2024/07/20 パン旅友と別れの日。ナントへ。

朝一便のバスのため朝一荷物をまとめ、工房へ挨拶に。7時にはもうみんな作業していた。エプリルが私は行けないけど、また来てね!泊まっていいからね!と言ってくれた。帰りたい場所がまた増える。ありがとう。

駅のホームで岡ちゃんと別れ。日本で同じ界隈で働いていて、同じイベントに居合わせていた事があり、フランスで出会え、一緒にパン旅をできたご縁に感謝。一緒にまわれたことでそれぞれの見方とか、他の知識をもらえたり、さらに深い経験になった。日本に帰ったらまた一緒に行きたいところがある。日本でまた!

私は南下しナントへ向かう。東京のシェアハウスで一緒に暮らしていた友達の実家にお世話になる。ちょうど友達も帰ってきているそうで、会えると!ここからはヨーロッパの友達を巡る旅。

ナントに向かう電車の中で、キャンプ帰りとみられる大きなリュックを背負った小学生の軍団と一緒になり、向き合いの席になった女の子2人と翻訳機を使って会話。彼女たちの方から話しかけてくれた。旅の話をした。別れ際、最後に翻訳機にいれてくれたメッセージ。嬉しかったな。

ナントの駅に着いたら近くの駐車場に友達のお母さんが来てくれていた。無事に落ち合えてなにより。おうちの留学生に貸していたお部屋をお借りする。シャワーもトイレもキッチンも付いているアパート一室のような場所。留学生の受け入れをしていたからか、お母さんがアクセスからバスの乗り方から乗り物アプリから、観光場所までぜーんぶ教えてくれた。ありがたい。

夜ご飯、近くのマーケットで買い物。トマトとチーズのパスタ。久しぶりのひとりごはん。自分のためだけに食べたいものを作るご飯は贅沢だと思うけれど、食べている間がとっても静かに感じた。

ここで久しぶりの1人時間はざっと旅程をまとめて、いろんなチケットを買い揃え、10月2日帰国予定になりました。

2024/07/19 la ferme de la rive Mer Porbail

朝6時に見学へ行ったらエメリックさんがもう作業を始めていた。クーラーの温度の冷たさが足りなかったよう。

メモ。
水75-82%
冷たさ足りなかった
pH4.3窯入れ(PHを計って窯入れしていた
釜温220(240冬)窯は横から火。長い薪部屋。
140キロ一回の窯入れ
クスクスみたいな粉ブレを布とりの布にまく(良いフレーバー、窯中で動きやすい)

朝生地ガスたっぷり成形で潰さない
触りすぎグルテン壊す
高く重ねて中に入れ込みまるめ、最後しめる
朝ごはんジャム。ネフラ8000年前フルーツ

窯入れ7:20(タイマ20-7並べ替え,13,型だし。タイマー2個いっこはトータルの時間)
水、火の下中からでてくる。
扉押す式。窯入れ型さき
シード分割前pH39.8高い。
分割大1200, 小ローフ900+20
9:50,2回目窯

最後に焼くプチガトー。発酵だねいりクッキー。これまた素朴な味で美味しい。薪窯パン屋さんの余火プチガトーにハマりそう。

クープ大きく入れるとやわらか生地はダレる、やわらか生地はくープ短く多く。ひとつひとつの作業のコツを教えてくれる

仕込みが終わり、最後の生地で作ってくれたピザをみんなでお昼に食べて、私と岡ちゃんはすぐ裏の海岸へ。海岸でお昼。エメリックさんとエプリルは午後販売の準備で大忙しだそう。そのため当初から午前だけね!と言われていた

販売は工房の入り口のショーケースにエプリルのヤギチーズとお肉が並び、パンは木の棚と捏ね樽に並べられる。大きなパンとプチガトー、ファームの瓶入りパテドカンパーニュを購入。

ここに来ていた研修中のアレックスの1人で仕込みはじめたと言う金曜日午後の小さな仕込みを見学。捏ねの初めからみれて嬉しかった。メモ。捏ね塩混ぜて粉1/3-2/3前後ろ、間に水、ルヴァン溶かしてシード。手前底から崩し猫の手。奥崩しながら全体均一、になったら端開けて、小さくきってフォールドを積み重ねる3回

