ月予定だったけど、ビザとかいろいろあり延長でいさせてもらう事に。

この1ヶ月で冬から完全に春、なんなら初夏に。この土日は湖泳ぎが気持ちよかった。1日目は泳ぎにそこまで自信がないから桟橋まわり15メートルくらいを泳いでて、2日目はチューブがあるのに気づいてチューブを使ってみんなと反対岸まで行きました。本当に本当にビビりなの。ビビりながら自分のできる方法で挑戦する。いいじゃないの物に頼ったって。みんなと同じ景色がみれたもの。

1ヶ月経って、やっと慣れてきた感覚。ステラにはもっと長く一緒にいる感覚と言ってもらったけれど。この週末は自分の時間を取れた。どう動いたらいいかわからなかったはじめの頃から自分の時間を取れるところまで成長。少しずつ、自分のやりたい事もしていきたいと思っているところ。英語の勉強とか勉強とか勉強とか…

話す環境、英語しかない環境だけど、全部インタラプトして会話止めるわけにはいかない。少しでも理解できるように少しずつ持ってない単語を増やしたいのと、ファームにいる間に時制を整えるのを頑張りたい。過去とか未来のこと話してるのに現在形だったり、もう何の時制で話してるかなんて気にしてなかったりするから、せめてそこだけでも整えたい。

あと言葉数を増やすぞの気持ち。増えてきてはいるのだけど、今日気づいたのは、日本語だと口からポロポロこぼれるどーでもいい一言が英語環境になると言えないの。その一言でさえ、すっごい考えるの。

例えば、今日湖を泳いでて、”今湖の真ん中だね!”とか、”泳ぐの上手だね!”とか、”気持ちがいい”とか、”太陽が眩しいね”だとか、日本語だとしょうもないとか思わずに絶対話すのに、英語だと話せなくなる。こんなしょうもない事話していいのだろうか…って。なぜ!英語が合っているかわからないのもあるとは思うけど、その前に言葉を発する事に対して億劫になっている。こりゃだめだ!

それに気づいてから、日本語だったらのシチュエーションを思い浮かべて絶対言うなって思ったものは口に出すようにトライしてる。

イタリアから来てるアレシアは本当にすごい。元々のキャラクターもあるとは思うけど、ずっと話して、話しながらわからないのは周りに聞いて、聞きながらわからなかったらわかるまで聞いて。見習いたい。

今日お母さんから好きそうだから送るねって日本の番組の一部の動画送られてきて、日本語環境が恋しくなった。言葉が通じるって、思うように話せるって素晴らしい。でも、このままだと何にも変わらなくて今までの悔しさも変わらないから。ずっとモヤモヤ抱えてきたできるようになりたいが無くなるように踏ん張りたい。

もっと理解できるように、もっと話せるようになりたい。頑張りどころ。

2023/05/11 学生雰囲気を楽しんだ日。

朝一、ヘンリーに牛の移動は私だけでは難しいという事を伝えられた。伝えるということも、英語も一歩成長。少しずつ。

パーマカルチャーを学んでいるという大学生がこのファームコミュニティーの中のひとつの家を訪ねてきた。Wwooferもお誘いもらい混ざらせてもらう。

マックスとヘイリーの家はメインハウスから少し離れてドライブウェイ沿いの奥にある。自分達で物を集めて作ったというタイニーハウスはロフトベッド付きのワンルーム、10畳強くらいかしら。トイレとシャワーは外。アウトサイドバスタブあり。外にある食糧保存庫は土壁で作られていてかっこいい。周りには野菜畑と果物畑が広がる。

2人のお家に着くと15人ほどの学生達。海外留学したかった私には眩しかった。パーマカルチャーを学んでいるからか、動物、虫、植物の入れ墨をいれている子が多かったな。

ハウスツアーとお話会。全て参加させてもらった。2人の生い立ちから、生活の事、動物ハンティングの話、食糧保存など…約2時間。We are like building dream for 10 years. みたいな事を言っていて、ヘンリーもいつも言っているけれど、生活をつくる事が夢ってすごいなあ。毎日が夢の中じゃない!

