旅Diary 2023/3/29 ブラジルイグアスの滝

ブラジル滞在のメインのひとつ。世界三大滝のひとつにもなっているイグアスの滝へ。

セントラルからバスで向かおうとホテルで聞いたバス停で待つ。友達が来たバスの運転手にスペイン語で滝(カタラータス)に行きたい事を伝えてくれる。Quiero ir Cataratas. バスナンバーを言ってくれたけれど、上手く聞き取れない。

スペイン語とポルトガル語は似ているところがある。同じ意味、音の単語があったり、同じスペルで発音が少し違ったり。ネイティブ同士だとスペイン語とポルトガル語で会話ができるらしい。推測してみるもわからないまま。

バス停で座っていると隣の女性に話かけられた。滝に行きたいと伝えるとバスが来る度にNo.これは違うと教えてくれる。先に彼女のバスが来て見送った。

次のバスの運転手にカタラータス行きのバスか再度聞いてくれる。今度は聞き取りやすかったと。青の120に乗ればいい!あれ、さっき通った気がする…?そんなこともあるか。笑

その次に隣にきたおばあちゃん。どこから来たのと声をかけられる。息子さん達が日本人と縁があるらしい…?いっぱい話てくれたけどわからなかった。ニコニコかわいいばあちゃんだった。

バスを待って40分以上。待てども待てども来ないのでUberに切り替え。バスは1人5レアル、Uberは3人で25レアル。10レアル高いが時は金なり。ちなみに10レアルは250円くらい。私達が窓の外に興味を持つと説明してくれて、速度を少し落としてくれる、かわいい優しいおじちゃんが来てくれた。

イグアスの滝に着くと、そこはもうテーマパーク。大きな入場ゲートに、沢山の人。ベストをきた案内の人に声をかけられ、それぞれのグループに案内人がつきチケットを買っていく。はじめに入場チケット、私たちはボートに乗りたかったので違うカウンターでボートチケット。

アテンドの彼らの首から下げている名札には、話せる言語の国旗がある。担当さんはスペイン、ポルトガルのマークだったが、英語で話してくれた。チケット売り場で会った彼の同僚は、日本の高校でサッカーを教えていた事があり日本語が流暢な方もいた。発音がすごくきれいだった。ただチケットを買うとアテンドさんのポイントになる仕組みらしく、はじめの人からは変わらない。

チケットをもってバス停にいく。2段バスの2階席に上がると、風が気持ちがいい。周りからは、いろんな言語が聞こえてきて観光地にきたなという感じ。ワクワクする。

はじめのバス停で降りるとボートツアーのはじまり。まず森の中をカートで移動、その後ウォーキングして、ボート乗り場につく。カート毎にガイドがついて森での注意点、森の事を教えてくれる。

初めに、ポルトガル語話す人〜!英語話す人〜!スペイン語話す人〜!挙手をする。まさかの英語で手を挙げたの、私ひとり。英語がマイノリティーになる世界。(スペイン語、ポルトガル語の人に英語もできるよ!って人いると思うけどね。) 毎回ポルトガル語、英語、スペイン語の順で説明してくれる。英語の時は私に向いて話してくれる。完璧にはわかりきれないのが申し訳ない。

友達のスペイン語と私の英語をすり合わせながら理解していく。言葉のちゃんぽんが面白い。

ボート乗り場に着くと、荷物は全て預けて、ライフジャケットを着てボートに乗る。椅子がもう浸水している。出発前に下着までやられた。水着の人たちがいたけれど、それが正解だと思う。

イグアスの滝のグレートネイチャーを観てから挑んだ私たち。あれは玄武岩だねなんて話しながら川を進んで行った先、何本もの大きな滝が並んで流れ落ちる広大な景色が広がる。大きすぎて現実のものなのかと疑ってしまう。世界は広い、地球は大きい、美しい。とありきたりな言葉しかでてこないが、地球の、自然の偉大さを感じる。

もう少し先に進むとボートツアーの醍醐味。滝に突っ込む!!こんな機会ないから直接目で見たい!!なのに目が開かない!!すごい滝の勢い!!笑い声だか悲鳴だかわからない声で叫びながら最高に楽しんだ!こんなに叫んだのひっさしぶり!!気持ちがいい!!

