2024/07/10(Wed)大人数ごはん。グリーンハウス夜ご飯。

今日の仕事:大人数分ごはんつくり、ランドリーラック設置場所マーキング、パン焼き

お昼ごはん: Mafe(ピーナッツスープ)、プラタナ(調理バナナ)、boulet(レンズ豆のボール)、サラダ、フランソワのミートローフ

今日のお昼はフィリップさん達が毎年9月に開くファームフェスティバルの打ち合わせがあり、いつもより多くの人がくる。午前中はサーガを中心にごはん作り。

Mafe食べて美味しかったと話したら、ガボン出身のサーガが作ってくれることに!トマトペースト、ピーナッツバター、シーズニング(ローリエ、オニオン、ニンニク、塩)、ペッパーのペースト、レギュウムを煮込む。

一緒に作ったブラット?は茹でたレンズ豆、ミレット、細かくチョップした野菜、スパイスを少しブレンダーで潰して、ボールにしてオーブンで焼いたもの。アフリカごはんも興味深い。

今日はクリスのパン焼き(加水75%)。生地を本当に良く見ていると思うクリス。見習います。

マイプロジェクトは、設置場所の計測、印付け。

夜ご飯に今週だけいるフランス人Wwooferレミが、食べてみてとシュークルート(ザワークラウト)とベーコンを分けてくれた。みんなでグリーンハウスで食べた夜ご飯、楽しかったな。みんなでテーブルを囲うのはやっぱり楽しい美味しい。

2024/07/9(Tue)グラタン。少し凹んだな〜

今日の仕事:ごはん担当、屋根下片付けプロジェクト、ランドリーラック大枠組み立て

お昼ごはん: グラタン、サラダ

今日は昼ごはん担当と、間でこれからPottery工房を作る周りの整理整頓。いろいろな物毎に箱にしまったり、廃材運んだり。

グラタンをつくりながら、サーガと話していたらフランスの?サーガの?グラタンのクリームソースにはたまごを使うそう。私はベシャメルで牛乳、バター、粉のものだと思っていた。今回はどちらでもなく、野菜で埋めた耐熱性に野菜のブロスを入れて、チーズを乗せて焼いたもの。グラタンとは…となったので調べてみた。

Gratin is a culinary technique in which an ingredient is topped with a browned crust, often using breadcrumbs, grated cheese, egg or butter. The term may be applied to any dish made using this method. Gratin is usually prepared in a shallow dish of some kind. 

グラタンとは調理法の事で、料理名じゃないらしい。

そんな話の流れで、イタリアとフランスカルボナーラの話しに。イタリアのカルボナーラらチーズと卵黄のみ。フランスのカルボナーラはクリームを入れる日本と同じ式。日本のカルボナーラはフレンチ料理の流れで入ってきたのだろうか。日本でいうグラタンはクリームソースとチーズの形で入ってきて料理名になっているんだろう。国々の食の違い、日本の洋食の形ともつながっていそうで面白い。日本のパン文化はアメリカからの影響が大きいよなと、それ以外も海外からの文化は西洋よりも欧米からが強い気がする。日本の歴史や地理も関係している気がするなと思っているこの頃。帰ったらこの気がするを裏付けする情報を集めたい。

昼ごはんを食べながら、フランス語で話しかけられた時、”真似する時いつも同じ音出せないよね、耳が弱いんじゃない?”と言われ、図星すぎて凹んだ。いろんな言葉に触れてみるなかで、いつも相手と同じ音が聞き取れていない感覚があって、耳の音の識別が上手じゃないんだろうと自覚していた。けれど、人からもそう思えるほどとは…日本語の母音の少なさで脳が慣れていないだけというのも考えていたけど、他の日本人もいる中でこれを言われたらやっぱり私の耳悪いかもと凹みに凹みました。でも、興味はあるからまだやりますけどね。やらない理由にはならん。悔しいけど。

今日のマイプロジェクトは、いよいよ枠組。組み立て手伝ってもらいながら終えた!やっぱり工具、わからない〜難しい〜疲れた。

2024/07/8(Mon)ラム肉カシスマリネ。草むしり。テッラマードレ計画開始。

今日の仕事:ごはん担当、雨中草取り植え替え、ランドリーラック紐の穴あけ

お昼ごはん:ラムのカシスマリネ煮込み、サラダ、ミレット、ブラウニーカシスとベリーソース

今日はパラパラ雨だけれどみんなで外で本気の草むしり。草に混じって、違うところに植わっていたトマトやらを植え替え。野菜いろいろの収穫も。草むしり、好きなんだよな〜身体は動かしながら、頭は思考に飛ばせる仕事。みんなでワイワイ同じ作業をするのも楽しい。