夜ごはん。窯の残り火を缶に入れて網を置き、ここの豚さんの肉とソーセージを焼くバーベキュー。見学に来ているのに学びに来させてもらっているのに、学び以外も寝る場所、食べ物、沢山のものを頂いている。本当にありがとうございます。

2024/07/18 Ferme du Bec d’Oisel

4時からひとつめ捏ね、6時頃から他の人が合流し、分割とかが始まるとのことで、朝6時からパン作りに参加させてもらった。見学だけでも十分ありがたかったが、文字通り、参加させてくれた。

分割、成形のやり方を見せてもらい、一緒にやる。一緒にやっていて大丈夫だと思ったら私と岡ちゃんだけでその工程をやり、ジャンブノワさんたちは他を進めていることも。こんなに触らせてもらえるとは!

木桶で手捏ねで作るここのパン。夏のマルシェの忙しい時期は2桶4回捏ねるそうで、3回目に一緒に4回目は自分達だけで私と岡ちゃんそれぞれ1桶ずつ捏ねさせてもらった。端々に粉を置き、真ん中に塩、水、サワードウを入れ、粉の丘を崩して混ぜていく。全体の柔らかさが同じになるように。初めは猫の手で押すように

木桶で休ませて、コンテナに移し替え、分割成形、発酵、焼き。

オーツとチョコチップのたっぷり入ったプチガトー。薪窯の余り火で焼くお菓子。全部で1000個。素朴でガリガリで美味しかったな。

お昼ごはんはジョンブノワさんが育てた小麦のパスタにバターとチーズをかけて。鯖のスモーク。青魚嬉しい!

夕方までお手伝いし、次のファームへ移動のため車でバス停まで送ってもらう。あの道歩かなくてよくなり、ありがたい。またいつでも来ていいよと言われるとまた来たくなってしまう。

同い年だと発覚した、送ってくれた子(なまえ!)の車は後ろを改造して寝られるバンになっていた。ここのパン屋の製造日は木金の週2、それ以外は車の仕事をしているそう。かっこいい。私も車内装変えて泊まれるようにするのやりたい!

バスの時間を2時間間違え、、バス停でノートまとめ。バスにのって着いたファームは日曜日に来た、la ferme de la rive Mer Porbail。

着いたら夜ご飯休憩だったので、一緒に食べさせてもらう。チーズ、パン、サラダ、ここでも鯖。この辺りではよく取れるみたいだ。安いから貧乏人の魚だよと。海岸で青魚食べれるとはで嬉しい裏切り。

前日に生地を捏ねて、翌日焼きの方法のため、生地を捏ねていた。ここも木桶の手ゴネ。見学させてもらう。粉の挽き方、発酵のさせ方の話、詳しくいろんな話をしてくれる。ライ麦とT80の一部の粉は石臼で特別ゆっくりと挽いたものだそう。通常のものより色が明るい。通常除去されてしまう薄い膜も一緒に挽けるからと言っていた。小麦の構造見てみたけれど、アリューロン層だろうか。ここの発酵は種パーセンテージすくなく、発酵長く。理想は1%のルヴァンで18°18時間発酵する”レスペクチュス” (酵母・塩を量を減らし、短いミキシングと長時間発酵により小麦の旨味を引き出す製法)らしい。

メモ。18c 18h メソッド。ガッシュ、ブリオッシュ/フーガスオニオンチーズ。こなひきで色が明るいt80,ライ。カードで生地拾う、ストレッチと同じ向きの力をかけるように持ち上げる、手水でパンチ。

今日は暑いから初めてクーラーをつけて発酵部屋内温度コントロールを試すそう。明日は6時に生地チェックして、生地の状態で作業開始になるそう。

ここではテントでおやすみなさい。寒かったよ夜。特に朝方。一日の寒暖差激しいなあ。

2024/07/17 Caen to Cherbourg

朝カーンからシャルブールへ電車で移動。シャルブールは海沿いの街。潮の匂いがする。岡ちゃんがセルジュさんとマルシェに来ていた街でもあり、土地勘のある岡ちゃんに連れ回ってもらう。