ビッショビショになった服で再びカートとバスに乗り、服を風と太陽で乾かしながら頂上へ向かう。プールで泳いだ後のような疲労感。お腹すいた。

頂上にはブュッフェ形式のレストランと、ファストフード、お土産屋さんが並ぶ。服を乾かすためテラス席でハンバーガーとソーダ。空腹にしみる。

お腹いっぱいの後は、ひとつ下のバス停までバスにのり滝ウォーク。食べた分を消費しよう。木々に囲まれる道を進んでいく。カラフルな蝶たち、日本のよりも大きなトカゲ、時折アナグマと遭遇したり。動物たちの住処にお邪魔している気分。

道の途中に沢山の滝フォトスポットがある。どの場所から、どのアングルからみても大迫力で毎回感動。

でもやはり1番は滝つぼの道。

飛沫を浴びながら、間近にみる滝の迫力と言ったら、もう!飛沫に光が反射して、滝に虹がかかっているのを見れたなら、もう!来てよかったと、連れてきてくれてありがとうと、私生きてるわーという気持ち。

滝を眺めていたら急に頭の中で”一度きりの人生後悔ないように、笑って、泣いて、生きて行こうぜベイベー”と嵐が流れ出して可笑しくなって笑いながら、少し泣きそうになった。地球の裏側まで来たことに悔いなし。この2人とここに立てている事が、とんでもなく幸せだ。

出国前、滝の話をすると1番行きたがっていた母も思い出す。いっぱい写真を送ろうっと。

パラグアイ派遣中の友達に誘われて行った、日本からの私と友達。想像を越える滝の壮大さに、楽しさに感動した1日になった。

この大自然の中の、ちっぽけな自分を感じる感覚が好き。私の大好きな時間、島も北海道もこの感覚があった。自分の生活だけにフォーカスしていると忘れてしまう感覚。私はこの大きな世界のほんの一部でしかないんだと、自分でコントロールできるものなんてほぼないんだと肩の力が抜けるような感覚。

時々舵はきるけれど、自然に身を任せ、”流されるでも、逆らうでもなく、流れのままに。”
中学生の頃に先生からもらった言葉の意味を最近ようやく理解できたのではと思う。

帰りはバス帰宅。お金を払って、回転ドア式。日常のこんな少しの違いも面白い。

想像以上の広さとレジャーで遅くなってしまったので(滝に7時間、移動含めると9時間強は必要)、夜は急いで洗濯して、ホテル近くで良いご飯見つからずホットドッグにかぶりついたのでした。
(店員さんみんな優しく愛嬌あってキュートな感じで、パンはリベイクしてくれて、種類によっては鉄板で周りも焼いてくれて、トマト玉ねぎとか野菜モリモリだし、ソースたっぷり端から端までの美味しいホットドッグでした。Dog king笑)

今回の旅
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 歩いて国境を越える。

この旅で初ぐっすりぶっ続け7時間寝られた朝。スッキリ。朝焼けをみたあと、再びわんこたちと戯れる。誰もいない庭に顔を見せると、みんな駆け寄ってきて人気者気分。朝の日差しに照らされた庭の芝の緑が眩しい。ひやっとした朝の空気が気持ちがいい。好きだ、この時間。

夏の終わりのパラグアイは私たちが滞在しているこの数日間だけでも少しずつ過ごしやすくなってきた。

旅人の2人とwwoof, workaway の話を少しできたのもよかったな。楽しかった。

朝ごはんThe日本の朝食。味噌汁、ごはんをお母さんが盛ってくれる。イグアス居住区では大豆の生産が盛んで、納豆も豆腐も味噌も醤油も作られている。ぜーんぶ美味しい。パラグアイでこんなごはんに出会えるなんて想像してなかった。大きなサラダが食卓の真ん中に置かれていて、やっぱり日本人は野菜よねとお母さん。海外の文化やお店が入ってきてなんでも食べられる日本だけれど、やはり育ってきた環境のごはんの影響は大きいなと。

ここで出る胡麻プリンが美味しい!日本の粉の素から作るプリンを再現しようとお友達が試行錯誤してできたレシピで作っていると言う。ミルキーでムチッとした黒胡麻プリン、トップの粒々ごまがまた美味しい。予約の時にリクエストする人がいるほどの人気らしい。