聞き取れたところの方が少ないのだけど、授業に参加できた事が嬉しかった。耳は必死に傾けながら雰囲気を楽しんだ。笑 お話会は外の芝生に座って聞いたのだけど、先生も生徒も靴脱いだり、靴下まで脱いでたり、寝っ転がったり、スナック食べたり、絵の具だして家の絵を描いたり、座る場所を自由に変えたり…話し手も聞き手もどちらも気にしていない様子。とっても自由だった。人の話がはじまったら、きちんと座って前向いて聞く!という私の今までの感覚は壊された。そして真似してみる。郷に入れば郷に従え!芝に座って長靴脱いで足を前に放り出す。携帯出して、音は聞き取れたけど意味がわからない単語を調べてみたり、生徒気分を満喫。笑

不在だったなかなか会えないハイリーに挨拶できたのに、その後英語苦手感覚がまだまだあるので、なかなか慣れてない人と話せない。もったいないなあ。Just keep trying. 

ハウスに戻って、昼ごはん前に少し土堀仕事。お昼ごはんを食べて、ステラとクッキングしながらお話時間。ここでは料理担当も仕事のひとつにカウントされるのがいいところ。

ステラは自分が英語ができない時にカナダに移住してきてるからか、私の英語をすごく汲み取ってくれようとするのと、アクセントが聞きやすい、わかりやすく話してくれる、そして元看護師という同じバックグラウンドもあるからか話しやすい。よく生き方や考え方の話をするのだけど、学生の時の心折れた話とか、おじいちゃんの話とかいろんな話を話そうとトライできる。ただ間違っていても汲み取ってくれるから、とんでも英語なのだけど。練習になる。ひとまず時制をどうにか整えたいと思う、この頃です。

夜ご飯担当でチリビーンズとフラットブレッドを。今日はホームの大人達が外出中で、Wwooferと息子アレイジャだけ。こうゆう日はいつもよりワイワイガヤガヤする食卓。ドイツから来たエリックに日本語を教えて欲しいと言われたところから、言語の話に。ドイツ語、日本語、イタリア語、韓国語、英語、スペイン語…違う言葉の発音難しいよね問題。舌を使ったり、くちびる噛んだり、喉の奥から音出したり…面白い。いろいろあるけど、こうして会話できてるのがすごいよね。

映画観る予定が、みんな眠くてベッドに向かう。枕を変えたら熟睡できた。嬉しい。

2023/05/10 ガーデニングday

暖かくなってきて畑周りの雑草をとって、畑を整え、種や苗を植えだした。今日は1日ガーデニング。

畑の周りの雑草をむしり、なめくじ対策の木の板で畑の外周を囲む。畑の中の雑草とりと、こぼれ落ちて芽生えたじゃがいも掘り。In the right place, it’s vegetable. But in the wrong place, it’s weed. って。

そして、プランティング。

パースニップ。線に沿って植えていく。5センチごとにタネを落として、土をかぶせて、最後におがくずで印づけ。

豆、おそらくインゲン。ツルだから、後から棒を立てる。そのため24センチごとにポールを囲むように6個の種を円形にまく。指で第二関節ぐらいまで押して土をかぶせて、ポールのところにおがくずの印。

ビーツ。線に沿って、少し深めに植える。根菜だからかしら?タネを落として、少し指で押す。土をかぶせて、おがくずマーク。

じゃがいもといちごの周りの雑草とり。いちごの間に生えてるバターウィードがやっかいやっかい。葉っぱがいちごに似てるし、絡むように生えているんだもの。

ヘンリーにちょこっと呼ばれてカートの後ろに付けた線を引くアダプターに立ち乗り。重さがないと浮いてしまうらしい。私の重さで深い線を引く。割と揺れるし、カーブはなかなかのスリル…楽しかった。笑