インフォメーションセンターで荷物を預けられるところを聞いたら、周りになかったらしく、そこで預かってくれた。優しい。

街歩き開始しハーバーとか、ナポレオンの銅像とかを見ながら(ナポレオンがこの港の開発の指示を出したらしい)海洋博物館へ。

水族館、タイタニック号、潜水艦の3つの博物館がひとつの敷地に入っている。ふらっと見つけて面白そうだねと入った博物館。とっっってもよかった。水族館は地球が生まれるところからの海と地球の歴史、海に関わって来た人間と機材の歴史に触れられ、動物たちの特徴や地形毎の動物の棲家の話が体験形で学べ、最後は環境問題で締められる。メッセージ性の強い水族館だった。

タイタニック号はシェルブールも乗客を乗せた港のひとつだったらしい。タイタニック号の中のお部屋や操縦室、船内の仕組みと、乗客の話。タイタニック号が観光船じゃなく、アメリカンドリームを夢見た移住者を輸送する船だったことを初めて知った。

潜水艦も船内見学ツアーのほか、操縦士が聴いている音からなんの音か当てるゲームがあったりと、ここも体験形で楽しかった。

港町ということで夜ご飯はシーフードを。イケメンラベルのノルマンディークラフトビールと共に、オイスター、シュリンプ、ツブ貝、カニを。ひとりだったら食べなかっただろうなあ。一緒に旅してくれている岡ちゃんにありがとう。

バス停までの道なりでアイスクリームを。ほろ苦いキャラメルが美味しかった。

駅前のバス停は乗るところが多くててんやわんや。2時間に1本ほどしかないから逃したら大変と走って乗れた。目的のパン屋まではバス停から川沿い歩き30分。夕方でよかった、まだ涼しい。日が長くてよかった。大荷物を背負っての徒歩はなかなか大変。

あれ?ここ?到着?と思う民家に到着。看板も何もない。でも奥に煙突付きの建物があったからここじゃない?と家の前で座っていたら、子供ちゃんがでてきて、ここだと言う事が確認できた。

お庭にテントをはらしてもらう。夜、帰ってきたお店の店主ジョンブノワに挨拶。今お出かけしてるお子さんがいるからとお部屋を貸してくれた。快適な大きなベッドで寝かせてもらう。はじめましての私たちをwelcomeしてくださって嬉しい。優しい。ありがとう。

2024/07/16 ありがとうファーム。Caenへ旅立つ。

今日からファームを離れるフィリップさん。私よりさきに出発だから見送ろうと思っていたら、時間を間違えていたみたいで、もう自転車がなかった。7:30だと思っていたんだけど、7:00だったのかしら…7時に部屋を出る準備したからすれ違ってしまったか。残念。

朝、日本から持ってきていたフェイスオイルが無くなったので、ハーブで手作りできるスキントナーを調べてトライしてみることに。庭へ行きハーブを取っていると、フランソワズが来て本を2冊くれた。ソングルテンのパンの本と、キッシュなどがのったレシピ本。フランス語やりたいなら薄いし丁度いいでしょうと。毎朝フランソワが作業するオーベルジュのキッチン横の客席でWi-Fiを借りて勉強していたのを見ていてくれたみたい(携帯の誘惑に負けた時も多々あったけど)

化粧水はジャーマンカモミール肌を保湿して、かゆみなどの炎症を鎮める働きがあり、肌乾燥や乾燥によるかゆみ、ニキビにおすすめです。また日焼け後の炎症を起こした肌を鎮静させ、日焼けによる乾燥も防ぎます。ローズ上品な甘い香りで、肌を若さを保つ働きがあることから、「若返りの薬」といわれています。アンチエイジングや、肌を引きしめる働きから、毛穴の広がりにも使用できます。ローズマリー「若返りのハーブ」とも呼ばれ、血流をよくする働きがあり、肌の新陳代謝を促進して肌の生まれ変わりを助け、美白や美肌へと導きます。タイム強力な殺菌効果で、ニキビの原因菌を死滅させてニキビの治りを早めます。また抗菌作用もありますので、ニキビができやすい肌には、予防として使用するとよいです。(https://www2.j-herbgarden.jp/15843340881674から引用。) を入れてみました。使っていたオイルの瓶に入れて、中のオイルは保湿要員。ハーブももっと詳しくなりたいなあ。

あー守られていたなと思う。居場所があるって、居ていいよって言ってくれる場所があるってありがたい。wwoofありがたい。楽しかったな。母国語が通じたのもあると思うけれど、wwooferとして存在することに慣れてきて、楽しみ方の幅が広がったなと思った今回でした。