明るくおしゃべりなお母さん、みんなからお母さんと呼ばれている理由がわかる気がする。ご本人は大雑把なのよ、気を使わなくていいから旅人が好きと言うけれど、気にかけてくれている。ちゃっちゃっと周りの事をしてくれている。

息子さんも仕事外の時は庭に出てきて旅人に混ざり話している。星を見ていると説明しながら一緒に楽しんでくれる。

久しぶりに来た親戚のお家みたいだなと思った。初めてなのに。

旅人の2人と別れ、小林さんにバス停まで送ってもらい、ブラジルとの国境に向かう。小林さんがバス停のおじちゃんに声をかけてくれていて、バス停のおじちゃんがバスの車掌に声をかけてくれ、ハポネス!ここで降りるんだよ!イミグレは右に曲がってまっすぐ!と教えてくれる。それを聞いた同じ場所で降りたおばあちゃんが途中まで一緒に来てくれた。

国境の橋まできて出国スタンプを押してもらう。橋への行き方がわからないと聞くと道端のおじちゃんが手伝うよ!と道路を渡るのを手伝ってくれた。

パラグアイとブラジルを繋ぐ友情の橋。川を挟んで国がかわる、その景色は多摩川を挟んで県がかわる神奈川と東京のようだと感じた。島国の日本には無い、初めての徒歩での国境越え。不思議な感じだけれど、世界的にはこれができる国だらけなんだよなと。面白い。


ブラジルに入るとイミグレがわからず、再び警備のお兄さんに助けてもらう。

Uberで無事にホテルに到着し、コインランドリーへ洗濯しに行く。今まではスペイン語、ここからはポルトガル語。スペイン語は友達が率先して読み話ししてくれていたけれど、ポルトガル語は誰もできない…キョロキョロしていると手伝おうか?と女性が英語で声をかけてくれた。コインランドリーでも、その国の人は国税番号、旅行者はパスポート番号が必要なのね。無事に回せました。

いろんな人の優しさにありがとう。

今日は夜ご飯をスーパーで調達。街中の大きなスーパー。肉、チーズ、パンのコーナーが広い。パラグアイの街中スーパーと違うのは、パラグアイはマテの茶葉いっぱいだったけど、ブラジルはコーヒー。あとトマトソースコーナーがひっろい。日本にある種類のみかん、柿が置いてある。大きな所だからかもだけど、海苔、醤油とか日本食品が多いように感じる。大きな日系社会があるからかしら。

本場ブラジルのポンデケージョ

携帯会社に話しを聞きに行ったら、担当してくれた女性が日本の文化が大好きだから会えて嬉しいと携帯の翻訳機に打ち込んで伝えてくれた。画面の中でしか見た事ないからと。日本から来る日本人は少ないのかな。来ただけで喜んでもらえるなんて、それだけでもう来た甲斐があったな。なんて思っている単純な私。

ポルトガル語をまーったくやってこなかったので、急いで挨拶とありがとう、イエスノーとかすぐ使えそうな物を調べたのでした。

ポルトガル語のありがとうはオブリガード。これだけでも言えるとニコッとしてもらえるのが嬉しいのです。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 2023/3/27 地球の裏側で出会った日本の歴史と旅仲間。

朝一でバスに乗り、イグアス日本人居住区に来た今日。おそらく通勤、通学の人達に混じって満員のバスに乗る。

チパソー、カリエンテー!チパソー、カリエンテー!コシードコンレチェ!コシードコンレチェ!
バスの中に商品を抱えて売りにくる。食べ物飲み物から靴下、小物いろいろ。

今日はバスの中で朝ごはん調達。チパソーとコシード。チパソーはとうもろこし粉の粒々ほろほろした生地にクミンの効いた挽肉が入っている。周りのよく焼かれた焼き目が香ばしくて美味しい。コシードはマテの茶葉をお砂糖と炭で煎ったお茶で、コンレチェがwithミルク。炭の香りがする甘いミルクティー。一口でキャンプ気分。笑

