2023/07/24 wwoof滞在やってみて。と、めげそうな時に本の旅。

Wwoofの前の場所から次の場所までの間のバンクーバー滞在、最終日。VISA手続き、携帯契約…もろもろできてよかった。

ドリアンパンの学校で知った、私の今の滞在の仕方、Wwoof。ドリアンの繋がりで京都弥栄窯の太田さんにヨーロッパ巡りのお話を聞いた時にWwoof とWorkaway を使っていたよと教えて頂いた。

ヨーロッパではこのシステムを使おう。と思っていたら、VISAもろもろの都合でカナダでやってみることに。この仕組みを知っていたから選べた、カナダ国内でVISAを待つという選択肢。繋がらないようで、繋がるいろんな事。

そしてやってみて思った事。太田さんは、1年弱70万で余ったよと言っていたけれど…とっても上手にまわられていたのだなという印象。太田さんはWwoof 場所の移動について、滞在していた場所と次の場所が同じファーマーズマーケットに出してるから、そこで落ち合って乗せてもらったり、送ってくれたりしたと言っていた。日付け間隔あけず、近くのところから順に回っていたのだろう。事前計画してなかったよと言っていたから、その場所に到着してから次を決めていたのだろう。

私の場合、VISA手続きで間で間でバンクーバーに戻っているのと、最初距離感見ずにアプライしていたり、期間が空いたりしてるから…移動費はそこまでだけれど、wwoof滞在と滞在の間が空いた時の滞在費がかさむ。間のホステルとかB&Bも楽しんで学ぶのが1番だけど、正直今のわたしにはその余裕がない。

今回は生活費の節約も兼ねたWwoof なので、お金の話になってしまうけれど、、1箇所1ヶ月以上の滞在で、辿り着いてから移動の事も考えて次の場所を決めるがお金の節約にはなるかもしれない。場所の空きがあれば延長もさせてくれる。 1箇所にずっといるなら本当にお金はいらない。ただ人気の場所は何ヶ月前から埋まっているところもあるから、絶対に行きたいところだけ押さえて、それに場所と期間を合わせるのが良さそう。

滞在先のシステム、コミュニティか家族かでも出会いが、経験が変わる。コミュニティファームは他のWwoofer もいて世界に友達が増える。シェアハウスに住んでいるような、そんな滞在の楽しみ方がある。仕事が生活のメインで進んでいく。仕事、自分の時間が家族よりもわかりやすい。そのコミュニティの中で生活できるから、外へは意識しないとでない。生活を作り上げるを知る。

家族はもっと現地のローカルな生活に入っていける感じ。その土地の生活を知る。家族にもよると思うけれど、その街で生活できる。仕事というより生活。コミュニティよりもフレキシブルな印象。

これはもちろんなのだけれど、ホストのプロパティと季節によって、やれる事が違うからそこをもっとみて決めたいな、次は。の気持ち。ヨーロッパの練習になったかしら。

明日から新しい場所へ。Kamloops. 今度は島じゃない、陸続き。砂漠地帯、暑いところ。サワードウをファーマーズマーケットに出しているという女性のところ。今までは島という環境で選んでいたけれど、今回はパンで選んだ。ドキドキ。

楽しみだけど、緊張する。英語をもっと使いたい、話すぞ!と思うけれど、まだまだ足りない現実にめげそうになる。

自分の成長を、変化を自分で感じるって難しいよね。やってるけど、やってるけど…これでいいの?わからない。って、そんな夜。自分に優しい言葉がかけられない時、自分で気持ちの切り替えができない時、私は本の旅に出る。今わたしが求めている言葉を探す旅。本のパワー、ありがとう。Kindleさまさま。

“泣きたい夜の甘味処” それぞれに頑張る人と、優しい言葉と、美味しい物の力に癒される。読みながら号泣した。こんな優しい世界があるのだなあと、ああこんな心を溶かす美味しい物が作れたらなあとカチコチだった心溶かされた夜。

またきっと楽しめる。そしてもっと話すぞー!少しずつ少しずつ

バンクーバー滞在記②2日目のバインミー

いろんな手続きのドキドキと、少しのお金の心配とで、食べたいものがない…スーパーで買ったバナナと持ってきたもので過ごしていたけれど

携帯契約の帰り、ふらりと途中下車。Google mapで気になった。バインミーのお店に寄ってみる。数人のお客さんが途切れなく出入りする活気のあるそのお店。レモングラスポークのバインミーを頼む。