今日のお昼は私とフウカちゃん担当。先週末にカシス、フェンネル、オイル、塩、ミントでマリネしたラム肉を解禁。焼き目を付けて他の野菜とコトコト。カシスとフェンネルの感じを消さずに試してみたかったのでニンニクや醤油etcはなしで塩だけで味つけてみる。酸味がかなり強かったので、エルダーフラワーのシロップを追加し食べやすい酸味に。フィリップさんに良いアイディアと褒められばんざい。フィリップさんは前にルバーブでやったとか。ルバーブジンジャーやプラム、ベリーとか、フルーツマリネいろいろやってみたい…

9月末にあるフランスのスローフードの祭典、テッラマードレ。6年前念願の国立国会図書館へ行った時に見かけた記事からずっと行ってみたいと思っていた。なんとこのファームのフィリップさん、フランソワーズも参加するそう。フウカちゃんもしようと考えているとか…これは参加するなら今年なんじゃないだろうか。と予定たて直し始める。フィリップさんに日本の代表団と連絡をとってみるのも進めてもらい…どうなるだろうか。

さあ、マイプロジェクト、ランドリーラックも進めないと!今日はひも通しの穴あけ。ドリルは慣れたよ。少しずつね。

2024/07/6,7 マルシェな土曜。雨降り日曜。

2024/07/6(Sat)

土曜日はフウカちゃん、キーランと歩いて街へ。朝ごはんを食べずにマルシェでブランチ予定。緑のトンネルをくぐって街につく。ふらふらとフードトラックの前をしていたらファラフェルをいろんなところで試食にくれた。厚めのカリッカリの衣が美味しい。野菜をのせるともっと軽く食べられる。

セネガル料理のMafe、ジャンボンのパイ、ブーシェアラレーヌ…気になったもの買い込んで、すぐ横の図書館の飲食スペースでブランチ。Mafeはトマトベースにピーナッツペーストを合わせたまろやかなカレーのような物。辛いの苦手なまろやかカレーが好きな私に嬉しい。添え物のスパイスは激辛だったので、一回試して終わりにした。

腹ごしらえ後は、図書館で過ごす。フウカちゃんと児童書の食事関連本から良いものを掘り起こす。これくらいのレベルがフランス語の勉強にも良いかもねと。子ども用のパンの本でも、灰分量説明とか、オーガニック認定マークに触れられていてとても良かった。

今日は午後からサンローの街でD-day 70’s,80’sイベント。駅前の川沿い広場へ行ったら、ステージで踊るおじちゃまおばちゃま。服装も70’sで可愛かったなあ。こんな歳のとりかたをしたい。

帰ってきて、再び夜ご飯を食べながらエミリーインパリス。長い!

2024/07/7(Sun)

午前中、先週なかなか進められなかったランドリーラック(木切り、固定と穴の場所決め)を少しだけ。ノコギリなんていつぶりに触っただろうか。切って繋げて終わり!と思っていたものづくり。笑 ここから慣れたいな。いろんなもの自分で作ったり、直せるようになりたい。

自転車で30分ほどのところでイベントをやっていると出かけようとしたら雨。ずっと降ったり止んだり。諦めてエミリーインパリスの続きをみたら、1日なくなりました。まだ完結してなかったとは、、気になる。こんなおやすみ。

2024/07/5(Fri)カシス収穫。スイートスパイススープ。

今日の仕事:カシスとプティポワ収穫、プティポワの畑整理

お昼ごはん: トマトベースのスイートスパイスベジスープ、フランソワのキッシュ、カシスベリードレッシングのサラダ、Teurgouleの端っこを残ったタルトにのせて。

プティポワ(グリーンピー)が枯れてきていたので全部収穫、抜いて、柵も取って、草もむしって、次の野菜への準備。

お昼ごはんのスイートスパイススープは、カナダのレシピから。トマトベースのスープに野菜と、少しフルーツと、シナモンカルダモングローブのスイートスパイス。甘い香りのスープ美味しいんだ。

カシスが大量すぎて取りきれなかったので、午後みんなでカシスの残り半分を収穫、終わってカシス齧りながら木の下の地面に座って話してたのいい時間だった。先週のラムをカシスとフェンネルのペーストでマリネしてみる。オドロオドロシイ色だけど美味しくなってくれますように。

金曜日の夜だしと、フウカちゃんとフランス語も入っているからとエミリーインパリスみ始めたら止めるタイミングを失い12時回っていた。笑

2024/07/4(Thu)クレープ。シャントラビ2回目。コモンなWwoof.