写真なく、動画から抜粋。

バスに揺られて3時間、イグアス居住区に到着。松の木、鳥居、ひらがな…パラグアイの風景に時折日本の香り。

イグアス居住区移民資料館でお話を聞く。日本が口減らしをする程貧しかった頃、おしんとかの時代。パラグアイは戦争で人口が減っていた。人口を減らしたい国と人口を増やしたい国の間での移動。45日、船によっては2ヶ月以上かけての大移動。お話を聞いた園田さんは12歳の時に移住してきた。

12歳はもう大事な労働力。木々を伐り倒し開拓するところから、畑をつくり、家を建てた。明るくなってから暗くなるまで働いた。

ここにいようと思えたのは受け入れてくれることと、沢山の友達がいることだと。帰って来れる場所を作りたい私のヒントになると思った。

地球の裏側で生きる選択をした逞しい日本の先輩達。そんな場所があることを知れて、その場所に来て、会うことができて嬉しかった。

そんなお話を聞く場で出会った同じ宿の旅する2人。世界一周後大好きになった中南米に帰ってきた1人と、大学を休学して旅にでてユーラシア周りでぐるっと旅してきた1人。2人も昨日がはじめましてと。

大旅行をしてきた2人と出会い、話をしていると、私達も旅をしているのだと実感する。(友人のハウスに滞在していたため、暮らしている気分だった笑)

南米の一時帰国と言われているらしい、ここイグアス居住区で、南米一の日本人宿と言われる小林さんにお世話になる。沢山の人懐っこいわんこ達に囲まれて、お庭でみんなと話しながらゴロゴロだらだら過ごす時間。夜ご飯はここの名物すきやきで満腹。どこにいるかわからなくなる。

夕方、車が少なくなると宿の犬たちの散歩へ。門を開けると駆け出していく犬たちの後ろからついていく。夕日に照らされた赤土の一本道が、とてつもなく贅沢に感じる。

夜バルコニーに出ると肉眼ではっきりみえる天の川。島ぶりの天の川、星の多さ。ああ、これを求めていたとしみじみ思う。

私にとっての北海道や島に似ている時間。広い空の下、自然に囲まれてゆっくり誰かと過ごす時間。私の居心地の良いと感じる場所を再認識。

時差ぼけ引きずり、眠いのを我慢して昼寝しなかった今日はごはんを食べてすぐ就寝。ごはんを食べながら寝てしまう子どもの気持ちがよくわかる。体内時計を合わせたい。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 2023/3/26 日曜日の香り

朝ごはんを食べて洗濯のために外に出ると、肉を焼く香りが街に広がっていた。

パラグアイの日曜日はアサードの日。大きな肉を炭火でじっくり焼いて、家族みんなが集まって食べる日。

ホストのおうちの洗濯機を借りにいくと、お庭のアサードの窯で骨つきの大きな肉が焼かれていた。

肉のいい匂いが染みつきそうだけれど、洗濯物を庭に干させてもらう。

庭には、マンゴー、パパイヤ、レモン、アセロラ実のなる木が沢山。季節毎にお庭でもいで楽しんでいるらしい。楽しいお庭。ブランコ、滑り台もあって、お孫ちゃんがきて遊んでいたり、いつもより賑やか。

お昼におにぎりを作ってお裾分けにいくと、アサードのお裾分けをもらった。大きな肉の塊を切り分けてくれる。ホストのママパパと庭のテーブルに座って、アニス入りのパンといただく。炭火の遠火でじっくり2時間以上かけて焼くのがキモだそう。アサードを美味しく焼けるのがパラグアイでのステータスのひとつ。

友達とホストファミリーのスペイン語の会話を聞きながら、細々やってきた拙いスペイン語で友達のサポートをもらいながら時々仲間に入れてもらう。 日本に住んでいるのを知るとQue bueno. とスペイン語を誉めてもらえた。聞き取りは友達任せで、単語も友達に確認しながらだったけど…お話できた事が嬉しい。

派遣されてもうすぐ1年になる友達は、ほぼほぼの会話を聞きとり、自分の言葉で返している。本当にすごい。今回はその友達のパラグアイでの生活に参加するように滞在。地元の人との交流や生活、生活の工夫…現地の暮らしが見えて面白い。そして、地球の裏側で頑張っている姿をみれて嬉しい。いつも明るくHola!Hola!と誰にでも挨拶している姿が眩しい。街の人達に愛されているのがわかる。最高にかっこいい Mi amiga. ありがとう。

時差と季節の違いにまだ身体が調整つききっていないので、今日のお昼と夜は日本食を作って身体に優しく。昼のおにぎり、肉じゃが、味噌汁と、夜のうどん、きゅうりもみ、ピーマンおひたし。やはり出汁最強。日本食が、いままで食べてきた食が味覚的にも身体的にも合うんだなあと実感しているところです。

キャッサバのデンプン粉、アルミドンを使ってわらび餅を作った。パラグアイでやりたかったことのひとつ。嬉しい!