お昼を挟んで午後にブロッコリー。事前に書いてくれていた線で場所を決め、ライムを撒いていく。(なんぞやと思って調べたら甜菜からの精糖工程で生じる副産物「ライムケーキ」は、砂糖精製に用いられる石灰が主成分です。アルカリ分を多量に含むため、ヨーロッパでは土壌改良剤として、また植物の生育に必要な有効成分を豊富に含む石灰質肥料として広く利用されています。だそう)ライムと土を混ぜて、ホールを作ったところに苗を植えて、水を上げて、ポールを立て、ネットをかけて終わり。

どの野菜も今日はここまでね。と畑に引いた線の半分のところでストップ。同じ野菜でも日をずらして植える。収穫時期をずらして食べられる量、手入れできる量にするため。賢い。

野菜やフルーツは収穫できるようになったら食べる分以外は、小分けしてフリーザーに入れて来年までの食糧に。

この植えはじめの時期はフレッシュな食べられる物が少ないから昨年採れたもので賄っている。階段下の涼しい部屋でおがくずに埋まったじゃがいもや根菜、フリーザーの冷凍野菜、フルーツ、肉魚。この時期は食材が切れ始める時期で、人参が終わったー!玉ねぎ少ないから使う量気をつけてー!と、メニューを考えるのに悩む。沢山あるじゃがいもと、ドライの穀物と豆をどうにか上手く使ってみんなのお腹をみたせるように考える。

収穫の時期になると、収穫と加工と消費に追われるらしい。野菜たちも少しずつ育ちはじめて、果物は花が咲き、収穫が楽しみ。私がいる期間で収穫できるかしら…フレッシュベリー類が食べたいなと楽しみにしている、今日この頃。

今日は朝Barnで始まり、夜Barnで終わる。夕方にサイクリングに行けたけど、朝から夜まで働いていた気持ち。そして頼まれた牛を夜に小屋に連れて行く仕事。上手になってきたからBarnは楽しい。だがしかし、ひとりは、Wwooferだけでは無理よ。怖いもの。これを伝えるのが明日の課題。できないを伝える、プラス英語で伝えるの2段階挑戦。難しいけど伝える練習、英語の練習。頑張りたい。

2023/05/9 Barn担当。

最近は牛舎:Barnによく行かせてもらう。

ベイビーカウが1匹大きな傷があるので、元看護師というのを買われて処置担当になったところから、他のお仕事も手伝うように。

ファームに来た目的が、ローカルの生活の体験と、食がテーブルに届くまでの過程を学ぶ、体験するだから良い機会だ!とDo you want to go? Yes! Do you like it? Yes! If you don’t mind, can you…Yes, I can go together!と参加させてもらっている。

Barnでは、牛舎掃除と牛の移動と搾乳とベイビーカウの傷ケアが主な仕事。

大きな身体の牛にビビりながら近づいて、追いかけて、恐る恐る乳搾りをして、てんやわんやしていた最初…この2週間くらいで慣れてきた。

牛舎掃除は牛のpooをフォークですくってWheelbarrowにのせてポイッと外にだす。重いのね…と思いながら運び出す。

春になって暖かくなったので、日中は外で過ごすようになった牛達。牛舎と森の牛の移動は、進行方向の逆に立つ。後ろ脚より後ろに回れば良い。(蹴られないように注意しながら)はっ!はっ!みたいな、Go!Go!みたいな、合わせて短く大きな声を出すと牛達も進んでくれる。それでも動かない子はお尻をちょんちょん押してみる。

最初は怖くて遠巻きに。でも牛が違う方向へ行こうとした時には身体で止める勢いで道の真ん中で通せん坊してしまい、危ないよ!1番に自分の安全を考えなさい!と注意をされた。今は牛が違う道に行くのにも慣れて、そんな時は遠回りにまた後ろに回ればいいというのも覚えて、衝動的に動く事がないようになりました。