30cmはあるのでは?という長いバゲットに、中華ハム、レモングラスポーク、にんじんラペ、きゅうり、パクチー、ハラペーニョ。辛いの得意じゃなくて、辛さで味が感じられなくなるからハラペーニョは抜いた。

パリパリのバゲットにかじりつく。パリッとしたクラストに、歯切れのよい軽い生地。中華ハムの香りが広がる。フレッシュ野菜のシャキシャキ、パンのパリッと食感が楽しい。

けれど私は発見した。2日目のバインミーが美味しい事を。大きいからと半分、次の日に残しておいたバインミー。次の日の朝に食べたら、パリパリシャキシャキの食感はないけれど、強かった中華ハムの香りは控えめになり、野菜とお肉全体がしっとりとして、香りが、味が、馴染んだのか…一体感。パンの存在感もパリパリがなくなり(でもベシャっとなっているわけではない。)、調和して美味しい。いろんな味が、食感が楽しめた昨日。今日はひとつの物として楽しめる。美味しかった、好きだ。

全体が馴染んで完成された味。美味しい。サンドイッチの具、混ぜて1晩置いてから挟んでみようかな。パンに挟んで少し置いてみようかな。そんなワクワクに出会えた日。

次の日、前を通ったら沢山の人が待っている姿が!人気店だったみたいです。それは美味しいや。

バンクーバー滞在記①VISA切り替えとその他もろもろ。

今回は次のWwoof場所との間でVISA切り替え、SINと携帯番号ゲットのためのバンクーバー滞在。

エアビー滞在5日間。

一般家庭の地下を4部屋泊まれるようにしている。お部屋にはベッド、デスク、ハンガー付きのラック、シンク付きのカウンター。共有のバスルームと、広間に電子レンジ、冷蔵庫、トースター、電気ポット、冷蔵庫。外に洗濯乾燥機。ティッシュとシャンプー類が備え付けなのが嬉しい。大きなボトルでボディークリームまで置いてあるのも嬉しい。キッチンがないので最低限の生活の場という感じだけれど、これがあれば大きく困る事はないかの参考に。

近くの公園の朝の散歩を日課に、何も決まりのない日々のリズムを作る。

バンクーバー着いた次の日に、VISA切り替えのために国境へ。ポイントロバーツという、バンクーバーの南、デルタ下、最南端がアメリカになっているところ。バンクーバーからバスで1時間半ほど。

カナダのVISAは国外からの入国時に発行されるため、入国許可証をもって再入国が必要なのです。アメリカに出て、戻って来れなくなったら、入国拒否されたらどうしよう…と、できるだけの書類を事前に準備してドキドキしながら向かう。

国境に着いた時、アメリカに入らなければいけないのに間違えてカナダオフィスへ行ってしまった。あっち行って戻ってきてと言われアメリカ側へ向かうと、歩いてきた私を中から見たお兄さんがオフィスから出てきてフラッグポール?(今回の国境をUターンするVISAの取り方)もう戻っていいよ!と。結局入国せずに、カナダオフィスの入国側へ戻る。カナダ側で入国の手続きをしてもらい、オフィス内へ戻ると、さっき来ているからトントンと進めてくれる。パスポートと入国の紙と許可証だけ渡してまっていたら、VISA発行してもらえた。想像していたよりスムーズで一安心。

そのままダウンタウンに戻って、SINの申請。カナダで働くために必要な個人番号。説明用紙の長い英文は読めなかったけれど、なんとか終了。紙もらったから確認せねば。

仕事のアプライ、家の申し込みに必要になるので次の日に携帯のSIMの契約へ。

全て落ち着き、一安心。まだ働き先とか家とかこれからだけど、ひとまず居る権利を確保。

2023/07/19 Thank you Haida Gwaii.

最後の日、荷物をまとめて船着場のバスまで送ってもらう。3週間弱は過ぎるのがはやい!朝から部屋の掃除をして荷詰めの最終確認。

旅に必要な分持っていきなー!と作ったペストとガーリックスケープのピクルス、ホストが昨年釣ったというサーモンの瓶詰めをもらう。荷物がパンパンすぎて、ひとつずつ。嬉しい。

ランチバックも作っていいからね!と、サワードウブレッド、チーズ、ドライフルーツ、ナッツををジップパックに詰めさせてもらう。ありがたい。

そんなことをしていたら…キッズがママとなにやら内緒話。これプレゼント!とお手紙と、お庭のお花を乾燥させてつくったHaida Gwaii Teaをくれた。嬉しい。

送ってもらう道中でも、最後に島のいろんなところを見せてくれようとしてくれた。ここの水を飲むとまたHaida Gwaii に帰って来れるというSt marry spring. 海岸の不思議な大きな石Balance rock. ハイダグワイのカルチャーを知れるHaida Gwaii museum. 

