食コラム: パングラタン

私はクリームソースが好きなのです。とろとろのミルキーなクリームソース口いっぱいに欲しい。シチューやクラムチャウダーをスプーンですくって食べるとすぐに口からいなくなってしまって物足りない。シチューは飲み物だ。だから、シチューはご飯にかけて混ぜて食べるのが好き。グラタンよりもドリアが好き。クリームソースをまとって少し吸い込んだお米と一緒に食べるとソースの味が口の中に留まってくれてゆっくり味を楽しめる。

モニカが私のために用意してくれていたサワードウ1ローフ。パンを作るのは大好きだけれど、実はあまり消費はしない。パキパキになりはじめている…こんな時のパングラタン。

パンを一口大に切って大きな耐熱皿に並べる。旅前にもらった茅乃舎の北海道野菜出汁がコーンとオニオンが効いたクリームによく合う。今回はこの出汁を使うことに。パンの半分以上が被るくらいまで出汁を入れて浸す。残り物の焼きサーモンを上に散らす。タマネギを炒めて、バターをたっぷり入れ、小麦粉とミルクを加えてベシャメルソースを作る。パンの上にたっぷりと重ねる。ここでストップして、少しシミシミさせる。昼にお腹が空いたら焼こうと思っていたら、お腹空かないまま夕方になっていた。夜ご飯だ。チーズと、パンを切った時に出たパンの屑を上にふりかけ、焼き目をつけて出来上がり。

出汁とクリームソースを吸ったパンが、口の中にしっかり味を残してくれる。大好きなクリームソースの味を噛み締められる幸せ。チーズの香ばしさと時々あたるサーモンが飽きさせない。寒い冬の日にあつあつトロッと溶かされた。

2/4-6お留守番。

今回のこのファームへの滞在のメインは、モニカの外出中の動物のケア。行き先迷っていた私にモニカが頼んでくれてやってきた。この3日間、モニカとジェシカとご近所のサンディーが3人でリフレッシュ休暇へ。私は馬と猫と犬と一緒にお留守番。

朝、馬の餌やり。犬と猫の餌やり。モニカ不在中はゆっくり過ごしていいと言われたので、昼はゆっくり過ごさせてもらう。夕方、馬の餌やり。こんな1日を過ごしていました。

犬のミーゴはやっぱりモニカがいなくて寂しそうで、最初の夜は全体重を私に預けて体の上に乗ってきた。夜もそわそわしているし心配だったけれど、昼は元気そう。お散歩好きなので寂しさが紛れるように丘の上の散歩、裏のビーチへの散歩へ行きました。

猫たちはそれぞれ自由に過ごしている。私の小屋に来ると私のパソコンの上で寝て動かなくなるので、最終日だけは中に入るのは諦めてもらった。

馬たちは毎日変わらず過ごしている。私が餌あげに行くと寄ってきてくれる。ネットに餌を詰めていると凝視される。しゃがんでつめているときに上に馬の頭があることに気づかず、1回頭突きしてしまった。ごめんよ。柵の外に出す馬もいるのだけど、私の言うことも聞いてくれて何も問題なく移動もできて、3日間何事もなく過ごせてよかったよー!みんないい子達でよかったよー!

2/1-3 Market weekend 

2/1 今日は久しぶりのクロワッサン仕込み。前回滞在時にペストリーを学びに来ていたガーディアと再会し、2人で作る。久しぶりって会える人がいるの嬉しいな。お互い夏ぶり、ノートを見返しながら、聞きながら、ドキドキ進める。いつでもなんでも聞いていいからね!と任せてくれるモニカ。なんでもトライさせてくれる。任せてくれる。彼女の器の大きさにありがとう。教えて、任せて、いつでも聞いて良いよ!とオープンでいられる、そんな人に私もなりたい。