搾乳というのがなんとなくモヤッとするので、ミルキングと言う事にする。ミルキングは乳牛が2匹しかいないので、手で。今はベイビーがいる時期だから、ベイビーの分を考えて行っている。

ミルクカウはもういつもの習慣で慣れていて、自分の場所に自らスタンバイしてくれる。グレインを食べてもらっている間に、させてもらう。

まずタオルで乳をキレイに拭いて、手を洗って、ミルクジャーにフィルターをセットして足元に座る。このファームで1番清潔を気にしているパートだと思う。

足元に座るのって怖いよね…と思いながら、ビビりながら座った最初。牛の横に座り込み、後ろ脚に身体の正面を向けて、後ろ脚側の乳を搾る腕でガードをつくりながら搾る。牛が動きそうになったら反対の手でジャーを瞬時に持ち上げ、場所から離れる。(文章だと説明難しいね。)

上からスクイーズするように、乳の先端に牛乳を集めるようにして、水風船を搾るような感じに押し出す。最初はどれくらいの力でやっていいものかと全然搾れなかったけれど、痛くないのよと言われ、それを信じてギュッとやるようになってからスムーズにできるようになってきた。

牛によって乳の大きさが違くて、手が小さいと大きな乳はなかなか搾れないというのも学び。ファームのファミリーが搾るときと、私が搾る時のミルクが出てくる勢いが全然違う!ジャーがいっぱいになるのが早い…

この牛乳を1晩置くと、上に濃厚なクリーム成分がたまる。それを分けて、クリームはバターに。下のはヨーグルトに。ありがとう牛さん。

ベイビーカウは今5匹。そのうちの1匹が臍の緒の感染。具合が悪くて座り込んでいる事が多いから、後ろ脚に潰瘍ができ、排泄物の汚染と湿潤環境で悪化して今はパックリ開いてしまっている。最初は感染との戦い。傷の洗浄とお薬。感染が落ち着いたと思ったら…今は暖かくなってハエが活発になって、傷に卵を産み付けるという…虫との戦い。卵と幼虫を洗い流して、ハエよけをする。自然で生きるって大変だ。

ベイビー本人は食欲あり、立つ力も前より出てきて良さそうなのだけど…後ろ側が大変。ファームの中でもケアを続けて治るのか、もう諦めるのか討議。ファームのオーナー、ヘンリーは良くなると信じているので、そのお手伝い。良くなりますように。私も信じたい。

この2.3日で、慣れてきたね!とか、他のファームメンバーに前に動物と働いてた?とか言ってもらえるようになり嬉しい今日この頃。

今日の朝もBarnからはじまります。行ってきます。

2023/05/04 ビザ再申請。失敗から学ぶ事。

大失敗発覚から一夜明け、今日の朝もハグから始まる。一緒に今日の夜やろうと言ってくれる、みんな。優しすぎるみんなに涙する、私。

ああ私も優しくなりたいと、惜しみなく優しくしたいと思うのでした。

自分の失敗や、心折れた時に人の優しさを知って、学んできたな…今回もその機会なのだと思いはじめた。

海外に憧れて、インディペンデントな人に憧れて、自分で自分を養って、やりたい事も自分の力でやるんだ!ひとりでも生きていけるようになる!と意気込んだ高校進路選択。かなり大きなターニングポイントで、いろいろ背負い込んだ。自分で自分に課した課題。引きずり続けたトラウマ期。

そこから、心バキバキ。笑  看護学校で心折れ、みんなに支えてもらって卒業。就職してからはできない自分に泣きながら周りに支えられて働けていた。コロナで急遽予定変更で行った島でも、今その時間を楽しめる仲間に出会い、それぞれの頑張りに心支えられ、東京でも悔し涙やフラストレーションを周りの優しさに救ってもらっていた。最後には実家に転がり込み、生活を支えてもらった。