最後にチェリー買ってきたから食べる?って、海沿いで手と口まわりを真っ赤にしながら食べるちびっこ達と大きなアメリカンチェリーをたんまり食べさせてもらう。

今までも沢山人を受け入れてきて、これからも夏の間予約いっぱいだというWwoof のお家。このおもてなしというか、welcomeとgiveの気持ちが本当に素敵で、嬉しくて、ああ私もこうありたいと思ったのでした。今はいろんなところでお世話になってばかりで、私から返せる、give できるものはあまりないのだけれど、食も人も沢山学んで返していきたい。

そして、ここにフルーツを植えて…この壁に楽器の棚を作って…これもあれもやりたいの!長い夢だけど。と、楽しそうに話すホストたち。Follow your heart.  そんなマインドも忘れずにいたいなと思ったのでした。

最後に”Cozyを考える。”

ここでの生活で私のCozyを作ってくれたものはなんだろう…から、私がCozyを作れるようになろう!の振り返りコーナー。(毎回やっていきたい所存。)

今回は家族に混ざらせてもらった回。前回のいろんな人が集まって暮らすコミュニティとはまた違った経験。

受け入れてくれる家族と、広がるまわりの人との繋がり。
家族の1人のように過ごさせてくれる。ファミリーのおうちだけど、いつメインホームへ行ってもよいし、自分のお腹が空いたときに食べてよい、キッズたちも最初からあたりまえのように受け入れて話しかけてくれた。ご近所さんとの集まり、友達との集まりにも、家族のお出かけにも行く?と声をかけて連れて行ってくれる。ご近所さんも受け入れてくれる。ご近所さんとの交流が多くて、家族とだけじゃない関わりもできた。他のWwoofer と話せたり、街中で手をふれる、挨拶できる、また会ったね!と話せる知り合いができた。旅人なのに住んでいるように過ごせる環境。

お庭のお気に入りスポット、私の場所と時間。
お庭の広場、ハンモック、ポーチにあるベンチでリラックスできた。おやすみの時に、仕事終わりに完全にひとりの時間と自分の小屋もあった。

一緒に食べる、作るご飯。
一緒にキッチンに立って、お互いの文化や料理パンお菓子の作り方の話ができる。新しい味を知れる。ほとんど毎食一緒に食べる。ごはんだよー!で集まって、食卓をかこんでいただきます、ごちそうさま。誰かと食べるごはんがやっぱり好きなんだ。

Giveの気持ち。外を見せてくれよう、この場所を教えてくれようとする気持ち。
Wwoofer 用のお部屋にそろうHaida Gwaii のパンフレットと関連する本たち。やりたい事ある?次の休みココ連れて行ってあげるよ!自転車貸してあげるよ!知らない街で、車もなく自分で動ける範囲に制限がある中で、外に出る手段をくれた。これも食べていいからね、持っていっていいからねといろいろくれる気持ちが嬉しい。

2023/07/18

最後の仕事する朝。雨模様。小雨だから、草むしり。手をつけたパッチだけ終わらせたい!と雨が強くなるまでに、なんとか終了!ウィルベアー山盛りいっぱいの草たち。やったった感。

朝ごはんにベーグルとヨーグルト。ピーナッツバターとジャム、ヤギチーズを少しずつ組み合わせを変えて付けながら食べる。自分のプレートの上でいろんな味を、組み合わせを楽しめるごはん好き。ワクワク楽しい。

今日は雨だから、中仕事。窓周りを拭き上げてオイルを塗布。グリーンハウスのトマトの剪定と、野菜の根元にコンポストと卵の殻の砕いたやつ(カルシウム、ミネラル)をまいていく。

午前中で仕事終わらせ、着替えて明日の出発のために洗濯開始。

昼ごはんは昨日の鹿肉の骨を低温調理のポットに入れて一晩煮たボーンスープに、トマトペーストと昨日の残りの鹿肉と野菜達を入れてコトコトしたスープにベーグル。全部使いたいのと言うホスト。骨までしっかり使う。美味しかった。