冬の気温に合わせて、イースト2倍、仕込み水温度高く、バター準備を生地ミックスの前に。季節毎の違いを学べたの嬉しい。

私の方が回数多く作ったことがあったから、リードして進めていたけれど、言葉が拙く、十分に伝えきれないのが悔しい。お互いビジターだから、友達つくるの難しいよねとか会話をするのは楽しいのだけれど。詳しいtipsはモニカが説明してくれた。聞いて理解はできるけれど、自分では伝えられない。少しずつ、もっと増やしていきたい。使える英語。

モニカがランチに作ってくれた、ハチの巣ハチミツとブルーチーズ、ハチの巣ハチミツとクリームチーズを挟んで、バターで両面カリッと焼いたホットサンドが悪魔的美味しさでした。たっぷりバターじわじわのカリッとパンに、トロッとハチミツとチーズ…ご褒美パン。美味しかった。

2/2 ブレットday。サワードウブレッドを焼く日。モニカがパンをやる横で、わたしはもうひとバッチ、クロワッサンをつくる。夏と冬の作り方の違いをもう一度しっかり確認して進める。昨日いちどやったから体が思い出してきている。パン生地はやっぱりかわいくて、楽しいな〜

2/3ウィンターマーケットは夏よりも遅く10時から始まるので、6時に起きてクロワッサンも焼く。パンを全部車に詰め込んで街へ出発。おろし用のクロワッサンをおろして、マーケット解除へ。冬は小さなホールの室内で。久しぶりの接客にドキドキ。夜中しないできてしまったけれど前回の記憶があったからかすっと接客ができて自分でも嬉しかった。フリートークはまだ苦手だけれど、決まった流れはすっと出てこれるようになれてうれしいです。

マーケットではMonikaのパンを目指してくる人とMonikaに会いに来る人でお店がとっても賑やかで、またMonikaとお客さんの会話や表情を見ているととても元気になる。素敵です。

Monikaが持ってきてくれたビーンズと衣のお昼ご飯をお外で振って食べて戻ったら、前回滞在時に会った人が来ていてお話しできた覚えててくれて嬉しかった笑知っている人がいるって嬉しいね。

2人でへとへとになりながら買い物をして帰宅。夜ご飯はトロントで食べたベトナムの麺を再現したくて作らせてもらった。お米の面にたっぷりの野菜と、本当は豚肉だけどおうちにあった牛肉をフィッシュソースのタレと合わせて食べる。ちょっとタレが濃くなってしまったけれどおいしかった。最後まで食べ疲れないもう少し優しい味に作って十八番にしたいレシピ。

2024/1/19 Wwoof 失敗奮闘記おわり

19 昨日の夜、もう一度メールを読み返していて気づいた。私が事を荒げる一撃を入れているじゃないかと。ホストとの今までのすれ違いで生まれた感情が、私の捉え方にフィルターをかけて、怒りに変換してしまっていたなと。突っぱねていたのは私の方だと。これに関しては、誠心誠意謝らなければならないと。

そして今日の朝一に日本から電話で魔法の言葉をもらって、心を落ち着かせて。新たなすれ違いが生まれないように祈りながら、私なら向き合えるぞと前を向いて。

今まで、自分をこまいして、ぐっと力を入れて奮い立たせて物事に向き合うことが私の当たり前だったけれど…

今日の朝、”今日も雪降ってるけど大丈夫?行ける?”と友達に聞かれた時に、”それでも今日は行かなきゃ行けないの!”と素直に言えた事が嬉しかった。怖がるでもなく、自分を奮い立たせるでもなく、緊張は少しあるけれど、自分にやるべき事はわかっていて、私がその人と向き合うために行くのだと、フラットな気持ちでその一言を言えた。相手が呼んでるからでも、友達が車を出してくれるからでもなく、何に迫られるでもなく私が自分で今日、今行きたいと。こうして向き合える日が来るなんて思っていなかった。方法を知らなかったんだなあ…。