セルジュさんの車に岡ちゃんと乗せてもらって、Caenへ向かう。カーンの駅前のホテルに荷物を預けてカナダのファームにいたベイカーのカーリーが教えてくれたPain Viviant へ。街の中にある薪窯パン屋。見学は事前メールで聞いてキッチンが小さくて難しいからごめんねとダメだったけれど、パンを買いに。大きなローフたちバキバキに焼かれてかっこいい。

薪窯パンをファームで食べ、久しぶりにペストリーやサンドイッチを食べたい…サンドイッチ、シナモンロール、クロワッサン、パンオショコラ、ノアゼットとクランベリー入りのサワードウを。大きなパン以外はサワードウではなさそう。サンドイッチのラペとマスタードのソースが美味しい。酸味って大事だなとおもう。

ここからの旅に必要なテントを手に入れるべく、街の中へ。お城などもあり、観光の人が沢山。沢山のお店が並ぶ市街には、大きなアウトドアショップはなく、待ちはずれのモールスポーツアウトドアショップへバスで向かうことに。乗り継ぎバス停で待っていたら、2台同時にきて、後ろに停まるバスに気づかず30分に1本のバスを乗り過ごし、そこかは歩いていける小さい方のお店へ向かう事にするなどバタバタあったけれど、無事にテントをゲット。

近くのスーパーで買い物をし、ジャンボン、バター、キャロットラペ、ビールをゲットしてホテルで夜ご飯。スーパー夜ごはんも十分楽しい。

2024/07/15ノルマンディーWwoof最後の日

仕事:ごはん、間引きにんじんのピクルス、草むしり、タイニーハウス前の庭作り。

お昼ごはん:スープ、ベイクドクミンズッキーニ、チックピー豆腐残りのおからでパテ、オニオンソース、サラダ、フランソワーズのキッシュとビーツパテとライスラザニア

キーランとにんじんピクルス作り。18才のキーランはあまりキッチンに慣れていなさそう。できるだけ、彼にお願いして任せる形をとる。Wwoofで学んで帰ってほしい。フィリップさんもそんな意図で一緒にと指示があったと思って。先輩風吹かせてみる。笑

最後のごはん担当。おからを使う。慣れてないから誰も使ってくれないと思って。パテの繋ぎが上手くいかなくてポロポロに。卵追加したけど、ここは改善点。玉ねぎ、プラム(普段はりんご)、醤油、ニンニクの私のおはこソースは褒められ嬉しい。

お昼後、セルジュさんのとこの研修生おかちゃんと旅程作戦会議。行くはずだったパン屋さんが体調不良で行けなくなってしまったので一緒に旅フィリップさんからテント買って、回るパン屋さんの敷地に泊めてもらった方が安いよと。確かに。その方向で進めることに。おかちゃんがマルシェで会ったパン屋さんにはサーガにお願いして電話してもらった。彼、英語が話せて私も直接話せた。よかった。そしてお伺いさせてもらうことに。この前の日曜日のところはフィリップさんに連絡をお願いした。前日には私からも電話しようと思う。あードキドキ。新たな出発、ここからヨーロッパ旅が本格的に始まる。井の中から外界へ出る蛙の気持ち。

夕方にタイニーハウスまわり最後の庭をつくる。お花をリプランティングした時に切った咲いている花たちを、部屋にあった本に挟んで押し花にする。メッセージカード付きで。気づいた次のWwooferが何かに使ってくれたらいいな。

最後の夕方なんだか切ないなあと思っていたら、外に大きな虹。みんなで眺めて、それもまたいい時間。

2024/07/13,14 ゆったり土曜日、冒険日曜日。

2024/07/13

ここを旅立つ日が近づいて、なんだか不安になり、自分のプランを復習していたら時間があっという間に過ぎていた。旅行のプラン立てって一回始めると時間かかるよね。ずっと旅している人すごいなあ。

今日はフウカちゃんのラストナイト。クリスがサワードウブレッドを私がサワードウクロワッサンをWwoofer ハウスのキッチンで仕込みながら、みんなでアペロタイム。音楽を流しながら、美味しいもの囲みながら、みんなでワイワイ。いい時間だった。パンを作るのを見るみんなは授業参観の熱心な父母のような視線、ちびまる子ちゃんのたまちゃんのパパのようにカメラを向けていて面白かったなあ。