今日の仕事:ごはん女子組みんなで、シューハーブまわりの草取り

お昼ごはん: サーガ作のチックピーパテ、野菜炒め、サラダ、カシスフランボワーズソースのクレープ

カシスが大量に採れるため、フランボワーズと合わせてソースにしたら美味しい。カシスは酸味が強いので、フランボワーズの甘味プラスお砂糖の甘味加えて。サーガが焼いてくれたクレープと。日本のクレープはクリームやアイスモリモリのファンシーなものだけど、フランスの元々のクレープやガレットはカジュアルな簡単な食事やおやつだそう。発酵のいらないすぐできる生地を沢山焼いて、テーブルの真ん中にどーんとのせて、好きなように召し上がれスタイル。マルシェのクレープもジャムや砂糖、レモン、スプレッドだけのペタンコクレープ。ブルターニュとノルマンディーでどちらもガレットが有名だけど、ノルマンディーはバターをいれない、ブルターニュはバターを入れる等々少し違いがあるらしい。それぞれの地域の特産品や生産量とかが関わっているそう。面白い。

手作り可動式ランドリーラックの木の強度問題…カナダの作り方まんまだと曲がってしまったり、割れてしまう。調べてみたけれど、宙に浮いている型が多くて参考になるのが見つけられなかったよー、。難しい。

夕方はシャントラビ見学第2回!嬉しい。1人お休みだったからか、今日はもっと触らせていただけました。成形はやっぱりセルジュさんが高速なので、私はそれを並べる係。何個ずつよ!とディス!ヌフ!と言われ、それに合わせて並べていった。数覚えていてよかった。楽しかった。ありがとうございました。

夜ごはん、キーランと一緒になり話していたら、高校の卒業パーティーでWwoofに行く事をきめ、サイコロで行く場所をそれぞれ決めたと。ヨーロッパの?wwoofの気軽さ、一般的さを感じたのでし

2024/07/3(Wed)

今日の仕事:トマト、花の植え替えグリーンハウス側のビーンズまわりの草取り、ランドリーラック(滑車磨き、蝶番つけ)

お昼ごはん:Irish Wwooferが作ってくれた羊肉Coddle (なんでも入れていいスープらしい)、茹でたスペルト小麦、サラダ、Teurgouleの端っこ。

タイニーハウス横の庭に少しずついろんなものを移植。賑やかになるのが嬉しい。草取りも黙々と。こんなところに隠れてたのね、ビーンズ達。2人で一輪車2台山盛り抜きました。

お昼ごはんのスープ、羊の香り、油、しっかり塩味、美味しかった。霧雨のちょっと寒い今日にピッタリだねと。スペルト小麦は昨日から浸水して圧力鍋で。プチッとムチっと弾力が楽しい。サラダにも、スープにも入れて美味しい。

午後はmyプロジェクトをフィリップさんと進める。作り出す前の計画が大事だと、感じる。使える滑車が見つかり、磨く。木に蝶番を付ける。ヤスリ、ドリル、ドライバー、慣れない機械達にヘトヘト。ここで慣れられたらいいなと。終わって外に地面にマット敷いて寝転がって目を閉じたら、復活した。

2024/07/2(Tue)ビーツガレット。myプロジェクト開始。

今日の仕事:草取り柵外しメロン、カイエン植え、お昼ごはんつくり、ランドリーラック部品探し

お昼ごはん:ビーツガレット、野菜の重ね煮、サラダ

プティポワ(グリンピース)が収穫終わったので、畑をきれいに。柵を外して草むしり。同じグリーンハウス内の違うところも草むしり。土を柔らかくして、コンポストを入れて、メロンとカイエンペッパーの苗を植える。ひとつの畑でいろんな野菜。季節で回っていく畑、楽しい。畑から、食卓から季節を感じる。

今日は新しいウーファー、サーガとお昼担当。沢山あったビーツでガレット作り。この前のイベントごはん作りで作ったものだけど、自分でつくるのは初めて。ビーツを粗くすって、ニンニク、オニオン、オーツフレーク、ハーブ、たまご、塩胡椒と混ぜて少し置く。オーツが水分を吸ったら焼く。野菜たっぷりだけど、お肉のパテに負けないしっかり食べ応えで美味しい。これでハンバーガー作ってみたいと思っている。野菜の重ね煮は自分では初挑戦。フェンネルが畑から採れるようになり、フェンネルをベースに玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、カリフラワー、フェンネルの葉を重ねた。フェンネルの甘みと華やかな香りが嬉しい。作るの急いでいたら、どちらも火が強かったみたいで野菜は底が焼き色濃く、ガレットは中が生じゃないけれどチューイーに。どちらもじっくりゆっくり火を通すのがポイント。