私の心が整うまで待てる場所を作ってくれて、自分の状況をメンタル的にもフィジカル的にも理解するのを手伝ってくれる人がいて、ただ話を聞いて優しく応援してくれる人がいて。周りの優しさに、ひとり朝ごはん食べながら涙が溢れました。

今までの私は自分が準備できる前に突撃していたのだと。One at a time、Take your timeこの数日間友達夫婦に何度もかけてもらった言葉。大切さが身に沁みるようにわかります。

家を出る時にまた雪が降ってきた。バス停まで歩いたら思ったよりも時間がかかってバス1つ逃した。でもあれま。しょうがないよね!と流せる私。

私に足りないところもあるけどさあ…でもさ…

と、自分の否を認めているようで、本当の意味で認めてなかったんだなと思いました。今日は認めて、全部私が決めた!私が選んだ!で全てを受け止められている。よし。

気温が桁違いなのもあるかもしれない笑。腹立っていた時-20度。今は-5度。まだ外で待てる気温だから。でも、ここで暮らす人にとっては、この中で生活をするのが当たり前。気温がどうとか言わずに毎日仕事や学校に行っているのです。生活するとはそうゆう事だ。

思い立ったら吉日!猪突猛進!パーソンが、時間をかける事を学びました。向き合う事を学びました。

(逃げようとする人を諦めないホストにもありがとうですね。ただでは離してくれないホストが怖かったけど、そうじゃなかったらなかったこの気づき。)

と向かったファームでは…はじめは落ち着いて話しができました。私がこう言ったのは、こう思っていたからでetcメールでのやりとりや、今までの生活の中でのすれ違いや思いをすり合わせていく。話を聞いて、聞いてもらっていい感じに進んでいるのではと思った。はじめは。

I already do my best と言っても、辞めさせてくれる感じではない…長く一緒にいたらぶつかる時期がくるよね。その時期なのよ。フィットしようと続けていればフィットしてくる。今は一時的にオーバーウェルミングだけど、そこを超えたら得られるものがある。今やめたら1番いい所を逃す。彼女の信条として、最後までやり切れたらもっと自分の事を認められる。だからこのプロジェクトを諦めない。この関係は大変でunwillingだけど、私は諦める選択肢をとらない。辞めるのじゃなくて、一時停止にしたら?また休みを挟んで話し合う?etc

前半は彼女の言っていることもわかる。後半は彼女が彼女自身を認めるために私は一緒に続け無ければいけないのか?と思ってしまった。一時停止にしても、戻ってくるか約束はできないし、いつ私が戻りたいと思うかわからない旨を伝えた。

その後は…あなたは英語を話さない、責任を背負っているようにプリテンドしているだけ、インターンも少しもやっていない。ホストが私を受け入れた事=大きな穴(損失)で、私はその穴を埋める必要がある。今離れると言う事は穴を埋めずに私たちに損失だけを与えていなくなるという事だ。etc

私が来たことが損失だと言われた事に、”その考えに同意できない。もしそう思っているなら私はここに居たくない。”と伝え荷物をまとめた。HostとWwooferは対等ではじまり、お互いにヘルプし合うのがWwoof なのではないのかと。ホストが与えてくれるものの方が目に見える価値だけど、Wwoofer も間違いなく価値がある。だからこそ成り立つwwoofというシステムだと思う。私がtoo much に感じていたのはここだ!と知れたのでした。損失を作ったんだから埋めなさいがベースにあるから、普段の関わりでのプレッシャーを感じていたのだと思う。英語が流暢じゃないのは申し訳ないけど、世界から人を受け入れる事に、私を受け入れる事に同意したなら、その違いを受け入れるという事じゃないのかしら…。

最後ファームを出る前に、どんなレビューを書いたのか聞かれた。これからもWwooferが来るような事を書いたのか、それとも悪く書いたのか。彼女が1番気にしている所はそこだ。荷物を取りに来る前に書けと言って、自分は書いていないand私の内容を自分が書く前に確認してくるのはフェアじゃない…と思いながら、最初は良くしてもらったし楽しんでいた。だからただ悪く書くつもりはない。とだけ伝えた。