2024/07/14

サワードウクロワッサン、朝ごはんのために仕込んでたのですが、なんだか生地が柔らかく一度冷凍させて、早朝に解凍させるために冷凍庫からだして湯を入れたカップと共に室温おき、発酵間に合わず、オーブンの低温スチーム機能でホイロかわりにしたんです。ガリガリになってしまった。味は良かったけど、食感が思ってたのも違うものになりテンションだだおちも、みんなは美味しいと食べてくれたのでよかったです。

敗因は、生地水分いれすぎ柔らかすぎ、手作りバターのもろさ水分の多さ計算せず、生地内バター割れた、凍らせて発酵間に合わなかった、ホイロガワリオーブン高くて焼く前にバター溶けた。あれま。

今日はフィリップさんが場所を見に行くだけでも価値があるとおすすめしてくれたお友達のファームへ。このファームの次に行く予定だったパン屋さんに行けなくなってしまい、代替え案を出してくれた。ひとまず行ってみることに。

今日ファームを出るフウカちゃんと同じ電車にのり、電車の中でお別れ。またイタリアでねー!

電車とバスを乗り継ぎ、Porbailへ。途中バスのおじちゃんがフランス語しか話せず、まわりの人に助けてもらいながら、携帯マップに沿って進んだらファームの裏がとかバタバタありながら、なんとかついたのでした。ファームの入り口には、寝ていて動かない豚さん。かわいい…奥にはとっても綺麗に掃除されている小屋でヤギがこっちをみていたり。


着いたらヤギの世話をしていると言うエプリルが声をかけてくれで、パンの見学をしたいと伝えると月曜日か金曜日と。きっと金曜日に来ること、またエメリックさんに連絡を入れる事を伝え別れた。奥に抜けると綺麗な海沿いだといわれ、ファームを抜けると、川のような細い入江に沿った歩道。少し進むと砂浜が。久しぶりの海、砂浜。思わず嬉しくて、靴を脱ぎすて、ズボンを捲り上げ足を入れる。やっぱり海好きだ。ここで海をみた瞬間、ドキンッと好きな人を街中で見つけた時のようなトキメキがあった。

次のバスまでまだ時間があるので、昼寝して、砂浜掘ったら出てきた紺色の層で砂浜に落書きして…ゆっくり過ごす。携帯の充電の余裕もないため、ただゆっくり。

2024/07/12(Fri) ネクタリンチャツネ、梅干し風。沖縄ごはん。ランドリーラック終わり。

今日の仕事:ごはん、ネクタリン仕込み、ランドリーラック調整

お昼ごはん: 沖縄ごはんランチ(にんじんしりしり、にらやちー、ナーベラーニブシー、サータアンダギー、チックピー豆腐)、野菜かき揚げ

お隣、セルジュさんとこの折れていたネクタリンの枝から頂いた青い実を、傷のないものを梅干し風に20%の塩で漬けて、残りの傷物をカシスと合わせてチャツネにした。まだ熟す前の実、食べないものを破棄されるものを食べられるようにする。そんな事ができるようになって、無駄になる食が減ったり、農家さん生産者さんが助かったり、そんな事ができたらいいなと未来を妄想。消化的にはどうなのか、火を通せば、加工すれば飲食可能になるのか…そんな確認は必要だけれど。

今日のお昼はフウカちゃん最後のごはん担当ということもあり、沖縄ごはんを作ってくれた。知らないごはんもあり私も楽しい。まさかアンダギーがここで食べられるとは!嬉しい。

フウカちゃんと調べたチックピー豆腐。にがりなど、固めるものいらないの。一晩つけたチックピーを、倍の水と合わせブレンダーして布で絞り、絞った液体をカスタード状まで火にかけ冷ますとできあがる!とぅるとぅるジーマミーみたいで美味しい。これは海外で豆腐再現する時に良さそう。(冷やし限定)

午後はランドリーラック。滑車を左右変えてみたり、紐が通る金具をひとつ増やしてみたり、いろいろ試して、ようやく完成!動くようになった!おわったー!さっそくシーツを洗濯していたサーガに使ってもらって嬉しい。

夜はQuibo という街のマーケットへ。レミが他のWwoofer を車に乗せてくれた。生演奏の音楽に、踊る人たち。いいなあ。薪窯パン屋さんの気になったキャラメリゼくるみとハチミツのパン、ヤギチーズ屋さんのアペロプレートを買って、音楽を聴きながら食べる。