明日はまた移動日。まだ時差ボケを引きずって昼寝なしでは生きれない。しっかり寝て整えてます。旅人ってすごいんだなというのも今回の旅でひしひし感じています。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 2023/3/25 ローカルパラグアイ

パラグアイ流朝ごはんから、友達の職場と同僚宅巡りの日。

パラグアイ流に朝一マテ🧉で開始。茶葉をコップ(グアンパ)にいれ、お湯を注ぐ。茶漉し付きのストロー(ボンビージャ)で吸う。ひとカップ飲みきったら次の人にまわす。回し飲みがマテ(温かいの)、テレレ(冷たいの)の飲み方。

朝ごはんはコシード(炭火で行ったマテ茶葉)とコキート(アニス入りのスナックのようにサクッとしたパン)。コシードは濃いめに出して、牛乳入れて、お砂糖いれて甘く飲む。ミルクティーのような感じ。コキートや他の軽いパンや、クラッカーを浸して食べる。朝ごはんは軽めのパラグアイ。

甘さ控えめに作ったコシードに甘い物が合いそう!と昨日買ってた南米のチョコエッグを開ける。いつかゆるゆるの開封動画をあげようと思う。

ごはん後、身支度をする。32℃太陽サンサン。日焼け止めは必須。チクングニアという蚊が媒介する病気も流行っているため、虫除けも必須。これでもかというほど塗り直す。

マテの薬草買いにいく。

バスに乗って友達の職場へ。家からでるとHola! Que tal! お店の前を通るとHola! バス停で待ってると前を通る車やバイクからHola! 知り合いでも、知らない人でも目が合えばHola! 友達の知り合いが通るとわざわざ前に停めて話してくれる。

職場のある街につくと、田舎町の広大な風景が夏の北海道を彷彿させる。植物はアボカド、パパイヤ、ユーカリ、インガ、マンダリン、バナナetc南国だけど。

友達の同僚、訪問看護で回っているお家やいつも行ってるお店をまわる。みんな明るく笑顔で迎えてくれる。友達はどこにいってもハグされてる。キスとハグと Chao chaoでお別れ。

お昼は友達の行きつけで、サンドイッチデミラネッサ(カツサンド)と豚肉の揚げ物とクロケッタ(キャッサバ粉のコロッケ)を3人で。全部で日本円にして180円程。パラグアイのお金の単位はグアラニー。下2つ0を消して、2倍にしたらだいたい日本円に換算できる。このお昼の場合は、9.000グアラニーという事。首都は少しお高めだけど、田舎の方にくると安くて美味しく十分食べられる。

お庭のインガやマンダリンを分けてもらって食べてみたり、アルミドン(キャッサバの澱粉。パラグアイの片栗粉)の作ってるところを突撃して見せてもらったり…。Puedo sacar foto, vídeo? (写真、ビデオ撮ってもいい?) Puedo pasar?(入ってもいい?)と聞くとSi!と受け入れてくれる。優しさにありがとう。

帰りのバスがなかなか来なくて待っていると、乗って行きな!と声をかけてくれ送ってもらった。お母さんが私たちが待っているのを知っていて、娘さんに乗っけて行ってあげてと声をかけてくれたそう。優しい。おにぎりせんべいをプレゼント。

グアラニー語とスペイン語どちらも使う地域だから、2つの言葉のちゃんぽんgracia mante(いっぱいありがとう)でみんなに感謝を。

帰ってきて、近くのパン屋さん見学予定が店主さんの体調不良で中止に。残念だけど、チクングニアじゃないといいな。どうかmejor pronto. 早く良くなりますように。