最後は合わなかったけれど、良くしてもらったし、クリスマスまでの仕事は楽しんではいたので、今までありがとうは伝えて、家出少女のように大荷物を持って飛び出したのでした。雪道のスーツケース大変。思ったより荷物納めるの大変で、スピード重視でいろんなバックへ詰め込んだから荷物だらけで大変。友達旦那さんが近くまで迎えに来てくれて助かりました。

友達旦那さんに、終わってHappy?と聞かれて、終わった事はHappyだけど怒っていると伝えたら、should be と言われた。その一言に自分の怒りも素直に認められた。

帰ってきたら友達が沢山話を聞いてくれた。You did it by my self. I’m proud of you. You chose what you want. You follow your god. It was hard but good experience. This is a life. It’s also good experience for me. と。ありがとう。I’m proud of myself and I couldn’t do this without your help. 何から何まで本当に感謝だらけです。助けてくれる人、気にかけてくれる人、一緒に怒りを感じてくれる人が周りにいてくれる事に感謝です。終わってよかったよーーー。

2024/1/17 Wwoof 失敗奮闘記⑤

17 今日もゆったりさせてもらう。午後へ向けてのソワソワが止まらず、整理するために紙に書いたり、ソファーで外を眺めながら頭の中で会話を展開してみたり…していたら、ここの犬がずっと隣にいてくれた。途中で雪かきをしに行って、少しのいい運動。サラサラ雪だよ。楽しい。

犬と外を眺めていたら気づいたら午後。初めてゴミの収集車をみたのだけど、車の横にアームがついていて、各家庭の外に出してあるゴミ箱を掴んで荷台の上でひっくり返す式。車から人が出なくていいのとってもいい。

今日は雪がすごくていろんなところで車がスタックしていて、危ないからとホスト宅に行くのは中止。ホストから待っていたのに…と電話。雪で行けないと伝える。そして、電話で話すことに。

私はこう思っているよが上手く伝わらないなと…そして、ホストはどうしてそんな風にしか人を扱えないのと怒っている。私が何か伝えようとトライしているのが、言い返しているようになっていたみたいだ。そんな私を見かねて友達が授けてくれたI don’t mean to hurt your feeling. I really sorry you felt that way. が魔法の言葉だった。熱が冷めて、お互いごめんねで平和に電話が終われた。人が怒っている時にかけれる言葉や、人の主張を受け止める言葉を私は知らなかったのだなと…ヒシヒシ感じました。そんなシチュエーションin English 初めてだからしょうがないね。学び。

友達も英語は第二言語。わかるよと。でも学びよねって。私もそうだった、時間がかかるけど、きっと好きになれるよって。何かが好きだからカナダに帰ってきたんでしょう?って。一時帰国前のモヤモヤから知っていてくれている彼女に助けられている。

夜ご飯。友達家族が(主に娘ちゃんが)作ってくれた、自家製トマトソースで和えたショートパスタにチーズをのせて焼いたやつ。

会話が活発な友達家族。特に娘ちゃんの進路について。自分の意思があって、家族の中でこんなに議論できるのは素敵だなと思うのです。プラス家の中で一度離れて、顔を合わせる度hiって言ったりとか、家を出る時必ずI love you と言ったりとか、小さなコミュニケーションが沢山あって素敵です。

ここに来て気づいたのは、少し家の前で雪かきする時もjust be outside と声をかけてくれる。私に足りない小さな一言だなと。今後は真似して、やりたいなと。なんて言っていいかわからないからいいやじゃなくて、少しでも声を出す。友達家族の活発な会話からも盗ませてもらおう。言葉と文化。