午後はmyプロジェクト空飛ぶ洗濯物干し(笑)製作開始。1日目は大きさ決めと、部品探しから。作る倉庫の中を測って、木材を決め、その他部品を集める。ファームにあるものを組み合わせて作っていく。

2024/07/1(Mon) Hay day. 新しいWwoofer

今日の仕事:ガーデン作り(足場用の石置き、コンポスト入れ、植えはじめ)牧草乾燥、移動

お昼ごはん: トマトパスタ、ブロッコリーwithグリーンオニオンソース、フランソワのキッシュ、グリーンサラダ

タイニーハウス横のガーデン、土を入れたところに足場になる大きな石やレンガを入れて、ガーデンの中に入れるように。コンポストをトップに入れてトマトとかを植えはじめました!ようやく!畑、ガーデンって植えるまでが大変で大切ね。

今日から新しいウーファー2人。18歳、アイリッシュのキーランと、ガボン出身でフランスで暮らすサーガ。どんな毎日になるか楽しみだ。

今日は牧草の日。Hayday. 刈って地面に広げてあった牧草をフォークでひっくり返し、よく乾燥させた後に、みんなで倉庫へ運んだ。広がった牧草をクルクル巻くように塊にすると沢山一気に運べる。倉庫のなかでは塩をかけながら踏みつける。脱水と羊達が食べる時のミネラル補給だとか。終わったあとは、フィリップさん宅のデッキでみんなでお疲れスナック。自家製エルダーフラワーサイダーとりんごジュースのノンアルコールカクテルと、パンにペストとピクルス、花びらをのせたもの。

Hay dayはどこのファームでもみんなでやる大切な仕事なんだなと、カナダのHaydayを思い出した。

2024/07/ 30 自転車旅サンマロ

今日はサンマロの街散策。サンマロは海沿いの要塞都市。海賊の街。昔から栄え、ひとつの国として認められていた時もあったとか。ひとまず海沿いの城壁まで向かう。街の海に突き出た部分が壁で覆われている。街側からゲートを抜けて、城壁の中の旧市街へ入るため、テーマパークのよう。凛々しく聳え立つ壁の中に入るとそこはTheヨーロッパとイメージするような、お店の外に椅子と机が並べられたレストランとブティックが立ち並ぶおしゃれな街。戦争時代はこう言った軍の基地に人が集まり賑やかだったんだろうとフウカちゃんと思いを巡らす。

壁に登ると、海の上に何個か建物が見える。全て軍事用に建てられたもの。フランス西側の海を守る重要基地。今も凛々しく立つ姿がかっこいい。

ブルターニュに来たのだからと、クイニーアマン屋さんへ。バターがたっぷり織り込まれた生地に、たっぷりの砂糖が焼かれたトップ、それにまた名産の塩キャラメルを乗せてもらう。あまくて、ギルティなとろけるお味。小麦よりバターが沢山あり安かったブルターニュ地方のパン屋さんが、バターをたっぷり入れたパンを作ったのが始まりだそう…なんと贅沢。お隣にあった、50種類はあるだろうなアイスクリーム屋さんのトリプルアイスと一緒に食べてしまい、最後は戦いだった。

街散策をし、ブルターニュ地方のお土産パレットブルトンヌを購入。バターと卵の香りの分厚いクッキーのようなお菓子。

おしゃれ雑貨屋さん併設のブランチブッフェでお昼。外からみて、カラフルなお惣菜、サラダが並んでいるのが美味しそうで思わず入ってしまった。旅中は食事が偏る。小麦以外のもの、フレッシュな野菜が嬉しい。

お腹いっぱい食べて、今日はサンマロからdouble de Bretagneへ自転車をこぐ。城壁からでるとパステルカラーのカラフルな街並みが続くギャップが面白い。昨日より道じゃない畑の畦道を抜け、海沿いへ出ると後ろにサンマロの城壁、前にモンサンミッシェルを望む贅沢な景色。今日も2時間程こいで、駅に到着。お尻が痛い。自転車旅の代償。

サンマロ、もっとゆっくりいたかったな。小さな街だけど、魅力が詰まっていた。フランス人も旅行で来るおすすめの意味がわかった。また来たい。

モンサンミッシェル、サンマロそのものもだけれど、自転車で旅を出来たことが嬉しかった、この週末。