今日は暑い中歩き回り、冷たい麺類が食べたくてパスタ麺で冷やし中華風にした夜ご飯でした。

そして、今日はサマータイム終了の日。23時59分から23時に逆戻り。時空の歪み。延びた1時間でこれを書いています。お得な気持ち。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 2023/3/23 パラグアイ1日目


眠い。飛行機の中で、食べたら寝るの時間を過ごしてきたからか、食べたらすぐ眠くなる。

春入りの気温から真夏の気温にきたからか疲れやすくて眠くなる。

今日の朝はまだ体内時計が戻ってないからか、現地時間の5時前に起きてしまい…二度寝が苦手な私はそのまま起きていることに。

お茶入れて、洗濯回し
パラグアイの朝ごはんのクラッカー食べて
乾燥機まわしての間に
スーパーマーケットでお買い物。

S6という少しいいスーパーマーケットは
品揃えがすごい。
パンとお菓子のの種類と量がすごくて興奮。

見えるキッチンとイートインスペースが併設されていて、目の前で作っているそこのお惣菜を買って食べることができる。沢山の種類のエンパナーダとパラグアイごはんにまたまた興奮。

スーパーマーケット楽しい!!

帰ってきて街中マーケットの予定が10分寝るつもりが3時間も寝てしまって延期に。今日はゆっくりいこうね〜と優しい2人にありがとう。

約1ヶ月の旅、最後まで元気に仲良く優しくいられるように、よーりよーり行こうと思います。

夜ご飯は、友達の派遣同期さんと合流してパラグアイ料理レストランから、アイスクリーム屋さん。現地で頑張る2人の話と、スペイン語で話す姿に励まされたのでした。かっこいい。

大きな1キロアイスを買っていく陽気な現地のおばちゃまがいて、いっぱい私たちに話しかけてくれたから、Cuantas personas comer?って言ってみたら伝わった!合ってるかはわからん!でも伝わった!Cuatro personas. 4人って。その後いろいろ言ってくれたのはわからんかったけど、調べず自分の中から出た言葉で通じたのが嬉しかった!

今日こそ夜しっかり寝て明日はもう少しシャキッとしたい。

飛行機で飛び回ることは可能だけど、身体を順応させる事が難しいと学んでおります。

旅Diary 2023/3/22 ついにパラグアイ到着!

12時間のフライト
ニューヨークでのトランジット8時間
10時間のフライト
サンティアゴでのトランジット8時間
2時間半のフライト
を経て、ようやく到着した目的地アスンシオン!

私たちは今、飛行機の乗り継ぎと時差で、いつを生きているかわからなくなっている…

パラグアイ。友達の任地。頑張っている場所!
ずっと連絡してるから久しぶりな気はしないけど、とってもお久しぶりな友達とようやく合流!

甘い香りのする、ムワッと湿度の高い暖かい空気。インドやミャンマーに似たものを感じる。でも香りは弱め。笑

渋滞にはまって空港には友達はまだいなかったけど、友達がいる場所だからか、なんだか異国にきた寂しさや怖さはない。

日本の友達によく行くねと言われ、パラグアイの同僚もよく来るねと言ってたよといわれ…それでも、”いや、行けるでしょ!”と、ただ楽しみにワクワクして立てた予定。

長距離フライトの大変さ、学びました。
実際にやってみないと気付けない人たち。笑

ニューヨークは眠すぎて死んだ魚のような目をしていたと思う。動けなすぎて、フルーツジュースでビタミン補給しながらゲート前ベンチで静止。

長時間フライト続き、ノンストップって、こんなにしんどいのね。たのしみだけど、道のりも面白いけど、お尻と腰の限界を感じた。横になって寝られない、断眠しかない46時間。頭の回転が遅くてぼやぼやしている。メディキュット効果が抜群で、浮腫みがないのが救い。