2023/1/16 Wwoof 失敗奮闘記④

16 朝ゆっくり過ごさせてもらった。友人のbaking 手伝ったり…穏やかに過ごさせてもらった。どうもありがとう。

ホストへ送った今日の午後なら何時がいい?と聞いたメールに返信がなく、電話をして今日の午後取りに行きたいんだけどと伝えたらメールに書いたでしょうと、電話を切られてしまった。メールを読み返したら、”もし明日の午後がダメだったら、水曜日の午後ね”の、”もし明日の午後がダメだったら”を見逃していて、また彼らの言葉の受け取りをミスしていた。あぁ、さらに悪いシチュエーションを作ってしまったよ。そして、追加できたメールが今日は絶対に行かない方が良さそうだったので、明日へ延期。彼らの言葉を受け取って、私が返すたびに状況が悪くなるので、これ以上は何もしない事に。ただ明日の午後を待とう。

夜は友達ファミリーが好きだと言う炒麺。オイスターソースと醤油、出汁、みりんをミックスしたソースを野菜と麺に和えながら炒めたもの。焼きそばよりも、甘さがあり優しい味で美味しかった。

今日の夜から雪が降りはじめた。明日どうなるかしら…雪かきよろこんで手伝うよ!と言ったら、本当に?本当に?と何度も確認された。笑 雪国じゃないところから来たわたしにとっては、雪かきもアクティビティみたいなものです。

2024/1/15 Wwoof失敗奮闘記③

15 早朝に目が覚める。眠る事ができただけよしとしよう。早く荷物を取りに行きたい。それだけだ。寒くて布団から出られない。布団の中で、気持ちを落ち着かせ、振り返りをしながら時を待つ。

せっかくダウンタウンが近いからと、ダウンタウンで人気と教えてもらった朝ごはんへ。Hello tost。お昼にファームに着くようにと席について気づいた、ホストからのメール。今日は出かけるから、明日にしてと。すぐにファームから離れられないことにヘコみながら、今日ピックアップしてくれる予定だった友達に連絡しプラン変更。そして、朝ごはんはせっかくなので美味しく頂く。

today’s menuのthe bird nests とホットチョコレート。スピナッチ、目玉、ベーコン、チーズがトーストの上にのっている。ナイフで切って全部いっぺんに口に頬張る。うまぁ。サイドにカレーのようなスパイス効いたポテトと、半分にカットされ重ねられたトーストもう一枚。ポテトはカリッホクッ。トーストはテーブルにあったピーナッツバターとジェリーを塗って。ナッツの香りとクリーミーさとジェリーの甘さ、いつのまにかハマっていた定番サンド。お腹いっぱいになった。

その後ホテルから移動しようとしていたら、違う友達が連絡くれて、ホテルまで来てくれて、送ってもらいながら話を聞いてくれた。友達に直接会って話せたこと、知っている人がいる場所に移れた事で少し安心。少し話して、寝落ちていた。その間に違う国で頑張る友達からのメッセージで、一回時間置くのも大事だと少し落ち着いた。

夜ご飯、チキンポットパイの手伝い。友達ファミリーと留学生とのUNO。友達夫婦にホストとのメールのやりとりを見てもらい、私の認識が偏った物じゃないか確認してもらいながら、やりとりを進める。

2024/1/14 週末ケロウナひとり旅3日目。(wwoof失敗、奮闘記録)

14 朝ゆっくりと部屋で過ごす。ベッドでゴロゴロしていたら陽が差してきてポカポカ。今日の気温はマイナス14度。このくらいの気温だと外で太陽浴びた時に太陽の暖かさを感じられる。

お昼にホテルを出てEbusで帰路につく。バスが街を出た頃、ホストからのメールに気づく。

“理解はできるよ。(遊びと仕事を混同していたとか他もいろいろ書かれていたけれど…)私のプランチェンジの要求を受けるには一回今のwwoofを終わらせて、再申請が必要。Wwoof 上で今のWwoof 期間は終わらせるからレビューを書いて。私たちにはもう少しフィギュアアウトの時間が必要。レビューを書いて、どうするか決めるまでは帰ってこないで。レビューのフォームは明日届くから。”と。