午後はちびっこダンスパーティー。先日のご近所さんの誕生日会が夜で参加できなくてガッカリしていたキッズのために開催。お庭で音楽流して、踊ったり、食べたり、飲んだり、遊んだり。庭でラズベリーやエディブルフラワー、ピー、レッドカラントをもぎもぎ。スナックに。

ご近所さん達にも旅楽しんで!気をつけて!と言ってもらってNice to see you. と言い合えるの嬉しい。ここではご近所付き合いがみれた、街の繋がりをみれたのが嬉しかったな。

最後の夜はホストリクエストの寿司。好きなの!と私の滞在中、週1で寿司。今回は普通の手巻きと、酢〆して押し寿司作ってみた。楽しんでくれてよかった。

ホストから旅のお供にカンニングされたペスト、ピクルス、サーモンをもらう。明日はランチに食べ物パッキングしていっていいからねと。嬉しい。助かる。VISAの書類の印刷もさせてもらって、他に何かある?必要なことあったら言ってねと。旅人だったからか、沢山人を受け入れているからか、ホストは慣れたもの。助かります。

移動に、VISAの切り替え準備にドキドキしながらパッキング。やっぱりパンパン。バックパックは今回も閉まり切っていないのを、カバーで隠す。いよいよ明日ここを離れる。3週間は早いなあ。短かった。

2023/07/17

今日も草むしりから。棘がないだけで進むスピードが違う。すいすい進む。

朝ごはんにオートミールポリッジ。今日はミルク、シナモン、パンプキンシード、サンフラワーシード、少しの砂糖。ついつい、私が食べる前にいただきますをやってしまっているのが見つかってから、家族みんな揃っていただきますをする。

朝食後からバタバタ。昨日成形したサワードウをオーブンにいれる。その間にガーリックスケープがまだ残っていたから採ってきて!と採りにいく。またペストかな?と思っていたら、カンニングがやりたいと言ったら、ピクルスにしてカンニングを見せてくれた。

洗ったビンにレモンのスライス、ピクルススパイスミックス、カットしたガーリックスケープを入れる。ビネガーとターメリックを一回煮立たせたものを注ぐ。煮沸した蓋をのせて、リングで閉める。大きな鍋に並べていれて、全て浸かる量の水を入れて沸騰させる。沸騰してから10分そのまま。10分後取り出して、冷めた時に蓋の中心がへこんでいたら成功。開けなければ18ヶ月もつのだそう。

それと並行して、サワードウが焼き上がり、ベーグルの成形へ。前回の16個は1日でなくなったから、倍量の32個作る。ホストの復習も兼ねて一緒に形作っていく。時々キッズも手伝ってくれる。

成形して8個ごとにボイルしてオーブンに入れていく。鉄板が2枚しかないから2回転。今回は最初の温度が少し低かったのか、1回目の焼きが中が少しウェットな感じ。オーブンのくせ難しい。

ベーグル、サワードウ、ピクルスを並べて置いたらお店みたいだねと写真撮影。ホストはいつかファームスタンドがやりたいのだそう。私もやりたい。10ドルボックスとかセット売りにするのとホスト。良いアイディア。

こんな事やっていたら1時すぎ。昼ごはんは簡単に冷蔵庫の残り物たち。パスタ、ペスト、ガーリックスケープのオーブン焼き、カレー、サラダ。

お昼ごはんを食べながらホストとおしゃべり。20代の頃、留学や旅をしていたというホスト。私の歳、29歳の時は何をしていた?と聞いてみた。

1クラスしかない小さな街の学校の先生をやめて、ブリティッシュコロンビア州を車で回っていたそう。小さな街を巡って住みたい街を探していたとか。25日間かけて北からバンクーバーへボートで旅する川下りにも参加したよ!の話から、その動画をキッズ達と見ることに。川下りをみていると、into the wild を思い出す。25日間、自然やチームワーク、リーダーシップを学びながらボートとテント生活。すごい。ホストの昔話を聞けて、観れて良い時間だった。

ビデオついでに、喜界島と北海道のふらのをYouTube動画で紹介。ちゃっかりしっかり宣伝。笑

夜ごはんまでは、ちびっこと日本語の文字を教える会。ひらがなとカタカナを。こうやって世界中から人がきて、その文化をその国の人から直接知れる機会がいっぱいあるキッズ達が羨ましい。