そして、今回も。カナダにいて1人だと感じる事なく、みんなに助けてもらった。

ひとりで、自分の力で生きていくんだ!という鎧が、若かりし頃の意気込みが、失敗や困難で人の優しさをもらって壊されてきている気がする。みんなと生きていくんだよ。と。

言葉の違う国に飛び込んで、日本よりも人に頼らざるならない環境がもっと人と生きていくを学ぶ機会をくれているんだなと思った。

昔は優しさが畏れ多すぎて素直に受け取れず、ソワソワして人との距離が必要だと思っていた。今は素直に優しさを受け取れるようになってきたと思う。そして、その優しさを何倍にもして返したいとも思う。できるなら。

もっと優しくなりたい。優しさを素直に受け入れて、優しさを素直に伝えられるようになりたい。もちろん自立も大事だけど、頼り頼られを受け入れて、私も優しく生きたい。

夕食後、みんなに画面確認してもらいながら無事に取り消し、再申請終わりました。みんなありがとう。さあ、再び待つだけです。

受け入れてくれる居場所がある安心感。一緒にいてくれる人がいる安心感。遠くにいても気にかけてくれる安心感。ありがとう。優しさに溢れている。

PS 今日、4月に気まぐれ便新しく登録してくれた方へポストカードを書きました!ヘンリーが出かけるついでに投函してくれる。切手代払おうとしたら、娘から手紙が届いたら嬉しいから、その気持ちわかるからいらないよって優しさ。カードも新しくきたエリックが自分の分はとったからってくれたもの。みんなの優しさと共にお届けです。

その少し前に出した3月以前から登録して下さっている方に出したポストカードは、ファームを出た子が投函してくれました。そちらも優しさと共にお届けです。

お楽しみに。

2023/05/03 大事件!ミス発覚!

今日はベイビーカウの傷処置して、夜ご飯担当だからパンの準備して、お昼ごはん準備して、パン焼きながら、夜ご飯の準備して、ほぼキッチンにいた穏やかな日。夜ご飯も食べ終わり、みんなで話していたところに、メール1通。

カナダガバメントから!やっときたかインビテーション!と思ったら、なんだか内容が違う。再申請を進めるお知らせ。ワーホリ資格認められて、プールに入ってるのになぜ!!!!とみんなにもメールを読んでもらう。解釈は一緒。なぜ!!!!

オーガニゼーションを利用してることになっているよと。してない。個人でやったはず…

アレッサが全部一緒に確認してくれる。あーーーーー、なぜかサポートしてもらっている組織に名前が入っている。なーーーーぜーーー。

いっちばん最初のチェックリストでサポート組織ありにチェックすると入力項目として出てきて、入力必須になるみたい。初っ端間違えていたのか…なぜ気づかなかったのか。そして知らん組織の名前を入れているのか…いろいろ信じられないけれど間違えているのは事実。

取り消して、再申請です。

今日は遅いから、切り替えて明日やろうとみんなに言われて部屋に戻ってきた今。今までの私だったら焦って必死に今すぐやろうとしてただろうな。落ち着いて確実に。次こそは。

自分の不甲斐なさに、アレッサ前にして涙が出たけど、、、間違えが重要じゃないよ。リカバーが重要なの。プロセスひとつにフォーカスしないで全体をみて。今はここがあるじゃない。今日は一回忘れて、しっかり休んで明日やろう。って言ってくれた。

間違えは学ぶチャンス。けれど、悔しいなあ。どうしてこうなってしまうものか。(自分のせいだけど)と思いつつ、まだ観光ビザにもバンクーバーに行く予定の日にも余裕がある今わかってよかったなと思う。そして、ここにいれてよかった。

今は笑えないけれど、いつか笑い話としてケラケラ話せますように。

明日、頑張るぞ。

2023/05/01 Wwoof diary. 森のサイクリング

この2日で新しいwwooferが加わり、またニューシーズンな感じ。もっと英語を使おうとトライしてるのとファームファミリーに宣言して、最初に迎え入れる係に手を上げてみたり…今英語勉強してるんだって最初に言って、話す時に時間をもらったり…少しずつ話すタイミングを増やしていく。

今日は、昨日森を抜けた湾でキャンプファイヤーをした時にヘンリーがイヤーマフを忘れてきて取りに行く仕事から。自転車で行っていいって言うから立候補!