急遽ファームへ帰れなくなった。荷物置いてあるのに…荷物だけ取りに行くから!と言えばよかったと思うけれど、ここで言えないのが、そのまま飲み込んでしまうのが私の傾向。主張していきたい、飲み込むでなくお互いの折り合い点を見つけたい今年の目標。

ここでファームをすぐ離れる事を決意。合わなさを感じながら、なんとかフィギュアアウトできるのではと思っていたけれど、もう離れたい!となった。年末から出ようか迷っていて、もっとはやく旅行前に決断して荷物まとめて出ることもできたと思うけれど、決めきれなかった結果です。家なき子になりました。バスの中で違う国で頑張る友達に話を聞いてもらいながら、この経験は笑い話にしようと。

今日はバスを降りるモールから近い、カムルプス高台のホテルで宿泊。見晴らしがよくてキレイだ。スーパーで買ったサーモンクリームチーズロールと手持ちのフリーズドライ味噌汁で夜ごはんを簡単に済ませる。夜になると、自分の荷物がある場所に帰れない恐怖感が出てきた。ビザやパスポート大事なものは手元にあるけれど…でも怖い。はやく荷物だけ取りに行って、離れたい。同じ街に住む友達が電話をしてくれた。とりあえず今日は休もう。ホテルの部屋が寒くて、布団にくるまりながら、YouTubeで気を紛らわせながら、寝る時間を待った。明日無事に荷物取って離れられますように。

2023/07/24 wwoof滞在やってみて。と、めげそうな時に本の旅。

Wwoofの前の場所から次の場所までの間のバンクーバー滞在、最終日。VISA手続き、携帯契約…もろもろできてよかった。

ドリアンパンの学校で知った、私の今の滞在の仕方、Wwoof。ドリアンの繋がりで京都弥栄窯の太田さんにヨーロッパ巡りのお話を聞いた時にWwoof とWorkaway を使っていたよと教えて頂いた。

ヨーロッパではこのシステムを使おう。と思っていたら、VISAもろもろの都合でカナダでやってみることに。この仕組みを知っていたから選べた、カナダ国内でVISAを待つという選択肢。繋がらないようで、繋がるいろんな事。

そしてやってみて思った事。太田さんは、1年弱70万で余ったよと言っていたけれど…とっても上手にまわられていたのだなという印象。太田さんはWwoof 場所の移動について、滞在していた場所と次の場所が同じファーマーズマーケットに出してるから、そこで落ち合って乗せてもらったり、送ってくれたりしたと言っていた。日付け間隔あけず、近くのところから順に回っていたのだろう。事前計画してなかったよと言っていたから、その場所に到着してから次を決めていたのだろう。

私の場合、VISA手続きで間で間でバンクーバーに戻っているのと、最初距離感見ずにアプライしていたり、期間が空いたりしてるから…移動費はそこまでだけれど、wwoof滞在と滞在の間が空いた時の滞在費がかさむ。間のホステルとかB&Bも楽しんで学ぶのが1番だけど、正直今のわたしにはその余裕がない。

今回は生活費の節約も兼ねたWwoof なので、お金の話になってしまうけれど、、1箇所1ヶ月以上の滞在で、辿り着いてから移動の事も考えて次の場所を決めるがお金の節約にはなるかもしれない。場所の空きがあれば延長もさせてくれる。 1箇所にずっといるなら本当にお金はいらない。ただ人気の場所は何ヶ月前から埋まっているところもあるから、絶対に行きたいところだけ押さえて、それに場所と期間を合わせるのが良さそう。