夜ごはんは、パパさんが獲ったという低温調理した鹿とグレイビーソース、ライス、サラダ。キュッとしまった赤身の肉がさっぱり美味しい。鹿肉のスパイスとグレイビーの塩っけでごはんが進む。今日のサラダは、アーティチョークのオイル漬けと昨年のドライトマトを刻んでちらし、やぎチーズと合わせたもの。美味しかった…

お腹いっぱいでごちそうさまでした。就寝。

2023/07/16

おやすみ2日目。嬉しいなあ。ゆっくりゆっくり過ごす。貯めていた英語日記を書き、ホストから借りている本を読む。英語だからなかなか進まない。

お腹が空いてメインハウスへ行くとオートミールポリッジが作ってあって好きにとって食べてねと。ミルク、ラズベリー、サンフラワーシード、パンプキンシードをかけて。少し砂糖を入れるのが好き。

今日は午後からお誕生日ボーイのお祝いお出かけと、夕方にご近所さんパーティー予定。サワードウブレッドの成形と、ベーグルを習いたいとの事で、時間を調整。1時にまた戻ってくるねと小屋に戻る。(時間調整して自分の時間つくれた!)

小屋に戻って、本の続き。ひとりだとやっぱり外にでない事が多い。お天気が良くない日は肌寒い。布団に入って本を読む。この時期でも10-12度の時もあるから毛布も使っている。ヌクヌクしながら、ゆったり。英語を調べたくなるけれど、そのまま読み流す、進む練習もかねる。

Chagaというキノコの本。身体にいいのよといつもChaga teaが作り置きしてある。黒いキノコをいれて、沸騰手前のお湯に漬けておく。スパイスと合わせてチャイみたい。美味しい。癌のリスクを減らしたり効果がすごいらしい。他の使い方紹介で、ドラムにするとかユニークなところもなんだかいい。

1時からは大忙し。サワードウの成形をホストと一緒にしながら、ベーグルの生地を作りながら、ホストとお昼ごはんの準備。

お昼ごはんは昨日の寿司の残りの魚をシマーツナ(表面だけ焼いてソースを絡めたまぐろ)と焼いたサーモンにして、ガーリックスケープのペストとパスタ。ツナが美味しいのなんのって。焼き目の香ばしさと、醤油とブラウンシュガーの甘めタレ、中の柔らかい身と油が合わさって沁みるおいしさ。今回のガーリックスケープペストも美味しいじゃない!ベーシックなナッツ、オイル、チーズ、ガーリックスケープに加えてオレガノとレモンの香りの葉っぱをモリモリ入れる。ハーブが入って香り豊かに。美味しいの…パスタにいれて追いチーズをしたら止まらぬ美味しさ。後もう少し、もう少しとチビチビ食べ続けていた。

午後は家族とお出かけ。誕生日記念のガンクラブ。ローカルカナディアンな過ごし方でしょう?とホスト。銃も的も持ち込み式。風船にチョークの粉を入れて膨らませたものをセットする。

初めての銃にビビりまくり、射撃場の1番後ろに下がり見守る。狩猟をするファミリーにとっては練習でもあり、銃が身近なものなのだろう。ちびっこはパパと一緒に打って楽しんでいる。私も少し打たせてもらったけど、難しいね。これは軽いやつだけど…と狩猟用銃も持たせてもらったけれど、それも重かった。森の中これもってるのすごい。

夜は昼の残りのサーモンにディルのヨーグルトソース、サラダ、ペストパスタ。サーモンとディルの組み合わせ、好き。

ちびっこの寝かしつけをパパさんにお願いし、ママさんと私でご近所さんの誕生日パーティーへ。お庭のお花でブーケを作り持っていく。

海沿いのおうちで、岸で焚火をしながら、持ち寄りごはんのテーブルを囲む。いつものご近所さんとは違う顔ぶれ。同世代くらいの人が多い。知らない場所で、今は少し知った顔があるのが嬉しい。そして、はじめましての人と挨拶を頑張る…どこから来たの?どうしてこの島に来たの?滞在はどう?どれくらいここに住んでるの?そんな入りの会話は怯えずにできるようになってきた。その後が問題なのだけれど…そこはこれから。