ミーティングの時に、イヤーマフの説明をファイヤーブレイク(夏の山火事が家まで来ないように周りの木を切っておく)に使うやつって説明をしていて、私はそれを聞いてファイヤーブレイクしに行くのだと勘違いしていて、What will you find?って出発前に言われて『…。私何か探すの?』ってなった。make sure, double check. と言われました。はい、I will. 

自転車で森に入ると歩いてる時はそんなに気にならなかった石や木の根で想像以上のdumpy road。昨日の夜降った雨でmuddy なところもあり、恐る恐る進んでいく。後ろのタイヤが持っていかれるのね…学び。笑

やっぱり私はアドベンチャー要素、ハラハラドキドキ要素は苦手。好奇心や、好き!の勢いでコンフォートゾーンを自ら飛び出しがちだけど、行き過ぎて怪我するタイプを自覚してるので、ハラハラドキドキしている時間はできるだけ少なくしたい。それを楽しめる人すごい。せめて誰か一緒に…の気持ち。extreme sports やる人すごいな…it’s not my thing. と思いながら、ここはやめよう!となったところは自転車押しながら、進んでいく。ビビりまくっていた。笑

木と苔で緑色に囲まれたレインフォレストの中。ところどころ木の間から差し込む太陽に照らされてキラキラしている。

道はほぼほぼ道なりで、サインを見つけて2回右に曲がればつくはず…と思っていたら、2つ目を見逃して少し迷子。トレッキンググループとすれ違い、Hi. とご機嫌に挨拶しながら間違えた道を進んでいた。見た事ないぞ!となり引き返す。

5分程引き返してサインを発見!道なりに進んで湾に到着すると、すれ違ったトレッキンググループがいる!道聞いたらよかった!グループの人にもさっき会ったね!みたいな事を言われ、少しお話。迷ったり、心配だったりドキドキしてる時に人に会うと言葉数増えるよね。言ってることなかなかキャッチできなかったけど、迷ってたの。これ探してたの。を一方的にバーっと話して、楽しんで!でお別れ。

もっとゆっくり話したらよかった…と後から思い、少し休憩タイム。水分補給。持ってきたチョコレートとマリービスケットをかじる。迷っててドキドキしてたから、帰路を急いでしまった。

はじめて来た土地の、大きな森の中を1人で動けるようになるなんて誰が想像したでしょう。本当に想像できない出来事ばかり。自分のプランを立てて、目標を立てて、逆算して動いてきたけれど、そんなプランなんて思うように行かない…コントロールできない…と思い知らされたこの2,3年の集大成って感じです。ああ、もう目の前の物に乗っかってみて時がきたら動いたらいいかの気持ち。ここまで力が抜けたのは、ずっとずっと来たかった海外での生活をできているから。ずっと来たかった英語しかない環境に飛び込めたから。言葉は本当に戦いだけど、それでもこの環境に来たかった!ワーホリビザもまだ、それまで働けるかもわからないけれど、この環境にいれる事で必死に舵を切る必要は無くなった。なるようになれと少し先々のプランを考えすぎるのはやめようと思う。せっかちで、すぐ白黒つけたくなるのを我慢して時が来るのを待ってみよう。

こんな事をふと思いながら、森での出来事をどうやって伝えるか英語を考えながら進む帰路。

森から出ると1番にヘンリーを見つけて、イヤーマフを見つけた事を伝えると駆け寄ってきてハグしてくれた。畑仕事中の心配してくれていたみんなにも帰ってきた事を伝える。帰ってきたー!って感じが嬉しい。

少しずつ慣れてきた3週間目突入の日。