滞在先のシステム、コミュニティか家族かでも出会いが、経験が変わる。コミュニティファームは他のWwoofer もいて世界に友達が増える。シェアハウスに住んでいるような、そんな滞在の楽しみ方がある。仕事が生活のメインで進んでいく。仕事、自分の時間が家族よりもわかりやすい。そのコミュニティの中で生活できるから、外へは意識しないとでない。生活を作り上げるを知る。

家族はもっと現地のローカルな生活に入っていける感じ。その土地の生活を知る。家族にもよると思うけれど、その街で生活できる。仕事というより生活。コミュニティよりもフレキシブルな印象。

これはもちろんなのだけれど、ホストのプロパティと季節によって、やれる事が違うからそこをもっとみて決めたいな、次は。の気持ち。ヨーロッパの練習になったかしら。

明日から新しい場所へ。Kamloops. 今度は島じゃない、陸続き。砂漠地帯、暑いところ。サワードウをファーマーズマーケットに出しているという女性のところ。今までは島という環境で選んでいたけれど、今回はパンで選んだ。ドキドキ。

楽しみだけど、緊張する。英語をもっと使いたい、話すぞ!と思うけれど、まだまだ足りない現実にめげそうになる。

自分の成長を、変化を自分で感じるって難しいよね。やってるけど、やってるけど…これでいいの?わからない。って、そんな夜。自分に優しい言葉がかけられない時、自分で気持ちの切り替えができない時、私は本の旅に出る。今わたしが求めている言葉を探す旅。本のパワー、ありがとう。Kindleさまさま。

“泣きたい夜の甘味処” それぞれに頑張る人と、優しい言葉と、美味しい物の力に癒される。読みながら号泣した。こんな優しい世界があるのだなあと、ああこんな心を溶かす美味しい物が作れたらなあとカチコチだった心溶かされた夜。

またきっと楽しめる。そしてもっと話すぞー!少しずつ少しずつ

2023/07/1-2 Canada day weekend. 


パンケーキ朝ごはんをみんなで食べて、少し草むしり。11時からのパレードにみんなでお出かけ。車で街中へ行くと沢山の人。ファミリーの知り合いみんなに声をかけられ、紹介してもらう。他のおうちもWwoofer 受け入れしてるわよと。この島で盛んみたいだ。

バルーンをつけた車や消防、救急車がパレード。キャンディーを窓から投げる。

帰ってからお昼ごはんを食べて、草むしり。夜ご飯はバイソンの肉のチリと今日庭で取れたじゃがいも。

次の日は午前中に古いテーブルを拭き上げてオイルを塗る。お昼ごはんを食べて、公園へ。

マッドボックスと呼ばれる泥道を車で走るタイムレース。途中で動けなくなったら、車は重機に潰されて運ばれてしまう。激しいイベント。

現地に着くと、大勢の人。1人5ドルを支払い手にスタンプを押してもらう。これが賞金になるらしい。ブンブンふかして泥をはねながら走る車に沸く歓声。この街の一大イベント。

終了後に公園内の屋台へ。バーガー、ケバブ、ジェラート、レモネード…それぞれ長い列を作って大賑わい。ここでもファミリーの知り合いと、違うお家のWwooferに挨拶。沢山の人に会いすぎて覚えられない名前…

帰ってからは夜お呼ばれしてる、お庭焚火ごはんの準備。カリフラワーとポテト、ガーリックスケープをバターと塩胡椒とホイルに包む。ling cod のホイル焼きも準備。

車でご近所さんへ。海辺の高台にあるお家は眺めがきれい。そのお庭でみんなで持ち寄りごはん会。焚火ホットドッグ、グリーンサラダ、お肉の煮込み、チップスが並ぶ。焚火を囲んでごはん。こうゆう会がよくあるのだとか。ご近所付き合いが盛んな街です。

バンクーバーや、街出身で、田舎の方が好きだから、自分で家を建てたり畑をしたいから、サーフィンやスキューバダイビングが好きだからとここに移住した人が多い印象。

沢山の人に会ったスペシャルな週末。