ようやく地に足つけた陸上生活へ。
初めての赤道越え、南米にワクワク。

この後は友達の生活する場所で、暮らすように過ごす予定。少し落ち着けそう。

食と暮らしの旅が本格始動。

今回の旅の予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Dairy 2023/3/21出国の日。

いよいよ出国の朝。朝一で空港へ。

空港でリクローおじさんのチーズケーキをゲットして、最後まで大阪を楽しみ尽くす。
チーズケーキを食べながら伊丹から羽田へ。

羽田乗り換えニューヨーク行き。
久しぶりの国際線にドキドキ。
思ったよりも早くすぎた12時間40分。

今回は友達と一緒なのもあり、いつものナーバスモードはなし。家を出発した日が1番ナーバスだった。

久しぶりのイミグレーションもドキドキ。陽気なお兄さんで、雑談混じり。会話数増やさないでー!と緊張しながら、なんとか話せてよかった。

ニューヨークでの乗り継ぎは、ターミナル移動でバスと電車を乗り継いで。韓国人のお兄さんが、”ターミナル4こっちだって”とスマートに教えてくれた。旅人どうしのこんな交流も久しぶりでなんだか嬉しくなった。

旅はじまったぞー!

今回の旅予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅Diary 2023/3/20 再びのフェリー、大阪観光

大分、大阪サンフラワー船旅。
すずらんもすごかったけれど、もっとすごい!

バーコードキー、ブースに1人1個のテレビ付き、プロジェクションマッピングショーに、ご飯はバイキング。

大分-大阪間は12時間の為、映画や遊ぶ時間はなかったけれどもっと乗っていたいと思う充実さ。もちろん、船上お風呂も満喫。

朝6時30分に大阪着。荷物を置いて、ゆっくりして、昼頃から活動開始。

大阪の1番の目的は、友達のお兄ちゃんのピザ屋さんでごはん。日本出国前に1回は行きたかったの。18時30分オープンだから、それまで大阪観光。

たこ焼き、551肉まん、なんば花月で新喜劇
大阪松竹座で青春をふり返り、グリコポーズ

大阪を満喫。
日本出る前にたこ焼き食べられたの嬉しい。

そして笑い最強。お腹痛い、疲れた。笑うだけでもエネルギーがいる。今回の旅、笑い続けていて、免疫力上がってる!と思う。長旅にも環境の違いにも、風土病にも負けないぞ!の気持ち。笑

夜にはおまちかね!!ずーっと来たかったピザ屋さん!!アタリピザ。友達のお兄ちゃんのお店。美味しかった〜そして楽しかった。

近くの喜界島のお砂糖を使って、喜界島2世の方がやっている焼き菓子屋さんも同じタイミングできていて、喜界島の話だらけ。笑 喜界島って呼び寄せる力があるよなあと勝手に思っている。

ここまでも充実すぎて、まだまだスタートな事が不思議な感じ。いよいよ明日には出国。ドキドキ。

でもいつもの怖さはみんなのおかげで和らいでいる。ありがとう。

今日は時差合わせ、飛行機で寝るため、まだまだ寝ない予定。

また明日!

今回の旅予定
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ

旅diary 3/19 嬉しい大集合 in 大分別府。


朝、駅で父母としばしの別れ。父母は両親と言うより、面白い大人代表で旅仲間のような感覚。そして最大の応援団。ありがとう〜

電車を乗り継ぎ、乗り継ぎ
やって来たのは大分県。

ここで頑張る友達に会いにきた!
神奈川、大分、大阪、福岡、茨城からの大集合

出会いは喜界島。同じ時期に派遣されて一緒に働いていた仲間たち。過半数が同時期に社会人学生で、この2年間みんなの存在に励まされていた。尊敬と、大好きな人たち。

島を出て、それぞれの道に進んで、また面白い。そして、かっこいい。挑戦するモチベーションになる人達。

数ヶ月しか一緒に働いてないなんて、数年会ってなかったなんて思えない。島が繋いでくれた素敵なご縁。今回もゲラゲラ笑って、幸せです。

今回はこの後、わたしと同じこの3月に学校を卒業した子と卒業旅行と称して、海外派遣でパラグアイにいる島仲間に会いに行く旅も兼ねている。

その旅の途中で巻き込まれてくれるみんなに感謝。海を越えて、小さな島に渡ってくる人達はみんなフッ軽。集合ー!ができるの嬉しい。

いつもありがとうの旅。

そして、夜は再びの船旅。今回は瀬戸内海。
ゆかいな仲間たちとの船旅は最初からゲラゲラです。今日の夜はよく眠れそう。笑

今回の旅の予定。

神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