ジャージー乳チーズ屋さんでバターとチーズを買う。サーガが横についてくれていたからサーガに伝えてもらっていたのだけど、チーズ屋さんが僕に直接行ってみてとフランス語の練習をさせてくれた。 “Je veux manger fromage avec chutney. ”と最大のボディランゲージと共に。言葉が伝えてくれたのか、動きが伝えてくれたのか定かじゃないが伝わった。

買ったチーズの名前を聞くと、”え?俺のチーズかな?”と。それぞれのチーズは工程の違いだけじゃなく、作られた場所などなど決まりがいろいろあるからそれ以外のチーズは名無しなのかもしれない。

最後にサーガがみんなにクレープを買ってくれて、帰宅。ハチミツだけ塗ったクレープ。このクレープのカジュアルさも、フランスと日本の違いだな。

2024/07/11(Thu)チーズスキンブロスでリゾット。木曜日マーケット。

今日の仕事:ごはん、みんなでオーベルジュまわりの草むしり、ランドリーラックひも通し取り付け

お昼ごはん: 間引きにんじんとチーズカードブロスのリゾット、野菜重ね煮、フムス、ペスト

フウカちゃんとごはん担当。グラタンの時、チーズのスキンをもらっていたので、チーズスキンをブロスにして、カナダのファームのイタリアンWwooferアレシアから教えてもらったリゾットを。今までのWwoof知識、経験が繋がり使えるようになってきている気がして嬉しい。

ごはんつくり間でみんなと合流し、大大大草むしり。草むしりって仕事やったのが目に見えてわかるからいいよね。

マイプロジェクトは設置まで行きました!フィリップさんに高いところの金具設置をお願いして、はめてみた。紐と滑車の向きが合わず、うまく引き上げられないため、要修正。でも終わりそうで安心。

夜はサンロー駅前で夏だけある、木曜日マーケット。フランソワーズの手伝いにいくフィリップさんに車に乗せてもらって、フウカちゃん、サーガと一緒に行った。フランソワーズのケータリング自転車のカウンター形態をはじめてみて、これはすごくいい!そしてプレートはいつも誰のよりも美味しそう。

今日はフィリップさんがみんなにビールとごはんを買ってくれた。チリトマトソースのかかったごはん、生オイスター、ポテトフライ、蕎麦粉の伝統料理(ミルクと煮て練ったもの)。

ポテトフライの塩がかかってなくて、はじめてのおつかい。フィリップさんに何て言うの?と聞かれ、”Est-ce que je peux pondre sel? “ (塩食べてもいい?とってもいい?)と答え、”Est-ce que je peux avoir un petit sel?ね”(塩少しもらってもいい?)に直してもらい、いざ!無事にもらえました。

フィリップさんの日本に来た経緯etcゆっくり話せて楽しかった。

2024/07/10(Wed)大人数ごはん。グリーンハウス夜ご飯。

今日の仕事:大人数分ごはんつくり、ランドリーラック設置場所マーキング、パン焼き

お昼ごはん: Mafe(ピーナッツスープ)、プラタナ(調理バナナ)、boulet(レンズ豆のボール)、サラダ、フランソワのミートローフ

今日のお昼はフィリップさん達が毎年9月に開くファームフェスティバルの打ち合わせがあり、いつもより多くの人がくる。午前中はサーガを中心にごはん作り。

Mafe食べて美味しかったと話したら、ガボン出身のサーガが作ってくれることに!トマトペースト、ピーナッツバター、シーズニング(ローリエ、オニオン、ニンニク、塩)、ペッパーのペースト、レギュウムを煮込む。

一緒に作ったブラット?は茹でたレンズ豆、ミレット、細かくチョップした野菜、スパイスを少しブレンダーで潰して、ボールにしてオーブンで焼いたもの。アフリカごはんも興味深い。

今日はクリスのパン焼き(加水75%)。生地を本当に良く見ていると思うクリス。見習います。

マイプロジェクトは、設置場所の計測、印付け。

夜ご飯に今週だけいるフランス人Wwooferレミが、食べてみてとシュークルート(ザワークラウト)とベーコンを分けてくれた。みんなでグリーンハウスで食べた夜ご飯、楽しかったな。みんなでテーブルを囲うのはやっぱり楽しい美味しい。