ブラジリアからマイアミ
マイアミからアトランタ経由にカルガリー
カルガリーからイエローナイフ
3日かけ、飛行機を4本乗り継ぎ、南米からほぼ北米縦断。とんでもない旅程だなと今は思う。計画中はワクワクが勝ちだった。
1日の大半を飛行機と空港の中で過ごしながら、その土地の雰囲気を楽しむ。
マイアミでは入国して、マイアミビーチの方で1泊。Trader Joe’sと、マイアミビーチの朝日に行けた。アメリカの冷凍食品ごはん、大きなカップアイスと、カラフルなお菓子(好きなSkittles)でジャンキーな夜。
マイアミからアトランタ経由
デルタ航空で久しぶりの日本語が選択できる映画に出会った!南米ではスペイン語、ポルトガル語、英語の3択だったから。ブラジリアでの人生相談でご家族さんからおすすめされたキューティブロンドをみる。やる前から諦めない。やってみる。自分を信じる。そんな前向きなメッセージの映画。実際はそんないいタイミングで、背中を押してくれる人が現れたりはしないだろうと、そんないい機会は巡ってこないだろうと現実と分けて考えるけれど(すぐ影響されるからある程度の冷静な線引きが私には必要)、理由はどうあれ迷いなく飛び込める思い込み、意志と飛び込んだ今までと全く異なる環境で自分らしくいられる強さを感じた。環境を変えるが1番の変化への道。どっかでこんな言葉を聞いたことがあるし、自分1人で変化する事は難しいと体感している。飛び込んだらそこで精一杯やるのみ。日本を出た時点で違う環境に片足踏み込んだ気持ちだったけれど、まだ旅の途中。本当の飛び込みはこれから。思いっきり飛び込んでみよう。自分と戦ってみよう。
アトランタでの5時間は、怒涛に遊んでもらったブラジリアの整理時間。朝から夜までとことん付き合ってもらって、帰ったら寝落ちる数日だったから笑。(ピレノポリス、ブラジリアの日記参照。)ありがたい。今度は私たちの場所を見つけて遊びに行くからね!と言ってくれた。どこにいても大歓迎で待ってます。
アトランタからカルガリー間
友達とKindleの本を交換して読んだ。
私が渡したのは”わたしたちが27歳だったころ”
さまざまなな女性の27歳の時の話が語られている、雑誌withの特集がまとめられた本。今有名で、キラキラみえる大人たちが私たち世代の時にどんな事を考え感じていたか、決断をしたか知ることができる。それは多種多様で、今の焦りとか不安とかを少し軽くしてくれる。
友達が貸してくれたのは”語学の天才まで一億光年”
沢山の言語を学び、探検隊として世界中をまわり様々な人と交流をしてきた高野秀行さんの本。読みたかったけど、読めていなかったやつ。
途中で眠気に襲われ寝てしまったので、まだ途中だけど…(北米大陸の東海岸から西海岸側に移動したので3時間プラス。1日27時間の日。再びのタイムトラベルに身体が少し混乱中。頑張れー!体内時計!)
アフリカを探検していた時の高野さんのベースにはフランス語があって、それにプラスαで民族の言葉を学び、使っていた。それは、コミュニケーションの言葉と仲良くなるための言葉とで役割が違うと。その感覚、わかる気がする…
私にとってのコミュニケーションは日本語と英語(コミュニケーションに十分じゃないから強化したい)、他の言語はそれを主で話す人達ともっと仲良くなりたいから、知りたいから。そんな感覚。
そして言語全てが完璧でなくてよいと、ちゃんぽんでもよいのだと、心を軽くしてくれる。そして言語を実践の中で学ぶ方法を知ることができる。
カルガリーに到着。いよいよカナダ入国。
本当はこの日までにワーキングホリデービザがとれているプランだった。私の頭の中での計画では。しかし、なかなか当たらない抽選。回ってこない私の番!!先にこの旅を計画していたので、観光で入国に変更。(観光ならビザは必要なくてeTAという認証だけ)
そして、ここからがチャレンジ。日本人はビザなしでカナダに最長6ヶ月滞在できる。ビザが取れるまで、観光期間いっぱいの滞在を予定。ビザ申請の準備と、帰国のチケットを持たずに観光で入国するのは難しいので対策をしてきた。
案の定、入国審査で2つのカウンターに回されて”友達2人は滞在短いのに、どうして1人だけこんなに長いんだ”質問責め。事前に準備した6ヶ月目でアメリカに出国する航空チケットの予約表と英語の残高明細表で出国意志と帰国できる資金証明。そして、”1人で旅するの””まだビザが降りなかったたら旅する事に決めたの””島を回ってwwoofを使ってファームステイするの”(この時受け入れ先が一件okだしてくれていて助かった)とドキドキしながら伝える。イミグレのお兄さんはwwoofとは何かまで調べていた。
なんとか2つの関門をクリアして入国!ひー、ドキドキした。長い待ち時間と尋問に付き合ってくれた2人ありがとうね。
この夜は空港内ホテルに宿泊。飛行機遅延とイミグレで遅い時間になってしまったのが残念だけど、ポイントを使ってちょっと豪華なホテルステイ。飛行機を見下ろすラウンジでデザートとスナックを楽しむ。置いてあった望遠鏡で必死になって月を探すあたり私たちらしい。笑
朝ごはんを食べ、フライトの準備をする。
空港内に滞在しているし、国内線だから余裕があるのが嬉しい。移動の多い旅は、特に時差変更のある旅は時間に余裕を持たせるのが大切だと学んだ。
これから、イエローナイフへ向かう。夏日から真冬の中へ。身体がついてこれるかしら…でも楽しみ。オーロラ見えますように。
今回の旅
神奈川→大分→大阪→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→カナダ