テーブルにはグリーンサラダ、ポテトサラダ、海苔巻き、スタッフドポテト、サワードウフォカッチャ、スコーン、アプリコットのスクエアベイク、スナック。夜ごはん食べたけれど食べたくなっちゃう。スコーン、バターとラズベリーキウイレモンジャムとともに。美味しかったな。

11時前に帰り、パパさんと合流。2人とキッズがいないところでゆっくり話すの初めてだ。キッズの話や、今日の昼間の話、島の話、パーマカルチャーの話をして、就寝。深い話までできないのが悔しいところ。ここも残り3日。

2023/07/15 

休みの土曜日。ゆっくり自分の小屋で過ごす朝。自分の場所があるって嬉しい。窓辺の机でサワードウベーグルと日本の給食風カレーのレシピを英語にする。ホストが気に入ってくれたから、レシピを置いていくつもり。調理の過程、英語にできなくてキッチン英語と接客英語は働く前に詰めないとなの気持ち。

お腹が空いてきてメインハウスへ行ったら、朝ごはんにパンケーキを焼いているところ。パンケーキを焼く係になる。カリカリベーコンがのったスキレットとパンケーキのスキレットが横並びのコンロの上は幸せの絵。

なんだかパンケーキってワクワクする。お菓子屋で働いていた時は、水曜日のパンケーキdayがあって、前回のファームでは日曜日はパンケーキday。ここではいつは決まってないけれど、定期的にパンケーキ朝ごはんがある。嬉しくなる。パンケーキにそれぞれ好きに、ジャム、バター、ピーナッツバター、メープルシロップを合わせる。どう組み合わせようかな…このパンケーキはどうやって食べようか…小さく焼かれたパンケーキは1枚ずつどう楽しもうか考えて、いろんな味を楽しめる。

朝ごはんを一緒に食べて、今日はハウスの息子くんの誕生日。プレゼント贈呈タイムとおばあちゃん達との電話タイムを眺めながら、お庭で採れたルバーブでクランブル作り。

少し酸味のあるルバーブはアーモンドクリームを和えて底にひく。ちびっこがいるから少し甘みがあった方が美味しく食べられるかな?なんて。クランブルは全粒粉で香ばしく、大小あって食感を楽しめるのが好きだ。ブラウンシュガーとシナモンをパラッと振って焼く。ジワジワトロッとしてくるルバーブが美味しそう…だけどこれは夜用。

午後はファミリーにトレッキングに連れて行ってもらった。車がないと動きにくいからと、予定を立ててくれたり、家族の予定に一緒に連れて行ってくれたり、自転車を貸してくれたり…自然の多い場所、田舎にくると移動手段が問題になる。ありがたい。

Golden spruceというこの街から少し出たところにある川沿いの道。オールドフォレストと言って昔からの木が残るところ。島ではロッギングも産業のひとつで(今は昔より少なくなってはいるみたい)木々が伐採されて昔の木が残っていない森もある。

大きな木が並ぶ道を抜ける。巨木の中を通れる、木のパワーをもらえるという木を教えてもらう。木の中は空洞で上を見ると真っ暗。これでも生きているのだから不思議だ。何百年も生き抜いてきたパワーをもらう。

帰り道、トレッキング沿いの河原の広場で自作の歌を川に向かって、向かいの木にとまるイーグルに向かって歌い出したホストのちびっこ。その時間20分ほど。わたし達の横では弟くんがずっとミニカーをトレイルの上を走らせている。キッズのフリーな感じ、いいなあと思う。がっちがちで話せない私、もっとフリーに表現したい。と羨ましくなったのでした。

帰ってきたらすぐごはん。寿司好きというファミリー。今日は頼まれて私が夜ごはん担当。誕生日だしケーキにも見えなくもない、ちらし寿司をつくる。こっちで言う寿司は巻きが多いらしく、海苔を用意して巻く式が喜んでもらえる。ちらし寿司の盛り付けで、それぞれお皿にとって海苔で巻いてもらう式。

ご機嫌ななめなお誕生日ボーイ。夜ごはんはグランピーで食べられなかったけれど、クランブルは落ち着いて食べてくれて、食べられるものがあってよかったよー!!

トレッキングの時に教えてもらった、私のベッドの頭元にある、ホストが描いたという今日のオールドフォレストの絵を眺めて就寝。ホストが多才なの。この街は小さいけれど、アーティストがいっぱいでワークショップも多くて学べるから楽しいよと。

(ただ日記として書いていると自分の気分によって視点が変わってしまうから、少し流れを決めてみよう。ご飯と日常。こんな感じ。)

2023/7/14 劇的before after. 

今日は朝だけでなく、仕事の時間いっぱい草をむしっていた。

今週はほぼずっと同じ区画の草むしり。3m×1mくらいの木々が植わっている根元。一面緑色にノビノビと生える草たちを端から徹底的にむしっていく。頭に流れるのは劇的ビフォーアフターのテーマ。

週の後半やっていた場所は棘ありの木が植わっていて、その木の根が横に広がっていろんな場所からトゲトゲの新しい木の芽が生えて来ているところ。手袋つけても刺さってくるし、素手の方が草抜きやすいから枝なさそうなところ素手でやっていると朽ちた棘の木の枝が転がってたり、以前切られたであろう短くて草に隠れていた棘の木があったり…指や爪の間にトゲが刺さる。

そしてノビノビ育った草たちの根は絡み合ってしぶとくて、他の植物の間に入り込んでてややこしくて…

もう、痛いのよ!なんで抜けないのよ!と植物に喧嘩を売りそうになりながら、いや、売りながら草むしっていた。

その最終日、今日。もうこの戦い終わらせてしまいたい!!と、最終日にするぞ!!と全部の仕事時間をここに費やしたのでした。

そして先日までの自分の行動へのモヤモヤとか、いろいろ考えながら草むしりをしていたら、これも落ち着いて考えられなくなっていた要因の1つなのでは…と思えてきた。

疲れとストレス。棘の痛みとそれに怯えながらやる作業。草むしり終わったらスッキリするぞーと、いい面みようと試みていたけれど、苦痛に感じていたんだな、きっと心が疲れていたんだな。気づいていなかった。

そういえばここ数日の日記も言葉に棘があったなと思う。余裕がなくて心がトゲトゲしていたんだろう。今なら違う言い方するなと思うし、そこだけ見たら嫌な感じだなと思うけれど…その時のまま残しておこう。ここで反省。(と思ったけれど、読み返して自分でも気分が悪くなるので下書きにしました。)

疲れてたり、気持ち落ちてる時って考えられなくなるよね。私の場合は焦燥感に駆られる。なんでこんなに落ち着かないんだろう…ソワソワするんだろう…そんな時って寝れてなかったり忙しすぎたりするんだ。

どこかに一旦この生活から逃げたい気持ちもあったのかもしれない。棘と(とっても一時的だけれど)言葉の話せない自分とが(ここと戦うために来ているのだけれど)ストレスで。その勢いもあったのかもしれない。

いい面をみる、ポジティブに捉えるの反面、本当の気持ちや状態に気づけないことがある。ああ、私これ嫌だわ、早く終わらせてしまいたい…今日中に終わらせてやるんだ!と思ってから、草たちに喧嘩を売れるようになった。笑 負の感情を受け入れるのが苦手だけれど、気づいて外に出す事も、それに対してケアする事も大事よね。と思うのです。何か起こって気づくのじゃなくて、事前対処ができるようになりたい。

そんな事いいながら、終わらせるぞ!と意気込んで仕事した結果、休みを忘れていたのですが…

喜界島でサトウキビ伐採の仕事をやらせてもらっていた時、島には10時さーと3時さーという休憩時間があった。島中のスピーカーから音が流れて、時間を知らせる。20-30分くらいの休憩。畑の端にお菓子と飲み物を出して座り込み、みんなで話す。そんな時間が好きだった。作業に必死になっていたり、疲れてないと思っていても、強制休憩。これって大事だなと思う。

どんなに好きでも、集中していても時間で決めて休みをとる。事前対処。

ホストの仕事リストが、必ずしも一緒にやろうリストじゃない、言っていた事が必ずしもWwoofer の仕事じゃない事を理解した昨日。私これやるね!必要な時呼んで!って声かけて、動けた今日。主語にWeでいわれたり、これとこれやりたいのよねって言われてたから、一緒にとか、よろしく!って意味かと思っていたけれど、(英語のニュアンスが汲み取れていないだけかもしれない)自分でできる仕事進めていいのか!わはは、これは楽。これやりたいけど、あっちやってるな手伝わなきゃかな…を調整できた。コミュニケーション。

休憩時間とるね!これやる時呼んで!これができたらもっと楽。少しずつ少しずつ、言語力と調整力と。自分のcozyを作る術。